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あおぞら銀行:円定期1年0.25%

執筆者: ginko (2018-04-27)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「あおぞら銀行:円定期1年0.25%」です。

歴史的とも言える南北朝鮮の首脳会談が始まりましたね。日本でも金正恩委員長の韓国への越境シーンが生中継されるなど多くの関心が集まっています。

これまでの経緯を踏まえれば甘い期待は禁物だとは思うものの、北朝鮮の核ミサイルリスクに不安を感じていた方々からすれば良い結果となることを切望してしまうのは当然だと思います。

特に韓国の方々からすれば今回の会談に対する熱気はかなりのものがあるのではないでしょうか?燃える国民性ですしね。

ただ一方で北朝鮮側からすればそうした熱い期待というのは、交渉を有利に進める上で好都合ですね。韓国政府は世論と北朝鮮との板挟みになってしまう可能性が十分あります。

北朝鮮の現時点での狙いは何か分かりませんし、交渉の最大のハイライトは今回の南北首脳会談ではなく米朝首脳会談だと思いますが、冷静に事の成り行きを見守りたいと思います。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、静岡銀行:円定期3ヶ月0.50%を取り上げました。気になるその新規口座開設応援プログラムの金利はと言うとこうなっています。

■静岡銀行・しずぎんインターネット支店「新規口座開設応援プログラム」

・3ヶ月 : 0.50%

あくまで、インターネット支店限定である点には注意が必要ですが、3ヶ月0.5%とかなりの好金利ですね!

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.5」。真ん中が3つ★なのでそれを上回るそれなりに良い評価です。

0.5%という金利もさることながら、夏冬のキャンペーン金利が比較的高水準である点も評価されたのかもしれませんね。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は5月20日まで。

>>>静岡銀行しずぎんインターネット支店について詳しくはこちら

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=361

前回のコラム:「静岡銀行:円定期3ヶ月0.50%」

今回は、あおぞら銀行インターネット支店のあおぞらネット定期を取り上げたいと思います。

ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇し、さらにトランプラリーによってアメリカの長期金利が急上昇し、それに連動する形で日本の金利も上昇してきました。足元でも+0.050%ということでプラス水準を維持しています。

となると更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。2月上旬に金利が0.1%に近づいたタイミングでは「指値オペ」が通達され、長期金利は0.1%以下の水準に戻っています。

つまりは「金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できない」ということですね。実際、2017年以降、金利はほとんど全く上昇していません・・・。

いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さて4月下旬となり、6月以降と目される夏のボーナスシーズンを見越した金利キャンペーンの動きが待ち遠しいわけですが、そうした動きを先取りするように早くも金利アップの動きが出てきていますね。上記の通りあおぞら銀行5月1日からの金利キャンペーンの案内を開始しています。

あおぞら銀行はいつも高水準の定期預金金利が人気ですが、インターネット支店では、さらに有利な定期預金や普通預金を提供しています。その「あおぞらネット定期」の、金利アップ後の金利はと言うと・・・

■あおぞら銀行インターネット支店/あおぞらネット定期「夏金利!キャンペーン」

・6ヶ月 : 年0.15%
・1年 : 年0.25%
・3年 : 年0.15%
・5年 : 年0.15%


※2018年5月1日からの金利、税引き前

実際に金利がアップするのは1年ものだけですが、やはりその1年0.25%の金利が目を惹きますね。3年もの・5年もの金利はそれより低いわけですから、これは「戦略的な金利設定」ということになるのでしょう。つまり赤字覚悟の出血大サービスということです。

足元の1年もの市場金利は「0.033%」とゼロが並ぶ低水準ですね!その点でもやはり上記金利は顧客基盤の維持・拡大のための戦略的なもの、ということになります。

またあおぞら銀行インターネット支店は普通預金の金利も良いですね。普通預金特別プログラムの気になる金利はこのようになっております。

■あおぞら銀行インターネット支店/普通預金特別プログラム

・普通預金特別プログラム特別利率 : 年0.10% ※2018年4月27日現在、税引き前


メガバンクの普通預金の金利は概ね0.001%ですから、それと比較すれば「100倍」の金利、ということになりますね。なかなか魅力的です。

このプログラムの少しややこしい点は、店頭表示金利はメガバンクと同じ0.001%ですが、条件を満たせば上乗せ金利年0.099%がプラスされるという仕組みです。

その条件ですが、100万円以上の最終残高が必要とされるなど、細かなものがありますのでご利用前に詳細をご確認ください。

普通預金に資金を眠らせっぱなし、という人は検討してみてはいかがでしょうか。

ちなみにあおぞら銀行の業績ですが、直近の2017年4月~12月期決算では、経常利益が462億円と好調を維持しています。前年同期が424億円ですので増益ということですね!すばらしい。

業績・信用面でも特に問題はなさそうです。

http://www.aozorabank.co.jp/ir/library/2017/pdf/2017_3q_01_j.pdf

健全な経営を続け、1日でも長くこのような相対的に有利な金利を維持してほしいものですね。

では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・静岡銀行 0.50% ※インターネット支店、新規顧客向け、3ヶ月
・新生銀行 0.30% ※新規顧客向け、3ヶ月
あおぞら銀行 0.25% ※インターネット支店、キャンペーン金利(5月1日から)
・SBJ銀行 0.20% ※新規顧客向け
・オリックス銀行 0.15%
・楽天銀行 0.12%
・ソニー銀行 0.05%
・住信SBIネット銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.01%


やはりあおぞら銀行の金利はトップクラスですね。ただし繰り返しになりますがこの金利は5月1日からである点はご注意ください。

ではこの、6ヶ月ものが0.15%、1年ものが0.25%となる、あおぞら銀行インターネット支店の「夏金利!キャンペーン」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・魅力的な金利水準であることを勘案して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は5月27日まで。

>>>あおぞら銀行インターネット支店のあおぞらネット定期について詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】6ヶ月ものが0.15%、1年ものが0.25%となる、あおぞら銀行インターネット支店の「夏金利!キャンペーン」。あなたの評価は?(投票は5月27日まで)  >>>投票はこちら

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