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メルマガ「間違いだらけの銀行選び」20年1月号

執筆者: ginko 発行日付: 2020-1-27

1月号の内容はこのようなものです。

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 1.銀行最新キャンペーン

https://www.ginkou.info/news/

 2.最新ランキング

https://www.ginkou.info/column/20200102.html

 3.銀行関連ニュース

https://www.ginkou.info/column/
   
 4.今月の購買力平価

https://www.ginkou.info/column/20200104.html

 5.今月の世界の株価収益率

https://www.ginkou.info/column/20200119.html

 6.自腹で資産運用中!(13年10ヵ月目)

https://www.ginkou.info/column/20200120.html

 7.15年1ヵ月目のひとりごと:
   「好きなことをするのか、得意なことをするのか」
   +16,900本+318万円

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 ま ち が い だ ら け の 銀 行 え ら び
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□ 2019年12月号のコンテンツ □

 1.この1ヵ月で取り上げたキャンペーン

   (楽天銀行、ソニー銀行、住信SBIネット銀行他)

 2.最新ランキング

 3.読者アンケート結果

   ・医療費抑制のために、75歳以上×年収370万円未満のゾーンにつ
    いて、現状1割の自己負担を2割に引き上げようという案が出ていま
    すが、こうした医療費自己負担引き上げに賛成?反対?

   ・各調査機関が2019年冬のボーナスの支給見込み額を発表していま
    すが、全体的には昨年の冬のボーナスから少し減る予想です。あなた
    のこの冬のボーナスは増えそう?減りそう?
 
   ・スマホ決済であるLINEペイが銀行口座に直接送金できるサービス
    を始めたとのことですが、スマホ決済を利用したことがある?今でも
    利用している?

 4.今月の購買力平価

 5.今月の世界の株価収益率

 6.自腹で資産運用中!(13年9ヵ月目)

 7.14年12ヵ月目のひとりごと:
    「あっちもモヤモヤ、こっちもモヤモヤ」
    +16,800本+315万円

 8.お問い合わせ

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.info1:この1ヶ月で取り上げたキャンペーン
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■1.楽天銀行:円定期1年0.11%
   https://www.ginkou.info/news/20191129.html

■楽天銀行「円定期預金 冬のボーナスキャンペーン!」

・1年 :0.11%

これまで楽天銀行は毎月のように定期預金キャンペーンを実施してきましたが、
この数ヶ月ピタリと止めてしまいましたね・・・なぜでしょう?それはともか
く今回はボーナスキャンペーンということで「王道」とも言える1年もの定期
預金が対象ですね。

金利水準としては1年で0.11%なら決して低くはありませんが、ただ読者
の方の期待値は「0.2%以上」とかであれば物足りないと感じる方もいそう
です。

なおキャンペーン期間は2020年1月15日までとなっていますのでご注意
ください。

>>>読者アンケート:5つ★満点で平均「2.2」。
   https://www.ginkou.info/enquete/?p=778

真ん中が3つ★ですのでそれを下回る残念な評価ですね。

ただ金利水準を考慮すればむしろ多少健闘したかな?という気もします。

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■2.ソニー銀行:円定期6ヶ月0.15%、1年0.15%
   https://www.ginkou.info/news/20191206.html

■ソニー銀行「円定期特別金利キャンペーン」

・6ヶ月:0.15%
・1年 :0.15%

どちらも0.15%ということですね。毎回、恒例の金利水準となっています。

悪くない金利であるのは間違いありませんが、ただ今のところ定期預金金利の
高金利の目安は0.20%程度であることを考えれば「物足りない」と考える
方も少なくなさそうです。

>>>読者アンケート:5つ★満点で平均「2.9」。
   https://www.ginkou.info/enquete/?p=783

真ん中が3つ★ですのでほぼ真ん中という評価ですね。

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■3.住信SBIネット銀行:円定期3ヶ月0.6%
   https://www.ginkou.info/news/20191213.html

■住信SBIネット銀行「新規のお客さま限定!円定期特別金利キャンペーン」

・3ヶ月 : 0.60%

期間は3ヶ月ながら、金利は0.60%ということでインパクトはありますね。

加えて、3ヶ月後の満期の時点でもしかすると他のキャンペーンに乗り継ぐこ
ともギリギリ可能かもしれません。

なお誰でも利用できる通常キャンペーンの条件は以下の通りです。

■住信SBIネット銀行「円定期預金 特別金利キャンペーン」

・1年 :0.20%

1年0.20%ということで相対的には高水準です。

どちらのキャンペーンも2月23日までとなっています。

>>>読者アンケート:5つ★満点で平均「3.6」。
   https://www.ginkou.info/enquete/?p=788

真ん中が3つ★ですのでまずまず良い評価ですね。

ただ金利水準を考慮すればもうちょっと評価は高くてもいいのかなと思いまし
た。新規客限定だとこんなものなのかもしれませんが。

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■4.その他の取り上げたキャンペーン
   https://www.ginkou.info/news/

・ローソン銀行:円定期3ヶ月0.25%


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.info2:最新ランキング
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恒例の、ユーザーのみなさまの投票による銀行人気投票。その2019年版の
12月の途中経過は以下の通りです。

・総合ランキング(★は前月比、順位が上昇した銀行)
 1位:住信SBIネット銀行
 2位:SBJ銀行、★新生銀行

 また各項目別ランキングの1位は以下の通りです。

・口座サービス:住信SBIネット銀行
・円預金   :SBJ銀行
・外貨預金  :★住信SBIネット銀行
・FX    :DMM.com証券
・投資信託  :楽天銀行
・住宅ローン :★じぶん銀行(現auじぶん銀行)
・カードローン:住信SBIネット銀行
・セキュリティ:住信SBIネット銀行
・証券会社  :★GMOクリック証券

総合ランキングでは前年1位の住信SBIネット銀行が1位を維持しています
ね。2位は前年4位のSBJ銀行と前年3位の新生銀行が並んでいます。この
3行が「3強」と言えるのかもしれません。

今月は色々と順位変動がありますが、1位だけを見ると住信SBIネット銀行
が外貨預金ランキングの1位に、じぶん銀行(現auじぶん銀行)が住宅ローンランキングの1位に、
GMOクリック証券が証券会社ランキングの1位にそれぞれアップしています。

では2019年版の銀行人気ランキングに是非投票をお願いします。

>>>2019年版のランキング投票はこちらから
https://www.ginkou.info/enquete2.html

>>>2019年版のランキングの詳細はこちら(2019年12月1日現在)
https://www.ginkou.info/ranking/


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.info3:読者アンケート結果
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■1.医療費抑制のために、75歳以上×年収370万円未満のゾーンについ
   て、現状1割の自己負担を2割に引き上げようという案が出ていますが、
   こうした医療費自己負担引き上げに賛成?反対?
   https://www.ginkou.info/enquete/?p=776

1位:賛成 71%
2位:反対 18%
3位:どちらとも言えない、内容次第 12%

となりました。1位は「賛成」で約7割ですね。意外と多かったです!

そもそも自己負担1割というのが低すぎるのでしょうね。他のゾーンはすでに
2~3割となっているわけですから引き上げは当然な気がします。

もちろん生活困窮者や低所得者への配慮が必要なのは言うまでもありませんが、
しかし財政が傾いてしまうとそうした「配慮」もできなくなるわけで、やはり
財政再建を目指す上でもみんながそれぞれ少しずつ痛みを分かち合うのは避け
て通れない道なのでしょうね。

今後この自己負担を3割から4割、4割から5割へと引きあげていけばかなり
大きな医療費の抑制効果が期待できるものと思います。

不要不急な通院は減るでしょうし、みんながもっと健康に気を使い始めれば一
石二鳥と言えます。

医療関係者への目配りも必要かもしれませんが、少なくとも医師の高給や製薬
会社の高収益が続いている間は、応分の負担は我慢してもらうしかありません。
財政が破綻して困るのは同じですからね。

1日も早く、財政再建に対する国民の関心が高まり、こうした抜本的な歳出削
減の取り組みが始まることを期待したいと思います。

老後も日本に住みたいですしねぇ。

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■2.各調査機関が2019年冬のボーナスの支給見込み額を発表しています
   が、全体的には昨年の冬のボーナスから少し減る予想です。あなたのこ
   の冬のボーナスは増えそう?減りそう?
   https://www.ginkou.info/enquete/?p=781

1位:減りそう 42%
2位:ボーナスはない 33%
3位: 変わらない 17%
4位:増えそう 8%

となりました。1位は「減りそう」で約4割ですね。2位は「ボーナスはない」
で約3割となっており、切ない結果ですね・・・。

逆に「増えそう」はわずか1割です。

ただコラムでもご案内したように今年の冬のボーナスは製造業を中心に全体的
にも減少予想となっていますので無理もないことだと言えそうです。

ちなみにその後の日経新聞の調査ではこのようになっています。

・全産業の1人当たりの税込み支給額(加重平均)は7年ぶりに減少に転じ18年
 冬比0.99%減の84万293円だった。企業の業績悪化を反映し、米中貿易戦争の
 影響で電機や化学など製造業の落ち込みが響いた。

・上場企業の今年4~9月期の純利益は前年同期比14%減と3年ぶりの減益だ。減
 益幅が大きかった製造業の支給額は1.53%減と3年ぶりのマイナスとなった。

・一方、非製造業は1.17%増と5年連続で前年を上回った。情報・ソフトや建設
 などが伸びたが、従業員数の多い百貨店・スーパーや陸運が支給額を減らし
 たことで、非製造業全体の伸び率はこの5年間では最も小さかった。

やはり減少するということですね。実に7年ぶりということですから、逆にこ
れまで如何に好調だったかが分かります。

とは言いつつこちらの調査でも非製造業はプラスということになっています。

日本経済と言えば「加工輸出国」のイメージがありますが、実際にはその中身
はインバウンドの好調などによって徐々に変化していっているのでしょうね。
製造業だけでなく非製造業も伸びていってほしいものです。

いずれにしても期待通りだったかどうかはともかくとして無事にボーナスが支
給された方は有意義にご活用ください。

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■3.スマホ決済であるLINEペイが銀行口座に直接送金できるサービスを
   始めたとのことですが、スマホ決済を利用したことがある?今でも利用
   している?
   https://www.ginkou.info/enquete/?p=785

1位:利用したことがない。 70%
2位:利用したことがあるが今は利用していない。 20%
3位:利用したことがあるし今でも利用している。 10%

となりました。1位は「利用したことがない」で約7割ですね。なるほど。こ
れが世の中の平均値とさほどズレていないとすれば、スマホ決済が広がってい
くのはまだまだ先なのでしょう。

かく言う筆者も残念ながら利用したことがありません。今のところ利用するメ
リットが見当たらないからですね。クレジットカードであればチャージなどを
しなくてもすぐに使えます。

その点ではEdyなどの電子マネーがそこまで広がらなかったのも、この「チ
ャージの壁」があるのかもしれません。

ただ電子マネーとスマホ決済が違うのは、スマホ決済は口座と紐づいており、
振込代わりに使える点ですね。既存の銀行振り込みより便利だと思いますので、
ジワジワ広がっていく可能性があります。

とは言いつつそうした個人間の銀行振り込みの市場がどれくらいの規模なのか
は分かりませんし、かつその市場から収益を上げるのはさらに難しいのではな
いかと思います。

正直、筆者はスマホ決済の将来性に疑問を感じてしまいますが、しかしそれで
も1割の方が「利用している」と回答しているわけで、仮に全預金者の1割が
利用するだけでも膨大な顧客数となります。

加えて、こうした勝算の見えない挑戦に果敢に挑むアニマルスピリットには素
直に敬意を表したいと思います。やるからには、筆者のようなスマホ原始人に
は全く思いつかない新たなビジネスモデルを構築してほしいものですね。

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■4.その他の銀行関連ニュース
   https://www.ginkou.info/column/

・口座管理手数料に賛成?反対?


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.info4:今月の購買力平価
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購買力平価とは1つのモノを外貨、例えばドルで買っても円で買っても同じ値
段になる為替相場のことです。モノの値段からその通貨が割高なのか割安なの
か分かるわけですね。

では今月=12月発表のドル円の購買力平価はと言うと国際通貨研究所によれば
このようになっています。

・消費者物価ベース : 1ドル=122.09円
・企業物価ベース : 1ドル= 95.67円
・輸出物価ベース : 1ドル= 71.24円

歴史的にはこの真ん中の企業物価ベースの購買力平価を基準に、実勢相場が上
に行ったり(円安)、下に行ったりしながら(円高)、つかず離れず並走して
きたことが分かります。

とすると「企業物価より上なら円安」「企業物価より下なら円高」と言えるわ
けです。

そして2019年12月の企業物価ベースの購買力平価は95.67円。要す
るに今は「円安」ということですね。


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.info5:今月の世界の株価収益率
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株価収益率(PER)とは、株価がその会社の利益の何倍くらいになっている
か、という株価の割高・割安を示す尺度です。目安としては「20倍を超えて
いないかどうか」チェックすればいいと思います。

なお今月から予想PERではなく実績PERを利用していることもあって、数
字がハネ上がってしまっています・・・。株価は予想を織り込んで上昇するの
で本来はPER=株価収益率も「予想利益」を利用しないといけないのですが、
データが見つかりませんでした・・・。

というわけで今回の数値は以前の数値と連続性はありませんのでご注意くださ
い。

<世界主要株式市場の株価収益率(PER)一覧(2019年12月現在)>
 https://www.ginkou.info/column/20191208.html


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.info6:自腹で資産運用中!(13年9ヵ月目)
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<運用実績(2019年12月現在)>
 https://www.ginkou.info/column/20191216.html

2006年 4月の投資金額: 525万7,529円
2019年12月の評価額 : 608万3,397円
損 益          : +82万5,868円

まずは運用実績の前月との比較です。今月は前月と比較して-3千円というこ
とですね。残った唯一の投資資産である国内REITが下落したということで
すが、ほとんどの資産を売却してしまった今となっては上昇しても下落しても
全体の成績に大きな影響はありません・・・。

<今月の追加投資/売却>

さてここからは相場全体を眺めながら投資再開のタイミングを探っていきたい
と思います。

株式相場はどの指数も1月から徐々に回復してきたわけですが、その後半年く
らいの小康状態を経て、10月ごろから再び上昇基調となっていますね!特に
足元では大きく上昇しています。

これは米中貿易協議が一部妥結し、アメリカの対中関税が段階的に撤廃される
ことへの期待感が高まっているからでしょうね。

トランプ大統領自身は早期の妥結を否定していましたが、しかし遅くとも来年
秋の大統領選挙までには妥結するのでしょうから、その点では遅かれ早かれ株
価が上昇するのは当然だと言えそうです。

しかし。

そうは言いつつ気になるのは各国の景気がスローダウンしてきたという指摘で
す。これが全て米中貿易戦争に基づくものであり、「関税が撤廃されれば全て
元通り」ということならいいのですが、10年を超える「長すぎる景気回復」
を経て、いよいよ「景気後退期」に入っていく可能性もゼロではありません。

メインシナリオとしては株価が示すように、今後世界経済が再び盛り上がって
くるというものですが、果たしてどうなるのでしょうか?多少の警戒感は維持
しておいた方が良さそうです。

それはともかくアメリカの長期金利の動向をチェックしてみるとこれまでびっ
くりするくらい大きく下がってきたわけですが、足元では株価に歩調を合わせ
るように反発しています。

なお日経平均や円建ての株価は為替相場の影響を受けますが、ドル円チャート
をチェックするとこちらも足元では円安方向に反発していますね。

最後にアメリカの金利が上昇すれば下落しやすいのが新興国の株価ですが、こ
ちらをチェックしてみると円建てなので為替相場の影響もありますが、今のと
ころ新興国株も足元では上昇傾向です。

上記の米中貿易協議の進展は特に中国株にポジティブですからね。新興国株に
も一定の追い風となりそうです。

7月のアメリカの利下げの動きを受けて少し投資を再開してもいいのかな?と
いった内容を述べましたが、なかなか投資再開のタイミングを見つけられずに
います・・・難しいものですね(苦笑)。

焦らずじっくり投資チャンスを待ちたいと思います。


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.info7:14年12ヵ月目のひとりごと
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■「あっちもモヤモヤ、こっちもモヤモヤ」
 +16,800本+315万円

当欄に何を書こうかなといくつかサイトをハシゴして引っ掛かったのが伊藤詩
織さんの事件です。

個人のプライバシーに深く関わる事件ですし、センシティブな内容からしても
簡単にコメントはできないのですが、何かモヤモヤしたものが残ります。

もちろん訴えられた山口氏に応分の責任があるのは間違いありません。泥酔し
ている女性を襲っては駄目でしょうし、仮に百歩譲って合意があると勘違いし
たとしても、少なくとも女性が拒否した段階で合意がないのは明白ですから、
そこから先の行為については言い逃れることはできません。

ただ一方でなぜか被害者である伊藤さんに感情移入できない自分もいたりしま
す。

「彼女にも落ち度がある」などと言いたいわけではありません。

伊藤さんの主張ばかりを取り上げて、山口氏の主張を取り上げないメディアの
姿勢にやや反発を感じているというのはあるかもしれませんが決定的なもので
はありません。

ちなみにこの反発は「両者の言い分を聞かないと判断したくない」という筆者
の気性に基づくものであって、性や性別の話とは一切関係ないことは申し添え
ておきます。

ではなぜ感情移入できないかと言うと・・・メディアに出てくる伊藤さんから
感情が伝わってこないというのが大きそうです。

しかしそれももちろん伊藤さんが悪いわけではありません。筆者自身の想像力
や共感力の問題ですね。つまりはモヤモヤは自分自身に向けられているという
ことです・・・。

男女限らず感情表現が上手な人は多いですが、そういう人たちばかりが得をす
るというのはアンフェアですね。表面的なものに流されず、その裏にある機微
を感じ取れる人間になりたいものです。

事件の内容だけでなく、裁判がまだ続いているという点でもコメントはしづら
いですが、伊藤さんの心の傷が少しでも癒されることを祈りたいと思います。

さてもう1週間とちょっとで2019年が終わってしまうわけですが、昨年の
12月は以下のような点から「2019年は悪材料が目につく」とご案内しま
した。

・アメリカ:ハイテク景気の陰り、利上げによる景気減速

・ヨーロッパ:ハードブレグジット

・日本:消費税増税

・中国:米中貿易戦争

中身自体は正しかったですが、ただ実際には

・アメリカ:利下げが実施

・ヨーロッパ:ハードブレグジットは回避へ

・日本:消費税増税は混乱なく通過

・中国:米中貿易戦争は段階的に縮小へ

ということでむしろ「悪材料が収束に向かう1年」となりました。結果的に株
価は高水準を維持したまま年末を迎えています。

予想というのは当たらないものですねぇ(苦笑)。

単に「噂で買い、事実で売る」を地で行った展開ということなのかもしれませ
んが。

では2020年はと言うと、何と言っても最大のイベントは

・アメリカの大統領選挙

ですね。金融市場としてはトランプ大統領の再選を望んでいるのでしょうけれ
ど、仮に民主党政権となったとしても「普通の大統領」に戻るわけで、大きな
問題はなさそうです。

つまりはトランプ大統領でもいいし、トランプ大統領でなくてもいいのだとす
ると意外と無風で通過するのかもしれません。

であれば先行き明るいと言えるのかもしれませんが、やはり気になるのは足元
の世界経済のスローダウンが

・本当に米中貿易戦争だけが原因なのか?

・その米中貿易戦争が収束すれば本当に景気が回復するのか?

という点です。異例なくらい長い今回の景気回復局面を踏まえれば、どこかで
リセッションが起きても不思議ではないわけですが、果たしてどうなるのでし
ょうね?

伊藤さんの事件と紐づけるのは不謹慎ですが、これまたモヤモヤ感を感じたま
ま2020年を迎えることになりそうです。

とは言え2020年には東京オリンピックがあるわけですからね!恐らく一生
に一度になるであろうイベントを楽しみたいと思います。

今年も1年大変お世話になりました。よいお年をお迎えください。

いや、その前にメリークリスマス!ですね(笑)。

<御礼>

今月もいくばくかの寄付を行いました。

1.植樹活動への寄付 :累計で16,800本相当になりました。
2.震災への寄付 :累計で315万円となりました。

ユーザーのみなさま、当サイトのご活用、ありがとうございます!
https://www.ginkou.info/aboutus/index.html#tree

                         2019年12月/本間


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