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メルマガ「間違いだらけの銀行選び」1月号。

執筆者: ginko 発行日付: 2017-01-23

1月号の内容はこのようなものです。

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□ 2017年1月号のコンテンツ □

1.この1ヵ月で取り上げたキャンペーン

(楽天銀行他)

2.最新ランキング

3.読者アンケート結果

・当サイトのポートフォリオの2016年の運用成績は-8%という結
果となりましたが、あなたの運用成績は?

・2017年の日経平均株価は夏ごろ下がるも秋以降再上昇する、とい
うことで専門家の見方は一致しているようですが、あなたは1年後の
日経平均はいくらと予想する?

4.今月の購買力平価

5.今月の世界の株価収益率

6.自腹で資産運用中!(10年10ヵ月目)

7.12年1ヵ月目のひとりごと:
「間隔を問わず重なりを問わず飽きもせず性懲りもなくやってくるもの」
+13,300本+210万円

8.お問い合わせ

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----------- バックナンバー --------------

ま ち が い だ ら け の 銀 行 え ら び
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□ 2016年12月号のコンテンツ □

1.この1ヵ月で取り上げたキャンペーン

(SBI証券、じぶん銀行(現auじぶん銀行)、住信SBIネット銀行他)

2.最新ランキング

3.読者アンケート結果

・空前の低金利を背景にワンルームマンション投資などの不動産投資が
盛り上がっているようですが、あなたはそうした不動産投資に魅力を
感じる?

・現行の120万円×5年の投資にかかわる利益が非課税となるNIS
Aに加えて、40万円×20年の利益が非課税になる積み立て型NI
SAが検討されています。あなたが利用するならどっち?

・R25のアンケートでは資産運用している人の割合が61%とのこと
ですが、あなたは現在、定期預金も含めた資産運用を行っている?

4.今月の購買力平価

5.今月の世界の株価収益率

6.自腹で資産運用中!(10年9ヵ月目)

7.11年12ヵ月目のひとりごと:
「インフレで財政赤字は全て解決!って本当?」
+13,200本+207万円

8.お問い合わせ

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.info1:この1ヶ月で取り上げたキャンペーン
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■1.SBI証券:SBIホールディングス債0.48%
http://www.old-ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=897

■SBI証券:第35回SBIホールディングス債

・2年:0.48%

期間2年で0.5%近い金利ということですから、かなりの高水準ですね!

>>>読者アンケート:5つ★満点で平均「3.2」。
http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/pollresults.php?poll_id=1321

真ん中が3つ★なので、それを上回るまずまず良い評価ですね。

次回以降も「抽選」ではなく「先着順」での販売を期待しています・・・。

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■2.じぶん銀行(現auじぶん銀行):円定期3ヶ月0.30%
http://www.old-ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=899

■じぶん銀行(現auじぶん銀行)「新規限定デビュー応援プログラム」

・3ヶ月:通常金利0.04%+特別金利0.26%=0.30%

高金利の定期預金であっても0.2%台に沈む昨今の金利環境を考えると、
3ヶ月とはいえ0.30%という金利水準は相対的に魅力的ですね!

ただし3月31日が過ぎると元の0.14%に戻るようなので、ご検討の方
は早めに利用することをオススメします。

残念ながら満期を迎える3ヶ月後に同じような金利を得られるわけではあり
ませんが、預け替えも視野に入れればおそらく運用に困ることはないのではな
いかと思います。

>>>読者アンケート:5つ★満点で平均「3.3」。
http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/pollresults.php?poll_id=1323

こちらもまずまず良い評価ですね。

ただ投票数は相変わらず少なく・・・寂しいものです。やはり「新規顧客限
定」となると間口が狭くなりますね。

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■3.住信SBIネット銀行:3ヶ月0.5%
http://www.old-ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=901

■住信SBIネット銀行
「新規口座開設のお客さま限定!円定期預金特別金利キャンペーン」

・3ヶ月 : 0.50%

新規口座開設限定ながら3ヶ月もの金利が0.50%になる、というもので
なかなかの高金利ですね!満足度は高そうです。

なお、すでに口座を持っている客向けにもキャンペーンが用意されていて、
金利はこのようになっています。

■住信SBIネット銀行「円定期預金 特別金利キャンペーン」

・6ヶ月:0.20%
・1年 :0.20%

6ヶ月0.20%、1年0.20%ということで・・・絶対水準としてはそ
れほどではないものの、こちらも相対的には高水準です。

積極的にご活用いただければと思います。

>>>読者アンケート:5つ★満点で平均「2.8」。
http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/pollresults.php?poll_id=1325

少し残念な評価ですね。

すでに口座を持っている客向けのキャンペーンも提供されていることから、
もう少し評価が高いかとも思いましたが・・・意外に伸び悩みました。

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■4.その他の取り上げたキャンペーン
https://www.ginkou.info/news/index.html

・SBI証券:ソフトバンク劣後債1.71%


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.info2:最新ランキング
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恒例の、ユーザーのみなさまの投票による銀行人気投票。その2016年版
の12月の途中経過は以下の通りです。

※不自然な投票は調整しています。

・総合ランキング(★は前月比、順位が上昇した銀行)
1位:新生銀行
2位:住信SBIネット銀行
3位:オリックス銀行

また各項目別ランキングの1位は以下の通りです。

・口座サービス:新生銀行
・円預金 :新生銀行
・外貨預金 :★住信SBIネット銀行
・FX :SBI FXTRADE
・投資信託 :新生銀行
・住宅ローン :じぶん銀行(現auじぶん銀行)、★住信SBIネット銀行
・カードローン:住信SBIネット銀行
・セキュリティ:新生銀行
・証券会社 :GMOクリック証券

総合ランキングではこれまで住信SBIネット銀行が8年連続1位と圧倒的
な強さを見せたわけですが、今年からいよいよ「スマートプログラム」が始ま
り、実質的には「サービスの改悪」となったことから、今のところ2位となっ
ています。

代わりに新生銀行が1位ですね。このまま新生銀行が首位を維持できるので
しょうか?注目です。

それ以外のランキングでは今月は、円預金ランキングの同率3位と外貨預金
ランキングの1位に住信SBIネット銀行が、FXランキングの2位にDMM
.com証券がそれぞれランクアップしています。

では2016年版の銀行人気ランキングに是非投票をお願いします。

>>>2016年版のランキング投票はこちらから
https://www.ginkou.info/enquete2.html

>>>2016年版のランキング詳細はこちら
https://www.ginkou.info/ranking/index.html


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.info3:読者アンケート結果
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■1.空前の低金利を背景にワンルームマンション投資などの不動産投資が盛
り上がっているようですが、あなたはそうした不動産投資に魅力を感じ
る?
http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/pollresults.php?poll_id=1320

1位:魅力を感じない 80%
2位:ケースバイケース 20%

となりました。1位は「魅力を感じない」で8割ということですね。筆者も
全く同感です。

12月8日にジャスダックに新規上場する「グッドコムアセット」社に関連
する記事の中で、以下のような記述がありました。

・購入者が得る表面利回り(年間賃料を物件購入価格で割った値)は4%強。

利回りは4%!残念ながらこれだけ低いとまず利益は出ません。金利と建物
価値の目減りだけで4%くらい行くでしょうし、空室率や税金、管理費なども
考慮しないといけませんし、頼みの賃料も経年劣化と共に徐々に下がっていく
からですね。

ちょうどボーナス期でもあり、さらに金利が大きく低下する中で「少しでも
よい運用を」と思う気持ちはよくわかりますが、しかしそうした運用ニーズは
誰もが持っているわけで、そう簡単にウマい話が転がっているはずがありませ
ん。

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■2.現行の120万円×5年の投資にかかわる利益が非課税となるNISA
に加えて、40万円×20年の利益が非課税になる積み立て型NISA
が検討されています。あなたが利用するならどっち?
http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/pollresults.php?poll_id=1322

1位:120万円×5年の現行NISA 23%
〃:どちらも魅力的 23%
3位:どちらも魅力的ではない/金額が不満 15%
〃:どちらも魅力的ではない/金額も期間も不満 15%
5位:40万円×20年の積み立て型NISA 7%
〃:どちらも魅力的ではない/その他 7%
〃:よくわからない 7%

となりました。1位は「120万円×5年の現行NISA」と「どちらも魅
力的」が同率で並んでおりまして両方合わせれば約5割=半数ということにな
ります。

意外と支持されているようですね!さらに現行NISAの評価が決して低く
ないのも筆者のイメージと異なっておりました。ただ、だとするとなぜ活用が
広がらないのでしょうね?

NISA口座開設数は1,000万を超えたものの「使っていない人が半数
以上」ということですが、もしかするとこの状況を否定的にとらえるのが間違
っているのかもしれません。

つまり、「すでに口座数は1,000万を超え、さらに半分の人が実際に利
用している」と言い換えればむしろ積極的に評価してもいいのかもしれません
ね。筆者も何だかそんな気分になってきました(笑)。

ただ一方で4割近い方が「どちらも魅力的ではない」と回答しており、金額
にせよ期間にせよまだまだ不満が残っている点には注意が必要そうです。少な
くとも筆者は「5年」と言ったスパンでの投資は考えておりませんので、期間
は不満ですし、では新しい積立型=40万円×20年が良いかと言われると、
やはり「40万円」という枠が窮屈ですねぇ。

「100万円×20年」など老後のための資産形成という性格を明確にして
の提供が良いと思うのですがいかがでしょうか?

120万円×5年=600万円にせよ、40万円×20年=800万円にせ
よ、3,000万円とも1億円ともいわれる老後資金には全く力不足ですから
ね・・・。

まぁ、そうなると「証券優遇税制を廃止する必要がなかった」というそもそ
も論につながっていくのかもしれませんが・・・。

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■3.R25のアンケートでは資産運用している人の割合が61%とのことで
すが、あなたは現在、定期預金も含めた資産運用を行っている?
http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/pollresults.php?poll_id=1324

1位:行っている 100%

となりました。1位は「行っている」で何と100%ですね!なるほど・・
おみそれしました。

その点では当サイトの読者の方々は資産形成に余念ないわけですが、ただ世
間一般で言えば4割の方が定期預金も含めた資産運用を行っていないという回
答結果は驚くに値しません。

そもそも2人以上の世帯ですら3割の方が「金融資産ナシ」という状況です
から、単身世帯であったり、あるいは「預金はあるけれど普通預金に預けっぱ
なし」という方々も含めれば4割になるというのは理解できます。

自分たちの老後ですら心配なのに、このように一定割合いると考えられる
「キリギリス」の生活まで面倒を見なければいけないのかと思うとさらに不安
を感じざるを得ませんが、あまりそこに深入りするとよろしくない方向に考え
が向かっていきますので止めておきたいと思います。

社会というのは色々な人がいて、色々な役割を果たす中で維持されているわ
けですからね。その点では自然の生態系と同じです。「どれもこれも、誰もか
れも大切」ということです。

ただそうは言いつつ、蓄えがあるのとないのとを比べれば、ある方が良いに
決まっているわけで、老後資金の確保に向けてペースが遅いと感じている方は
ぜひペースアップを検討いただければと思います。

ちょうど冬のボーナスが支給された今の時期はマネープランやライフプラン
を考えてみる良い機会ですね!

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■4.その他の銀行関連ニュース
https://www.ginkou.info/column/index.html

・2016年冬のボーナスの運用先は?


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.info4:今月の購買力平価
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購買力平価とは1つのモノを外貨、例えばドルで買っても円で買っても同じ
値段になる為替相場のことです。モノの値段からその通貨が割高なのか割安な
のか分かるわけですね。

では今月=12月のドル円の購買力平価はと言うとこのようになっています。

・消費者物価ベース : 1ドル=127.58円
・企業物価ベース : 1ドル= 96.01円
・輸出物価ベース : 1ドル= 70.53円

歴史的にはこの真ん中の企業物価ベースの購買力平価を基準に、実勢相場が
上に行ったり(円安)、下に行ったりしながら(円高)、つかず離れず並走し
てきたことが分かります。

とすると「企業物価より上なら円安」「企業物価より下なら円高」と言える
わけです。

そして2016年12月の企業物価ベースの購買力平価は96.01円。要
するに今は「円安」ということですね。


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.info5:今月の世界の株価収益率
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株価収益率(PER)とは、株価がその会社の利益の何倍くらいになってい
るか、という株価の割高・割安を示す尺度です。目安としては「20倍を超え
ていないかどうか」チェックすればいいと思います。

12月の株価収益率の平均は前月と比較して上昇しました。先月の単純平均
は14.58倍で、今月は14.89倍ということですね。

上がったということは株価が「割高」になったということになります。

<世界主要株式市場の株価収益率(PER)一覧(2016年12月現在)>
http://www.old-ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=1096


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.info6:自腹で資産運用中!(10年9ヵ月目)
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<運用実績(2016年12月現在)>
http://www.old-ginkou.info/modules/xfsection/article.php?articleid=1097

2006年 4月の投資金額: 525万7,529円
2016年12月の評価額 : 599万1,741円
損 益 : +73万4,212円

今月は+1万円ですね。わずかにプラスです。

つまりは残った唯一の投資資産である国内REITが上昇したということで
すが、すでにほとんどのリスク資産を売却してしまった今となってはプラスで
あってもマイナスであってもその金額は誤差の範囲内です・・・。

全体の通算成績の推移ですが、通算の運用益はプラス約73万円となってい
ます。こちらも当面はこのままということです。

<今月の追加投資/売却>

さてここからは相場全体を眺めながら投資再開のタイミングを探っていきた
いと思います。

まず世界の株式相場をチェックしてみると、日経平均も、アメリカ株も、円
建ての先進国株価もどれも明確に上昇していますね!

と言いますか「急上昇」という感じですが、その理由はもちろんアメリカの
大統領選挙でトランプ氏が勝利し、そのトランプノミクスに対する期待が持続
しているからです。

選挙前のトランプ氏に対するあれだけの懸念や不安、疑念は一体何だったの
かという気もしますが、筆者自身も大いにそのネガティブインパクトを心配し
ておりましたので全く人のことは言えません。

また、日本の投資家にとってさらなる追い風はドル高円安が進んでいるとい
う点ですね。ドル円相場をチェックしてみると、これまでずっと続いてきた円
高傾向がいよいよ反転し、足元では1ドル=118円まで円安方向にリバウン
ドしています。これまた急激ですね!

そもそも株高の上に円安なわけですから、「Wでおいしい」状況です。しか
もどちらも劇的な上昇ですから、運良く事前に投資されていた方はラッキーで
したね。

ちなみにこのようにドル高が進んでいる背景としては、上記の「トランプノ
ミクスに対する期待」に加えて、アメリカの「大規模な財政出動に伴う財政悪
化懸念」によって、アメリカの金利が急上昇している、という点もあるものと
思われます。期待と懸念の両方が金利上昇要因となっているわけですね。

アメリカの長期金利をチェックしてみると確かに急上昇していますね!「米
株」も「米ドル」も上昇しているわけですが、最もドラスティックに上昇して
いるのは「米金利」と言えそうです。アメリカの中央銀行であるFRBが利上
げを決定しましたのでその影響もあるのでしょうね。

ちなみに「トランプ相場」がこのまま続くようであれば金融市場は以下のよ
うな流れが継続することになります。

・株価 : 先進国株は上昇、新興国株は下落

・為替 : ドル高円安

・金利 : 上昇

こうした動きが世界経済にとって良いことなのかどうかは微妙ですが、少な
くとも日本の個人投資家にとっては追い風です。

ただ一方で、「トランプノミクスに対する期待」があまりに先行しすぎてい
る気がするのは筆者だけでしょうか?仮に、日に日に高まっている期待が裏切
られれば巻き戻しが起こり、「株安・ドル安・金利安」が一気に進むことにな
ります。投資家からすれば往復ビンタですね。あるいはトリプルビンタかもし
れません。

新大統領と利害関係者との「ハネムーン期間」は1ヶ月でしょうか?それと
も3ヶ月?あるいは6ヶ月なのかもしれませんが、いつかはこの「ご祝儀相場」
が終わるとすれば、今は「一時的な宴」ということになります。

忘年会・新年会のシーズンですが、投資においても「飲みすぎない」よう、
警戒心をもって臨んでいただければと思います。

筆者自身は・・・もう少し様子見ですね。仮に投資をするとしても完全にタ
イミングを逸した感がありますし・・・。


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.info7:11年12ヵ月目のひとりごと
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■「インフレで財政赤字は全て解決!って本当?」
+13,200本+207万円

いよいよ2017年が終わろうとしています。今年は本当にもう驚きの連続
でしたね。マイナス金利も驚きでしたし、Brexitも衝撃でした。

しかし最大のサプライズはやはりアメリカ大統領選挙でトランプ氏が勝利し
たことではないでしょうか。

筆者の今年の漢字は間違いなく「驚」でしたが、意外と今年の漢字は「金」
でしたね・・・確かにリオオリンピックの結果は素晴らしく、連日感動させら
れっぱなしでしたが、ただ「今年」という括りで見るとやや狭い言葉のような
気がします。

意外とマイナス金利にしても、Brexitにしても、アメリカ大統領選挙
にしても国民全体からすればそこまで関心は高くなかった、ということなので
すかね?

それはともかく今年は政治の「動」の部分がクローズアップされたわけです
が、もちろん日々粛々と運営されている政治の「静」の部分も重要です。

そうした「静」の部分に久しぶりに意識が向かうニュースがありました。別
のコラムでもご案内したように、国の2017年度の予算案が発表されたので
すね。大まかに言えばこういう内容です。

・歳入:税収58兆円+税外収入5兆円+国債発行34兆円

・歳出:一般歳出58兆円+地方交付税16兆円+国債返済24兆円

簡単に言えば来年度も「10兆円の新たな借金」によって賄われるわけです
ね。そして国債残高はすでに1,063兆円もあるようです。

よくもまぁ、こんなに借金を膨らませたものですが、まずはこの10兆円の
ギャップを埋めないといけません。普通に考えると「歳入を増やす=増税する」
か、「歳出を減らす」かのどちらかですが、結論から言えば両方やる、という
ことなのでしょうね。

ただ増税は明らかに景気に水を差すのだとすると、まず取り掛かるべきは後
者の歳出削減ということになります。

国民全体としては預貯金が順調に増加していると思いますので、やはり一定
水準以上の所得や資産がある方の自己負担を増やしていくしかないのでしょう
ね。

さらに相続税を強化するという観点も重要です。シニアの資産を他のシニア
に分配できれば「同世代間の互助」という点からも健全だと思われます。

それが嫌なら子世代・孫世代にどんどん贈与していくでしょうから、それま
た消費喚起に役立ちそうです。最も資金が必要な世代は30代・40代ですか
らね。お金は、必要な人の手にわたって初めて役に立ちます。

また平均寿命が男女ともに80歳を超え、女性に至っては90歳に近づきつ
つある中で、60歳にせよ、65歳にせよ、まだまだ気力も体力もある中での
引退と言うのはあまりに早すぎます。

「平均寿命-10歳」くらいまでは働かないとそもそも年金システムを維持
することが難しい気もしますしね。また、フルタイムとは言わないまでもパー
トタイムでも働くことで、より有意義なシニアライフを満喫できるような気が
するのは筆者だけでしょうか?

加えていつも不満に思うのは、なぜもっと政府が「消費を奨励しないのか」
という点です。消費者がどんどん消費をすれば、納税額も増えるし、インフレ
傾向となり、実質的な借金の額も目減りしていき、一挙両得です。

少なくとも「増税」よりはるかに痛みの少ない政策ポリシーとなるはずです。

もちろん、少子高齢化が進む中で、「そもそもほしいものがない」「すでに
家がモノであふれている」という方も増えているのでしょうけれど、それであ
れば

・より高いおいしいものを食べる

・旅行に出かけて、良いホテルや旅館に泊まる

という手もありますし、「もっと大きい家に住み替える」というのも手です。
狭い家よりは広い家の方がいいでしょうから・・・おそらく・・・。

ちなみにこうした国の借金の話になると出てくるのがインフレ論ですね。要
するにじゃんじゃんインフレにしていけば相対的に借金の価値がどんどん減り
結果的に借金を大きく減らすことができるというものです。

そもそも安倍政権&黒田日銀がまさにそのインフレを達成しようと思って出
来ないあたりにインフレ実現の難しさがあるのではないかと思いますが、「思
いっきり財政赤字になるくらい減税をして歳出を増やせば、あっと言う間にイ
ンフレになる」という考え方もあるようです。

要するに財政悪化に伴う「悪いインフレ」を引き起こそうというものですが、
果たしてそんなに簡単に行くのでしょうか?

また繰り返しになりますが「少子高齢化」という潜在的な需要縮小の動きを
全く無視している点も気になります。

いずれにしてもそんなギャンブルは避けた方が良いに決まっているわけで、
来年こそ「安倍一強時代」だからできる財政健全化の道筋を示してほしいもの
ですね。

2020年の「プライマリーバランス黒字化」達成を祈りたいと思います。

<御礼>

今月もいくばくかの寄付を行いました。

1.植樹活動への寄付 :累計で13,200本相当になりました。
2.東日本大震災への寄付 :累計で207万円となりました。

ユーザーのみなさま、当サイトのご活用、ありがとうございます!
https://www.ginkou.info/aboutus/

2016年12月/本間


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