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銀行関連ニュース

メルマガ「間違いだらけの銀行選び」10月号。

執筆者: ginko 発行日付: 2016-10-24

10月号の内容はこのようなものです。

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□ 2016年10月号のコンテンツ □

1.この1ヵ月で取り上げたキャンペーン

(楽天銀行、あおぞら銀行、楽天証券他)

2.最新ランキング

3.読者アンケート結果

・アメリカ大統領選挙では、ヒラリー氏とトランプ氏の人気がほぼ拮抗
している状態ですが、日本にとってメリットの大きい候補者はどっち?

・日経新聞が実施した2016年銀行リテール力調査では、1位が三井
住友銀行、2位がりそな銀行、3位が池田泉州銀行となりましたが、
この結果に納得できる?

・ローソンと三菱東京UFJ銀行は提携して2018年に新たに銀行を
設立する予定とのことですが、あなたはこのローソン銀行(仮)に期
待する?期待しない?

4.今月の購買力平価

5.今月の世界の株価収益率

6.自腹で資産運用中!(10年7ヵ月目)

7.11年10ヵ月目のひとりごと:
「トランプ氏の本当の罪とは?」
+13,000本+201万円

8.お問い合わせ

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ま ち が い だ ら け の 銀 行 え ら び
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□ 2016年9月号のコンテンツ □

1.この1ヵ月で取り上げたキャンペーン

(ソニー銀行、オリックス銀行、SBI証券他)

2.最新ランキング

3.読者アンケート結果

・<複数回答可>日銀のマイナス金利政策で、不動産の購入や投資に意
欲を持つ個人が増えているとのことです。あなたは不動産に興味があ
る?

・日経新聞の世論調査によれば、マイナス金利政策を評価している方が
33%と意外と高かったですが、あなたはマイナス金利政策を評価す
る?評価しない?

・民進党代表選に関する世論調査では、1位:蓮舫氏、2位:前原氏、
3位:玉木氏ということのようですが、あなたが投票したいのは誰?

・金融庁によれば、2025年には地方銀行の半数が赤字になるようで
すが、地方銀行は生き残ってほしい?それともどうでもいい?

4.今月の購買力平価

5.今月の世界の株価収益率

6.自腹で資産運用中!(10年6ヵ月目)

7.11年10ヵ月目のひとりごと:
「イスラム世界でテロや争いが絶えない理由」
+12,900本+198万円

8.お問い合わせ

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.info1:この1ヶ月で取り上げたキャンペーン
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■1.ソニー銀行:夏の特別企画1年0.2%
http://original.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=877

■ソニー銀行「夏の特別企画 円定期特別金利」

・6ヶ月:0.20%
・1年 :0.20%
・2年 :0.20%

今時、定期預金の好金利の目安は0.1%台に低下しており、その点では十
分検討に値する金利水準だったと言えそうです。

>>>読者アンケート:5つ★満点で平均「4.8」。
http://original.ginkou.info/modules/xoopspoll/pollresults.php?poll_id=1293

めちゃめちゃ高い評価ですね!実際、投票は最高の5つ★に集中しています。

ただ一方で1年0.2%といった金利は他の銀行も提供しておりますので、
金利水準だけでこの高評価を説明することは難しそうです。

ソニー銀行ファンの方が熱いエール代わりに投票された、ということでしょ
うか。

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■2.オリックス銀行:2週間定期0.10%
http://original.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=878

■オリックス銀行の「eダイレクト2週間定期預金」

・2週間:年0.10%

預入期間は2週間なのに年利0.1%ということで・・・好金利ですね!い
まどき1年もの定期預金でもなかなか0.1%に届きませんので、2週間でこ
の金利というのは魅力的です。

一時は0.04%まで金利が引き下げられていましたが、今月も金利が引き
上げられ0.10%まで戻ってきたという点も評価して良さそうです。なかな
か積極的ですね!

>>>読者アンケート:5つ★満点で平均「3.1」。
http://original.ginkou.info/modules/xoopspoll/pollresults.php?poll_id=1295

真ん中が3つ★ですのでそれを上回るまずまずの結果と言えます。

ただこの金利だともう少し評価が高いかもと思ったのですがそうでもなかっ
たですね。投票結果を見ると最高の5つ★評価の人もいれば最低の1つ★評価
の人もいて、評価が分かれております。

評価が低い人は絶対水準の低さが気になった、ということでしょうか。

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■3.SBI証券:ソフトバンク既発債0.8%
http://original.ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=882

■SBI証券が取り扱う、ソフトバンク社債の「既発債」

・第47回ソフトバンクグループ株式会社無担保社債

利率 : 1.36%
利回り : 0.806%
償還日 : 2020/6/18(約4年)

まず目を惹くのが1.36%という利率ですが、残念ながら注目すべきはそ
ちらではなく利回りの方ですね。実際に投資家が得られるリターンはこの利回
りの方だからです。

それでも0.806%と1%近いわけですから十分検討可能と言えそうです
ね。

ただしソフトバンク債についてはいつもご案内しているように、カギとなる
のは当然のことながらソフトバンクの信用力ということになります。ソフトバ
ンクはアーム社を買収するなど、絶賛「水ぶくれ」中ですからね。

結果的にソフトバンクの格付けはS&Pが「BB+」、ムーディーズが「B
a1」と、投資適格を下回る「ジャンク債」水準にまで低下しています。JC
Rという日本の格付け機関は引き続き「A-」と投資適格の判断をしています
が、正直甘いですね。というか甘すぎです。

4年以内にソフトバンクが倒産してしまう可能性は・・・低いとは思います
が、ゼロではありません。こちらの社債を検討される方は「ジャンク債を購入
する」というリスク感覚を強くもって投資の可否を慎重にご判断いただければ
と思います。

>>>読者アンケート:5つ★満点で平均「2.8」。
http://original.ginkou.info/modules/xoopspoll/pollresults.php?poll_id=1299

少し残念な評価と言えそうです。もう少し評価は高いかと思ったのですが、
ソフトバンク債のリスクを勘案して多少控えめな評価となったのかもしれませ
んね。それはそれで正しい評価だとは思います。リスクに対する考え方は人そ
れぞれですから。

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■4.その他の取り上げたキャンペーン
http://www.ginkou.info/news/index.html

・楽天証券:国債0.4%ポイントバック

・新生銀行:ATM利用でもれなくプレゼント


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.info2:最新ランキング
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恒例の、ユーザーのみなさまの投票による銀行人気投票。その2016年版
の9月の途中経過は以下の通りです。

※不自然な投票は調整しています。

・総合ランキング(★は前月比、順位が上昇した銀行)
1位:新生銀行
2位:住信SBIネット銀行
3位:オリックス銀行、★ソニー銀行

また各項目別ランキングの1位は以下の通りです。

・口座サービス:新生銀行
・円預金 :新生銀行
・外貨預金 :住信SBIネット銀行
・FX :SBI FXTRADE
・投資信託 :新生銀行
・住宅ローン :じぶん銀行
・カードローン:住信SBIネット銀行
・セキュリティ:新生銀行
・証券会社 :GMOクリック証券

総合ランキングではこれまで住信SBIネット銀行が8年連続1位と圧倒的
な強さを見せたわけですが、今年からいよいよ「スマートプログラム」が始ま
り、実質的には「サービスの改悪」となったことから、今のところ2位となっ
ています。

代わりに新生銀行が1位ですね。このまま新生銀行が首位を維持できるので
しょうか?注目です。

それ以外のランキングでは今月は全体的に動きが少なかったですが、その中
でも総合ランキングの同率3位でソニー銀行が、円預金ランキングの同率3位
で住信SBIネット銀行がそれぞれランクインしています。

特にソニー銀行のランクインは注目ですね!この人気は続くのでしょうか?

では2016年版の銀行人気ランキングに是非投票をお願いします。

>>>2016年版のランキング投票はこちらから
http://www.ginkou.info/enquete2.html

>>>2016年版のランキング詳細はこちら
http://www.ginkou.info/ranking/index.html


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.info3:読者アンケート結果
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■1.<複数回答可>日銀のマイナス金利政策で、不動産の購入や投資に意欲
を持つ個人が増えているとのことです。あなたは不動産に興味がある?
http://original.ginkou.info/modules/xoopspoll/pollresults.php?poll_id=1292

複数回答可ですのでいつものように投票者ベースに計算しなおすとこうなり
ます。

1位:不動産に興味はない 56%
2位:居住用不動産に興味がある 18%
〃:投資用不動産に興味がある 18%
〃:J-REITに興味がある 18%
〃:その他の不動産投資に興味がある 18%

半分以上の方が「不動産に興味はない」とのことですね。なるほど。

ただ一方で、4割を超える方が何等かの不動産投資に興味を持っているわけ
で、これは「意外と高い」と言えるかもしれません。

その内訳としては「居住用不動産」「投資用不動産」「J-REIT」「そ
の他の不動産投資」が同率で並んでおりますが、回答として居住用と投資用の
両方に関心があるということは・・・やはりその背景はマイナス金利政策に伴
う金利低下でしょうね。

金利が下がれば、借り入れ意欲が高まる一方で預金以外の運用ニーズも高ま
ってきます。つまり需要と供給の両方で「不動産投資」への関心が高まりやす
い状況と言えます。まさにそれこそ政府・日銀が求めていることの1つである
わけですが。

しかしながら、では今が不動産投資の好機かと言われると・・・全くそうは
思えません。

マイホームで言うとマンション価格はどんどん上昇しており、「アベノミク
ス前」と比較すると3割くらい上昇しています。これは言い換えれば、今マン
ションを購入すると3割くらいの価格下落リスクを内包しているということで
すね。

それはもちろん投資用不動産の場合も同様で、さらに投資用不動産の場合、
足元の「貸家建設ブーム」で供給が高水準で続き、空室率上昇・賃料下落リス
クも相応に高まっているものと思います。

実際、空室率は徐々に上昇しておりますし、長い目で見ても日本の人口は減
少し始めていますからね。このタイミングでの投資が「好機」とはとても思え
ません。

それでも投資したいという方はまずは流動性の高いJ-REITなどに少額
で投資をして、少なくとも好景気→不景気→好景気のワンサイクルくらいはリ
スクを最小にして様子を見ながら不動産投資の「土地勘」を養っていただけれ
ばと思います。

不景気になった時に真っ先に倒産するのは不動産会社であり、その中でも投
資用不動産会社ですからね。如何にリスクが高いものなのか実感できるのでは
ないでしょうか。一定の経験を積んでから投資を始めてもまったく遅くはない
と思います。

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■2.日経新聞の世論調査によればマイナス金利政策を評価している方が33
%と意外と高かったですが、あなたはマイナス金利政策を評価する?評
価しない?
http://original.ginkou.info/modules/xoopspoll/pollresults.php?poll_id=1294

1位:ローンなし/評価しない 66%
2位:ローンあり/評価しない 16%
〃:ローンなし/評価する 16%

となりました。言わずもがな、聞かずもがなですが、「評価しない」が圧倒
的ですね。8割を超える方が「評価しない」と回答しているわけですが、言い
換えれば2割近い方が「評価する」と回答しており、驚くべきはそちらかもし
れません。

また、ローンがある方もマイナス金利を評価しているわけではないと言う点
は興味深いですね。住宅ローンの場合、借り換えなどをしない限り金利が下が
ることはありませんのでマイナス金利のメリットを実感していない!というこ
とかもしれませんが、ローンがあってもマイナス金利を評価しないとなると、
一体誰が評価するのか、という気になってきます。

そうしたわけで日経新聞の調査でマイナス金利政策について、

・評価する : 33%
・評価しない : 47%

ということで「評価する」という回答が結構多かった理由は全く見えてきませ
ん。なぜなのでしょうね?

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■3.民進党代表選に関する世論調査では、1位:蓮舫氏、2位:前原氏、
3位:玉木氏ということのようですが、あなたが投票したいのは誰?
http://original.ginkou.info/modules/xoopspoll/pollresults.php?poll_id=1296

1位:投票したい人はいない 55%
2位:蓮舫氏 22%
3位:前原氏 11%
〃:玉木氏 11%

となりました。残念ながら1位は「投票したい人はいない」ということで、
民進党にとっては寂しい結果ですね。

これらの候補者の中で筆者が選ぶとすれば前原氏ということになります。受
け答えの安定感や財政再建に対する積極的な姿勢を評価するからですね。

他方、蓮舫氏はその攻撃的な姿勢に不快感を感じてしまいますし、玉木氏は
申し訳ないですが言っていることがよく分からず・・・ということで、筆者の
心の中ではかなりの「圧勝」なわけですが、ただ世論と筆者との乖離は年々広
がっており、実際には蓮舫氏が大差で勝利しました。

まぁ確かに、前原氏などのような「民主党の旧主流派」が今の凋落を招いた
のだとすれば、新しいリーダーに代えた方が今後の選挙で勝つ確率は高まるの
かもしれません・・・「二重国籍問題」があるにせよ。

それはともかくとして、自民党の安定政権は悪くはないですが、ただ「強す
ぎる」という懸念は徐々に大きくなっています。その点では民進党にももう少
しがんばってほしいと思います。

個人的には単に党首の顔だけでなく政党の立ち位置、つまり大きい政府を目
指すのか、小さい政府を目指すのか、そうした主義主張を明確にしてほしい気
もしますが、選挙に勝つためには「どちらも取り込まないといけないのでハッ
キリできない」という大人の事情があるのですかね?

二大政党制で先を行くアメリカも、少なくともトランプ候補とクリントン候
補の主張は伝統的な「共和vs民主」という感じではないですね。保護主義政
策で争っているわけですから「民主vs民主」と言っても過言ではないかもし
れません。

政治を現実的なものにするためには、そうした主義主張にとらわれない柔軟
性が大切なのかもしれませんが、柔軟性しかない日本の政治を知る立場からす
れば複雑ですね・・・。

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■4.金融庁によれば、2025年には地方銀行の半数が赤字になるようです
が、地方銀行は生き残ってほしい?それともどうでもいい?
http://original.ginkou.info/modules/xoopspoll/pollresults.php?poll_id=1298

1位:都市部在住/どちらでもいい、その他 36%
2位:都市部在住/生き残ってほしい 27%
3位:地方在住/生き残ってほしい 18%
4位:地方在住/生き残ってほしくない 9%
〃:地方在住/どちらでもいい、その他 9%

となりました。1位は「都市部在住/どちらでもいい、その他」で約4割と
いうことですね。順当という気もしますが、全体の構成はこのようになってお
ります。

・生き残ってほしい : 45%
・生き残ってほしくない : 9%
・どちらでもいい : 56%

これまた・・・順当な気がしますが、全体をまとめると「どちらでもいいけ
れど、どちらかと言うと生き残ってほしい」という感じになるでしょうか?筆
者の感覚とも近いです。

以前の経験で言えば、駅前には地銀のATMしかなかったので「地銀以外に
選択肢がなかった」という状況でした。地元で暮らす上では地銀の方がはるか
に便利でしたねぇ。逆に地元を離れると「全く使えない口座」になってしまい
ましたが・・・。

なお銀行の顧客としてはもちろん個人の預金者だけでなく、法人の取引先も
います。そして恐らく、個人の預金者より法人の取引先の方がより地方銀行を
頼もしく感じてきたのではないかと思います。

大手銀行は何かあれば三大都市圏に「撤退」することが可能ですが、地方銀
行はその地域を離れるわけには行きません。その点では取引先と一蓮托生であ
り、さらに相対的に狭いコミュニティで顔を突き合わせている以上、お互いそ
う乱暴なことはできませんね。

とするとかなり深い関係で結ばれるわけで、「万が一」の場合には心強い後
ろ盾になってくれる可能性が高いですね。

その分、「割高な金利もやむなし」ということでギブアンドテイクなのかも
しれませんが、もしそのような相互依存関係があるとすれば、それがバブル崩
壊後も地銀がどっこいしぶとく生き残ってきた理由ということになりそうです。

そのような表面的には見えにくい、しかし確固とした経営基盤があるとすれ
ば、相変わらず金融庁の予想は外れ、2025年になってもほとんどの地銀が
黒字を維持する可能性もありそうです。

何が何でも再編すればよい、というわけではありませんしね。郷愁も込めて、
地方銀行のご武運をお祈りしたいと思います。

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■5.その他の銀行関連ニュース
http://www.ginkou.info/column/index.html

・銀行利ざやランキングから見るお得度


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.info4:今月の購買力平価
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購買力平価とは1つのモノを外貨、例えばドルで買っても円で買っても同じ
値段になる為替相場のことです。モノの値段からその通貨が割高なのか割安な
のか分かるわけですね。

では今月=9月のドル円の購買力平価はと言うとこのようになっています。

・消費者物価ベース : 1ドル=127.64円
・企業物価ベース : 1ドル= 97.30円
・輸出物価ベース : 1ドル= 70.08円

歴史的にはこの真ん中の企業物価ベースの購買力平価を基準に、実勢相場が
上に行ったり(円安)、下に行ったりしながら(円高)、つかず離れず並走し
てきたことが分かります。

とすると「企業物価より上なら円安」「企業物価より下なら円高」と言える
わけです。

そして2016年9月の企業物価ベースの購買力平価は97.30円。要す
るに今は「円安」ということですね。


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.info5:今月の世界の株価収益率
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株価収益率(PER)とは、株価がその会社の利益の何倍くらいになってい
るか、という株価の割高・割安を示す尺度です。目安としては「20倍を超え
ていないかどうか」チェックすればいいと思います。

9月の株価収益率の平均は前月と比較して下落しました。先月の単純平均は
14.51倍で、今月は14.44倍ということですね。

下がったということは株価が「割安」になったということになります。

<世界主要株式市場の株価収益率(PER)一覧(2016年9月現在)>
http://original.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=1065


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.info6:自腹で資産運用中!(10年6ヵ月目)
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<運用実績(2016年9月現在)>
http://original.ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=1066

2006年 4月の投資金額: 525万7,529円
2016年 9月の評価額 : 599万4,604円
損 益 : +73万7,075円

今月は-0万円・・・と、言いますか-7,162円ですね。わずかにマイ
ナスです。

つまりは残った唯一の投資資産である国内REITが下落したということで
すが、すでにほとんどのリスク資産を売却してしまった今となってはプラスで
あってもマイナスであってもその金額は誤差の範囲内です・・・。

全体の通算成績の推移ですが、通算の運用益はプラス約74万円となってい
ます。こちらも当面はこのままということです。

<今月の追加投資/売却>

さてここからは相場全体を眺めながら投資再開のタイミングを探っていきた
いと思います。

まずドル円相場をチェックしてみると円高が大きく進んでいますね!一時は
120円を超えていたドル円が今や101円ですからね。16%も円高が進ん
でいるということになります。

さらにいつもご案内しているように今の為替相場が恐ろしいのは適正水準が
よく分からないという点です。数年前まで80円前後だったことを考えればそ
のレベルまで円高が進んでもおかしくありません。

そのように考えると投資にも慎重になってくるわけですが、ただここ1ヶ月
の為替相場の動きを見てみると、そうした円高の動きがやや一服しているよう
に見えます。グラフを見ても100円あたりに抵抗線があるような形ですね。

ではなぜこれまでの円高傾向が足踏みしているかと言えば・・・それはアメ
リカで再び「利上げ懸念」が高まっているからですね。これまでのアメリカ経
済は「利上げを心配しなくてすむ程度のほどほどの好景気」という状況が続き、
「適温経済」と表現されていましたが、そんな投資家にとって都合のいい状態
がいつまでも続くはずはなく、いよいよ再利上げが見えてきたということです。

それが12月なのかはわかりませんが、本当に利上げとなればドル高、つま
り円安に向かうのは間違いありません。とするとこれまでの急激な円高も収束
していく可能性が高そうですが、果たしてどうなるでしょうか?

さらにそのタイミングで「マイナス金利深堀」に踏み出せば、黒田相場が復
活する気もします。日銀単独の金融政策は今一つ効きが悪くなっておりました
が、アメリカの利上げの動きと協調すればさすがに相場に影響してくるのでは
ないでしょうか。

今後、為替相場がターニングポイントを迎えるのかどうか注目ですね。

ただし。

仮に為替相場が再び円安に向かったとしても、それが「絶好の投資機会」か
と聞かれれば微妙なところです。いつもご案内しているように、数年以内に世
界的なリセッション=景気後退が到来する可能性があるからです。

これまで概ね10年に一度繰り返されてきた世界的な金融危機を思い出せば、
リーマンショックから10年後の2018年というのは大きな心理的な節目と
なります。

もちろんそれは根拠のないアノマリーではあるのですが、仮にそのような危
機が勃発すれば、大幅な「円高株安」局面となるのは間違いありません。要す
るにリーマンショックの再現ですね。

そして、そうした「円高株安」局面こそ、真の「絶好の投資機会」と言えま
す。

そうでなくてもトランプ大統領が登場すれば「円高株安」になりそうですし
ね・・・。

投資機会をただただじっと待つというのはそれはそれでストレスを感じなく
もないですが、もちろん大切なのはストレスの有無などではなく着実・堅実な
運用リターンです。

フォローの風が強く吹くことをのんびり待ち続けたいと思います。


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.info7:11年9ヵ月目のひとりごと
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■「イスラム世界でテロや争いが絶えない理由」
+12,900本+198万円

先週は金融界注目の、日銀によるこれまでの異次元緩和の「総括」が発表さ
れました。悪化を続ける物価動向からすれば金融緩和が強化されることはあっ
ても後退することはあり得ず、「これまでの金融緩和は効果があったので、も
っとバリバリ緩和を進めます!」と言った内容になるかと思っていたのですが
結果はまさかの・・・「後退」でしたね。驚きました。

国債購入額は事実上縮小され、「2年後」の目標達成時期も撤回され、目玉
の「金利操作」についても10年以上の金利については現状より引き上げると
いうことですから、これを後退と言わずに何と言うのでしょうか。

唯一の緩和拡大要素は「マイナス金利の深堀」ですが、こちらはその効果に
一定の評価が得られたものの今回は封印されたことから、「どこをどう見ても
金融引き締めだった」ということになります。

だとすれば特に長期金利については大幅に上昇しても良さそうなものですが、
先週末の長期金利は-0.055%とむしろ前営業日より-0.025%下落
して取引を終えています。

まだ「総括」が発表されてから1営業日+αという状況ですので、足元の市
場の動きから評価するのは早すぎますが、しかし今のところ

・株高
・円高
・金利低下

という何だかよく分からないことが起きていますね。金融引き締めとするの
であれば「株安」「円高」「金利上昇」のはずですが、素直に反応しているの
は為替市場だけということです。

株式市場については超長期金利上昇による金融機関の損益改善期待から株高
になっているようですし、債券市場については「多少のマイナス金利なら日銀
も許容するだろう」ということで金利低下となっているようですが・・・ただ
どちらも「良いように考えすぎ」と思ってしまうのは筆者だけでしょうか?

これまでの異次元緩和に対する市場の反応を見ると、最初は全く反対の動き
をすることが多かったような気がしますので、むしろ

・株安
・円安
・金利上昇

と言った動きの「布石」のような気もしますが、今後はどうなるのでしょう
か?少なくとも1週間くらいは様子を見ないと何とも言えないのでしょうけれ
ど・・・。

ただ預金者からすれば異次元緩和が始まって以来、初めてくらいに金利上昇
の余地が出てきたことを喜びたいと思います。

・・・しかし。

今後金利上昇の可能性が高いのはあくまで10年~30年と言った超長期金
利のゾーンですね。それより期間の短い金利については、むしろマイナス金利
の強化によって引き下げられていくものと思います。

したがって今後の運用にあたっては、どうやったらこの10年~30年など
の超長期金利上昇機運を自分の資産運用に生かしていくかが課題となってきま
す。

期間の長い定期預金や仕組み預金などで金利上昇の動きが出てくるのでしょ
うか?注意しておきたいものですね。

加えて。

それでも気にしておかないといけないのはいつかどこかのタイミングで「マ
イナス金利の深堀」が行われるのは間違いないということです。

限られたチャンスを有効に活用するため、おそらくアメリカが利上げするタ
イミングでぶちかましてくるのではないでしょうか?そうだとすると、短期の
金利が下がるだけでなく、大きな「円安株高パワー」となりそうです。

今のところアメリカの再利上げは12月と目されていますがこちらも気にな
るところですね。

仮にマイナス金利が深堀されても、新しい金融緩和の枠組みが日銀の思惑通
り機能すれば10年以上の金利については相対的に高金利を維持しそうではあ
りますが。

もちろんそうした「直線的なシナリオ」も、万が一アメリカ大統領にトラン
プ氏が選ばれれば一気に「非直線的」になるのでしょうけれど・・・。

そうした点ではぜひヒラリー氏にがんばっていただきたいわけですが、支持
率では拮抗する両者も、州ごとの支持率で勝敗を予測するとまだ圧倒的にヒラ
リー氏が優位、ということのようです。

共和党の支持者もトランプ候補の支持者も、民主党支持者に比べれば偏った
地域に集中している、ということなのでしょうか。

ちなみにこのヒラリー氏を筆頭に、たまたまなのでしょうけれど女性リーダ
ーの登場が続きますね。

海外で言えばイギリスの新首相であるメイ氏も女性ですし、東京都知事も女
性です。民進党の党首もついに女性ですね!

心理学的には、男女のビジネスにおける性差は年を取るほど、経験を経るほ
ど小さくなっていくと言われているようで、つまりは彼女たちが男性であって
も実際の判断や能力は変わらないということかもしれませんが、しかし何かを
象徴しているような気がしますし、男性リーダーと違った手腕に期待したいと
ころです。

特に今のような「漠然とした不満・不安」がたまりやすい時代においては、
きめ細かな行政が期待できる女性リーダーの方がいいのかもしれません。

イスラム世界でテロや争いが絶えないのも、もちろん歴史的背景や政治体制、
宗教などが原因となっているのは間違いありませんが、加えて女性を蔑視する
価値観も要因の1つのような気がします。

とすると女性の地位が向上するにつれて、こうした地域でも平和が広がって
いくということになりますが・・・実際、そうなるのではないでしょうか。一
朝一夕では難しいでしょうけれど、これまた期待したいところですね。

そのアメリカ大統領選挙は11月8日に予定されています。これから1ヶ月
どのようなドラマが待ち受けているのでしょうか?目が離せません。

多額の投資を行っている方はリスク管理をより厳重にされることをオススメ
しておきたいと思います。

<御礼>

今月もいくばくかの寄付を行いました。

1.植樹活動への寄付 :累計で12,900本相当になりました。
2.東日本大震災への寄付 :累計で198万円となりました。

ユーザーのみなさま、当サイトのご活用、ありがとうございます!
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2016年9月/本間


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