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新生銀FX参入 FXは魅力的?

執筆者: ginko 発行日付: 2016-8-10

まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「<複数選択可>金融広報中央委員会の金融リテラシー調査では、50代の男女で老後の資金計画を立てている人は38%にとどまった、とのことですがあなたは老後の資金計画を立てている?」では・・・

1位:老後資金の必要額を認識している(していた) 27%
〃:老後資金はまだ確保していないが準備は順調 27%

3位:年金の受給金額を認識している(していた) 13%
4位:老後資金計画を策定している(していた) 9%
〃:老後資金を確保している(していた) 9%
〃:老後資金を全く確保できていない 9%
7位:老後資金はまだ確保していないが準備は低調 4%

となりました。これをいつものように投票者ベースで換算するとこうなります。

1位:老後資金の必要額を認識している(していた) 50%
〃:老後資金はまだ確保していないが準備は順調 50%

3位:年金の受給金額を認識している(していた) 25%
4位:老後資金計画を策定している(していた) 17%
〃:老後資金を確保している(していた) 17%
〃:老後資金を全く確保できていない 17%
7位:老後資金はまだ確保していないが準備は低調 8%

1位は「老後資金の必要額を認識している(していた)」と「老後資金はまだ確保していないが準備は順調」が同率で並んでいます。5割、ということですね。

3位以下も「年金の受給金額を認識している(していた)」、「老後資金計画を策定している(していた)」、「老後資金を確保している(していた)」が続き、全般的に老後資金の準備はとても順調ということのようです。すばらしいです!

逆に言えばちょっと心配な方々の割合ですが

・老後資金を全く確保できていない 17%
・老後資金はまだ確保していないが準備は低調 8%


で、両方合わせて25%。ちょうど全体の4分の1になる計算です。何だか・・・とてもリアルな割合ですね・・・。正直に回答いただきありがとうございます。

老後資金の確保は残り20年あれば十分間に合いますが、10年を切ると徐々に難しくなってきます。仮に50代でまだ準備が低調の場合は焦ってくると思いますが心配には及びません

前回のコラムでご案内したように60才以降、65才以降も働くことにすれば老後マネーの収支は劇的に改善するのですね!特に鬼門は60才~65才の間の「無年金期間」ですので、ここを乗り切れば後はかなり楽になります。

働いている間は無駄遣いもできませんしね。

ちなみに仮にアルバイトなどで月10万円稼ぐとすると、年間120万円。これを0.05%の個人向け国債に換算すると「残高24億円相当」ということになります(笑)。つまり低金利の今の時代、働くことはこんなにも価値あるものとなっているわけですね。

筆者も含め勤労者の皆さんはぜひ胸を張っていただければと思います(笑)。3,000万円にせよ、5,000万円にせよ、1億円にせよ、必要な老後資金をはるかに上回る「資産」となることは間違いありません。

その点ではもし老後資金の準備が不首尾かつリカバリー不可能な場合は、今すぐ60才以降も働けるスキルを身に付ける方向へ舵を切った方がいいかもしれません。単なる資格というより、もう少し実践的なもの・実務的なものですね。

それこそ土日の副業から始めてみると、自分のバリューや足りないところが見えてくるかもしれません。

また、今の40代以上は最も人口が多い世代に属しておりますので「自分が欲しいもの=需要」であるという強みがあります。とすると今欲しいものや、これから欲しくなるであろうものは今後需要が拡大するのは確実ですのでそうした業界に片足を突っ込んでおく、というのも保険となりそうですね。

かく言う筆者も全く他人事ではありませんので心しておきたいと思います。

ではアンケートへの投票がまだの方は、ぜひ投票をお願いいたします。アンケートは9月3日まで。

〔投票〕http://original.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1286

〔前回のコラム〕http://original.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=1052



 --- Ginkou ---

新生銀がFXに参入 大手銀初、楽天証券と連携

http://www.nikkei.com

新生銀行は楽天証券と連携して外国為替証拠金取引(FX)サービスに参入する。大手銀のFX参入は初で、22日からサービスを始める。楽天証券のFXの運用システムを利用し、収益を両社で分け合う。日銀のマイナス金利政策を背景に預金などの利回りは低迷している。高リスクでも多額の利回りが期待できるFXの需要が高まるとみて、顧客開拓に乗り出す。

FXは、業者に預けた証拠金の数倍から数十倍の外貨を売買できる取引。外貨預金よりリスクが高い反面、相場によっては多額の利益を得られる。新生銀はスマホなどの利用頻度が高い若い顧客らに対し、運用手段の一つとして売り込む。

新生銀は今夏から米ドルやユーロ、英ポンドと円などの主要通貨を含む23のペアを対象にサービスを開始。取引数量は1000通貨単位からで、実質的な手数料にあたる売値と買値の差(スプレッド)は米ドル・円取引で0.5銭前後とする。

顧客がリスク管理できるよう、取引上限は証拠金の1~25倍まで5段階のコースから選べるようにした。

取引を始める際には、新生銀の普通預金などの総合口座を開設した上で、FX向けの専用口座をつくる。総合口座と専門口座は同じIDとパスワードで取引でき、ネットを通じて24時間、専用口座に資金を移せるようにする。

近年、FXにはネット専業銀行が相次ぎ参入している。大手銀行では傘下の証券会社が手掛ける例はあるが、銀行本体では初という。新生銀は外貨預金や外貨送金など外貨関連のサービスでノウハウを蓄積しており、参入に踏み切った。


〔 出典:日本経済新聞 〕

 --- Ginkou ---


上記記事の通り、新生銀行がFXに参入するようですね。特に感慨はないですし、だからどう?という気もしないではないですが、ニュースバリューとしては「大手銀初」ということのようです。なるほど、そこがポイントですか。

筆者自身は良い意味で新生銀行に「大手銀」というイメージは持っておりませんが、資産規模としてはそうなるのかもしれません。

そのFXの提供形式ですが、楽天証券が運用システムを提供する、とのことです。楽天証券はFX業界の中ではマイナーな会社なのではないかと思いますが、FXでメジャーどころと言えばSBIFXトレードやDMM.com証券、GMOクリック証券などであり、提携するには少し心配が先に立つかもしれません。システムの安定性もよく分かりませんしね。

そうした会社の「」を考えると楽天証券というのは妥当ということなのでしょう。実際には新生銀行も楽天証券もそれなりの頻度でシステムがダウンしていると思いますので他人のことは言えないわけですが。

また、GMOクリック証券はあおぞら銀行と提携してネット銀行の設立を目指しており、金融業界の有力プレーヤーに育ちつつある点は申し添えておきたいと思います。

それはともかくとして、その「新生×楽天」FXのサービスの中身を見てみると、取引は1,000通貨単位からということで使いやすい設定です。レバレッジが25倍なら元金4,000円程度から取引できるということですね。

気になるスプレッドも0.5銭ということで、業界最安値が0.3銭程度ですからそれに準ずるかなり魅力的な水準となっています。

レバレッジが1~25倍まで5段階のコースから選べるのもよいですね。今のように為替相場の変動が激しいと、25倍ならすぐにロスカットされてしまいそうです。為替レートが3円動けばロスカット、という感じでしょうか。

ということで基本スペックは悪くなさそうですが引っかかるのが「FX向けの専用口座をつくる。総合口座と同じIDとパスワードで取引でき、ネットを通じて24時間、専用口座に資金を移せるようにする。」という点ですね。

要するに口座内でシームレスに取引できるのではなく、全く別の口座にいちいちログインしないといけないことが示唆されています。

もしそうであれば・・・わざわざこの「新生×楽天」FXを利用する必要性や魅力は大きく後退します。それこそSBIFXトレードの口座であっても利便性は大きくは変わらなそうですからね。スプレッドはSBIFXトレードの方が低いわけですし。

結局は利便性次第、ということでしょうか。

ちなみに筆者自身は最後にFX取引をしてからもう10年近く経過しています。確かリーマンショック直後の円高局面で円ショート=「外貨売り円買い」取引をしたわけですが、儲かった思い出が全くありません。

と言うか間違いなく損をしてクローズしたのではないかと思います。

それ以前もリーマンショック前に取引をしてロスカットを食らってやめた思い出がありますので、要するに筆者のFX取引履歴は散々な結果だということです。したがって今もFX取引に対する情熱はゼロです。

そもそもこれから為替相場が円高に向かうのか円安に向かうのかさっぱりわかりません。トレンドとしては完全に円高傾向ですが、アメリカ経済が復調してくれば円安に向かうことになります。

一方、アメリカの大統領選挙の結果次第では大きく円高に振れることも、逆に円安に振れることも考えられます。つまりは全く読めない、ということですね。

実際のFX取引はそうしたファンダメンタルズよりはもっとテクニカル寄りの短期的な取引なのかもしれませんが、だとするとなおさら興味が湧きません・・・。

ただそのように相場に不透明感があり、動きが荒い時にこそ投資意欲を駆り立てられる方もいるかと思います。果たして世の中のFXに対する関心は高まっているのでしょうか?

ということで今回の読者アンケートは「新生銀行は楽天証券と提携して、大手銀行としては初めてFXサービスを提供するとのことですが、あなたのFXへの興味や景観は?」でいきましょう。投票は9月10日まで。

■新生銀行は楽天証券と提携して、大手銀行としては初めてFXサービスを提供するとのことですが、あなたのFXへの興味や景観は?(9月10日まで)
http://original.ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1288




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