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新生銀行:2週間0.05%+振込5回無料

執筆者: ginko (2016-3-18)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「新生銀行:2週間0.05%+振込5回無料」です。

為替相場が動いていますね!これまで「利上げの米ドル、金融緩和の日本円」ということで円安ドル高になる分かりやすいメカニズムがあったわけですが、米ドルは景気のスローダウンから利上げペースの後退が明らかとなり、日本円もマイナス金利政策による円安誘導が失敗に終わったことから、一気に逆回転してきました。

そもそも金融緩和は「金利には効くけれど、株価や為替には効果がない」というのがこれまでの経験則で、それを大きく覆したのが過去2回の「黒田バズーカ」だったわけですが、いよいよその神通力が切れてきたのかもしれません。

黒田バズーカはアベノミクスという政治的な裏付けがあって初めて効果を発揮するものであって、単体ではなかなか効果を持続できないという当たり前のことが起きているだけ、という気もしますが・・・。

さらに実需ベースでも原油安により貿易収支は大きく改善されており、最近では貿易黒字を達成しておりますね。それ自体は喜ばしいことですが、黒字となれば当然、円高圧力となります。

いずれにしてもこれまでの「円安バブル」がついに弾けるのであればどこまで円高が進むのか全く見当がつきません。理論的には100円になっても90円になっても80円になっても全然おかしくありませんからね。

マイナス金利により海外REITファンドなどへの投資が人気のようですが、いくら年間数%のリターンがあっても円高によって元本が20%や30%消失してしまえば目も当てられません。

投資をご検討の方は今の為替相場が落ち着くまでもう少し様子を見た方がよさそうです。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、オリックス銀行のeダイレクト2週間定期預金を取り上げました。

文字通り満期が2週間後に来る定期預金ですが、気になる金利はこのようになっています。

■オリックス銀行の「eダイレクト2週間定期預金」

・2週間:年0.10%


預入期間は2週間なのに年利0.1%ということで・・・好金利ですね。いまどき1年もの定期預金でもなかなか0.2%に届きませんので、2週間でこの金利というのは魅力的です。

さらにいくら利率が高くても、最後引き出すときにATM手数料や振込手数料がかかるとその大半が消えてしまう悲しい結果もありえるわけですが、オリックス銀行は出金時の振込手数料を月2回まで無料としています。特に預入金額が比較的少額の場合はうれしい配慮と言えますね!

さて投票結果ですが、5つ★満点で、「3.1」。真ん中が3つ★ですので、それを上回る良い評価と言えます。

前回の楽天銀行も同様ですが、金利の低下が進む現状ではたとえ0.1%でも魅力に感じる方が増えているということですね。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は4月11日まで。

>>>オリックス銀行の「eダイレクト2週間定期預金」について詳しくはこちらから

投票:http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1245

前回のコラム:http://www.old-ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=842


今回は、新生銀行の2週間満期預金を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になると思われたのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と予想されたわけですが、ただそう素直に動かないのが金融市場というもので。

2015年の前半は長期金利がなぜか乱高下しましたね。アメリカの金利もドイツの金利も上昇しましたのでこれは世界的な動き、ということになります。

ただし2015年も後半となると、世界同時株安の影響もあり金利上昇の動きはすっかり一服してしまいました。

そうした中で、金利の「最大の刺客」が2016年1月末にやってきました!皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利は何とマイナス水準まで低下してきました。それくらいの衝撃だったということです。

今日の長期金利は-0.075%とやはりマイナスです・・・恐ろしいことです。

それでも預金金利がマイナスになることはないと思いますが、預金者の忍耐の日々はまだまだ続くということですね。いやはや。

さて、このように金利が劇的に低下している中で、預金者の方々の「様子見」ムードも強まっているのではないかと思います。

そうした方々にお勧めできるのが今回取り上げる、新生銀行の「2週間満期預金」です。気になる金利はこのようになっています。

■新生銀行「2週間満期預金」

・2週間:0.05%


0.05%ということで、まずまずの金利ですね。メガバンクの普通預金が0.001%ですから、その「50倍」という水準です。そう考えるとありがたみも出てきます。

これだけでも十分検討可能だと思いますが、新生銀行の場合残高別の優遇制度を提供しておりまして、この2週間満期預金に100万円以上預けると自動的に「新生ゴールド」というステータスとなり以下のような優遇が受けられます。

・他行あてネット振込手数料 : 月5回無料
・円定期の金利優遇
・外貨為替手数料優遇
・住宅ローン優遇


分かりやすいのはネット振込み手数料無料ですが、現状の金利水準を踏まえると手数料無料メリットの方が利息のメリットよりはるかに大きそうです。

一応、計算すると、他行宛て振込みの手数料が通常300円だとして、月5回無料というのは月1,500円。年18,000円。元本が100万円とすると、税引き前金利に換算すれば「年2.25%」相当の利回りということになりますね。

月5回いつも使うかどうかは別にしても、0.05%の金利を大きく上回る経済的メリットがあるのは間違いありません。

加えて新生銀行の場合、ATM手数料は残高にかかわらず無料ですしね。こういった点も参考にしてみてはいかがでしょうか。

預金金利に全く期待できない今、こうした手数料無料サービスに注目が集まりそうです。

ちなみに新生銀行の最近の業績はと言うと、2016年3月期決算の4月から12月までの実績は当期利益が約481億円ということでなかなか堅調です。

http://www.shinseibank.com/corporate/ir/quarterly_results/quarterly_results_2015/pdf/3qfy15tanshin160129j.pdf

ここで最近の1ヵ月未満の預金の金利をまとめるとこんな感じです。

■普通預金~2週間預金金利比較

・イオン銀行 0.12% ※イオンカードセレクト特典
・オリックス銀行 0.10% ※2週間満期
・楽天銀行 0.10% ※楽天証券との共同口座
新生銀行 0.05% ※2週間満期
・住信SBIネット銀行 0.03% ※SBI証券との共同口座
・PayPay銀行 0.03%
・東京スター銀行 0.02% ※1週間満期
・ソニー銀行 0.001%
・三菱UFJ銀行 0.001%


やはりまずまずの好水準です。ぜひこの水準をこのまま維持していってほしいものです。

ではこの、期間2週間ながら年利が0.05%で、ATM手数料も振込手数料も無料となる、新生銀行の「2週間満期預金」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・好金利と優遇サービスを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は4月18日まで。

>>>新生銀行の2週間満期預金について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html

期間2週間ながら年利が0.05%で、ATM手数料も振込手数料も無料となる、新生銀行の「2週間満期預金」。あなたの評価は?(投票は4月18日まで)  >>>投票はこちら

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