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銀行関連ニュース

メルマガ「間違いだらけの銀行選び」11月号。

執筆者: ginko 発行日付: 2017-11-27

11月号の内容はこのようなものです。

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□ 2017年11月号のコンテンツ □

 1.この1ヵ月で取り上げたキャンペーン

   (楽天銀行、住信SBIネット銀行、オリックス銀行他)

 2.最新ランキング

 3.読者アンケート結果

   ・今回の衆院選の総括は、野党が分裂したから自民党が勝ったという結
    論に落ち着きそうですが、希望の党は民進党候補者を全員受け入れる
    べきだったと思う?

   ・いまだに日本は財政破綻しないと信じているエコノミストもいるよう
    ですが、日本はこのままいけば財政破綻すると思う?しないと思う?

   ・日経平均は2万3,000円に迫り約26年ぶりの水準ということで
    すが、今、日本株に投資したい?したくない?

   ・小池代表の辞任により、希望の党は再編されていくという見方が出て
    いますが、希望の党は改革保守として存続してほしい?ほしくない?

 4.今月の購買力平価

 5.今月の世界の株価収益率

 6.自腹で資産運用中!(11年8ヵ月目)

 7.12年11ヵ月目のひとりごと:
    「受験・就活・結婚なしの小泉進次郎は一人前でない?」
    +14,300本+240万円

 8.お問い合わせ

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 ま ち が い だ ら け の 銀 行 え ら び
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□ 2017年10月号のコンテンツ □

 1.この1ヵ月で取り上げたキャンペーン

   (SBI証券、楽天銀行、あおぞら銀行他)

 2.最新ランキング

 3.読者アンケート結果

   ・各党の選挙公約において、消費税増税やその増税分の使い道について
    は明確に差が出てきそうですが、あなたは消費税増税や使途変更に賛
    成?反対?

   ・日経新聞が実施した2017年銀行リテール力調査では、1位が三井
    住友信託銀行、2位が横浜銀行、3位がみずほ銀行となりましたが、
    この結果に納得できる?

   ・金融界でも評価が分かれるビットコインですが、中国や韓国での規制
    の動きにも関わらず最高値を更新する勢いとなっています。ビットコ
    インは魅力的?

 4.今月の購買力平価

 5.今月の世界の株価収益率

 6.自腹で資産運用中!(11年7ヵ月目)

 7.12年10ヵ月目のひとりごと:
    「希望の党+立憲民主党は自民党に勝利!?」
    +14,200本+237万円

 8.お問い合わせ

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.info1:この1ヶ月で取り上げたキャンペーン
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■1.SBI証券:損保ジャパン劣後債0.666%
   http://www.ginkou.info/news/20170929.html

■SBI証券が取り扱う、損保ジャパン日本興亜の「既発・劣後債」

利率 : 0.84%
利回り : 0.666%
償還日 : 2046/8/8(約30年)

利回りは0.666%。高くても0.2%といった金利水準の定期預金金利と
比較すればかなり魅力的と言えます。

ただネックとなるのは償還日が2046年という、運用期間の長さですね!損
保ジャパン日本興亜が30年以内に潰れてしまうことはないと思いますが、資
金がそこまで固定されてしまうのは窮屈です。もちろん市場で売却することで
換金することはできるわけではありますが・・・。

なお実際には、2026年以降半年ごとに期限前償還される可能性があります
ので、それよりもっと短いタイミングで償還されてしまうものとは思いますが、
とは言いつつ「最長30年、固定化してしまって構わない資金」で投資するこ
とが前提になってくると思います。

>>>読者アンケート:5つ★満点で平均「3.0」。
   http://www.ginkou.info/enquete/?p=201

真ん中が3つ★なのでちょうど真ん中ということになります。

期間の長さを考えるともう少し評価が低いかと思いましたが、意外と踏みとど
まりましたね。低金利はまだまだ続くと思っている方が多いということでしょ
うか。

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■2.楽天銀行:円定期3ヶ月0.11%、2年0.15%
   http://www.ginkou.info/news/20171006.html

■楽天銀行「円定期預金特別金利キャンペーン」

・3ヶ年:0.12%
・2年 :0.15%

実施タイミングも「逆張り」なら、「3ヶ月」と「2年」という預入期間もま
た「逆張り」と言えそうです。ただこれは恐らくそうしたマーケティング的な
意味合いだけでなく、「夏の定期預金キャンペーンとの連続性を断っておかな
いといけない」という技術的な必要性も背後にありそうですが。

それはともかく金利水準としてはまずまずですね。多少物足りない気もしなく
はないですが、例えば3ヶ月ものを選んだ場合、3ヶ月後=1月初旬に好金利
なキャンペーン金利が用意されているのであれば問題ないですね。

>>>読者アンケート:5つ★満点で平均「3.7」。
   http://www.ginkou.info/enquete/?p=208

真ん中が3つ★なのでまずまず良い評価ということになります。

ただ投票数は少なく、みなさんの関心は・・・あまり高くなさそうです。

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■3.あおぞら銀行:円定期6ヶ月0.15%、1年0.20%
   http://www.ginkou.info/news/20171013.html

■あおぞら銀行インターネット支店/あおぞらネット定期

・6ヶ月 : 年0.15%
・1年 : 年0.20%
・3年 : 年0.15%
・5年 : 年0.15%

※2017年10月20日現在、税引き前

キャンペーン金利より少し下がってしまいましたが、それでも従来同様なかな
かの好水準です。

中でも1年0.20%が目を惹きますね。3年もの・5年もの金利はそれより
低いわけですから、これは「戦略的な金利設定」ということになるのでしょう。
つまり赤字覚悟の出血大サービスということです。

>>>読者アンケート:5つ★満点で平均「4.1」。
   http://www.ginkou.info/enquete/?p=213

最高が5つ★なのでかなり高い評価ですね!

しかもこれはキャンペーン金利ではなく通常金利ですから、価値があります。
口座を持っておいて損することはなさそうですね。

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■4.その他の取り上げたキャンペーン
   http://www.ginkou.info/news/

・マネックス証券:個人向け国債0.05%+0.15%


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.info2:最新ランキング
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恒例の、ユーザーのみなさまの投票による銀行人気投票。その2017年版の
10月の途中経過は以下の通りです。

・総合ランキング(★は前月比、順位が上昇した銀行)
 1位:新生銀行
 2位:住信SBIネット銀行
 3位:★オリックス銀行

 また各項目別ランキングの1位は以下の通りです。

・口座サービス:新生銀行
・円預金   :オリックス銀行
・外貨預金  :住信SBIネット銀行
・FX    :SBI FXTRADE
・投資信託  :楽天銀行
・住宅ローン :じぶん銀行
・カードローン:住信SBIネット銀行
・セキュリティ:新生銀行
・証券会社  :GMOクリック証券

昨年の総合ランキングでは、これまで8年連続1位と圧倒的な強さを見せてき
た住信SBIネット銀行が2位に陥落したわけですが、今月も今のところ2位
ですね・・・。

その住信SBIネット銀行の代わりに1位になったのが新生銀行ですが、今月
も1位を維持しています。果たしてこのまま1位を維持することができるでし
ょうか?注目です。

さて今月の各ランキングの動きをチェックしてみると、総合ランキングの3位
にオリックス銀行が、円預金ランキングの2位にSBJ銀行、3位にあおぞら
銀行が、外貨預金ランキングの3位にソニー銀行が、セキュリティランキング
の3位に住信SBIネット銀行がそれぞれランクアップしています。

>>>投票開始!2017年版のランキング投票はこちらから
http://www.ginkou.info/enquete2.html

>>>2017年版のランキング詳細はこちら(2017年10月1日現在)
http://www.ginkou.info/ranking/


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.info3:読者アンケート結果
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■1.各党の選挙公約において、消費税増税やその増税分の使い道については
   明確に差が出てきそうですが、あなたは消費税増税や使途変更に賛成?
   反対?
   http://www.ginkou.info/enquete/?p=199

1位:増税に反対 64%
2位:増税にも使途変更にも賛成/全額を借金返済に 36%

となりました。1位は「増税に反対」で約6割になっています。多数派ですね。

今の日本の財政は1兆円=10万円換算すると、収入が500万円なのに毎年
1,000万円の出費をして1億円の借金がある状態ですが、それでも増税に
反対する人が多数ということは、財政再建の道のりは険しいですね・・・。だ
からこそ「増税凍結!」と言った無責任な公約を垂れ流す政党が現れるのでし
ょうけれど。

もはや、こうした増税に関して民意を聞くこと自体あまり意味がないのかもし
れません。増税をうれしいと思う人はいないわけで、とすると増税を打ち出し
た政党は必ず選挙で負けてしまいます。民主主義に健全な財政運営をビルトイ
ンすること自体難しいような気がします。

もっと財政収支が「自動的に」「感情抜きに」そして「政治抜きに」均衡する
ような仕組みが必要なのでしょうね。

唯一、増税せずに税収を増やす方法があるとすれば、それは「みんなが消費を
増やすこと」ですね。極端な話、消費が2倍になれば税収が2倍になってあっ
と言う間に財政は均衡します。

もちろん消費が2倍など、書いている筆者がそもそも無理ですが(苦笑)、と
はいえ「増税か歳出削減か」だけではあまりに禁欲的です。そしてダイエット
も英会話も続かないように禁欲的なものは続きません。ぜひ政府や財務省は
「増税か歳出削減か消費増か」の3択を提示してほしいものです。

求められているのは「貯蓄から投資へ」ではなく、「貯蓄から消費へ」とい
うことなのかもしれませんね。

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■2.日経新聞が実施した2017年銀行リテール力調査では、1位が三井住
   友信託銀行、2位が横浜銀行、3位がみずほ銀行となりましたが、この
   結果に納得できる?
   http://www.ginkou.info/enquete/?p=204

1位:納得できない 78%
2位:「店頭」サービスランキングなら納得できる 11%
〃 :納得できる面もあれば納得できない面もある 11%

となりました。1位は「納得できない」で約8割になっています。まぁ、そう
でしょうね。前回もご案内しましたが過去3年を振り返るだけでもランキング
はこのように変遷しています。

・2015年

1位(12位) 新生銀行
2位(4位) 三井住友銀行
3位(-) イオン銀行

・2016年

1位(2位) 三井住友銀行
2位(8位) りそな銀行
3位(14位) 池田泉州銀行

・2017年

1位(9位) 三井住友信託銀行
2位(5位) 横浜銀行
3位(6位) みずほ銀行

つまりは全く安定していないわけで、なぜそのように激しい順位変動が起きて
いるかと言うと、各銀行が切磋琢磨し毎年、新しいサービスが提供されている
から・・・ではなく、「それほどまでに銀行間で窓口サービスの品質に差がな
い」ということになります。

ただもちろん、そんな評価が難しいかもしれない銀行の窓口サービスランキン
グにおいても、結果を安定させる方法はいくらでもあると思います。要するに
定性的な要因を縮小させ、定量的なもの=数字で測れるものを増やせばよいで
すね。たとえば

・待ち時間
・あらかじめ決められた質問の正答率
・リスク許容度の正確に把握したかどうか
・購入したいものを購入させてくれたかどうか
・マーケット情報の提供の有無
・商品説明の正確性
・投資リスクの説明の有無

と言った項目であればかなり定量的に把握できるのではないでしょうか?

また法律的に問題があるのかどうかは分かりませんが、コンサルティングを録
音して、10人以上の同じメンバーで聞いて点数をつけていけば、かなりバラ
つきはなくなると思います。

ズブの素人である筆者が考えただけでもこれくらいの対策は思い浮かぶわけで、
エキスパートである日経新聞はそろそろ自分の「ランキング力」を調査してほ
しいものです。

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■3.金融界でも評価が分かれるビットコインですが、中国や韓国での規制の
   動きにも関わらず最高値を更新する勢いとなっています。ビットコイン
   は魅力的?
   http://www.ginkou.info/enquete/?p=211

1位:分からない、興味ない 57%
2位:魅力的ではない 29%
3位:使い道・使い勝手による 14%

となりました。1位は「分からない、興味ない」で約6割になっています。当
然の結果だとは思いますが、これが高いのか低いのかという点は見方が分かれ
るかもしれません。

他方2位は「魅力的ではない」、3位は「使い道・使い勝手による」というこ
とで直接的に魅力的に感じている方はいないということですね。

ただ一方でこうした分かりやすい「バブル」というのは5年に1度、あるいは
10年に1度くらいかもしれませんので、しっかりその顛末を見届けたいと思
います。

ちなみに80年代の不動産バブルや、その後のITバブル、新興国バブルなど
を振り返るとその必要要件はこうしたものかもしれません。

・今後も成長していくという期待感。
・今までとは違う、という理屈。
・実際に価格が上昇しているという事実。
・成功者の出現。

そうだとすれば、証券業界が一致団結すれば簡単に「ミニバブル」くらいは起
こせそうですね。人工知能やビッグデータ、自動運転、VRなど、ネタはいく
つもありそうです。

逆に投資家からすれば、そうした巧妙なマーケティングに騙されないぞという
心構えが必要なわけですが、しかしやはり弱いのは3つ目の「実際に価格が上
昇しているという事実」と4つ目の「成功者の出現」ではないでしょうか?

かく言う筆者もからっきし弱いです・・・自戒し、「平常心」を養いたいと思
います。

なお、こうしたバブルでうまく儲けていく人というのは、販売サイドに立って
いる人は当然として、投資家の中でも「ヒット&アウェイ」を得意とする人、
ということになるのでしょうね。

つまり、さっと投資をして、さっと資金を引き上げることができる人、という
ことです。

筆者はどちらも不得意ですので・・・やはり今の「ビットコインバブル」に対
して指をくわえているしかなさそうです。

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■4.その他の銀行関連ニュース
   http://www.ginkou.info/column/

・ベーシックインカムに賛成?反対?


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.info4:今月の購買力平価
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購買力平価とは1つのモノを外貨、例えばドルで買っても円で買っても同じ値
段になる為替相場のことです。モノの値段からその通貨が割高なのか割安なの
か分かるわけですね。

では今月=10月のドル円の購買力平価はと言うとこのようになっています。

・消費者物価ベース : 1ドル=125.81円
・企業物価ベース  : 1ドル= 96.81円
・輸出物価ベース  : 1ドル= 74.73円

歴史的にはこの真ん中の企業物価ベースの購買力平価を基準に、実勢相場が上
に行ったり(円安)、下に行ったりしながら(円高)、つかず離れず並走して
きたことが分かります。

とすると「企業物価より上なら円安」「企業物価より下なら円高」と言えるわ
けです。

そして2017年10月の企業物価ベースの購買力平価は96.81円。要す
るに今は「円安」ということですね。


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.info5:今月の世界の株価収益率
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株価収益率(PER)とは、株価がその会社の利益の何倍くらいになっている
か、という株価の割高・割安を示す尺度です。目安としては「20倍を超えて
いないかどうか」チェックすればいいと思います。

10月の株価収益率の平均は前月と比較して上昇しました。先月の単純平均は
14.66倍で、今月は15.16倍ということですね。

上がったということは株価が「割高」になったということになります。

<世界主要株式市場の株価収益率(PER)一覧(2017年10月現在)>
 http://www.ginkou.info/column/20171014.html


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.info6:自腹で資産運用中!(11年7ヵ月目)
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<運用実績(2017年10月現在)>
 http://www.ginkou.info/column/20171016.html

2006年 4月の投資金額: 525万7,529円
2017年10月の評価額 : 596万7,095円
損 益          : +70万9,566円

まずは運用実績の前月との比較です。今月は-8,501円と少しマイナスで
す。残った唯一の投資資産である国内REITが下落したということです。

ただし、すでにほとんどのリスク資産を売却してしまった今となってはプラス
であってもマイナスであっても大勢に影響はありません・・・。

<今月の追加投資/売却>

さてここからは相場全体を眺めながら投資再開のタイミングを探っていきたい
と思います。

まず世界の株式相場をチェックしてみると、毎回書いているうように、日経平
均も、アメリカ株も、円建ての先進国株価もどれも昨年の11月以降ハッキリ
と上昇してきました。その理由はもちろんアメリカの大統領選挙でトランプ氏
が勝利し、そのトランプノミクスに対する期待が膨らんだからですね。公約に
なっていた「大規模な減税」や「大規模な公共投資」に対する期待です。

ただ政権発足から半年以上が経過し、そうした期待はもはやかなり後退してし
まったのではないかと思います。実際、「トランプラリー」は株高・ドル高・
金利高の「トリプル高」だったわけですが、「ドル高」も「金利高」もすでに
頭打ち状態となっています。

つまり、「トランプラリー」自体はすでに収束しているにも関わらず、株価だ
け好調ということですね。これはおそらく、先月もご案内したように「アメリ
カや世界の実体経済が好調だから」ということではないかと思います。つまり
「業績相場」に入ったということですね。

加えて株価をサポートしていると思われるのが、これまた先月もご案内したよ
うに、「アメリカの中央銀行であるFRBの利上げや金融引き締めペースが緩
やかであると予想されている」という点です。

このまま市場の読み通り、株高・ドル安・金利安の心地よい状況が続けばいい
ですが、ただ一方でアメリカのインフレ率は徐々に上昇し節目である2%を再
び超えてきているようです。

とすると、今度は「金利上昇懸念→ドル高・株安」の動きが出てくるのでしょ
うか?アメリカのインフレ率と金利、そして株価の相関性に注目したいと思い
ます。

ちなみにアメリカの金利が上昇すれば下がるという「逆相関」の関係にある新
興国の株価は今のところ上昇基調ですが、これも「アメリカの金利次第」とい
うことになるのでしょう。

なおこうした世界的な株高の動きに完全に乗り遅れてしまった筆者であります
が(汗)、このタイミングで投資を再開するかと言えば今のところそれは考え
てはおりません。

と言うのも中長期的な投資リスクを考えると、いつもご案内しているように数
年以内に世界的なリセッション=景気後退が到来する可能性があるからですね。

これまで概ね10年に一度繰り返されてきた世界的な金融危機を思い出せば、
リーマンショックから10年後の2018年というのは大きな心理的な節目と
なります。

もちろんそれは根拠のないアノマリーではあるのですが、そうでなくても20
09年から続く今の景気回復局面は長すぎますし、仮にそのような危機が勃発
すれば、大幅な「円高株安」局面となるのは間違いありません。要するにリー
マンショックの再現ですね。

そして、そうした「円高株安」局面こそ「本当の、そして絶好の投資機会」と
言えます。


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.info7:12年10ヵ月目のひとりごと
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■「希望の党+立憲民主党は自民党に勝利!?」
 +14,200本+237万円

このひとりごとを執筆している現在、衆院選の開票の真っ只中ですが、今のと
ころこういう趨勢になっております。

・与党:310議席
・野党:152議席
・残り:  3議席

改憲の発議などができる「3分の2」が310議席ですから、それを上回った
ということですね。

選挙前が318議席だったようですので、今のところ最大で8議席減る公算で
すが、定数削減の影響や選挙前の逆風を考えれば文句なしに「大勝利」ですね。
これまでの安倍政権の支持率低下は一体何だったのでしょう・・・。

筆者は先月の当欄でもご案内したように、長期安定政権を支持する立場ですの
でこの結果は喜ぶべきなのかもしれませんが、ただここまで差がついてしまう
と却って野党を応援したくなります。

ちなみに先月はこのようなことを書いておりました。

---

個人的には前原氏に期待したい気持ちはありますが、世論の期待としてはやは
り小池新党ですね。もし小池新党が候補者を揃えられれば強力な対抗馬となり
そうです!

他の野党と比較して「左ではない」という点も、「自民党票の受け皿」として
は良いですね。先日の都議会選挙で圧勝したことも追い風として生かせそうで
す。

ただ1つ気になる点があるとすれば、小池新党の主な支持者が女性だとすると、
今のところこの小池新党にはそうした女性受けが良さそうな議員や候補者がい
なさそうということですね。

判官びいきの筆者としては、ぜひ逆境を乗り越え、しっかり戦える陣容を揃え
てほしいと思います。

(中略)

「選挙の顔」については最終的に小池都知事が党首に座れば解決するのでしょ
うけれど、一朝一夕には行かないのは、やはり候補者と各選挙区の組織ではな
いかと思います。

民進党系の落選候補者なら各地にたくさんいると思いますが、おそらくそのほ
とんどは政策・信条が合わないでしょうし、それではと未経験者を集めるとス
キャンダル予備軍になってしまいます。

維新や旧みんなの党など、この際「保守系」の野党議員や候補者の方々はこの
際、ぜひ小池新党に結集いただき、追い風を十分に生かし、自民党+公明党の
対抗勢力になっていただければと思います。

---

その後、小池都知事が党首となり、「ウルトラC」で民進党との実質的な合流
も果たし、全てのパーツがピタリとはまったはずなのに、まさかの失速でした
ね。「排除」発言が尾を引いたという指摘がありますが本当にそうなのでしょ
うか?

個人的には、そうした細かな発言が有権者の心理に大きく影響したという感覚
は持っていません。むしろ希望の党の失速の要因はもっと具体的な以下3つで
はないでしょうか。

1.立憲民主党が予想以上に善戦し、野党票が2つに分かれてしまったこと。

2.都議選と比べると衆院選は圧倒的にメディアの露出が多く、スカスカの公
  約が強く有権者に印象づけられてしまったこと。

3.希望の党の失速の様子が事前に盛んに報道されたこと。

かく言う筆者も都議選では「都民ファースト」に投票しながら今回は投票しま
せんでしたのでその典型ですが、ではなぜ心変わりしたかと言えば、上記3つ
の要因の中では3つ目の「失速が報道されていたこと」が大きかったように思
います。

わざわざ自分の投票が「死票」になることを期待している有権者はいないわけ
で、いくら野党票であっても「勝ち馬」には乗りたい。その点ではフレッシュ
で勢いがあって、さらに「排除された者同士」が集ったというストーリー性も
十分な立憲民主党に追い風が吹いたのも当然かもしれません。

ちなみに補足しておくと、筆者にとって最優先の政策は「財政再建」ですので、
その点では選択肢となるのは自民党しかなく、具体的な公約を見ても「現実的」
に考えて一番しっくり来るのは自民党でした。

また「決められない政治はゴメンだ」とも考えておりますので、とすると参議
院も押さえている与党以外にあり得ないわけですが、たださすがに「与党で3
分の2はやりすぎ」とも感じましたので、比例はこっそり野党に入れさせてい
ただきました・・・。抵抗空しく「3分の2」を確保されてしまいましたが。

なお結果論でしかありませんが、こうした野党票の分裂を防ぐためには、希望
の党は民進党議員を丸抱えした方が良かったのでしょうね。

筆者個人としては、希望の党=保守、立憲民主党=リベラルと分かれたことで
政策の違いが分かりやすくなり、「有権者としては良かった」という感想を持
っておりましたが、与党がここまで大勝してしまうと、「失敗だった」という
ことになるのですかね?

民進党の前原代表は「持っていなかった」ということなのでしょう。少し同情
してしまいます。

また、安倍総理はこうした敵失にも助けられ、再び安泰となったわけですから
こちらは「持っていた」ということになるのでしょうね。第一次安倍内閣の事
はこの際、きれいサッパリ忘れましょう。

ちなみに自民党が大勝した今回の衆院選ですが、比例の結果を見ると少し様子
が変わってきます。現在の主な獲得議席数はこうなります。

・自民党:66
・公明党:21
・希望の党:32
・共産党:11
・立憲民主党:37
・維新:7

この中の割合で言えば、自民党のシェアは4割にとどまります。他方、自民党
の獲得数=66に対して、希望の党と立憲民主党を合わせれば69ということ
ですから、実は「勝利した」という見立てもできるかもしれません。どことは
言いませんが筆者の一票も無駄ではなかったということでしょうか・・・。

しかしそれでも全体の結果は繰り返しになりますが与党の大勝利なわけで、こ
れは一重に「小選挙区」の力ですね。多くの選挙区で「1人の勝者」が全てを
持っていきますので2番目・3番目に出番はありません。

もちろん小選挙区には小選挙区の良さがあり、だからこそ採用されたわけです
が、いつまで経っても野党が強くならないと、「中選挙区待望論」が出てくる
気もします。

さて、このように雌雄が決したわけですが、今後の株価や金利、為替相場がど
うなるかと言えば・・・基本的には「変化なし」ということになるのでしょう
ね。政権に変化がないわけですから当然ですが。

それはつまり、足元の好調な株価がこのまま維持されるということですが、た
だ一方で「噂で買う」のが株式だとすれば、むしろ下がる可能性もあるのかも
しれません。

本日以降の金融市場の反応に注目ですね。

どちらにしても金利が上昇することはなさそうですが・・・。

<御礼>

今月もいくばくかの寄付を行いました。

1.植樹活動への寄付 :累計で14,200本相当になりました。
2.東日本大震災への寄付 :累計で237万円となりました。

ユーザーのみなさま、当サイトのご活用、ありがとうございます!
http://www.ginkou.info/aboutus/index.html#tree

                         2017年10月/本間


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