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銀行関連ニュース

メルマガ「間違いだらけの銀行選び」7月号。

執筆者: ginko 発行日付: 2017-07-24

7月号の内容はこのようなものです。

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□ 2017年7月号のコンテンツ □

 1.この1ヵ月で取り上げたキャンペーン

   (静岡銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行他)

 2.最新ランキング

 3.読者アンケート結果

   ・東京都知事である小池氏の新党=都民ファーストの会を支持する?
    支持しない?

   ・2016年度のネット不正送金被害は2015年度と比べて半減して
    いるようですが、ネットバンキングのセキュリティは不安?

   ・2018年10月から銀行の他行宛て振り込みが24時間365日可
    能となるようですが、全ての振り込みがリアルタイムで構わない?

 4.今月の購買力平価

 5.今月の世界の株価収益率

 6.自腹で資産運用中!(11年4ヵ月目)

 7.12年7ヵ月目のひとりごと:
    「安倍内閣の支持率が急落した9つの理由」
    +13,900本+228万円

 8.お問い合わせ

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-----------  バックナンバー --------------

 ま ち が い だ ら け の 銀 行 え ら び
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       銀行.info -よりよい銀行をもとめて-

http://www.ginkou.info

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□ 2017年6月号のコンテンツ □

 1.この1ヵ月で取り上げたキャンペーン

   (東京スター銀行、オリックス銀行、じぶん銀行他)

 2.最新ランキング

 3.読者アンケート結果

   ・日経新聞の、上場企業などを対象にした夏のボーナス支給額調査の中
    間集計では-2.75%減とのことですが、あなたは消費を増やす?
    減らす?

   ・報道によれば、約3年前から仮想通貨に累計800万円を投じてきた
    会社員(34)は、保有時価が3億円を超えたとのことですが、あな
    たの反応は?

   ・老後に必要な資金は1億円とも3千万円とも言われていますが、一方
    でそれほどいらないという話も聞きます。あなたの具体的な老後資金
    の目標額or老後スタート時の実際額はいくら?

   ・毎年の拠出金額の1割から3割と言った減税メリットがあり、運用商
    品に定期預金も選べる個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)です
    が、魅力的?

 4.今月の購買力平価

 5.今月の世界の株価収益率

 6.自腹で資産運用中!(11年3ヵ月目)

 7.12年6ヵ月目のひとりごと:
    「フワっか、バラマキか」
    +13,800本+225万円

 8.お問い合わせ

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.info1:この1ヶ月で取り上げたキャンペーン
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■1.東京スター銀行:スタードリーム円定期0.3%
   http://www.ginkou.info/news/20170526.html

仕組み預金とは以下のような制約がある預金です。

・途中で解約できない
・満期のタイミングを預金者は選べない(銀行が延長もしくは短縮を決める)

そういった制約がある代わりに金利が高い定期預金というわけです。気になる
金利条件はこういうことになります。

■東京スター銀行「スタードリーム10」

・最長10年 : 0.30%

0.3%・・・個人的にはもう一声いってほしい気もしますが、しかし途中解
約できないといった制約を考慮しても魅力的な金利水準と言えます。

>>>読者アンケート:5つ★満点で平均「3.6」。
   http://www.ginkou.info/enquete/?p=113

真ん中が3つ★なので、それを上回る「まずまず良い結果」ということですね。

個人的にはぜひ、同じく東京スター銀行の仕組み預金である「右肩上がり円定
期」も復活することを期待しています・・・。

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■2.オリックス銀行:円定期1年0.25%、3年0.35%
   http://www.ginkou.info/news/20170602.html

■オリックス銀行「夏の特別金利キャンペーン」

・1年 :0.25%
・2年 :0.30%
・3年 :0.35%
・5年 :0.35%

確かにかなりの高水準ですね!1年0.25%も魅力ですが、期間と金利のバ
ランスを考えると2年0.30%、3年0.35%も好条件です。どれか1つ
に絞れないという方は、それぞれに100万円ずつ分けて預けるのも手かもし
れませんね。

なお1,000万円以上の場合はこのように金利がアップします。

・1年 :0.25%
・2年 :0.30%
・3年 :0.35% → 0.37%
・5年 :0.35% → 0.37%

有り余る余裕資金をお持ちの方はいかがでしょうか。

>>>読者アンケート:5つ★満点で平均「4.0」。
   http://www.ginkou.info/enquete/?p=117

最高が5つ★なので、「かなり良い結果」ということですね!

できればキャンペーン終了後もこうした金利水準を維持してほしいものですが、
実際にはそれはないでしょうから気になる方は早めにご利用ください。

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■3.じぶん銀行:円定期3ヶ月0.50%
   http://www.ginkou.info/news/20170609.html

■じぶん銀行「新規限定デビュー応援プログラム」

・3ヶ月 :通常金利0.04%+特別金利0.46%=0.50%

高金利の定期預金であっても0.2%台に沈む昨今の金利環境を考えると、期
間3ヶ月&新規顧客限定とはいえ、0.50%という金利水準は相対的にかな
り魅力的ですね!

ただし恐らく「夏のボーナスフェア2017」が終了する7月31日が過ぎる
と元の0.30%に戻るのではないかと思いますので、ご検討の方は早めに利
用することをオススメします。

>>>読者アンケート:5つ★満点で平均「3.0」。
   http://www.ginkou.info/enquete/?p=122

真ん中が3つ★なので、「ちょうど真ん中」ということですね。

金利としては高水準であるのは間違いありませんが、「新規限定」ですので評
価が伸び悩んだのかもしれません。

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■4.その他の取り上げたキャンペーン
   http://www.ginkou.info/news/

・あおぞら銀行:6ヶ月0.15%、1年0.25%

・住信SBIネット銀行:3ヶ月0.5%


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.info2:最新ランキング
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恒例の、ユーザーのみなさまの投票による銀行人気投票。その2017年版の
6月の途中経過は以下の通りです。

※不自然な投票は調整しています。

・総合ランキング(★は前月比、順位が上昇した銀行)
 1位:新生銀行
 2位:住信SBIネット銀行
 3位:オリックス銀行、★イオン銀行

 また各項目別ランキングの1位は以下の通りです。

・口座サービス:新生銀行
・円預金   :オリックス銀行、★新生銀行、★SBJ銀行
・外貨預金  :★住信SBIネット銀行
・FX    :SBI FXTRADE
・投資信託  :★楽天銀行
・住宅ローン :じぶん銀行
・カードローン:★住信SBIネット銀行
・セキュリティ:新生銀行
・証券会社  :GMOクリック証券

昨年の総合ランキングでは、これまで8年連続1位と圧倒的な強さを見せてき
た住信SBIネット銀行が2位に陥落したわけですが、今月も今のところ2位
ですね・・・。

その住信SBIネット銀行の代わりに1位になったのが新生銀行ですが、今月
も1位を維持しています!ただその差はわずかですね。2017年もこの2つ
の銀行を中心にランキングは回っていくのですかねぇ。

それ以外のランキングでも、外貨預金ランキングとカードローンランキングで
住信SBIネット銀行が同率1位に上がってきました。

今後、どの銀行が順位を上げ、どの銀行が順位を下げるのか興味深いですね。

>>>投票開始!2017年版のランキング投票はこちらから
http://www.ginkou.info/enquete2.html

>>>2017年版のランキング詳細はこちら(2017年6月1日現在)
http://www.ginkou.info/ranking/


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.info3:読者アンケート結果
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■1.日経新聞の、上場企業などを対象にした夏のボーナス支給額調査の中間
   集計では-2.75%減とのことですが、あなたは消費を増やす?減ら
   す?
   http://www.ginkou.info/enquete/?p=110

1位:夏のボーナスは分からないor変わらないor無いが消費はそのまま 33%
〃:夏のボーナスは分からないor変わらないor無いが消費は減らす 33%
3位:夏のボーナスは減るが消費はそのまま 17%
〃:夏のボーナスは減るので消費は減らす 17%

となりました。1位は「夏のボーナスは分からないor変わらないor無いが
消費はそのまま」と「夏のボーナスは分からないor変わらないor無いが消
費は減らす」が約3割で並んでいます。

全体的に見れば、「夏のボーナスが増える」という方はゼロのほか、消費につ
いてもまとめるとこのようになります。

・消費はそのまま : 50%
・消費は減らす : 50%

このような回答結果を見る限り、消費が回復して景気が盛り上がるイメージは
全く持てません。もちろん今回の夏のボーナスは昨年より減る可能性が高いわ
けですからなおさらですが・・・。流通産業にとっては苦難の日々が続きそう
です。

こうした消費低迷の状況を打開するためには短期的には「外国人観光客の増加」
が効果があるのでしょうけれど、すでにもうかなりの数の観光客が来ているこ
とを踏まえれば、上積みは難しいのかもしれません。

とすると外国人頼みではなく、自助努力、つまり自分たちで消費を増やすこと
が求められるわけですが、個人的には政府はもっと「消費は美徳」だとアピー
ルして良いように思います。淡々と増税されるくらいなら、より消費して、よ
り納税した方が精神衛生上良さそうです。

加えて子供の数も重要になってくるわけですが、これまでのやり方では人口が
維持できる出生率を実現するのは不可能です。

とすると3人目の子供には月10万円、4人目の子供には月20万円支給する
というようなドラスティックな方法も検討すべきなのでしょうね。「子供を金
で買うのか」という批判があるかもしれませんが、こうした子だくさん世帯は
出ていくお金も多いとすると、支給がそのまま消費につながり日本経済に対す
るダイレクトな効果が期待できそうです。

また、やはり移民についてもどこかで真剣に検討すべきなのでしょうね。海外
での混乱を見れば、もちろん慎重に進めるべきなのは当然ですが、しかしそも
そも日本人のルーツ自体、南洋から来た人々と大陸・半島から来た人々との混
血のようなものかと思いますので、そこまで不安がる必要はないような気がし
ます。

・・・と何だか、どんどん話がそれていっておりますのでこれくらいにしてお
きまして、そうは言いつつ夏のボーナス商戦が多少なりとも盛り上がることを
期待したいと思います。

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■2.報道によれば、約3年前から仮想通貨に累計800万円を投じてきた会
   社員(34)は、保有時価が3億円を超えたとのことですが、あなたの
   反応は?
   http://www.ginkou.info/enquete/?p=115

1位:うらやましいと思う一方で怪しいと思う。 40%
2位:うらやましいと思うが特に何もしない。 20%
3位:うらやましいと思うので調べてみる。 13%
〃 :怪しいと思う。 13%
5位:うらやましいと思うので興味がわく。 7%
〃 :何も思わない。 7%

となりました。1位は「うらやましいと思う一方で怪しいと思う。」で約40
%ですね!筆者も全くの同感です(笑)。うらやましい、しかし怪しいという
思いの中で気持ちがついついザワつきます。

実際のところ回答結果をまとめるとこうなります。

・うらやましいと思う : 80%
・うらやましいとは思わない : 20%

正直な回答でよろしいのではないでしょうか・・・。

ただ一方でリアクションはこのような結果と言えます。

・怪しいと思う : 53%
・何もしない、何も思わない : 27%
・興味がわく : 7%
・調べてみる : 13%

ネガティブな反応が過半数となっているほか、無関心派も3割ということで全
体的には冷静ということですね!これまたあるべき反応なのではないかと思い
ます。世の中、ウマイ話はありません。

また、1割ある「調べてみる」という回答も能動的ではありますが、「必ずし
もポジティブということではない」とすると、悪くなさそうですね。むしろど
うせ関心があるなら、良い面も悪い面もきちっと調べておいた方が騙されてし
まう可能性を減らすことができそうです。

その点では回答者の方には申し訳ないですが、「ただ興味がわく」という状態
が一番危険なのかもしれませんね。筆者はもちろん詐欺については完全に素人
ですが、「関心はあるけれど良く知らない」という状態はかなり騙されやすそ
うな気がするのですがいかがでしょう?

最近は、仮想通貨の価格急騰に関する報道が多いですが、報道機関はそのリス
クもしっかり報道していただき、ゆめゆめこの「関心はあるけれど良く知らな
い」という状態を作り出さないよう配慮してほしいものですね。

それができないならいっそ報道を自粛してほしい気すらします。

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■3.老後に必要な資金は1億円とも3千万円とも言われていますが、一方で
   それほどいらないという話も聞きます。あなたの具体的な老後資金の目
   標額or老後スタート時の実際額はいくら?
   http://www.ginkou.info/enquete/?p=120

1位:3,000万円以上 33%
2位:1億円以上 20%
3位:5,000万円以上 13%
〃 :1,000万円以上 13%
5位:2,000万円以上 7%
〃 :300万円以上 7%
〃 :分からない・考えていない 7%

となりました。1位は「3,000万円以上」で約33%ですね!ざっくり言
えば老後の資金は以下のように考えられています。

・余裕のある生活を送るのに必要な老後資金 : 約月35万円
・年金 : 約月25万円
・不足額 : 約月10万円

正確な数字は少し違うかと思いますが、概ねこうした形で認識されております。
で、この不足額の月10万円を25年分なり30年分なり用意するとなると、
必要な老後資金は確かに「3,000万円」となってきますね。

また、前段の「余裕のある生活を送るのに必要な老後資金」に着目するなら年
間400万円以上の出費ということですから、必要な老後資金は「1億円以上」
ということになりますが、たださすがに年金がゼロと想定するのは現実的では
ないと思いますので、その点では上記アンケートでは2位となっておりますが、
金額水準も含めて現実離れした数字が1人歩きしている気がしないでもありま
せん。

とは言いつつ。

何事も目標は低いよりは高い方が良いわけで、「無理、無理」とやる気を失っ
ては困りますが、「このままだとヤバイかも」と焦る副次効果があるのであれ
ば、「1億円の1人歩き」にも一定の社会的な役割はありそうです。

老後について過度に不安になる必要は全くありませんが、みなさんが「がんば
れば実現可能そうな高めの目標」を設定され、余裕をもって老後生活を迎えら
れることを祈っております。

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■4.毎年の拠出金額の1割から3割と言った減税メリットがあり、運用商品
   に定期預金も選べる個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)ですが、
   魅力的?
   http://www.ginkou.info/enquete/?p=124

1位:魅力的 75%
2位:魅力的ではない 25%

となりました。1位は「魅力的」で約75%と圧倒的ですが・・・投票数は少
ないですね・・・。

知っている人は知っており、魅力を感じているものの、全体的にはまだまだ関
心が薄いということなのでしょう。筆者も先日まで全然知らなかったですし
(汗)。

実際、利用者はまだ50万人程度にとどまるようですが、ただこの数ヶ月で急
速に伸びているようでもあります。

おそらく100万人や300万人といった規模になってくると、いよいよ口コ
ミなどで本格的に広がり始めるのではないですかね?

最近のニュースでもマネックス証券がこのiDeCoに参入するということで
すから、さらなる拡大が期待できそうです。

筆者は別にiDeCoの回し者ではありませんが(笑)、やはり拠出金の「全
額税控除」のメリットは大きいです。しかも運用先に定期預金を選べるわけで
すから、ハードルも低いですね。

現時点では「関心がない」という方も、騙されたと思ってそのメリットをぜひ
チェックしてみてはいかがでしょうか。

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■5.その他の銀行関連ニュース
   http://www.ginkou.info/column/

・2017年夏のボーナスの運用先は?


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.info4:今月の購買力平価
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購買力平価とは1つのモノを外貨、例えばドルで買っても円で買っても同じ値
段になる為替相場のことです。モノの値段からその通貨が割高なのか割安なの
か分かるわけですね。

では今月=6月のドル円の購買力平価はと言うとこのようになっています。

・消費者物価ベース : 1ドル=126.26円
・企業物価ベース  : 1ドル= 96.17円
・輸出物価ベース  : 1ドル= 74.38円

歴史的にはこの真ん中の企業物価ベースの購買力平価を基準に、実勢相場が上
に行ったり(円安)、下に行ったりしながら(円高)、つかず離れず並走して
きたことが分かります。

とすると「企業物価より上なら円安」「企業物価より下なら円高」と言えるわ
けです。

そして2017年6月の企業物価ベースの購買力平価は96.17円。要する
に今は「円安」ということですね。


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.info5:今月の世界の株価収益率
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株価収益率(PER)とは、株価がその会社の利益の何倍くらいになっている
か、という株価の割高・割安を示す尺度です。目安としては「20倍を超えて
いないかどうか」チェックすればいいと思います。

6月の株価収益率の平均は前月と比較して下落しました。先月の単純平均は1
4.21倍で、今月は13.96倍ということですね。

下がったということは株価が「割安」になったということになります。

<世界主要株式市場の株価収益率(PER)一覧(2017年6月現在)>
 http://www.ginkou.info/column/20170617.html


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.info6:自腹で資産運用中!(11年3ヵ月目)
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<運用実績(2017年6月現在)>
 http://www.ginkou.info/column/20170619.html

2006年 4月の投資金額: 525万7,529円
2017年 6月の評価額 : 598万5,686円
損 益          : +72万8,157円

まずは運用実績の前月との比較です。今月は約-0万円というか、-4千円で
すね。わずかにマイナスです。

つまりは残った唯一の投資資産である国内REITが下落したということです
が、すでにほとんどのリスク資産を売却してしまった今となってはプラスであ
ってもマイナスであってもその金額は誤差の範囲内です・・・。

全体の通算成績の推移ですが、通算の運用益はプラス約73万円となっていま
す。こちらも当面はこのままということです。

<今月の追加投資/売却>

さてここからは相場全体を眺めながら投資再開のタイミングを探っていきたい
と思います。

まず世界の株式相場をチェックしてみると、日経平均も、アメリカ株も、円建
ての先進国株価もどれも昨年の11月以降ハッキリと上昇してきました。その
理由はもちろんアメリカの大統領選挙でトランプ氏が勝利し、トランプノミク
スに対する期待が膨らんだからですね。公約になっていた「大規模な減税」や
「大規模な公共投資」に対する期待です。

ただ実際にトランプ政権が始まってみると、そうした期待の一方、様々な問題
が頻発しています。シリアや北朝鮮での地政学リスクも深刻化しましたし、最
近では「ロシア・ゲート」も大きなスキャンダルになっています。共和党内か
らも公然と批判の声が上がっていますからね。

トランプ氏当選後の「トランプラリー」では、株高・ドル高・金利高の「トリ
プル高」が鮮明だったわけですが、まずドル円については昨年12月にピーク
をつけた後、じわじわ円高ドル安に向かっていることが分かります。

次にアメリカの長期金利も3月にピークをつけた後、これまたじわじわ低下し
ています。要するにトリプル高となったトランプラリーはすでに転機を迎えて
いるということです。

逆に言えば、米ドルも米金利も下がっているのに米株だけ上昇を続けているの
は矛盾している気もしなくはないですが、仮に矛盾していないのだとすると、
もはやこの米株上昇は「トランプラリーではない」ということなのでしょうね。
つまりトランプ期待で上昇しているのではなく、別の理由で上昇している、と
いうことです。

その理由を推測すると以下のような点が考えられます。

1.アメリカや世界の実体経済が好調だから

2.アメリカの中央銀行であるFRBの利上げが緩やかであると予想されてい
  るから

3.フランスの議会選挙でマクロン新党が大勝したり、イギリスの議会選挙で
  保守党が議席を減らすなど、先進国でのナショナリズムの連鎖が止まりつ
  つあるから

いかがでしょう?

ただ1と3は「株高」の理由になっても、「ドル安・金利安」の理由にはなり
ません。

とすると2の、FRBの利上げに対する警戒感が後退していることが大きいの
かもしれませんね。

実際、アメリカの金利と「逆相関」の関係にある新興国の株価も上昇基調にあ
り、辻褄は合います。もちろん、今の株高は単なる「誤作動」であり、早晩ド
ルや金利と同様低下に転じる可能性はゼロではありませんが・・・。

なおこうした世界的な株高の動きに完全に乗り遅れてしまった筆者であります
が(汗)、このタイミングで投資を再開するかと言えば今のところそれは考え
てはおりません。

と言うのも中長期的な投資リスクを考えると、いつもご案内しているように数
年以内に世界的なリセッション=景気後退が到来する可能性があるからですね。

これまで概ね10年に一度繰り返されてきた世界的な金融危機を思い出せば、
リーマンショックから10年後の2018年というのは大きな心理的な節目と
なります。

もちろんそれは根拠のないアノマリーではあるのですが、そうでなくても20
09年から続く今の景気回復局面は長すぎますし、仮にそのような危機が勃発
すれば、大幅な「円高株安」局面となるのは間違いありません。要するにリー
マンショックの再現ですね。

そして、そうした「円高株安」局面こそ「本当の、そして絶好の投資機会」と
言えます。


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.info7:12年6ヵ月目のひとりごと
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■「フワっか、バラマキか」
 +13,800本+225万円

東京では都議選の選挙活動が解禁となったようで、朝から夜まで選挙カーが走
っております。都民の端くれである筆者ですが、これまで都知事選はともかく
として都議選には全く興味ありませんでした。と言うのも争点が見当たらなか
ったからです。

しかし今回は与党である自民党+公明党が過半数を維持できるのかどうか怪し
くなっており、場合によっては「政権交替」もあり得るわけで、俄然盛り上が
っております。挑戦者はもちろん、小池都知事が擁する「都民ファーストの会」
ですね。

まず現在の勢力図はこうなっています(トータル127名)。

・自民 : 57
・公明 : 22
・共産 : 17
・民進 :  7
・その他: 24

で、都民ファーストの会は50人の候補者ということですから、仮に全員が当
選しても過半数とはなりません。なぜ過半数が狙える候補者を擁立しなかった
のでしょうか・・・と思ったら、東京の公明党は都民ファーストの会と選挙協
力するようです。仁義なき戦いですね。

というわけで「小池系」の候補者はこういった規模となっています。

・都民ファースト : 50
・無所属 : 11
・公明党 : 23
・その他 : 4

トータル88人ですから、過半数の64人を上回ることは物理的には可能です
ね。どれくらい当選するのでしょうか。それを占う上で最新の支持率はどうな
っているかと言えばこうです(読売新聞調べ)。

・自民 : 25%
・都民ファースト : 22%
・公明 : 6%
・共産 : 6%
・民進 : 5%
・その他 : 3%
・無所属 : 6%
・無回答 : 26%

「都民ファースト+公明」で28%ということですね。今のところ無党派層を
取り込んだとしても過半数というのは難しそうです。とすると選挙後の議会運
営は「紛糾必至」ということなのでしょう。

ただ、そもそも知事が都民ファーストである以上、「小池系」が過半数を取ら
ない限りやっぱり紛糾するわけで、その点ではあまり選挙後の混乱を心配する
必要はなさそうです(どちらにしても混乱する、という意味で)。

さて、このようにチャレンジャーが出てくるとついつい応援したくなってしま
いますし、選挙というのは本質的には変化を求めるものかと思いますので、そ
の点でも筆者は「都民ファースト支持」に心が傾いているわけですが、ただそ
れだとあまりにも感覚的な理由となってしまいますので念のため選挙公約を
チェックしたいと思います。都民ファーストの重点政策はこうなっています。

1.築地市場のブランド力を守り、豊洲市場を物流拠点として活用します

2.女性とシニアの力をもっと活かします

3.「格差」と「段差」をなくします

4.受動喫煙対策を実施します

5.待機児童という言葉をなくします

正直・・・あんまりピンと来ません。何ででしょう・・・数字がないから?儲
かりそうなニオイがしないから?今までの都政との違いがよく分からないから?
どれも当たっている気がします。

ちなみにあるブロガーの方は以下のように批判されています。

「どのように贔屓目に見ても、都民ファーストの会の政策は、都議会自民党の
政策に比べて、具体性の点からも緻密性の点からもシンタックスの点からもか
なり劣っているものと考えます。」

なるほど。では次にその都議会自民党の公約をチェックしてみたいと思います。
「緊急提言」として以下3点を主張しています。

1.豊洲市場への早期移転を実現

2.オリンピック・パラリンピック大会の準備を加速

3.全国と連携し日本経済を牽引

これらの中では良く分からないのが3つ目の「全国と連携し日本経済を牽引」
という公約ですが、具体的にはこのようになっています。

a.経済政策、政策減税、中小企業対策を行い、経済波及効果約6,000億
  円と4万人の雇用を創出

b.都民のための「新たな2000億円プラン」:就学前教育の無償化、都内
  私立小・中学校の授業料を無償化、女性へのがん検査キット無料配布、都
  内の全ての子供にヘルメットを無料配布、個人都民税10%減税、事業所
  税を50%減額ほか

具体的で分かりやすいですね!逆に言えばなぜこれらが「全国と連携し日本経
済を牽引」という項目で括られているのかよく分かりませんが・・・。

それはともかく、確かにブロガー氏が指摘するようにフワっとした言葉が並ぶ
都民ファーストの重点政策より、自民党の緊急提言の方が完成度が高いのは間
違いなさそうです。

また「2,000億円プラン」は確かに魅力的に響きますね。並べてみるとよ
り印象的です。これらを「どれもいらない」という人はいないのではないで
しょうか。

・就学前教育の無償化
・都内私立小・中学校の授業料を無償化
・女性へのがん検査キット無料配布
・都内の全ての子供にヘルメットを無料配布
・個人都民税10%減税
・事業所税50%減額

ヘルメットはいらないかもしれませんが・・・。

それはともかく、このような恩恵が「タダ」で得られるのであれば断る理由は
何一つないように思います・・・「タダ」なのであれば。

そう、これらは税金を何に使うのか、という話なので決して「タダ」ではない
のですね。少なくとも財源などが明記されない限り、その是非を判断するのは
困難です。

ちなみに2016年度の都の歳入・歳出状況はこのようになっています。

・歳入 : 7兆110億円
・歳出 : 7兆110億円

つまり使い切っているわけですが、「基金積み立て」が200億円あり、これ
が「余り」なのだとすると、都の財政状況にほとんど余裕がないことが分かり
ます。とするとこの「2,000億円」プランの2,000億円はどこからく
るのでしょうね?

まさか、こうした政策によって「税金が2,000億円増える」ということで
はないですよね?

要するにこの都議会自民党の政策とは財源が明記されていないという点で「バ
ラマキ」だということです。争点はシンプルに言えば「フワっとした公約かバ
ラマキの公約か」どちらがいいのかということですが、筆者は・・・正直、バ
ラマキの方が馬鹿にされている感じがして不快感が強いです。

他方、もう1つの論点は「築地市場の取り扱い」ですね。豊洲市場の整備に既
に5,800億円が投下されているわけですが、これを少しでも回収するため
に築地市場跡地の売却が予定されております。

概算で3,500億円程度での売却が期待できるようですが、小池知事=都民
ファーストは売却せずにそのまま賃貸などで安定収入を確保したいということ
のようです。

本当に安定収入が確保できるのであればハッピーですが、もし失敗すれば

・5,800億円の豊洲市場開発費は回収できず
・築地市場跡の追加整備費用も損失となる

という「往復ビンタ」ですね。

また、こうした再開発は民間の方がはるかに上手なわけですし、仮に築地市場
が移転しても「場外市場」は残るわけですから、築地ブランドがなくなってし
まうこともありません。

そのように考えると・・・やはり素直に売却した方がいいのでしょうね。「民
間ができることは民間に」というのは20世紀の政治の最大の教訓の1つなの
ではないかと思います。

いずれにしても今回の選挙は「築地市場跡地を売却するのかしないのか」とい
う選択でもあるということです。

そのように争点をシンプルにしてみると、投票先も選びやすくなるのではない
かと思います。果たして都民の判断はどのようになるのでしょうか?

そして、東京都民ではない読者の方はここまでご自身に全く関係ないのにお読
み頂き誠にありがとうございました(汗)。

しかし「○○ファースト」というのは基本的にはポピュリズムを表す言葉なの
ではないかと思いますが、今のところ「都民ファースト」は逆風を受けている
わけではなさそうですね。

本家「○○ファースト」のトランプ氏とは対照的です。

ただそのアメリカ経済は政治の混乱に関わらず好調に推移していますね!株高
も気が付けば半年以上続いています。

このまま好調が続くのでしょうか・・・筆者は全くの弱気ではありますが、期
待だけはしておきたいと思います。

<御礼>

今月もいくばくかの寄付を行いました。

1.植樹活動への寄付 :累計で13,800本相当になりました。
2.東日本大震災への寄付 :累計で225万円となりました。

ユーザーのみなさま、当サイトのご活用、ありがとうございます!
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