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銀行関連ニュース

メルマガ「間違いだらけの銀行選び」7月号。

執筆者: ginko 発行日付: 2016-7-25

7月号の内容はこのようなものです。

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□ 2016年7月号のコンテンツ □

1.この1ヵ月で取り上げたキャンペーン

(あおぞら銀行、新生銀行、楽天銀行他)

2.最新ランキング

3.読者アンケート結果

・今回の参議院選挙では改憲勢力の議席数が3分の2を超える可能性が
あり、改憲が現実味を帯びてきておりますが、あなたはどの政党に投
票したい?

・東京の都知事選は14日告示ということで候補者選びが佳境ですが、
あなたが支持したい候補者は誰?

・世界的な政治リスクの後退や、米国雇用統計の良い数字を受けて世界
的に株価は上昇していますが、今後株価は上昇する?下落する?

4.今月の購買力平価

5.今月の世界の株価収益率

6.自腹で資産運用中!(10年4ヵ月目)

7.11年8ヵ月目のひとりごと:
「安倍総理がトランプ氏を応援する理由?」
+12,700本+192万円

8.お問い合わせ

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ま ち が い だ ら け の 銀 行 え ら び
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□ 2016年6月号のコンテンツ □

1.この1ヵ月で取り上げたキャンペーン

(静岡銀行、新生銀行、住信SBIネット銀行他)

2.最新ランキング

3.読者アンケート結果

・足元では109円前後とやや円安となっているドル円相場ですが、
ズバリ今は円高?円安?適正水準?

・夏のボーナスは前年比で、製造業+0.7%、非製造業+0.4%、
公務員+2.4%といった見通しもあるようですが、あなたの夏のボ
ーナスは増えそう?減りそう?

・イギリスのEU残留を問う国民投票が6月23日に実施されますが、
結果は残留と思う?それとも離脱と思う?

・イギリスのEU離脱の可能性が高まっていることなどが背景に日本の
長期金利も大きく低下しています。今後、預金金利はどうなると思う?

4.今月の購買力平価

5.今月の世界の株価収益率

6.自腹で資産運用中!(10年3ヵ月目)

7.11年6ヵ月目のひとりごと:
「イギリスEU離脱は短期的にも長期的にも買い!?」
+12,600本+189万円

8.お問い合わせ

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.info1:この1ヶ月で取り上げたキャンペーン
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■1.静岡銀行:円定期1年0.22%
http://original.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=859

■静岡銀行・しずぎんインターネット支店「円定期預金ウルトラ金利」

・1年 :0.22%

今回はシンプルに1年もの定期のみの設定ですが、金利水準としてはトップ
クラスですね!

0.22%でトップクラスというのも寂しい状況ですが、預金を集めれば集
めるほど損になるような状況であり「出血大サービスの金利」というのは間違
いありません。

なお一般的な定期預金キャンペーンと異なり注意が必要なのは、この静岡銀
行インターネット支店のキャンペーンはいつも募集上限金額を設定していて、
今回は「1,000億円」ですが、これに到達すれば、キャンペーンが終了と
なってしまうという点です。

>>>読者アンケート:5つ★満点で平均「3.6」。
http://original.ginkou.info/modules/xoopspoll/pollresults.php?poll_id=1269

真ん中が3つ★ですから・・・まずまずの評価ですね!低金利&低評価が定
着してしまった今となってはむしろ「かなり良い評価」と言ってもいいのかも
しれませんが。

人気が出そうですね。

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■2.新生銀行:口座開設だけで1000ポイント
http://original.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=861

■新生銀行「もれなく1,000Tポイント口座開設キャンペーン」

・新規口座開設&エントリーでもれなくTポイントを1,000ポイントプ
レゼント

もちろん、いくら口座開設特典が立派でもその後の金利やサービスがショボ
ければ意味がありませんが、口座開設後にオススメなのが2週間満期預金です
ね。

■新生銀行「2週間満期預金」

・2週間:0.05%

0.05%ということで、今の金利水準からすればまずまずの金利です。メ
ガバンクの普通預金が0.001%ですからね!その「50倍」の金利という
ことになります。

>>>読者アンケート:5つ★満点で平均「4.1」。
http://original.ginkou.info/modules/xoopspoll/pollresults.php?poll_id=1271

高いですね!!投票数は少ないですが・・・。

ちなみに口座開設キャンペーンつながりで言うと、みずほ銀行の口座開設キ
ャンペーンの評価が「2.0」、ゆうちょ銀行が「1.7」、三菱東京UFJ
銀行が「1.6」、三井住友銀行が「1.4」、そして楽天銀行が「2.3」
でしたから、それらよりもはるかに上です。

だからどう、ということはありませんが・・・。

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■3.住信SBIネット銀行:1年0.15%
http://original.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=863

■住信SBIネット銀行「円定期預金 特別金利キャンペーン」

・6ヶ月:0.15%
・1年 :0.15%

6ヶ月0.15%、1年0.15%ということで・・・絶対水準としてはそ
れほどではないものの、今の「マイナス金利ワールド」では欲張ることはでき
ません。これでもトップ水準の高金利でしょうからね。

ちなみに念のため1年ものの市場金利をチェックしてみるとやはりマイナス
ですね!そうした中ではプラス金利で預金を集めると銀行から見れば「損をす
る」と言えるわけで、「出血覚悟の高金利」であるのは間違いありません。

ガッカリせずに積極的にご活用いただければと思います。

>>>読者アンケート:5つ★満点で平均「3.0」。
http://original.ginkou.info/modules/xoopspoll/pollresults.php?poll_id=1273

真ん中が3つ★ですからちょうど真ん中ということですね。なるほど。

現在の読者の皆さんの期待値としては、1年=0.15%が「最低ライン」
ということなのかもしれませんね。参考にしたいと思います。

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■4.その他の取り上げたキャンペーン
http://www.ginkou.info/news/index.html

・楽天銀行:口座開設&給与で1,000円

・楽天銀行:円定期1年0.12%


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.info2:最新ランキング
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恒例の、ユーザーのみなさまの投票による銀行人気投票。その2016年版
の6月の途中経過は以下の通りです。

※不自然な投票は調整しています。

・総合ランキング(★は前月比、順位が上昇した銀行)
1位:新生銀行
2位:住信SBIネット銀行
3位:オリックス銀行

また各項目別ランキングの1位は以下の通りです。

・口座サービス:新生銀行
・円預金 :オリックス銀行
・外貨預金 :住信SBIネット銀行、じぶん銀行
・FX :★SBI FXTRADE
・投資信託 :新生銀行
・住宅ローン :★じぶん銀行
・カードローン:★住信SBIネット銀行
・セキュリティ:新生銀行
・証券会社 :GMOクリック証券

総合ランキングではこれまで住信SBIネット銀行が8年連続1位と圧倒的
な強さを見せてきたわけですが、今年からいよいよ「スマートプログラム」が
始まり、実質的には「サービスの改悪」となったことから、今のところ新生銀
行が1位となっていますね!このまま新生銀行が首位を維持できるのでしょう
か?興味深いです。

それ以外のランキングでは今月は全体的にあまり動きがなかったですが、そ
の中でもFXランキングでSBI FXTRADEが、そして住宅ローンラン
キングでじぶん銀行が単独1位になっています。こちらも注目ですね。

では2016年版の銀行人気ランキングに是非投票をお願いします。

>>>2016年版のランキング投票はこちらから
http://www.ginkou.info/enquete2.html

>>>2016年版のランキング詳細はこちら
http://www.ginkou.info/ranking/index.html


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.info3:読者アンケート結果
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■1.足元では109円前後とやや円安となっているドル円相場ですが、ズバ
リ今は円高?円安?適正水準?
http://original.ginkou.info/modules/xoopspoll/pollresults.php?poll_id=1266

1位:今は適正水準 41%
2位:今は円安 33%
3位:今は円高 16%
4位:分からない・どちらとも言えない 8%

となりました。1位は「今は適正水準」で約4割ですね。個人的には意外な
結果です。

最近の120円台の為替相場が印象に残っている人は今は「円高」だと思う
でしょうし、以前の80円台の為替相場が印象に残っている人は今は「円安」
だと思うのではないかと感じますが、適正水準というのはどういう理由なので
しょうね?

まさに120円台だと円安で80円台だと円高であり、その間の110円前
後というのは「適正」ということでしょうか?為替の相対的な動きではなく、
「レンジ=変動幅」から判断しているということになりますが、それなら理解
できる気もします。

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■2.夏のボーナスは前年比で、製造業+0.7%、非製造業+0.4%、公
務員+2.4%といった見通しもあるようですが、あなたの夏のボーナ
スは増えそう?減りそう?
http://original.ginkou.info/modules/xoopspoll/pollresults.php?poll_id=1268

1位:減りそう 33%
〃:変わらない 33%
3位:ボーナスはない 16%
4位:増えそう 8%
〃:分からない 8%

となりました。1位は残念ながら「減りそう」と「変わらない」が同率です
ね。2つ合わせて約7割、ということになります。

3位は「ボーナスはない」が続き、期待していた「増えそう」という回答は
4位=約1割にとどまっております・・・うーん、これが現実ということでし
ょうか。

いつもボーナス支給に関する当サイトでのアンケートでは、こうした渋い結
果が多いと思いますが、その理由は何なのでしょうね?年功序列が縮小しつつ
ある現在では、ボーナスは若い人ほど増えやすいのは間違いなく、逆に言えば
回答者の方々の年齢構成が中堅以上、ということなのでしょうか。

ただそれでも「ボーナスがない」と回答された方が約2割に留まることを踏
まえれば、約8割の方が金額はともかくとして夏のボーナスの恩恵に預かると
いうことですね。

マイナス金利発動後も順調に銀行預金は増加しているようですが、運よくボ
ーナスに恵まれた方は大いに貯金するだけでなく、大いに消費し、有意義に活
用いただければと思います。

お金は天下の回りものですからね。

・・・と書くとお前はどうなんだ、と突っ込まれそうですので(笑)、筆者
もぜひ奮発してみたいと思います。

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■3.イギリスのEU残留を問う国民投票が6月23日に実施されますが、結
果は残留と思う?それとも離脱と思う?
http://original.ginkou.info/modules/xoopspoll/pollresults.php?poll_id=1270

1位:結果は残留と思う 66%
2位:結果は離脱と思う 25%
3位:分からない 8%

となりました。1位は「結果は残留と思う」というものですね。しかし結論
としては皆さんご存知の通り「離脱」となりました。

ただこの「イギリスのEU離脱」が中長期的にどういう影響を与えるのか、
という点は正直よく分かりません。経済も政治も現実的に折り合いをつけて何
となくうまくやっていくような気がします。

他方でより大きなリスクとなるのが、「分裂の火種を撒いてしまう」という
ことでしょうね。EUの求心力が下がり「統合から独立へ」という流れが勢い
づくのであれば、スコットランドやバルセロナなど、分離独立を求めている地
域を大いに勇気づけることになります。

しかし冷戦時代は巨大な敵を前に一致団結していた国々が、冷戦が終わると
離れていこうとするのはなかなか皮肉な状況です。

イラクやリビアでも独裁政権が倒れると国がバラバラになっております。民
族や地域として、自立や独立を求めるのは自然な欲求なのかもしれませんが、
「みんな仲良く一緒に」という理想が一蹴される現実というのは誠に残念です。

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■4.イギリスのEU離脱の可能性が高まっていることなどが背景に日本の長
期金利も大きく低下しています。今後、預金金利はどうなると思う?
http://original.ginkou.info/modules/xoopspoll/pollresults.php?poll_id=1272

1位:0%まで下がる 36%
2位:変わらない 27%
3位:マイナス金利とはならないがATM・振込料が値上げ 18%
4位:マイナス水準まで下がる 9%
〃:マイナス金利とはならないが口座管理手数料が復活 9%

となりました。1位は「0%まで下がる」ですね。確かにとりあえずの預金
金利の「行きつく先」は0%だと思いますのでそこに至る可能性は十分ありま
す。

ただ技術的であったり、法的には多少は金利をプラスに維持しておかないと
いけないのですかね?もしそうだとすれば、今「0.001%」の金利が「0.
0001%」となり、「0.00001%」となり・・・といった形で「実質
0%」になっていくことになります。

他方ですでにもう「実質0%」と考えるのであれば、2位の「変わらない」
という考え方も理解できます。こちらは約3割です。

3位以下は「ATM・振込手数料が値上げされる」、「口座管理手数料が復
活する」などが続き、「マイナス水準まで下がる」というご意見もありますね。
法的には難しいようですが果たしてどうなるでしょうか。

では気になる最近の長期金利をチェックしてみると-0.195%と依然節
目である「-0.1%」を下回っています。

そう遠くないタイミングで追加緩和があるという思惑がありそうですが、だ
とすればやはり市場金利の低下を通じて預金金利にも影響しそうですね。もち
ろん悪い影響ですが・・・。

預金に関してはなかなか景気の良い話は出てきませんが、だからこそ更に銀
行サービスが悪化するようなことがあれば、積極的に銀行を見直すべきと言え
るのかもしれません。

当サイトも微力ながら引き続き「よりよい銀行」をご案内していきたいと思
います。

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■5.その他の銀行関連ニュース
http://www.ginkou.info/column/index.html

・2016年夏のボーナスの運用先は?


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.info4:今月の購買力平価
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購買力平価とは1つのモノを外貨、例えばドルで買っても円で買っても同じ
値段になる為替相場のことです。モノの値段からその通貨が割高なのか割安な
のか分かるわけですね。

では今月=6月のドル円の購買力平価はと言うとこのようになっています。

・消費者物価ベース : 1ドル=128.42円
・企業物価ベース : 1ドル= 98.27円
・輸出物価ベース : 1ドル= 74.22円

歴史的にはこの真ん中の企業物価ベースの購買力平価を基準に、実勢相場が
上に行ったり(円安)、下に行ったりしながら(円高)、つかず離れず並走し
てきたことが分かります。

とすると「企業物価より上なら円安」「企業物価より下なら円高」と言える
わけです。

そして2016年6月の企業物価ベースの購買力平価は98.27円。要す
るに今は「円安」ということですね。


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.info5:今月の世界の株価収益率
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株価収益率(PER)とは、株価がその会社の利益の何倍くらいになってい
るか、という株価の割高・割安を示す尺度です。目安としては「20倍を超え
ていないかどうか」チェックすればいいと思います。

6月の株価収益率の平均は前月と比較して下落しました。先月の単純平均は
13.62倍で、今月は13.43倍ということですね。

下がったということは株価が「割安」になったということになります。

<世界主要株式市場の株価収益率(PER)一覧(2016年6月現在)>
http://original.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=1037


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.info6:自腹で資産運用中!(10年3ヵ月目)
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<運用実績(2016年6月現在)>
http://original.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=1038

2006年 4月の投資金額: 525万7,529円
2016年 6月の評価額 : 599万4,377円
損 益 : +73万6,848円

今月は-2万円とわずかにマイナスですね。つまりは残った唯一の投資資産
である国内REITが下落したということですが、すでにほとんどのリスク資
産を売却してしまった今となってはプラスであってもマイナスであってもその
金額は誤差の範囲内です・・・。

全体の通算成績の推移ですが、通算の運用益はプラス約74万円となってい
ます。こちらも当面はこのままということです。

<今月の追加投資/売却>

さてここからは相場全体を眺めながら投資再開のタイミングを探っていきた
いと思います。まずドル円相場をチェックしてみると予想通り円高が大きく進
んでいますね!一時は120円を超えていたドル円が今や102円ですからね。

そして円高が進めば輸出企業の業績が悪化し、日経平均も下落することにな
ります。つまりは今月の日経平均、先進国株、新興国株の下落は全て円高で説
明できる、ということですね。

さらに先月もご案内したように今の為替相場が恐ろしいのは適正水準がよく
分からないという点です。数年前まで80円前後だったことを考えればそのレ
ベルまで円高が進んでもおかしくありません。

今までの円が安すぎましたからね。どこかで反動が来るのも当然と言えそう
です。

しかし円高で株もダメ、企業業績もダメ、物価もダメ、ということになれば
いよいよデフレ経済に逆戻りです。筆者自身はデフレがそれほど悪いものであ
るとは思っていませんが、しかし「デフレからの脱却」が旗印だったアベノミ
クスにとってはついに曲がり角を迎えることになります。

折しもこの夏に参議院選挙が予定されているわけですが、与党は苦戦するか
もしれませんね。「増税延期」という最大のお土産を持参しての国政選挙です
がその結果はどうなるのでしょうか。

もちろん他人事ではなく、我々有権者1人1人の選択が問われております。

何が起こるかわからない金融市場ではありますが、今後も円高がどんどん進
んでいく事態をしっかり想定した上でリスク管理をしていただければと思いま
す。

ただし。

長期的に見れば、アメリカがどこかで再び「利上げモード」に入っていくの
ではないかと思います。景気が良いときに金利を引き上げておかないと次の不
景気の時に打つ手がなくなってしまうからです。

ペースを落としたと言っても好調な経済を背景にアメリカで利上げが進んで
いくのは確実です。そもそも年4回だろうと年2回だろうと年1回だろうと利
上げ姿勢が維持されているわけですし、繰り返しになりますが、次の不景気の
前に金利を引き上げておこうと思えば今しかありません。

つまり、短期的に「逆回転」となったとしても、長期的にはいつもご案内し
ているように

・アメリカの利上げは進み、

・ドル高となり、

・アメリカの株価は下落し、

・資源価格は低迷し、

・新興国の株価は下落する

ということでしょうから、やはり投資を本格的に再開させるには時期尚早な気
がします。

さらに今ホットなイギリスのEU離脱問題に加え、忘れてはいけないのはア
メリカの大統領選挙ですね。こちらもかなりの政治的なリスクを内包していま
す。


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.info7:11年6ヵ月目のひとりごと
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■「イギリスEU離脱は短期的にも長期的にも買い!?」
+12,600本+189万円

いやぁ、23日(日本時間24日)のイギリス国民投票の結果には驚かされ
ました。筆者は投票直後の世論調査での「残留派優位」という報道を受けて、
てっきり残留するものと思っておりましたので尚更衝撃でした。

もちろんイギリスにとってみれば、離脱というのは相応のリスクがあるわけ
で「わざわざ不要なリスクを取るはずがない」という思いもありましたし、イ
ギリス人と言えば保守的なイメージがありますから「変化を好まないだろう」
という予想もありました。覆ってしまうわけですが・・・。

結局のところ、多くのイギリス人にとって「保守」とはEUに留まることで
はなく、古き良き大英帝国への回帰ということなのでしょう。

で、回帰で思い出すのが、アメリカ大統領候補の「彼」です。何といっても
スローガンが「MAKE AMERICA GREAT AGAIN」ですか
らね。アメリカを大英帝国と読み替えれば「再び大英帝国を偉大に!」という
ことで、今回のイギリスの世論とピッタリ合いそうです。

ちなみに投票結果を年代別に見ると若ければ若いほどEU残留を支持し、老
いれば老いるほどEU離脱を支持していたことが分かります。

で結局「離脱」となったわけですから、まさに投票率の高いシニア層の意見
が通る「シニア民主主義」がとても特徴的に表れたと言えそうです。

となると多くの識者が指摘するように思い出されるのが大阪の都構想に関す
る選挙です。あの選挙でも、若ければ若いほど都構想を支持する一方、老いれ
ば老いるほど反対で、結局、僅差で「反対」という結果になりました。

規模は違いますが、どちらもシニア票の動向がいかに影響を持つか、よくわ
かる出来事として記憶されていきそうです。

だとするとトランプ氏の「MAKE AMERICA GREAT AGA
IN」というスローガンも実はシニア層をターゲットにしたものであり、これ
まで競り勝ってきたのもそうしたシニア層の支援を受けたから、と言うことか
もしれませんね。

もしそうであればなかなかの策士ですし、躍進の理由を「賃金が上がらない
労働者の、既存の中央政府に対する怒り」というのは全くの的外れ、というこ
とになります。

事実は一体どうなのでしょうか・・・。

それはともかくとして投資家でなくても気になってくるのが、今後の世界経
済、そして日本経済に対する影響ですね。

これについては短期と長期とで分ける必要がありますが、まず大前提で言え
ることは「これから離脱の交渉を始めること以外、何も決まっていない」とい
うことです。

そもそも2年かけて交渉して離脱通知を行い、さらに2年かけて実際の離脱
手続きを行うということのようですから、だとすると実際に離脱するのは早く
て4年後であり、当面は実体経済そのものへの直接的な影響はほとんどないは
ずです。

とすると短期的に起こるのはむしろ金融市場の狼狽ですね。金融市場はリス
ク=変動の可能性をとにかく嫌いますので、「とりあえずリスクオフ」という
ことになります。

つまり株から資金を引き揚げ、先進国の国債や、より安全な通貨に退避させ
るわけですね。

その結果として株価が下がり、金利が下がり、さらに安全通貨である日本円
が上昇します。要するに「円高・株安・金利安」が進むということです。

実際のところ投票結果が発表された24日は世界中の株価が下がり、ドル円
もあっと言う間の99円台でしたね。特に今回の国民投票は、金融市場も「残
留」を予想していたと思いますのでショックが大きかったと言えそうです。

ただし。

個人的にはこうした「円高・株安」の動きは意外に早く終わるのではないか
と思っています。と言うのも確かに不透明なリスクではあるのですが、不透明
すぎて全く判断できないからですね!

だからこそ下がる、という考え方もあるのかもしれませんが、だからこそと
りあえず元に戻る、という考え方もあると思うわけです。

何といっても実際にリスクが表面化するのは何年も先ですからね。生き馬の
目を抜くような取引が続く金融市場においてあまりに悠久な時間軸の材料です。

また実際に長期の影響を考えた場合、EU離脱が本当にイギリスにとって悪
いことなのか、というのは断言できません。

悪影響の方が大きい可能性もあれば、良い影響の方が大きい可能性もあり、
はたまた「結局のところ大して変わらない」可能性もあります。

個人的には政治はともかくとして、こと経済においては「大して変わらない
のではないか」と思ったりもします。と言うのもイギリスにとってもEUにとっ
てもお互い必要不可欠な存在であり、地理的にも双方の経済が切り離されるは
ずがありません。

また、すでに相互の経済が深く結び付いていることを踏まえれば、両方成長
することがwin-winであるのも間違いありません。

さらにどちらの政治家にも「EU残留派」が多いことを踏まえると、経済関
係が破たんしてしまうと考える方が無理がある気がします。

もちろん僅差とはいえ国民投票の結果が出たわけで、イギリスとしてはなぁ
なぁで済ませることはできませんし、EUとしても求心力を維持するために甘
い顔はできませんから、表面的には口汚くののしりあったり、威嚇しあったり、
場合によっては殴り合ったりするのかもしれませんが、実際にはテーブルの下
でがっちり握手する関係をイメージするのですがいかがでしょうか。

翻って見れば日本と中国の関係も同じようなもので、尖閣諸島などの問題を
めぐって政治同士は激しく対立しながらも、経済の結びつきは不可分なくらい
深まっておりますね。

そうした「大人の関係」が落としどころのような気がするわけです。

だとすれば長期的なリスクもまたかなり極小化される、ということですね。

ということで、筆者はこと今回のBrexitショックについては、短期的
にも長期的にも「絶好の買い場」だったりするのではないかと思っております。

日本政府が急激な市場の変化に対抗して為替介入を行うなら尚更ですね。

しかし。

では実際に筆者が投資を再開するかと言うと今のところそれはありません。
と言うのも、このBrexit問題が短期間で収束したとしても、そう遠くな
い将来、中国経済のさらなる失速や、アメリカ経済の息切れを通じて、世界的
なリセッション=景気後退が起こるのではないかとにらんでいるからです。

特に影響が大きいのはアメリカ経済ですね。世界最大の経済大国であり、も
はや世界経済で唯一と言っていい成長エンジンですから、アメリカ経済がくしゃ
みをすれば世界中の金融市場が凍り付くことになります。

その影響力はイギリス国民投票の比ではありません。

ということで筆者は自身の長期的な相場観に基づいて参戦しませんが、しか
し短期売買なら、そうしたアメリカ経済のことなど心配しなくても十分勝つ可
能性があるのではないかと思います。

当たったことのない筆者の「相場の読み」ですが、結果は果たしてどうなる
でしょうか・・・。

もちろん本当に投資しようという方がおられる場合は、反対意見なども探り
ながら、ご自分のリスク判断で、慎重に検討いただければと思います。 

参考にしてみてください。

<御礼>

今月もいくばくかの寄付を行いました。

1.植樹活動への寄付 :累計で12,600本相当になりました。
2.東日本大震災への寄付 :累計で189万円となりました。

ユーザーのみなさま、当サイトのご活用、ありがとうございます!
http://www.ginkou.info/aboutus/

2016年6月/本間


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