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メルマガ「間違いだらけの銀行選び」19年7月号

執筆者: ginko 発行日付: 2019-07-22

7月号の内容はこのようなものです。

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□ 2019年7月号のコンテンツ □

 1.この1ヵ月で取り上げたキャンペーン

   (楽天銀行、ソニー銀行、じぶん銀行他)

 2.最新ランキング

 3.読者アンケート結果

   ・金融庁によればインターネットバンキングの不正送金被害は2018
    年度で343件と大きく減少しているほか、その補償率は93.2%
    ということで実際に被害に遭う可能性はほとんどない状態ですが、イ
    ンターネットバンキングは怖い?

   ・日経新聞の世論調査によると、参院選で投票したい政党は、自民党が
    44%、立民が14%、公明が6%ということで与党人気は盤石です
    が、あなたが参院選で投票したい政党は?

   ・<複数回答可>2019年夏のボーナス、何で運用する?

 4.今月の購買力平価

 5.今月の世界の株価収益率

 6.自腹で資産運用中!(13年4ヵ月目)

 7.14年7ヵ月目のひとりごと:
    「どちらの立場であっても眠れない」
    +16,300本+300万円

 8.お問い合わせ

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 ま ち が い だ ら け の 銀 行 え ら び
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□ 2019年6月号のコンテンツ □

 1.この1ヵ月で取り上げたキャンペーン

   (新生銀行、オリックス銀行他)

 2.最新ランキング

 3.読者アンケート結果

   ・ここに来てビットコインの価格が急上昇し最安値から2.5倍の水準
    となっていますが、それでも最高値からは半分以下です。ビットコイ
    ンの上昇は続く?続かない?

   ・金融庁の試算では老後資金として年金以外に2,000万円必要との
    ことですが、あなたはいくら必要だと思う?

   ・厚生労働省によると2018年の出生率が1.42となり人口減少が
    確実な状況ですが、このまま人口が減り続けて良い?ダメ?

 4.今月の購買力平価

 5.今月の世界の株価収益率

 6.自腹で資産運用中!(13年3ヵ月目)

 7.14年6ヵ月目のひとりごと:
    「MMT理論が機能しないもう1つの理由」
    +16,200本+297万円

 8.お問い合わせ

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.info1:この1ヶ月で取り上げたキャンペーン
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■1.新生銀行:円定期2年0.16%
   https://www.ginkou.info/news/20190531.html

■新生銀行「パワーダイレクト円定期預金30」

・1年:0.01%
・2年:0.16%
・3年:0.01%

2年ものだけ金利をアップして0.16%ということですね!できれば0.2
%台に乗せてほしかった気もしますが、しかし現在の金利環境を考えると「出
血大サービス」の水準であるのは間違いありません。

>>>読者アンケート:5つ★満点で平均「2.7」。
   https://www.ginkou.info/enquete/?p=656

真ん中が3つ★ですので、それを下回る少し残念な評価ということですね。た
だ金利水準を考慮すればこんなものかなという気もします。

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■2.オリックス銀行:円定期1年0.20%、5年0.35%
   https://www.ginkou.info/news/20190607.html

■オリックス銀行「eダイレクト預金」

・1年 :0.20%
・3年 :0.25% → 0.30%
・5年 :0.30% → 0.35%

※2019年6月14日現在、年利、税引き前、100万円以上

3年ものと5年ものの金利がアップしているわけですね。この中で注目はやは
りその3年0.30%と5年0.35%となります。

>>>読者アンケート:5つ★満点で平均「4.5」。
   https://www.ginkou.info/enquete/?p=660

最高が5つ★ですので、それに肉薄する相当高い評価ということですね!素晴
らしい。この金利がいつまで続くのかは分かりませんがこの夏のキャンペーン
を先導する金利であるのは間違いなさそうです。

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■3.新生銀行:円定期3年0.20%
   https://www.ginkou.info/news/20190614.html

■新生銀行「パワーダイレクト円定期預金30」

・1年:0.01%
・2年:0.16% → 0.01%
・3年:0.01% → 0.20%

一見して分かるように2年ものの優遇を終了する一方で3年ものだけ金利をア
ップして0.20%ということですね!現在の金利環境を考えるとこれまた
「出血大サービス」の水準であるのは間違いありません。

>>>読者アンケート:5つ★満点で平均「3.1」。
   https://www.ginkou.info/enquete/?p=665

真ん中が3つ★ですので、ほぼ真ん中のそこそこの評価ということですね。言
い換えれば読者のみなさんの定期預金の期待値の最低ラインは「0.2%」と
いうことになりそうです。

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■4.その他の取り上げたキャンペーン
   https://www.ginkou.info/news/

・住信SBIネット銀行:円定期3ヶ月0.30%、1年0.20%


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.info2:最新ランキング
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恒例の、ユーザーのみなさまの投票による銀行人気投票。その2019年版の
6月の途中経過は以下の通りです。

・総合ランキング(★は前月比、順位が上昇した銀行)
 1位:住信SBIネット銀
 2位:新生銀行
 3位:SBJ銀行

 また各項目別ランキングの1位は以下の通りです。

・口座サービス:住信SBIネット銀行
・円預金   :SBJ銀行
・外貨預金  :住信SBIネット銀行
・FX    :★DMM.com証券
・投資信託  :住信SBIネット銀行
・住宅ローン :じぶん銀行
・カードローン:住信SBIネット銀行
・セキュリティ:新生銀行
・証券会社  :GMOクリック証券、★SBI証券

総合ランキングでは前年1位の住信SBIネット銀行が1位を維持しています
ね。2位は前年3位の新生銀行、3位は前年4位のSBJ銀行です。この3行
が「3強」と言えるのかもしれません。

それ以外のランキングでは細かく順位変動がありますが、1位だけを見てみる
とFXランキングでDMM証券が、証券会社ランキングでSBI証券がそれぞ
れランクアップしています。

では2019年版の銀行人気ランキングに是非投票をお願いします。

>>>2019年版のランキング投票はこちらから
https://www.ginkou.info/enquete2.html

>>>2019年版のランキングの詳細はこちら(2019年6月1日現在)
https://www.ginkou.info/ranking/


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.info3:読者アンケート結果
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■1.ここに来てビットコインの価格が急上昇し、最安値から2.5倍の水準
   となっていますが、それでも最高値からは半分以下です。ビットコイン
   の上昇は続く?続かない?
   https://www.ginkou.info/enquete/?p=653

1位:続かない 50%
2位:わからない、興味ない 30%
3位:続く 20%

となりました。1位は「続かない」で5割ですね!筆者も全く同感です。

実体がないという点でこんなに純粋なバブルはないと思えたビットコインバブ
ルですが、その後の価格下落や、今回の「半値戻し」も、極めて典型的なバブ
ル崩壊後の値動きになっているように見えます。

株式であれば「企業の収益」という根源的な価値があるわけですが、ビットコ
インの場合はそうしたものがないわけで、本格的な復活は難しそうですね。

そもそもビットコインの価格には「通貨」機能に対する期待が乗っかっていた
と思いますが、それがなくなった今でも同じ価値を維持できると考える方がお
かしいですね。

ビットコインが我々に教えてくれることは多いです・・・。

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■2.金融庁の試算では老後資金として年金以外に2,000万円必要とのこ
   とですが、あなたはいくら必要だと思う?
   https://www.ginkou.info/enquete/?p=658

1位:3,000万円 25%
〃 :5,000万円 25%
3位:2,000万円 19%
4位:年金だけで十分 13%
5位:1,000万円 6%
〃 :1億円以上 6%
〃 :分からない、興味ない 6%

となりました。1位は「3,000万円」と「5,000万円」が約3割で並
んでいます。3,000万円というのはこうした試算でよく目にする数字です
し、老後に備えた資金が多くて困ることはありませんので、少し背伸びをして
5,000万円を目標にするのは悪くないと思います。

また一方で少数派ではありますが、4位に「年金だけで十分」という回答がラ
ンクインしてきたのも印象的です。

出費を削ればもちろん年金の範囲内で暮らしていくことは可能です。ポイント
となるのは「余裕のある生活を送りたいかどうか」ですね。もちろん何をもっ
て「余裕」と言うかどうかは人それぞれですし、上を見始めたら切りがありま
せんが・・・。

さてそんな今まで何度も何度も目にし、特に目新しいことのない今回の「老後
の不足資金試算」ですが、大きな政治問題に発展していますね。麻生大臣はこ
のように発言しています。

「正式な報告書として受け取らない」「世間に著しく不安や誤解を与えている」

菅官房長官はこうですね。

「誤解や不安を招く表現で不適切だった」

不適切ですかねぇ。まぁ確かに「年金だけで暮らしていけるけれど、余裕があ
る生活をするためには2,000万円必要」と書くべきだったのかもしれませ
んが・・・。

それでも筆者からすると、金融庁の金融審議会で、有識者がまとめた報告書の
中にこうした記述があるのは全く問題ないように感じますが。

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■3.厚生労働省によると2018年の出生率が1.42となり人口減少が確
   実な状況ですが、このまま人口が減り続けて良い?ダメ?
   https://www.ginkou.info/enquete/?p=663

1位:減り続けるのはダメ 50%
2位:減り続けて良い 30%
3位:分からない、どちらとも言えない 20%

となりました。1位は「減り続けるのはダメ」で約5割ですね。順当かなと思
う一方で、意外なのはその割合が高くないことですね。3割の方が「減り続け
て良い」、2割の方が「どちらとも言えない」ということで意見が分かれてい
ます。

国民の総意が「減り続けるのはダメ」ということでまとまるのであれば、移民
の大規模な受け入れであったり、3人目以降の子供に対する大規模なバラマキ
など打てる手は色々あると思いますが、まだまとまっていないのであれば、当
面はじわじわと人口が減っていく状態が続いていくのでしょうね。

何か緻密な計算があるわけではありませんが、個人的には1億人くらいまで人
口が減ってきた時にこのまま人口減少を受け入れるのか、せめて1億人を維持
していくのか国民的な議論をしてもいいのかなと思います。

もちろん「産みたい人が産めない」状況は議論の余地なく改善すべきだと思い
ますが。

ちなみに先日の報道では、

・国連は世界の人口の増加率が2100年に「ゼロ」になるとの最新の人口推
 計を公表した。同推計によると、世界の人口は2100年に前年比横ばいの
 109億人となり、人口減の国・地域は6割に上る。

とのことですね! 2100年についに世界人口もまたピークアウトするという
ことです。

もしこれが正しいのだとすると、右肩上がりで続いてきた世界経済の成長も、
金融市場の成長もそんなに遠くない未来に止まるわけですね・・・。

人類史の大きな転換地点が近づいてきているのでしょうか。

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■4.その他の銀行関連ニュース
   https://www.ginkou.info/column/

・2019夏のボーナス、増える?減る?


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.info4:今月の購買力平価
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購買力平価とは1つのモノを外貨、例えばドルで買っても円で買っても同じ値
段になる為替相場のことです。モノの値段からその通貨が割高なのか割安なの
か分かるわけですね。

では今月=6月のドル円の購買力平価はと言うとこのようになっています。

・消費者物価ベース : 1ドル=122.72円
・企業物価ベース : 1ドル= 95.21円
・輸出物価ベース : 1ドル= 72.98円

歴史的にはこの真ん中の企業物価ベースの購買力平価を基準に、実勢相場が上
に行ったり(円安)、下に行ったりしながら(円高)、つかず離れず並走して
きたことが分かります。

とすると「企業物価より上なら円安」「企業物価より下なら円高」と言えるわ
けです。

そして2019年6月の企業物価ベースの購買力平価は95.21円。要する
に今は「円安」ということですね。


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.info5:今月の世界の株価収益率
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株価収益率(PER)とは、株価がその会社の利益の何倍くらいになっている
か、という株価の割高・割安を示す尺度です。目安としては「20倍を超えて
いないかどうか」チェックすればいいと思います。

6月の株価収益率の平均は前月と比較して上昇しました。先月の単純平均は1
2.79倍で、今月は13.01倍ということですね。

上がったということは株価が「割高」になったということになります。

<世界主要株式市場の株価収益率(PER)一覧(2019年6月現在)>
 https://www.ginkou.info/column/20190615.html


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.info6:自腹で資産運用中!(13年3ヵ月目)
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<運用実績(2019年6月現在)>
 https://www.ginkou.info/column/20190617.html

2006年 4月の投資金額: 525万7,529円
2019年 6月の評価額 : 604万4,348円
損 益          : +78万6,819円

まずは運用実績の前月との比較です。今月は前月と比較して+5千円というこ
とですね。残った唯一の投資資産である国内REITが上昇したということで
すが、ほとんどの資産を売却してしまった今となっては上昇しても下落しても
全体の成績に大きな影響はありません・・・。

<今月の追加投資/売却>

さてここからは相場全体を眺めながら投資再開のタイミングを探っていきたい
と思います。

どの指数も昨年10月から仲良く下落した一方で、1月から徐々に回復してき
ました。

最近では米中貿易戦争の再燃を受けて少し低下しましたが、足元ではアメリカ
の利下げ期待が膨らみつつある中で再び回復基調にあります。更なる回復を期
待したいと思います。

ただそうは言いつつ、「中国のそもそもの景気減速」や「ブレグジット問題」
に加え、世界経済の後退懸念など、投資家を不安にさせる材料が目白押しです。

むしろ株価が低下する可能性も高そうですが、不安が募れば株価が下がり、金
利が低下したり好調な指標が発表されれば株価が上がるというジグザグした動
きがしばらく続きそうです。

ちなみにこれまで株価の重しとなってきたのがアメリカの金利上昇ですが、ア
メリカの長期金利の動向をチェックしてみるとやはり金利低下が鮮明です。

上記の通り利下げ期待が膨らんでいることが背景にあると思いますが、アメリ
カの金利が低下すれば重しがなくなるわけですから、株価には「追い風」とな
ってきます。金融政策が株価上昇を主導する「金融相場」に入ってくる可能性
もありますね。

なお日経平均や円建ての株価は為替相場の影響を受けますが、ドル円チャート
をチェックすると足元では108円台の円高となっています。「アメリカの金
利低下→日米金利差の縮小→円高」という流れでしょうね。アメリカの金利が
まだまだ低下するのであれば、円高傾向はまだまだ続きそうです。とすると残
念ながら日本株にとっては「逆風」の面もありそうです。

さてアメリカの金利が下落すれば上昇しやすいのが新興国の株価ですが、こち
らをチェックしてみるとようやく底入れされたように見えます。

そうしたわけで、株価については全体的に「アメリカの利下げ期待」の影響が
出てきていますね。本当に利下げするのかどうかも含めて今後の動向が気にな
るところです。

ただ投資家として頭の片隅に入れておかないといけないことは「景気はいつか
後退する」ということですね。

それが1年後なのか、2年後なのか、3年後なのかは分かりませんが、株価が
上昇すればするほど、それと反比例するように株価の下落リスクが高まること
を意識しておいていただければと思います。

引き続き筆者は景気後退期の株価下落局面をじっと待ちたいと思います。そう
した局面こそ「本当の、そして絶好の投資機会」と言えますからね。


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.info7:14年6ヵ月目のひとりごと
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■「MMT理論が機能しないもう1つの理由」
 +16,200本+297万円

先月の当欄でも取り上げたMMT理論=日本やアメリカのように自国通貨建て
で債券を発行している国は、インフレにならない限りどんどん借金を増やして
よいという考え方=を引き続き目にする機会が多いです。

思うにアメリカでは、大統領選挙でリベラルの民主党候補が保守であるトラン
プ氏に挑むわけですし、日本でも夏の参議院でリベラルの野党候補が保守であ
る自民党に挑む構図です。

リベラル=大きな政府志向なわけですから、どうしても財源が足りない中で国
債をガンガン発行しようとするとこのMMT理論のような「いくら借金しても
良い」という考え方は好都合、というのがあるのでしょうね。

筋金入りの財政再建派である筆者は、もちろんこうした無責任な理論には1mm
たりとも賛同しません。野放図に国の借金が膨らめばいつか破滅するのは当然
です。

その引き金は格付けの大幅な引き下げかもしれませんし、大幅な円安かもしれ
ません。どちらにしても資産の大部分を円貨で保有している筆者からすれば、
深刻な「my金融危機」と言えます。そんなリスクは勘弁してほしいです。

それはともかくこのMMT理論についてはその内容の過激さから「国の借金が
増えてもいいのかどうか」「国の借金が大きく増えても破綻しないのかどうか」
という点が着目され、筆者もそればかり考えていたのですが、エコノミストで
あり、参議院議員でもある藤巻健史氏のブログを読んで大事なポイントを忘れ
ていたことに気が付きました。氏の指摘はこうです。

・財政出動とは「当面は税収と歳出の均衡を無視して、税収以上の歳出を先行
 させる」ことだ。政府が歳出を増やせば景気が良くなって税収があがり、一
 時的な借金は返せる」との発想によっている。

・日本は、世界最悪の借金状況が示すように、この30年間で最大級の財政出動
 をすでにしてきている。それにもかかわらず、世界でダントツのビリ成長。
 「官による経済成長は非効率もいいところ」の証左だ。

つまり、仮に国がもうしばらく借金できたとして、それに基づいて財政出動を
行ったとしても、結局税収は増えないし、低成長という構造問題に対して何の
助けにもならないということですね・・・。

MMT理論が考慮されるとしてもそれは

・消費税増税を今やるのか延期するのか

くらいの細かい話にしかならなそうです。

やはり日本経済の長期的な競争力を高め、維持していくためには

・大胆な規制緩和と徹底した競争原理の導入

に加え、

・移民受け入れや第3子へのバラマキなどの人口対策

・英語教育の徹底などのインバウンド&外需取り込み対策

などが必要そうです。

「バラマキ」や「英語教育の徹底」には国家予算が必要かもしれませんが、い
ずれにしてもそうした「使い道」があってこその国の借金だという事ですね。

「借金が増えていいかどうか」というMMT議論はその本質を霞ませる危険性
があるわけで、自戒したいものです。

しかし上記で挙げた「競争至上主義」というのは、日本では小泉政権後はやや
分が悪いですし、世界でも反グローバリズムという流れの中では時代遅れの感
すらありますが、もちろんこうした「競争」という考え方は流行りすたりに左
右されるものではなく、もっと普遍的なものですね!

スポーツの世界を見れば分かるように、競争が激しければ激しいほど競技のレ
ベルが上昇していきます。

経済の世界も同じ人間が関わっている以上、同じですね。競争を変にタブー視
するのではなく、人間の本性に根差した色あせることのない行動原理として積
極的に利用したいものです。

ちなみに政治がらみで言えば上記でも触れましたが、「老後2,000万円不
足問題」が変にクローズアップされてしまったのも残念でしたね。

内容自体は「よくある話」ですし、巷で言われているような「3,000万円」
や「1億円」ではなく、「2,000万円」に留めたのは良心的である気すら
しますが、なぜか年金問題に発展していったのは残念でした。

こうなってくると政府としては「貯金がなくても年金だけで大丈夫」と言わざ
るを得なくなってくるわけですが、それはあまりに無責任ですし、不健全です
らあります。

今後、年金がカットされていくのは不可避だと思いますし、そうでなくても何
が起こるか分からないのが人生ですから、目標を高く持って資産形成を進める
ことに意義はあります。

そのためにも「2,000万円」という目標設定は悪くないと思うのですが、
政治と言うのは党利党略で動く以上、完全に揚げ足を取られてしまいましたね。

そのように考えると政治というのはやはり「経済合理性」から最も遠いところ
にあるわけで、財政出動が全然効果をあげないのも当然かもしれません。

やはり筆者はMMT理論に反対ですね(笑)。

さて金融市場ではFRBの利下げ観測を受けて、円高が徐々に進む一方で、世
界的には株高傾向となっています。

典型的な「金融相場」と言えそうですが、そうするとどこかでバブルが膨らん
でいるのではないかと思います。

リーマンショックの端緒となったサブプライムローンですが、新たな低賃金者
向け「プライムローン」が残高を伸ばしているという話も聞きます。

FRBの「早すぎる金融緩和」の副作用には十分注意したいものですね。

<御礼>

今月もいくばくかの寄付を行いました。

1.植樹活動への寄付 :累計で16,200本相当になりました。
2.震災への寄付 :累計で297万円となりました。

ユーザーのみなさま、当サイトのご活用、ありがとうございます!
https://www.ginkou.info/aboutus/index.html#tree

                         2019年6月/本間


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