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静岡銀行:円定期1年0.28%

執筆者: ginko (2016-1-8)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「静岡銀行:円定期1年0.28%」です。

いよいよ2016年が始まったわけですが、今年は波乱のスタートとなっていますね。中国経済に対する不安感から中国株が下がり、それに呼応するように日本を含め世界の株価が下落しています。

これまで何度か2016年は「嵐の前の静けさの1年となる」とご案内してきましたが、新春のこの段階で早くも崩れようとしています・・・お恥ずかしい限りです。

ここ数年はずっとギリシャが相場の攪乱要因となってきましたが、これからは中国経済が根雪のように相場の重しとなってくるのかもしれません・・・要注意ですね。

ただ一方でリーマンショック級の金融危機が起こる前に中国経済(と言うよりは中国株式市場)に対する過度な期待がガス抜きされつつあるという点ではポジティブにとらえてもいいのかもしれません。秩序ある退出、管理された敗戦、つまりはソフトランディングというわけですね。

そもそもアメリカの利上げ自体、バブルを早めに摘み取ってしまう効果があるわけで、最近の低格付け債ファンドの破綻も含めてむしろ想定通りのことが起きているのかもしれません。

今後もアメリカの利上げは続いていくわけですから、今年はこうしたミニバブルの崩壊が断続して続く可能性があります。その中に日本株が含まれていないといいのですが。



※日経平均株価

さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、あおぞら銀行インターネット支店のあおぞらネット定期を取り上げました。具体的な金利はこのようになっています。

■あおぞら銀行インターネット支店/あおぞらネット定期 ※2016年1月8日現在、税引き前

・1年 : 年0.30%
・3年 : 年0.30%
・5年 : 年0.35%


なかなかの好水準ですね!中でも1年0.30%が目を惹きます。実際、金利を引き上げたのはまさにこの金利ですので相応に人気が出ているのではないでしょうか。

なお、あおぞら銀行インターネット支店では普通預金にも力を入れていて、気になる金利はこのようになっております。

■あおぞら銀行インターネット支店/普通預金特別プログラム

・普通預金特別プログラム特別利率 : 年0.15% ※2015年12月25日現在、税引き前


その条件ですが、最終残高判定日に100万円以上の最終残高が必要とされるなど、細かなものがありますので、ご利用前に詳細をご確認ください。

>>>あおぞら銀行インターネット支店/普通預金特別プログラムについて詳しくはこちらのページからリンク先へ

さて投票結果ですが、5つ★満点で、「3.9」!お!かなり高いですね。新年早々素晴らしい。

やはり評価のポイントは「0.3%かどうか」という点なのでしょうね。ぜひこうした金利水準を維持していってほしいものです。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は1月25日まで。

>>>あおぞら銀行インターネット支店の「あおぞらネット定期」について詳しくはこちらから

投票:http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1214

前回のコラム:http://www.old-ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=827


今回は、静岡銀行の円定期預金ウルトラ金利を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:1年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力となるのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、ただそう素直に動かないのが金融市場というもので。

2015年の前半は長期金利がなぜか乱高下しましたね。アメリカの金利もドイツの金利も上昇しましたのでこれは世界的な動き、ということになります。

とはいえ2015年の後半はそうした金利上昇の動きもすっかり一服してしまい長期金利も上記グラフの通り再低下しています。アメリカの利上げも今のところ日本の金利には影響していないように見えますね。

実際、本日の長期金利も0.240%ということでやはり低水準です。ついに0.1%台が見えてきましたね・・・。

預金者の忍耐の日々はもう少し続きそうです。

さてそのように市場金利については無残な「価格破壊」が起きていますが、一方、うれしい動きと言えばボーナス時期となり、いよいよ冬の円定期預金キャンペーンや、金利引き上げは出そろっていますね!

そうした円定期預金キャンペーンの1つが静岡銀行の「円定期預金ウルトラ金利」です。

1年ぶりに登場の静岡銀行のインターネット支店であるしずぎんインターネット支店の定期預金キャンペーンですが、そのネーミングは前年に引き続き宇宙からのヒーローにあやかり「ウルトラ金利」となっています。ブランディング的には微妙ですが(笑)、少なくともインパクトは維持されたと言えそうです。

その静岡銀行ですが、その名の通り日本経済の要の地域の1つである静岡県を本拠に置き、地方銀行の中でベスト3に入る業容を誇っています。つまり静岡だけでなく、日本を代表する地方銀行とも言えるわけですね。

念のため2015年9月期の連結決算をチェックしてみると当期利益は185億円と前年から58億円減少したものの、引き続き多額の利益を計上していることが分かります。

その地方銀行の雄である静岡銀行のインターネット支店では、ここ最近、夏と冬とで積極的な定期預金キャンペーンを実施するのが慣わしとなっているわけですが、気になる今回の冬のウルトラ金利はこのようになっております。

■静岡銀行・しずぎんインターネット支店「円定期預金ウルトラ金利」

・1年 :0.28%
・3年 :0.28%


今回もシンプルに1年もの・3年ものの2本立てですが、どちらもまずまずの好水準です。

0.3%にあと一歩届かなかったのは惜しいですが、それでも1年ものの市場金利は今や0.11%程度という状況ですからね。それを大きく上回る「出血大サービスの金利」ということになります。

なお一般的な定期預金キャンペーンと異なり注意が必要なのは、この静岡銀行インターネット支店のキャンペーンはいつも募集上限金額を設定していて、今回は「1,800億円」ですが、これに到達すれば、キャンペーンが終了となってしまうという点です。

ただ、前年も含めて最近は「売り切れ」になったことはないと思いますので、あまり神経質になる必要はなさそうです。むしろ留意すべきは2月29日までというキャンペーン期間の方でしょうか。

ちなみに今年はうるう年なのですね・・・つまりオリンピックイヤーということです。

それはともかく、あくまで一般論ですが、繁忙期ともなると口座開設に数週間かかる場合もありますので、「絶対利用しよう!」と思われている方は念のために早めにご利用になることをオススメいたします。

ではここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利をチェックしたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

・新生銀行 0.50% ※新規顧客向け、6ヶ月
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.37% ※新規顧客向け、3ヶ月
・あおぞら銀行インターネット支店 0.30%
静岡銀行インターネット支店 0.28% ※キャンペーン金利
・オリックス銀行 0.25%
・ソニー銀行 0.25% ※キャンペーン金利
・住信SBIネット銀行 0.20% ※キャンペーン金利
・東京スター銀行 0.20%
・関西アーバン銀行 0.15% ※いちょう並木支店
・楽天銀行 0.13%
・PayPay銀行 0.11%
・東京スター銀行 0.10% ※1週間満期
・新生銀行 0.10% ※2週間満期
・三菱UFJ銀行 0.03%


やはり静岡銀行の金利は1年ものとしては上位ですね。

ではこの、1年もの・3年ものが0.28%となる、静岡銀行しずぎんインターネット支店の「円定期預金ウルトラ金利」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・上位の金利であることを勘案して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は2月8日まで。

>>>静岡銀行しずぎんインターネット支店の「円定期預金ウルトラ金利」について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html

1年もの・3年ものが0.28%となる、静岡銀行しずぎんインターネット支店の「円定期預金ウルトラ金利」。あなたの評価は?(投票は2月8日まで)  >>>投票はこちら

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