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実況中継!自腹で資産運用~前月比-5万円

執筆者: ginko 発行日付: 2016-2-22

このコラムは筆者の実際の資産運用の推移です。2006年4月から始めた想定ですので、9年11ヶ月目となります。実際はもっと前からやっていますが、この時期に運用を始めた資金があるのでその推移をご案内しています。筆者の失敗や成功から、何か運用のヒントを感じてもらえれば幸いです。

なお、前号をご覧になっている方は間を飛ばして<4.運用実績>からご覧ください。また、最新号をご覧になりたい方は(本サイトの)メインメニューの「実況中継!資産運用」をクリックしてください。

■前号:http://original.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=995

<1.運用方針>
1.毎日、資産運用するヒマはないし、かけた時間だけの「あがり」は期待できないので、見直しは月1回のみとします。
2.投資対象は分散したいので、投資信託を中心とします。
3.目標利回りは年5%。割合、低めです(笑)。リスクは積極的に取りますが、安全性も重視します。
4.投資方針としては、「逆張り=下がったら買い」を目指していましたが、昨今の株価下落を背景に「積極的な手仕舞い」モードに移っております・・・。

<2.計算方法>
1.筆者の実際の運用結果に基づき利回りを算出しますが、あまり元本が少ないのも迫力がありませんし、あまり元本が多いのも真実味がない、ということで元本を大体500万円くらいに換算して計算します。したがって目標利回り年5%ですから年間25万円くらいの利益を目指すことになります。
2.2006年4月からスタートしたことにします。
3.手数料なども加味します。したがって、運用開始時はいきなりマイナス3%など、手数料分だけマイナスから始まります。
4.計算が面倒なので、お給料などの追加資金は含めません。

<3.現在の運用割合>



現在の運用割合ですが・・・ついに投資資産のかなりの部分を売却し、6割普通預金となりました!

日本株新興国株海外REITもたたき売り、残る投資資産は海外債券/先進国海外債券/新興国国内REIT海外株式/高配当株の4つだけとなっております。さっぱりしてしまいましたね・・・。

売却については過剰反応してしまった気もしなくはないですが、吉と出るか凶と出るかは神のみぞ知る、です。

<4.運用実績>



まずは運用実績の前月との比較です。今月は意外と・・・-5万円にとどまりました。

相場全体としては少なくとも5%程度は下落していると思いますので、元本=約600万円からすればマイナス30万円くらい下がってもおかしくなかったはずですが、そうならなかったのは・・・上記の通り資産の約6割を売却して換金してしまったからですね。

タイミングとしては2月上旬、つまり頼みの綱であった異次元緩和第3弾=「マイナス金利」に伴う「円安・株高」効果があっさり剥げ落ち、元の「円高・株安」トレンドに戻ってしまったことに動揺して、ついに大幅売却に踏み出してしまいました・・・。

ただこれまでも何度もご案内してきたように、もともと2017年~2018年次の金融危機が来る可能性があると感じておりまして、それに先立つ今年の冬~来年の春にかけてが資産リストラのタイミングだと思っておりましたので、1年くらい早まってしまいましたがそれでも「想定内」と言えば「想定内」と言えるのかもしれません。

もちろん、新年からこんなに株価が下がるとは思っておりませんでしたので、株式相場の動き自体は完全に「想定外」でしたが。

では最近の国内外の株価動向をチェックしてみるとこうなっています。

■日本の株価(日経平均)



■アメリカの株価(S&P500)



日本の株価もアメリカの株価も残念ながら底が抜けてしまっている状態ですね。日本株の方がより右肩下がりですが、アメリカは世界で唯一と言っていいくらい経済が好調な国であることを考えると、アメリカ株の低迷の方が気になります。

アメリカの実体経済に対する懸念が徐々に広がっている、ということでしょうね。もし仮にアメリカ経済が失速するようなことになれば、世界で経済が好調な国はほとんどなくなるわけですから考えただけで恐ろしい事態です・・・。

本当にアメリカ経済が失速するかどうかはともかく、昨年12月に開始したアメリカの利上げがどんどん進められる状況ではなくなってきましたね。利上げ=通貨高ですから、利上げ休止=通貨安であり、実際、アメリカドルは下落傾向です。つまり「円高ドル安」が進んでいるということですね。

■ドル円相場



足元では今や113円前後です!昨年夏には125円くらいだったわけですから、これまでに1割くらいの円高が進んでいるということですね。たかが1割されど1割であって、輸出企業においてはかなりの打撃ですし、これまで円安一辺倒だったトレンドが円高に変わってきたというのは投資家にとってもかなりショックな出来事と言えます。

結局、これまで連戦連勝だった「異次元緩和」についに黒星がついたわけで、それを考えれば事態はより深刻ですね。「頼みの綱」に頼れなくなってしまったわけですから。

かく言う筆者も動揺して投資資産の半分以上を売却してしまったのは申し上げた通りです・・・。

加えて先月もご案内しましたが、世界経済にとってリスクとなっているのが「中国本土株」と「原油価格」の「W下落」です。

■中国上海市場



■原油価格



中国本土株は2015年前半にバブル化し、あっという間にこれまでの2倍を超える水準まで高騰したと思ったら、年後半にあっさりバブルが弾け、ついに節目である3,000ポイントを下回る水準まで低下しました。

同じく原油価格もWTI先物が節目である30ドル前後まで低下しました。数年前まで100ドルを超えていたことを考えれば3分の1という水準であり、「劇的な価格下落」と言えそうです。

供給サイドでは「シェール革命」や「イランへの制裁解除」と言った過剰懸念があり、消費サイドでは「中国経済のスローダウン」と言った低迷懸念があるわけで、つまりは供給と消費の双方から下落圧力がかかっている現状では早期の原油価格回復を期待するのは難しそうです。

もちろん原油の輸入大国である日本にとっては原油価格の下落は喜ばしいわけですが、ただ世界経済全体では石油ビジネスの恩恵は幅広く広がっており、ここがコケるとそのネガティブインパクトは結構な規模になるということなのでしょう。

そうしたわけで、これまた何度もご案内してきたように「アメリカの株価」「中国の株価」「原油価格」の動向が今後の金融相場のカギを握るわけですが、悲観ばかりしていても仕方ないので、反転するとすればどういったケースが考えられるのでしょうか?

1つ目のアメリカの株価については、今後「利上げ」がどうなっていくのか、というのがポイントですね。利上げがしばらくお休みになるのは当然として、仮に「利下げ」となればかなりのポジティブサプライズとなります。

さらに日本と同じく「マイナス金利」が適用されようものならすごいことになるのではないでしょうか?何と言ってもアメリカは消費文化の国ですからね。一気に消費が増えそうです。

もちろんいきなりそんなドラスティックな金融政策の変更が起こるとは思えませんが。

2つ目の中国の株価については、中国政府が株価を全くコントロールできていない点を踏まえればすぐに回復するシナリオは考えにくいです。中国の「高度成長」も終焉を迎えていますからね。

それでもあえて上昇するとすれば、「底値」に達した後でしょうか。どれくらいが底値かはわかりませんが、仮にその底値が2,000ポイントから3,000ポイントの間だとすれば、反転のタイミングは意外に近いのかもしれません。

3つ目の原油価格についても、全く上昇するイメージが沸きませんが、あえて言えばこちらもやはり「底値に達した後の自律反発」が一番起こりえそうです。20ドルから30ドルの間に底値があるでしょうか。

そう考えると原油価格の下落も「下げ止まり」が近いのかもしれません。

とすると・・・たとえば3ヶ月後や半年後くらいに反転する可能性があるでしょうか?もちろん、未来のことは誰にも分かりませんが、期待だけはしておきたいと思います・・・。

仮にそうしたタイミングで本当に反転してくるとすると、個人的には今回一旦崩したポートフォリオをどのように再構築するかも課題となってきます。次こそはインデックスファンド中心に組成しますかねぇ。

次に当ポートフォリオの通算成績はこのようになっています。



通算成績としては、すでに黒字転換している海外債券/先進国海外債券/新興国国内REIT国内株式/高配当株海外株式/高配当株海外株式/中国海外株式/アジアが今月も黒字を維持しています。

ただし先月黒字だった海外株式/インドについては今月、赤字に落ちてしまいました。そしてその海外株式/インドはすでに全て売却してしまったため、残念ながら「赤字確定」ですね。

そのように考えるとまだ保有している資産はあるものの、「7勝5敗」という全体成績もまたほぼ確定と言えそうです。



全体の通算成績の推移ですが、上記の通り今月は少しマイナスだったこともあり、通算の運用益はプラス約75万円に後退しています。

目標としては毎年25万円の利益ということなので、丸10年となる来年4月の目標は「250万円の黒字」が必要だったわけですが、半分以上の投資資産を売却してしまった現状ではその達成は難しいです。

先は長いですが、どこかのタイミングで投資を本格的に再開していく中でこの目標値をクリアしたいものです。

<5.今月の追加投資/売却>

今月は上記の通り、日本株新興国株海外REITもたたき売り、残る投資資産は海外債券/先進国海外債券/新興国国内REIT海外株式/高配当株の4つだけとなっております。

残るこれらも国内REITを除き、早期に売却する可能性が高いです。

<6.他ファンドとの比較>

筆者の運用スタイルはハイリスク・ハイリターンというよりはミドルリスク・ミドルリターンですので、以下2つのファンドと比較しています。

3分法ファンド(内外の株式・不動産・債券に分散して投資)
グローバル・ソブリン・オープン(先進国の債券に投資)

そうするとこんな感じですね。3分法ファンドが、グロソブがピンクです。



当サイトのポートフォリオは引き続き1位を維持しています。これで15ヶ月連続ということですね。

ただし多くの投資資産を売却してしまった現状では当サイトのポートフォリオは「減ることはなくても増えることもない」という状況になりつつあります。

その点では相場が好転してくれば1位の座を維持するのは難しくなってきます。リターンを狙うためにはリスクを取らないといけない・・・つまり投資を再開させていかないといけないわけですが、そのタイミングの見極めは難しいでしょうねぇ。少なくとも「グロソブ」には負けたくないものですが。

はたして1ヶ月後にはどうなっているのでしょうか?

では次回も来月のこの頃に更新予定です。黒字拡大にご期待ください。

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