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あおぞら銀行:円定期6ヶ月0.15%、1年0.25%

執筆者: ginko (2017-12-1)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「あおぞら銀行:円定期6ヶ月0.15%、1年0.25%」です。

日馬富士引退のニュースには驚かされました。「あれ?そんなに悪いことしたの?」というのが偽らざる気持ちです。

筆者は誰かを一方的に断罪するのは苦手ですし、また、誰かが誤りを犯したとしても「一発レッドカード」に処すのには抵抗を感じます。筆者も含め完璧な人はいないし、誤りを犯さない人もいないからです。

その点では今回の件の処罰も、MAXで「1年間の出場停止」くらいでよかったのではないかと思いますが、本人が引退を決めたとあればどうしようもありません。横綱の引退が無駄にならないよう、相撲業界全体で再発防止に取り組んでいただきたいものです。

しかしそれでも釈然としない気分が残るのは、日馬富士がどんな理由で怒り、実際に何をしたのか、結局何も明らかになっていないからですね。

報道スタンスも、日馬富士が悪いのか、貴ノ岩が悪いのか、はたまた貴乃花親方が悪いのか揺れ続けてきたように感じます。

ただ個人的に最も印象深かったのは、世論もそうした報道スタンスに右往左往したように思えた点です。実際、筆者はそうでした。

つまりは、我々の善悪の判断は思っている以上にメディアに影響されやすいということですね・・・自戒したいと思います。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、静岡銀行しずぎんインターネット支店の「ウルトラ金利」を取り上げました。このようになっております。

■静岡銀行・しずぎんインターネット支店「円定期預金ウルトラ金利」

<口座保有客向け>

・6ヶ月 : 0.30%
・1年 : 0.22%

6ヶ月0.30%、1年0.22%ということでなかなかの金利水準ですね!中でも6ヶ月0.30%が目を惹きます。うまくやれば半年後の夏のキャンペーンで高金利での運用を継続できそうですが、実際にはどうなのでしょうか?

ということでキャンペーン条件を見るとこのようになっています。

・対象となる資金 : 新規でお預け入れいただいた資金(すでにインターネット支店にお預けいただいている普通預金による定期預金のお預け入れもウルトラ金利の対象となりますが、自動では適用になりませんのでインターネットバンキングで定期預金のお預け入れ操作を行ってください)

つまり「新規資金」が条件ではあるもののそのルールはそれほど厳しくなく、自動継続せずに一旦普通預金で受け取れば、定期預金の「満期金」での利用も可能ということですね。おそらく。だとすると、やはり6ヶ月0.30%の方が良さそうです。

ちなみに前回の夏のキャンペーンでは「新規客向け」と「口座保有客向け」の二段構えだったわけですが、今回だけ新規客向けの特別金利はナシ・・・ということはないでしょうね。おそらく時間差で新規客向けのキャンペーンも始まると思いますので、気になる方は定期的にしずぎんインターネット支店のサイトをチェックしてみてはいかがでしょうか。

>>>静岡銀行しずぎんインターネット支店はこちら

さて投票結果ですが、5つ★満点で「4.1」!最高が5つ★なので高い評価ですね!

金利水準もさることながら、夏と冬、必ずキャンペーンを実施している点も評価されたのかもしれません。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は12月24日まで。

>>>静岡銀行しずぎんインターネット支店の「ウルトラ金利」について詳しくはこちら

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=242

前回のコラム:「静岡銀行:円定期6ヶ月0.30%、1年0.22%」

今回は、あおぞら銀行インターネット支店のあおぞらネット定期を取り上げたいと思います。

ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。

皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇し、さらにトランプラリーによってアメリカの長期金利が急上昇し、それに連動する形で日本の金利も上昇してきました。

足元でも+0.035%ということでプラス水準を維持しています。

となると更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

つまりは「金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できない」ということです。実際、2017年に限れば金利はほとんど全く上昇していませんからね・・・。

いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さて12月となり、冬のボーナスシーズンを見越した金利キャンペーンの動きが出てきていますが、実際に金利をアップさせた銀行の1つがあおぞら銀行ですね。

あおぞら銀行はいつも高水準の定期預金金利が人気ですが、インターネット支店では、さらに有利な定期預金や普通預金を提供しています。

その、あおぞら銀行インターネット支店が取り扱う「あおぞらネット定期」の、金利アップ後の金利はと言うと・・・

■あおぞら銀行インターネット支店/あおぞらネット定期

・6ヶ月 : 年0.15%
・1年 : 年0.25%
・3年 : 年0.15%
・5年 : 年0.15%


※2017年12月1日現在、税引き前

実際に金利がアップしたのは1年ものだけですが、やはりその1年0.25%の金利が目を惹きますね。3年もの・5年もの金利はそれより低いわけですから、これは「戦略的な金利設定」ということになるのでしょう。つまり赤字覚悟の出血大サービスということです。

足元の1年もの市場金利は「0.024%」とゼロが並ぶ低水準ですね!その点でもやはり上記金利は顧客基盤の維持・拡大のための戦略的なもの、ということなのでしょう。

またあおぞら銀行インターネット支店は普通預金の金利も良いですね。普通預金特別プログラムの気になる金利はこのようになっております。

■あおぞら銀行インターネット支店/普通預金特別プログラム

・普通預金特別プログラム特別利率 : 年0.10% ※2017年12月1日現在、税引き前


メガバンクの普通預金の金利は概ね0.001%ですから、それと比較すれば「100倍」の金利、ということになりますね。なかなか魅力的です。

このプログラムの少しややこしい点は、店頭表示金利はメガバンクと同じ0.001%ですが、条件を満たせば上乗せ金利年0.099%がプラスされるという仕組みです。

その条件ですが、100万円以上の最終残高が必要とされるなど、細かなものがありますのでご利用前に詳細をご確認ください。

>>>あおぞら銀行インターネット支店/普通預金特別プログラムについて詳しくはこちらのページからリンク先へ

普通預金に資金を眠らせっぱなし、という人は検討してみてはいかがでしょうか。

ちなみにあおぞら銀行の業績ですが、直近の2017年4月~9月期決算では、経常利益が304億円と好調を維持しています。前年同期が278億円ということですので増益ということですね!すばらしい。

業績・信用面でも特に問題はなさそうです。

http://www.aozorabank.co.jp/ir/library/2017/pdf/2017_2q_01_j.pdf

健全な経営を続け、1日でも長くこのような相対的に有利な金利を維持してほしいものですね。

では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

・新生銀行 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・静岡銀行 0.30% ※インターネット支店、キャンペーン金利、6ヶ月
あおぞら銀行 0.25% ※インターネット支店
・静岡銀行 0.22% ※インターネット支店、キャンペーン金利
・SBJ銀行 0.20% ※新規顧客向け
・オリックス銀行 0.18%
・関西アーバン銀行 0.15% ※いちょう並木支店
・ソニー銀行 0.05%
・楽天銀行 0.03%
・住信SBIネット銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.01%


やはりあおぞら銀行の金利はトップクラスですね。

ではこの、6ヶ月ものが0.15%、1年ものが0.25%となる、あおぞら銀行インターネット支店のあおぞらネット定期。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・魅力的な金利水準であることを勘案して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は1月1日まで。

>>>あおぞら銀行インターネット支店のあおぞらネット定期について詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】6ヶ月ものが0.15%、1年ものが0.25%となる、あおぞら銀行インターネット支店のあおぞらネット定期。あなたの評価は?(投票は1月1日まで)  >>>投票はこちら

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