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オリックス銀行:円定期1年0.25%、3年0.35%

執筆者: ginko (2017-6-2)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「オリックス銀行:円定期1年0.25%、3年0.35%」です。

今日は株価に関して景気の良いニュースが続いています。

・アメリカ株、過去最高値
・日経平均、昨年12月以来の2万円台回復
・世界の株、時価総額最高

そしていつものように筆者はこうした報道に接するたびにソワソワしてしまいます。すでに投資のほとんどを手仕舞ってしまっておりますので誠に残念ですが、一方、今株価上昇を享受している人というのは2015年~2016年の世界同時株安やトランプリスクを耐え抜いた人々ですので、「当然の報酬」と言えるのかもしれません。

ちなみに10年前と比較すると時価総額上位に並んでいる会社は、

1位:アップル
2位:アルファベット
3位:マイクロソフト
4位:アマゾン
5位:フェイスブック

ということで見事にアメリカのIT企業が並んでいます。何となく株価指数を眺めると循環的な動きのように見えますが、その中身は猛烈に新陳代謝が行われているということですね。10年後には一体どういう企業が上位となるのでしょうか?そしてその中の1社くらいは日本企業になるのでしょうか?

ITでは完全に出遅れてしまった日本企業ですが、次のムーブメントではぜひ第一線で活躍してほしいものです。・・・って他人事ではないのかもしれませんが。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、東京スター銀行の「スタードリーム円定期」を取り上げました。この定期預金は仕組み預金ですが、仕組み預金とは以下のような制約がある預金です。

・途中で解約できない
・満期のタイミングを預金者は選べない(銀行が延長もしくは短縮を決める)


そういった制約がある代わりに金利が高い定期預金というわけです。気になる金利条件はこういうことになります。

■東京スター銀行「スタードリーム10」

・最長10年 : 0.30%

0.3%・・・個人的にはもう一声いってほしい気もしますが、しかし途中解約できないといった制約を考慮しても魅力的な金利水準と言えます。

加えてこの仕組み預金は1年ごとに「繰り上がり償還」する可能性があるわけですから、仮に1年で償還となれば1年=0.30%、5年で償還となれば5年=0.30%の金利となります。

もちろん「10年間償還されない」前提で運用の是非を検討すべきなのは言うまでもありませんが、結果的により魅力的な金利条件になる可能性があるということですね。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.6」。真ん中が3つ★なので、それを上回る「まずまず良い結果」ということですね。

個人的にはぜひ、同じく東京スター銀行の仕組み預金である「右肩上がり円定期」も復活することを期待しています・・・。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は6月26日まで。

>>>東京スター銀行「スタードリーム10」について詳しくはこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=113

前回のコラム:「東京スター銀行:スタードリーム円定期0.3%」

今回は、オリックス銀行の「夏の特別金利キャンペーン」を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。

皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇し、さらにトランプラリーによってアメリカの長期金利が急上昇しており、それに連動する形で日本の金利も上昇してきました。

足元では+0.055%ということで、やはり昨年までの水準と比較すればかなり回復しています。

となると更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。やはり金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できないということです。いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さて本題に戻りまして、6月となりいよいよ夏のボーナスシーズン、そして定期預金キャンペーンシーズンが近づいてきているわけですが、その先陣を切る形でオリックス銀行が、この6月から定期預金キャンペーンを開始していますね!

オリックス銀行はこれまでも矢継ぎ早に金利アップを繰り返すなどかなり積極的な印象でしたが、この定期預金キャンペーン開始によって極めて高水準の金利となっています。もちろん預金者としては歓迎すべきことですね。ありがたや、ありがたや。

では、その気になる金利はと言うと・・・

■オリックス銀行「夏の特別金利キャンペーン」

・1年 :0.25%
・2年 :0.30%
・3年 :0.35%
・5年 :0.35%


※2017年6月2日現在、年利、税引き前、100万円以上1,000万円未満

確かにかなりの高水準ですね!1年0.25%も魅力ですが、期間と金利のバランスを考えると2年0.30%3年0.35%も好条件です。どれか1つに絞れないという方は、それぞれに100万円ずつ分けて預けるのも手かもしれませんね。

ちなみに足元の1年もの市場金利は0.033%、3年もの市場金利も0.054%と言う水準ですから、いずれも「赤字覚悟の出血大サービス」と言えそうです。今すぐ少しでも良い金利の定期預金を利用したい方は検討してみてはいかがでしょうか。

なお1,000万円以上の場合はこのように金利がアップします。

・1年 :0.25%
・2年 :0.30%
・3年 :0.35% → 0.37%
・5年 :0.35% → 0.37%


有り余る余裕資金をお持ちの方はいかがでしょうか。

いつもご案内しているように、オリックス銀行の魅力をもう1つ付け加えるとすると、他の銀行宛ての振込み手数料が月2回無料ですので、預け替えの場合に利息が振り込み手数料で吹き飛ぶ、なんて残念なことはありません。こうした点にも魅力を感じる方は少なくないのではないかと思います。

このまま引き続き安定経営を続け、魅力的な金利水準を維持していっていただきたいと思います。

ではここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利をチェックしたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

・新生銀行 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
オリックス銀行 0.25% ※キャンペーン金利
・SBJ銀行 0.20% ※新規顧客向け
・関西アーバン銀行 0.15% ※いちょう並木支店
・東京スター銀行 0.10% ※6ヶ月
・ソニー銀行 0.05%
・新生銀行 0.05% ※2週間満期
・楽天銀行 0.03%
・住信SBIネット銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.01%


やはりオリックス銀行の金利は1年もの金利としてはトップクラスですね!

ではこの、1年ものが0.25%、2年ものが0.30%、3年ものが0.35%になるオリックス銀行の夏の特別金利キャンペーン。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・高水準の金利を評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は7月2日まで。

>>>オリックス銀行「夏の特別金利キャンペーン」について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】1年ものが0.25%、2年ものが0.30%、3年ものが0.35%になるオリックス銀行の夏の特別金利キャンペーン。あなたの評価は?(投票は7月2日まで)  >>>投票はこちら


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