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2017年夏のボーナスの運用先は?

執筆者: ginko 発行日付: 2017-06-21

まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「毎年の拠出金額の1割から3割と言った減税メリットがあり、運用商品に定期預金も選べる個人型確定拠出年金iDeCo(イデコ)ですが、魅力的?」では・・・

1位:魅力的 75%
2位:魅力的ではない 25%

となりました。1位は「魅力的」で約75%と圧倒的ですが・・・投票数は少ないですね・・・。

知っている人は知っており、魅力を感じているものの、全体的にはまだまだ関心が薄いということなのでしょう。筆者も先日まで全然知らなかったですし(汗)。

実際、利用者はまだ50万人程度にとどまるようですが、前回のコラムでもご案内したようにこの数ヶ月で急速に伸びているようでもあります。



おそらく100万人や300万人といった規模になってくると、いよいよ口コミなどで本格的に広がり始めるのではないですかね?

今朝のニュースでもマネックス証券がこのiDeCoに参入するということですから、さらなる拡大が期待できそうです。

筆者は別にiDeCoの回し者ではありませんが(笑)、やはり拠出金の「全額税控除」のメリットは大きいです。しかも運用先に定期預金を選べるわけですから、ハードルも低いですね。

現時点では「関心がない」という方も、騙されたと思ってそのメリットをぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

ではアンケートへの投票がまだの方は、ぜひ投票をお願いいたします。アンケートは7月14日まで。

>>>証券会社/iDeCoサービス比較

〔投票〕https://www.ginkou.info/enquete/?p=124

〔前回のコラム〕初年度のリターンは20%!?iDeCoは魅力的?



 --- Ginkou ---

夏ボーナスで「投資」9.8%に
http://www.nikkei.com/

夏のボーナスの支給が近づいてきた。インターネット調査会社のマクロミルが15~64歳の正社員834人に使い道について調査(複数回答可)したところ、「投資」との回答が9.8%を占めた。前年の5.7%から大きく伸び、個人が資産運用に前向きになっている。

世界景気の回復と企業の好業績に支えられ、日経平均株価は6月に入って2万円の大台を回復した。上向く相場が個人の興味を引いている。夏のボーナスで投資すると回答した人の8割以上が株式に投資する予定だという。

ただ、ボーナスを「貯金」に充てるとの回答は68.5%と依然、多い。政府は少額投資非課税制度(NISA)や、未成年を対象とするジュニアNISAなどを導入して「貯蓄」から「投資」への流れを促しているが、まだ道半ばと言えそうだ。

〔 出典:日本経済新聞 〕

 --- Ginkou ---

気が付けばすでに何度も夏のボーナスについて取り上げてきましたが、全体的には今回のボーナスは昨年と比較して今一つのようですね。

ここまで続いてきた賃金上昇の動きが一旦一服するということであれば誠に残念ですが、ただ一方でこれまた今朝のニュースでは消費自体は堅調とのことです。



これまで「爆買い」現象を除けば、消費に関して明るい話を聞いたことがありませんが、一体どんな消費が伸びているのでしょうね?

記事によれば「百貨店やスーパーなど小売りの販売が増加に転じ、自動車販売も前年と比べてプラスが続いている。」とのことですが、自動車販売はともかく、小売りの販売が増加しているのであれば、確かに消費者の財布のヒモが緩くなっているということになるのでしょうね。

いつもよりおいしいお肉を食べよう。」「たまには発泡酒ではなくビールでも飲もう。」と言った形で消費が増えているのであれば、今後も息の長い消費拡大が続いていきそうですが、果たしてどうなるのでしょうか。

いずれにしても、ボーナスを受け取られた方は消費に・貯蓄に・ローン返済に・運用にと積極的かつ有意義に活用いただければと思いますが、その夏のボーナスの使い道について上記の通りマクロミル社がアンケート調査を行ったようですので、その結果をご紹介していきたいと思います。

まずボーナスが支給されるかどうかという質問に対してはこのようになっています。



この手の質問ではなぜか「支給されない」という回答が半数近くを占めることが多いわけですが、こちらは8割の方が「支給される予定」とのことですので、それなりに納得感がありそうです。

次に昨年と比較して増えるかどうかという質問に対してはこのようになっています。



これまたこの手の質問では「減る」と言った後ろ向きな回答が目立つことが多いわけですが、こちらは全体的には「増える」が少し優勢ということでポジティブな回答結果となっています。

気になる見込み額はこういうことですね。業種による差は多少不公平感を感じなくもないですが・・・。



では本題の「使い道」についてはこのような回答結果となっています(複数回答可)。



書き出すとこういうことです。

1位:貯金 68.5%
2位:旅行 26.1%
3位:ローン返済 24.7%
4位:子供の教育費 18.6%
5位:外食 18.3%

これまたなかなか納得感のある使い道ですね!1位は「不動の1位」と言っても良い「貯金」ということです。個人的にはもう少し消費に回してもいいような気もしますが、「複数回答可」であることを踏まえればむしろ少ないくらいなのかもしれません。3割強の方は「全く貯金しない」ということですからね。

また3位となっていますが、ローンをお持ちの方は「ローン返済」が最適です。住宅ローンの繰り上げ返済は「最高の資産運用」と言われておりますし、そうでなくても元本が減り、返済期間が短縮されるのはうれしいですね。

なお株価が好調の中、気になる「運用」は9.8%ということです。つまり「10人に1人」が運用を検討しているということですが、これも・・・納得感のある割合です。

ではその具体的な運用先はと言うとこのようになっています。



圧倒的な1位はこれまたいつものように「株式投資」、つまり日本株ということですね。筆者は日本株には全く強気ではありませんが・・・投資される方々のご武運をお祈りしたいと思います。

折しも日経平均は年初来高値を更新しておりますが、証券市場にとってはボーナス資金を取り込む上で追い風になりそうですね。

投資家にとっては高値掴みのリスクが高まることになりますが・・・果たして今後も株価は好調を維持するのでしょうか。

ということで今回の読者アンケートは「<複数回答可>2017年夏のボーナス、何で運用する?」でいきましょう。投票は7月21日まで。

■【読者アンケート】<複数回答可>2017年夏のボーナス、何で運用する?(7月21日まで)
https://www.ginkou.info/enquete/?p=129



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