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メルマガ「間違いだらけの銀行選び」19年4月号

執筆者: ginko 発行日付: 2019-04-22

4月号の内容はこのようなものです。

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□ 2019年4月号のコンテンツ □

 1.この1ヵ月で取り上げたキャンペーン

   (東京スター銀行、SBI証券、イオン銀行他)

 2.最新ランキング

 3.読者アンケート結果

   ・日経新聞の社長アンケートでは半年後の世界景気見通しについて悪化
    という回答が倍増する一方で、国内景気見通しでは拡大が過半数とな
    るなど見方が分かれました。あなたの見通しは?

   ・新元号は令和で決まりましたが、秘密のはずの対抗案があっさりリー
    クされ、英弘(えいこう)・久化(きゅうか)・広至(こうし)・万
    和(ばんな)・万保(ばんぽう)の5つだと判明しています。あなた
    が好きなものはどれ?

   ・経営再建中のスルガ銀行の新しいスポンサーとして、ノジマ・SBI
    ・りそな・新生銀行の名前が挙がっていますが、あなたが支持するの
    はどこ?

 4.今月の購買力平価

 5.今月の世界の株価収益率

 6.自腹で資産運用中!(13年1ヵ月目)

 7.14年4ヵ月目のひとりごと:
    「増税は本当に不要なの?」
    +16,000本+291万円

 8.お問い合わせ

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 ま ち が い だ ら け の 銀 行 え ら び
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□ 2019年3月号のコンテンツ □

 1.この1ヵ月で取り上げたキャンペーン

   (イオン銀行、あおぞら銀行、SBJ銀行他)

 2.最新ランキング

 3.読者アンケート結果

   ・イギリスのEU離脱問題において合意なき離脱=ハードブレグジット
    以外に離脱延期の可能性が出てきましたが、あなたが考える結末は?

   ・中国政府は6%成長を維持するため大規模な経済対策を打ち出しまし
    たが、一方企業債務はすでに日本のバブル期を超えているという指摘
    もあります。中国のバブルが破裂するのはいつ?

   ・すでに26%もの貸し出しが延滞となっているmaneoですが、投
    資家から集団訴訟が起こされるなど進退が極まりつつあります。ma
    neo社は生き残れると思う?生き残れないと思う?

 4.今月の購買力平価

 5.今月の世界の株価収益率

 6.自腹で資産運用中!(12年12ヵ月目)

 7.14年3ヵ月目のひとりごと:
    「品格はヤバイ・・・」
    +15,900本+288万円

 8.お問い合わせ

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.info1:この1ヶ月で取り上げたキャンペーン
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■1.イオン銀行:Myステージ普通預金最大0.12%
   https://www.ginkou.info/news/20190301.html

■イオン銀行「イオン銀行Myステージ」

普通預金の金利優遇は0.05%~0.12%となっており、仮に0.12%
が適用されれば最高水準ですね!

加えて顧客優遇制度に不可欠な

・ATM手数料無料回数

・振り込み手数料無料回数

についても、それぞれ「1回~5回」「0回~5回」ということで検討に値し
ます。

>>>読者アンケート:5つ★満点で平均「3.5」。
   https://www.ginkou.info/enquete/?p=593

真ん中が3つ★ですのでまずまずの評価ですね。シルバーステージまでは割と
簡単にクリアできる点も評価されたのかもしれません。

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■2.あおぞら銀行:5,000円プレゼントキャンペーン
   https://www.ginkou.info/news/20190308.html

■あおぞら銀行「2019年3月限定5,000円プレゼントキャンペーン」

1.キャンペーン期間中に新規資金で所定の円定期預金に500万円以上預け
  入れ

2.3月31日の円預金残高が500万円以上増加

3.もれなく全員に5,000円プレゼント

必要金額は500万円と決して少なくはありませんが、一方、プレゼント金額
は5,000円と十分インパクトがあります。

>>>読者アンケート:5つ★満点で平均「3.6」。
   https://www.ginkou.info/enquete/?p=597

真ん中が3つ★ですのでこちらもまずまずの評価です。

ただ金利水準やプレゼント金額を考えるともう少し評価が高くても良かったよ
うな気もします。やはり500万円という条件が引っ掛かりましたかね・・・。

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■3.SBJ銀行:1週間定期0.10%
   https://www.ginkou.info/news/20190315.html

■SBJ銀行の「1週間定期預金なのかちゃん」

・1週間:年0.10%

預入期間は1週間なのに年利0.1%ということで・・・好金利ですね!いま
どき1年もの定期預金でもなかなか0.1%に届きませんので、1週間でこの
金利というのはかなり魅力的です。

また、満期が1週間ごとに来るので利便性も高いですね。中途解約は原則とし
てできないようですが。普通預金にお金を眠らせている方は検討してみてよさ
そうです。

さらにいくら利率が高くても、最後引き出すときにATM手数料や振込手数料
がかかるとその大半が消えてしまう悲しい結果もありえるわけですが、SBJ
銀行はインターネットでの振込手数料が月7回まで無料ということですのでう
れしい配慮と言えますね!

>>>読者アンケート:5つ★満点で平均「3.5」。
   https://www.ginkou.info/enquete/?p=603

金利水準を考えるともう少し評価が高くても良かったような気がしますが、い
くら期間が2週間とは言え0.1%という水準だとそこまで読者の皆さんの心
に響かなかったということですかね?

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■4.その他の取り上げたキャンペーン
   https://www.ginkou.info/news/

・楽天銀行:普通預金0.10%


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.info2:最新ランキング
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恒例の、ユーザーのみなさまの投票による銀行人気投票。その2019年版の
2月の途中経過は以下の通りです。

・総合ランキング(★は前月比、順位が上昇した銀行)
 1位:住信SBIネット銀
 2位:新生銀行
 3位:じぶん銀行、★SBJ銀行

 また各項目別ランキングの1位は以下の通りです。

・口座サービス:住信SBIネット銀行
・円預金   :★SBJ銀行
・外貨預金  :住信SBIネット銀行
・FX    :SBI FXTRADE
・投資信託  :住信SBIネット銀行
・住宅ローン :★じぶん銀行
・カードローン:住信SBIネット銀行
・セキュリティ:新生銀行
・証券会社  :GMOクリック証券、★SBI証券

総合ランキングでは前年1位の住信SBIネット銀行が1位を維持しています
ね。2位は前年3位の新生銀行、3位は前年2位のじぶん銀行と前年4位のS
BJ銀行が並んでいます。この4行が「4強」と言えるのかもしれません。

それ以外のランキングではまだ投票数が少ないので順位は流動的かもしれませ
んが、1位だけを見ると円預金ランキングの1位にSBJ銀行が、住宅ローン
ランキングの1位にじぶん銀行が、証券会社ランキングの1位にSBI証券が、
それぞれランクアップしています。

では投票が開始された2019年版の銀行人気ランキングに是非投票をお願い
します。

>>>2019年版のランキング投票はこちらから
https://www.ginkou.info/enquete2.html

>>>2018年版のランキングの最終結果詳細はこちら
https://www.ginkou.info/ranking/


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.info3:読者アンケート結果
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■1.イギリスのEU離脱問題において、合意なき離脱=ハードブレグジット
   以外に離脱延期の可能性が出てきましたが、あなたが考える結末は?
   https://www.ginkou.info/enquete/?p=590

1位:離脱延期 58%
2位:離脱撤回 33%
3位:EUとの合意なき離脱=ハードブレグジット 8%

となりました。1位は「離脱延期」で約6割ですね!イギリス議会で多数派が
構成される見込みがない以上、確かに「離脱延期」が現実的ですね。

ただ問題となっている北アイルランドとの国境問題について解決の糸口は見え
ず、数ヶ月離脱を延期したところで妙案が生まれないとすると、最終的には
「離脱撤回」か「合意なき離脱=ハードブレグジット」の2択しかありません。
その点では2位と3位がそうなっているのもうなずけます。

ターニングポイントとなりそうなのが、イギリス議会の選挙でしょうね。メイ
首相が辞任し選挙が行われれば、そこで現在のイギリス国民の民意が反映され
ることになります。

現実的な選択肢は上記の通り「離脱撤回」か「合意なき離脱=ハードブレグジ
ット」のどちらかですが、誇り高いイギリス国民はどちらを選ぶのでしょうね?

自動車メーカーが相次いで工場の縮小・撤退を表明するなどすでに負の側面が
現れていますが、一方で交渉の経緯からEUに対する反感も高まっているもの
と思われ、意外と今でも「離脱派」と「残留派」が拮抗しているのかもしれま
せん。

間違いなく言えるのは2016年の国民投票は失敗だったと言うことですね。

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■2.中国政府は6%成長を維持するため大規模な経済対策を打ち出しました
   が、一方企業債務はすでに日本のバブル期を超えているという指摘もあ
   ります。中国のバブルが破裂するのはいつ?
   https://www.ginkou.info/enquete/?p=595

1位:1年以内 36%
2位:3年以内 27%
3位:10年以内 18%
〃 :20年超 18%

となりました。1位は「1年以内」で約4割ですね!仮にそうなれば世界経済
に激震が走ることになります。さすがにそれはないような気もしますが、中国
経済の実態が分からないという点でも、中国政府がどこまでコントロールでき
るか未知数という点でも、可能性はゼロではないわけで、リスクとしては頭の
片隅に入れておきたいですね。

個人的にはずっと6%成長を続けるのは不可能だと思いますし、そうでなくて
も一人っ子政策による少子高齢化問題はいつかどこかで顕在化しますからね。
細かな景気のスローダウンはさておき、大規模なクラッシュが「10年以内」
には起こりそうな気がします。

特異なのは経済が「国家管理」という点です。歴史的には国家管理の取り組み
はことごとく失敗してきたわけですが、中国の場合はどうでしょうか?

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■3.すでに26%もの貸し出しが延滞となっているmaneoですが、投資
   家から集団訴訟が起こされるなど進退が極まりつつあります。mane
   o社は生き残れると思う?生き残れないと思う?
   https://www.ginkou.info/enquete/?p=601

1位:生き残れないと思う 60%
2位:生き残れると思う 30%
3位:分からない、興味ない 10%

となりました。1位は「生き残れないと思う」で約6割ですね!ほとんどの投
資家の方は損失を想定していなかったと思いますので、今回の事態で多くの投
資家が離れていくのは間違いないと思います。

そうでなくても仮にmaneo社の責任が認定され、損失の一部を賠償しない
といけないということになれば経営が傾くことになります。

ただ一方で回答者の3割が「生き残れる」と思っているのは意外です。割と多
いですね!

期待も込めてということかもしれませんが、コアなファンがいる限りしぶとく
生き残る可能性はありそうです。

カギを握るのは、上記の通り現在26%もの規模で延滞となっている貸し出し
をいくら回収できるかですね。「利息も含めればトータルでは損がない」状態
まで持って行ければ顧客の心証は大きく改善されるものと思います。

筆者は引き続きソーシャルレンディングには懐疑的ですが、やってしまったこ
とは仕方ありません。延滞トラブルが投資家の納得がいく形でソフトランディ
ングすることを願っています。

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■4.その他の銀行関連ニュース
   https://www.ginkou.info/column/

・インターネットバンキングは怖い?怖くない?


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.info4:今月の購買力平価
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購買力平価とは1つのモノを外貨、例えばドルで買っても円で買っても同じ値
段になる為替相場のことです。モノの値段からその通貨が割高なのか割安なの
か分かるわけですね。

では今月=3月のドル円の購買力平価はと言うとこのようになっています。

・消費者物価ベース : 1ドル=123.46円
・企業物価ベース : 1ドル= 96.28円
・輸出物価ベース : 1ドル= 72.70円

歴史的にはこの真ん中の企業物価ベースの購買力平価を基準に、実勢相場が上
に行ったり(円安)、下に行ったりしながら(円高)、つかず離れず並走して
きたことが分かります。

とすると「企業物価より上なら円安」「企業物価より下なら円高」と言えるわ
けです。

そして2019年3月の企業物価ベースの購買力平価は96.28円。要する
に今は「円安」ということですね。


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.info5:今月の世界の株価収益率
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株価収益率(PER)とは、株価がその会社の利益の何倍くらいになっている
か、という株価の割高・割安を示す尺度です。目安としては「20倍を超えて
いないかどうか」チェックすればいいと思います。

3月の株価収益率の平均は前月と比較して上昇しました。先月の単純平均は1
2.98倍で、今月は13.48倍ということですね。

上がったということは株価が「割高」になったということになります。

<世界主要株式市場の株価収益率(PER)一覧(2019年3月現在)>
 https://www.ginkou.info/column/20190316.html


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.info6:自腹で資産運用中!(12年12ヵ月目)
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<運用実績(2019年3月現在)>
 https://www.ginkou.info/column/20190318.html

2006年 4月の投資金額: 525万7,529円
2019年 3月の評価額 : 602万8,727円
損 益          : +77万1,198円

まずは運用実績の前月との比較です。今月は+8,131円とプラスです。残
った唯一の投資資産である国内REITが上昇したということです。

ただし、すでにほとんどのリスク資産を売却してしまった今となってはプラス
であってもマイナスであっても大勢に影響はありません・・・。

<今月の追加投資/売却>

さてここからは相場全体を眺めながら投資再開のタイミングを探っていきたい
と思います。

まず株式相場を眺めてみると、どの指数も昨年10月から仲良く下落した一方
で、1月から概ね順調に回復していますね!日経平均も、アメリカ株も、円建
ての先進国株もほぼ同じカーブを描いています。

今年の株式相場を俯瞰すれば、「米中貿易戦争」や「ブレグジット」に加え、
世界経済の後退懸念など、投資家を不安にさせる材料が目白押しですが、しか
し実体経済は好調ですからね。不安が募れば下がり、好調な指標が発表すれば
上がるというジグザグした動きがしばらく続きそうです。

ただ米中貿易戦争については協議の進展が報道されていますし、中国の景気刺
激策も発表されていて、ソフトランディングする可能性が高そうです。ブレグ
ジットも同様に「合意なき離脱」の可能性は下がっていますね。

とするとジグザグはあっても全体的には上昇基調を維持するのかもしれません。
期待しておきたいと思います。

ちなみにこれまで株価の重しとなってきたのがアメリカの金利上昇ですが、ア
メリカの長期金利の動向をチェックしてみると金利低下が鮮明ですね。FRB
が利上げ休止や資産圧縮終了を示唆しており、そうしたことも金利低下の背景
にあるのではないかと思います。アメリカの金利が低下すれば重しがなくなる
わけですから、世界の株価が回復するのも当然かもしれませんね。

なお日経平均や円建ての株価は為替相場の影響を受けますが、ドル円チャート
をチェックすると年始に急激な円高となりましたが、足元では円安傾向が鮮明
ですね!上記の通りアメリカの金利が低下傾向にある中で為替が通貨安=円安
ドル高になるというのはセオリーに反した動きであり、「どちらかが間違って
いる」と感じますが、間違っているのは「円安」なのでしょうか?それとも
「金利安」なのでしょうか?気になるところです・・・。

仮に「円安が間違っている=円高になる」ということであれば、日経平均や円
建ての外国株価は下落することになります。

さてアメリカの金利が下落すれば上昇しやすいのが新興国の株価ですが、こち
らをチェックしてみると過去1年間下がり続けてきた新興国株価ですが、やは
り回復していますね!新興国株価は「アメリカの金利次第」ということです。

そうしたわけで、株価については一息つき始めているような気がしますが、し
かし投資家として頭の片隅に入れておかないといけないことは、「景気はいつ
か後退する」ということですね。

それが1年後なのか、2年後なのか、3年後なのかは分かりませんが、好景気
を背景に株価が上昇すればするほど、それと反比例するように株価の下落リス
クが高まることを意識しておいていただければと思います。

そうしたわけで、筆者は景気後退期の株価下落局面を引き続きじっと待ちたい
と思います。そうした局面こそ「本当の、そして絶好の投資機会」と言えます
からね。


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.info7:14年3ヵ月目のひとりごと
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■「品格はヤバイ・・・」
 +15,900本+288万円

日経ビジネスの「われわれの国は安くなった」というコラムを読みました。筆
者が好きなコラムニストの記事ですが趣旨はこんな感じです。

・日本の観光地のサービスが外国人観光客向けに変化しつつある。

・日本での滞在費は外国人から見て破格に安い。日本は「安い」国になった。

・インバウンド需要によって国の経済がタカリ体質に変貌する。

・行きずりの観光客が落とす日銭を当てにする経済は好ましくない。

・観光客相手の商売はリピーターを増やす努力はせず、ぼったくりの精神。

・インバウンドの客を相手にすることで商売の質そのものが荒れる。

・インバウンド需要に特化した日本人が自分たちの品格を保てるのか?

今回は何となくエッジの効いた文章だなと思いましたが、こうやって書き出し
てみると偏見に満ち満ちた内容ですね(苦笑)。

日経ビジネス編集部もよくOKを出したものですね・・・当たり障りのない文
章くらいなら、多少炎上してもインパクトのある文章の方がいいということで
すかね?

事実誤認も多いですし全く賛同しかねますが、まず日本の滞在費が安いという
ことはないですね。欧米と比べれば確かに安い面はあるかもしれませんが、し
かし日本はアジアの中にあるわけで、周辺諸国と比べればやはり高いものと思
います。

ではなぜこれだけ観光客が増えたかと言うと、日本が安くなったわけではなく
アジア諸国、特に中国の1人あたり所得が増加したことが大きいのでしょうね。
つまりは周りが豊かになってきたということです。

インバウンド需要によって国の経済がタカリ体質になるというのも全く意味が
分かりません。2018年の世界での渡航先ランキングはこのようになってい
ます。

1.バンコク
2.ロンドン
3.パリ
4.ドバイ
5.シンガポール

これらの街に「タカリ」のイメージがあるでしょうか?これらの街が観光客を
落とす日銭を当てにしているとして、何か問題になっているでしょうか?

また観光客相手の商売はリピーターを増やす努力はしない、というのもトンチ
ンカンですね。今時、どのホテルも、どのレストランも、どの観光施設も、ト
リップアドバイザーなどの口コミサイトで評価される時代です。もし悪評が出
れば即座に売り上げに関わります。

「地場の人間に必需品を売る商売」より、はるかに顧客満足度に敏感なものと
思います。

そもそも観光客相手の商売こそ、如何にリピーターを獲得するかが生命線な気
もしますしね。

誰かが(もしかするとこのコラムニストの方自身が)、「品格という言葉を持
ち出すとヤバイ」と安倍首相を批判していましたが、筆者はまさに今、このコ
ラムを読んで同じ印象を抱いております・・・ヤバイ(汗)。

というわけで筆者はインバウンド上等!の立場ですが、ただ一方で日本経済の
中でインバウンド需要がますます拡大していくとすると気になる点が2つあり
ます。

1つ目はインバウンドは移ろいやすいものかもしれない、ということですね。
バンコクの街にどういう魅力があるのか勉強不足の筆者にはよく分からないで
すが、少なくともロンドンやパリには歴史的な建造物や街並み、世界的な美術
館、確固たる文化といった普遍的な価値があります。

一方、日本の各都市にはそのような普遍的な価値があるのでしょうか?これま
た勉強不足の筆者には正確には分かりませんが、仮に「ない」とするとこのイ
ンバウンドブームは一過性のもので終わることになりそうです。

であるなら短期的には「インバウンドに頼りすぎないこと」と、中長期的には
「普遍的な価値をしっかり作り出していくこと」の2つが求められます。

自己評価が低めかもしれない我々日本人には後者の方が難しそうですね・・・。

気になる2つ目は我々は周辺諸国に敬意と謝意を示さないといけないというこ
とですね。今年1月のインバウンドの内訳はJTBによるとこうなっているよ
うです。

1.韓国 78万人
2.中国 75万人
3.台湾 39万人
4.香港 15万人
5.アメリカ 10万人

何と1位は中国ではなく韓国ということですね!ありゃーそうでしたか。

とは言いつつ言いたかったことに変わりはありません。韓国にせよ中国にせよ
わざわざ来ていただいている方々の出身国に敬意と謝意を持たないといけない
ということです。

昨年のレーダー照射問題は特に対応がひどいもので、筆者自身も韓国政府に対
して強い不信感を感じましたが、とは言えそれとこれとは別ですね。お客さま
としてWelcome!な気持ちを持つべきです。

これは「中国や韓国はライバルではない」ということでもあります。両国の景
気のスローダウンや主要企業の業績低迷を「敵失」などと喜んでいる場合では
ありません。日本のインバウンド、引いては日本の景気に直接影響するからで
すね。

好む好まざるにかかわらず世界は確実にグローバル化=一体化しつつあります。
偏狭なナショナリズムでwin-winならぬlose-loseとならない
ようにしたいものですね。

その点ではNGワードはまさに「品格」という言葉かもしれません・・・筆者
はこの言葉を使ったことがありませんが(笑)。

さて世界の景気動向を俯瞰してみると、その中国では大規模な景気刺激策が用
意され、ハードブレグジットも回避される見通しが立ち、さらにFRBが意外
にも利上げの停止と資産圧縮の終了を宣言したことで、悲観論はかなり後退し
ているのではないかと思いますが、それでも弱気な経済指標が出てくると株価
が動揺する展開が続いています。

今年はずっとこんな調子が続くのかもしれませんね。

景気の維持拡大や株価上昇に強気な方にはそうした下落局面は良い買い場とな
りそうですが、筆者は引き続き弱気派です。

果たして景気も株価も今後どうなるのでしょうね?筆者にはさっぱりです。

ちなみにあと1週間で新しい元号が発表されますね!どういう元号になるのか
これまたさっぱりですが、新しい時代のスタートに期待したいと思います。

<御礼>

今月もいくばくかの寄付を行いました。

1.植樹活動への寄付 :累計で15,900本相当になりました。
2.震災への寄付 :累計で288万円となりました。

ユーザーのみなさま、当サイトのご活用、ありがとうございます!
https://www.ginkou.info/aboutus/index.html#tree

                         2019年3月/本間


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