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じぶん銀行(現auじぶん銀行):円定期1年0.20%、5年0.20%

執筆者: ginko (2017-12-15)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「じぶん銀行(現auじぶん銀行):円定期1年0.20%、5年0.20%」です。

2018年度の与党税制改正大綱が決定されたようですね。報道によれば、「年収850万円超の会社員への所得増税」や「たばこ増税」で、約2,800億円の増税になるとのことです。年収850万円というのは統計的に見れば確かに恵まれた層であるのは間違いないものの、自分たちが「金持ち」と思われている方はいないと思いますし、また愛煙家の方々からすれば「また!?」ということになるのでしょうね。

しかし筆者が最も印象的に感じたのは、そのように頑張って増税しても総額で2,800億円にしかならないということですね・・・。約20兆円のプライマリーバランスの赤字解消には遠く及びません。増税もいいですが、財政支出削減に加え、消費・投資を増やす施策がもっともっと必要なのでしょうね。

みんながお金を使えば使うほど、社会が良くなって、ハッピーになって、さらに財政再建に近づけるようなビジネス・・・何かないですかねぇ。それが分かれば、恐らく筆者の収入は今頃、ゼロが1つか2つ多いのでしょうけれど(笑)。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、マネックス証券のマネックス債を取り上げました。このマネックス債の金利はと言うとこうなっております。

■マネックス証券:個人向けマネックス債

・6ヶ月:0.20%


期間6ヶ月で0.2%・・・。正直、金利水準は大したことはありませんね。低金利が続く状況ではありますが、0.2%台の定期預金というのはないわけではありません。

そしてもちろん、定期預金は1,000万円までなら完全にリスクフリーですから、その点ではマネックス証券の信用力が高かろうが低かろうがわざわざマネックス債を利用する必要はないですね。いくら信用力が高くてもリスクフリーにはかないません

なお今回のマネックス債の申し込み期間は12月20日17時~1月9日14時ということで、今すぐ購入はできませんが、一方、「今から口座開設しても間に合う」タイミングと言えます。そうは言いつつ興味を感じる方は、まずは口座開設をしておくことをお勧めしたいと思います。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「2.5」。真ん中が3つ★なのでそれを下回る少し残念な結果です。

ただリスクと利率のバランスを考えると、これくらいの評価になるのも分かる気がします。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は1月8日まで。

>>>マネックス証券の個人向けマネックス債について詳しくはこちら

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=252

前回のコラム:「マネックス証券:マネックス債6ヶ月0.20%」

今回は、じぶん銀行(現auじぶん銀行)の「冬のボーナスフェア 円定期預金特別金利キャンペーン」を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。

皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇し、さらにトランプラリーによってアメリカの長期金利が急上昇し、それに連動する形で日本の金利も上昇してきました。

足元でも+0.055%ということでプラス水準を維持しています。

となると更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

つまりは「金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できない」ということです。実際、2017年に限れば金利はほとんど全く上昇していませんからね・・・。

いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さてそのように市場金利については期待できない状態ですが、一方、うれしい動きと言えばボーナス時期ということで、冬の円定期預金キャンペーンや、金利引き上げが散見されますね。

そうした動きの1つと言えるのが、今回取り上げる、じぶん銀行(現auじぶん銀行)「冬のボーナスフェア  円定期預金特別金利キャンペーン」です。

ご存知の通りじぶん銀行(現auじぶん銀行)は三菱UFJ銀行とKDDIという日本を代表する企業の子会社であり、経営基盤は磐石な上に、先日発表された2018年3月期の中間決算でも当期利益は約11億円と順調です。昨年の約9億円より増加していますね。

おそらくこうした利益が、このような定期預金キャンペーンを推進する原資となっているのではないかと思います。ではそのキャンペーンの気になる金利はと言うと・・・

■じぶん銀行(現auじぶん銀行)「冬のボーナスフェア 円定期預金特別金利キャンペーン」

・1年 : 0.20%
・5年 : 0.20%

1年ものも5年ものも0.20%ということですね。最近では定期預金金利が0.3%台になることはありませんので、十分検討に値する金利水準なのではないかと思います。

また、新規客だけでなく既に口座を持っている人も利用できるというのはいいですね。

ちなみに新規客向けにはこのようなプログラムが提供されています。

■じぶん銀行(現auじぶん銀行)「新規限定デビュー応援プログラム」

・3ヶ月 : 通常金利0.04% + 特別金利0.46% = 0.50%


期間3ヶ月とはいえ、金利水準としてはかなり魅力的ですね!まだ口座を持っていない方は活用をご検討ください。

なお、金利以外のメリットに目を向けると、じぶん銀行(現auじぶん銀行)の定期預金の利点は1円から設定できる点です。もちろん元本が1円だと永遠に利息がつかないことになりますが、これから貯金を始めようという方にもやさしい商品性と言えそうです。

また、ユーザーの皆さんの中には、三菱UFJ銀行の口座をお持ちの方も多いと思いますが、上記の通り三菱UFJ銀行はじぶん銀行(現auじぶん銀行)の親会社であるということもあって、じぶん銀行(現auじぶん銀行)と三菱UFJ銀行の口座間の振込手数料は無料ですね。

三菱UFJ銀行の口座が給与振込口座の場合は、毎月余ったお金をこまめにじぶん銀行(現auじぶん銀行)に振り替えることで、より着実に貯金を増やすこともできそうです。

auウォレットなどの決済サービスも便利そうですね。

加えて先日も取り上げましたが、顧客優遇サービスである「じぶんプラス」も魅力です。 ざっくり言うとこのような内容です。

<残高10万円以上>

・ATM手数料 : 月3回無料

<残高100万円以上>

・ATM手数料 : 月8回無料
・他行あて振り込み手数料 : 月3回無料

特に100万円以上の残高を維持できる方は参考にしてみてください。

ではここで、主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

・新生銀行 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・静岡銀行 0.30% ※インターネット支店、キャンペーン金利、6ヶ月
・あおぞら銀行 0.25% ※インターネット支店
・静岡銀行 0.22% ※インターネット支店、キャンペーン金利
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.20% ※キャンペーン金利
・SBJ銀行 0.20% ※新規顧客向け
・オリックス銀行 0.18%
・関西アーバン銀行 0.15% ※いちょう並木支店
・ソニー銀行 0.05%
・楽天銀行 0.03%
・住信SBIネット銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.01%

やはり、じぶん銀行(現auじぶん銀行)相応に高金利ですね。

ではこの、1年ものが0.20%、5年ものが0.20%となる、じぶん銀行(現auじぶん銀行)の「冬のボーナスフェア 円定期預金特別金利キャンペーン」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・相応の高金利を評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は1月15日まで。

>>>じぶん銀行(現auじぶん銀行)の「冬のボーナスフェア  円定期預金特別金利キャンペーン」について詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】1年ものが0.20%、5年ものが0.20%となる、じぶん銀行(現auじぶん銀行)の「冬のボーナスフェア  円定期預金特別金利キャンペーン」。あなたの評価は?(投票は1月15日まで) >>>投票はこちら

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