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メルマガ「間違いだらけの銀行選び」20年4月号

執筆者: ginko 発行日付: 2020-4-26

4月号の内容はこのようなものです。

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3.銀行関連ニュース

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4.今月の購買力平価

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5.今月の世界の株価収益率

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6.自腹で資産運用中!(14年1ヵ月目)

https://www.ginkou.info/column/20200420.html

7.15年4ヵ月目のひとりごと:「1%」+17,200本+325万円

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 4.今月の購買力平価

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 5.今月の世界の株価収益率

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 6.自腹で資産運用中!(13年12ヵ月目)

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 7.15年3ヵ月目のひとりごと:
   「不謹慎な期待」
   +17,100本+324万円

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・15年3ヵ月目のひとりごと

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■「不謹慎な期待」

先月の当欄でもコロナウイルスについて書いたわけですが、その時の筆者の認
識は

「日本でも蔓延する。しかし致死率はそこまで高くない。」

というものでした。

ただ実際はもう少し違った状況になっていますね。日本の感染状況は蔓延とは
程遠い一方で、致死率は少なくとも1%以上で割と高めです。

蔓延が抑えられているという点では、日本国民の意識の高さや公衆衛生の質、
レベルの高い医療システムといった点を誇っていいのかもしれません。

とは言いつつ忘れてはいけないのは、この素晴らしい結果は甚大なる経済活動
の犠牲の上に成り立っているということですね。

流通、レジャー、飲食、旅行、エンターテイメント業界など、個人消費に関わ
るありとあらゆるサービスが「半休」状態になっています。

1ヶ月は持ちこたえられても、3ヶ月や6ヶ月と続けば経営が立ち行かなくな
るところは少なくないと思います。

やはりどこかで経済活動を徐々に再開していくことが必要ですね。今までは、
「発生する前に中止する」だったものを、これからは「発生したら中止する」
というマインドに切り替えていかなければいけないということかもしれません。

これは何もウイルスで人が死んでもいいと言うことではないです。経済活動が
止まればそれはそれで人が死んでいく、ということを言いたいわけです。ウイ
ルスで失われる命も、経済活動の壊滅で失われる命も、どちらも大切というこ
とですね。

またそもそも国民の大多数が免疫を持たないと、結局、ウイルスの拡大は止め
られないという現実もあります。

「いかに感染者を減らすか」ではなく「いかに感染者を程よい水準で維持する
か」という観点が必要ですね。実際にはそんなに簡単なものではありませんが、
政治と国民が一体になって進めていくしかなさそうです。

このコロナウイルスの拡大状況を俯瞰するとやはり強烈なのはイタリアですが、
ここ数日はスペインやアメリカでの感染拡大が著しいです。

日本ではまだ爆発的な感染に至っておらず、また、当初爆発的に感染が拡大し
た中国や韓国では沈静化に成功したのとも対照的ですね。

様々な捉え方があるのでしょうけれど、良きにつけ悪しきにつけ「全体主義」
的な東アジア文化の方が、「個人主義」的なヨーロッパ文化よりも「パンデミ
ック耐性」はありそうです。

また同じヨーロッパ圏でも特にラテン系の国で蔓延しているのは興味深いです。
そのうち総括されるとは思いますが、今後も似たようなパンデミックが起こる
のだとすればしっかり理解しておきたいところですね。

実際、今回の各国の対応は100年前のスペイン風邪が教訓となっているよう
ですので尚更です。

こうした異常事態を受けていきなり暴落した感があるのが世界の株式市場です。
2月まで傍観していたのは一体何だったのか、という気がしないでもないです
が、ただ確かにここから数ヶ月世界の経済活動が停滞することを考えれば直接
的な影響は甚大であり、金融市場が不安になるのは当然です。

特に上記の通り欧米で全然感染が抑制できていないのだとすると混乱はさらに
大きくなりそうです。

株価がどこまで下がるのか検討もつきませんが、ただ1つ言えることは「この
混乱はいつか収束する」ということです。

それが3ヶ月後なのか、半年後なのか、1年後なのかは分かりませんが、収束
するのは間違いありません。多くの人が免疫を持ってしまえばそれ以上は増え
ないからですね。

また仮にワクチンが開発されればより積極的に免疫を増やすことができますし、
重症化を防ぐ薬が開発されるだけでも消費者心理は大きく改善されるものと思
います。せめて致死率がインフルエンザ並みに下がればみんな冷静に受け止め
られそうですね。

何が言いたいかと言うと、やはり筆者からすると今は「絶好の投資タイミング」
だと思うということです。90年代のバブル崩壊や、2008年のリーマンシ
ョックの時のような「先の見えない不安」は今回は全くありません。ウイルス
感染の拡大が収束すれば全てが元に戻ると思います。

そうしたわけで筆者は2016年以来、4年ぶりに投資を再開したわけですが、
惜しむらくは今の株価がまだ2016年水準を少し上回っているということで
す・・・。

今のままだと「あの時、売却しなかった方が良かった」ということになります
ので、せめてあともう少し下がってくれないかな、などと不謹慎な期待をして
しまいます。

そうした「心の余裕」を持てるだけでも「売却して良かった」ということなの
かもしれませんが。

さて、先月の当欄ではアメリカ大統領選挙にも触れました。「サンダース氏が
対抗馬になれば盛り上がるのは間違いありません」と、トランプ大統領を上回
る「毒」に期待したわけですが、1ヶ月経ってすっかり失速し、意外にもバイ
デン氏が独走しています。

これもまた不謹慎な期待だったのかもしれませんが、氏の序盤の苦戦は何だっ
たのでしょうねぇ。

非常事態となるとますます現職=トランプ大統領有利ということになりそうで
すが、無用の混乱を避けるためにも、そして議会がねじれないためにもトラン
プ大統領が再選された方がいいのでしょうね。

と言うわけで筆者は現実的に「トランプ氏支持」で行きたいと思います・・・
今のところ。

もちろん筆者には選挙権は一切ないわけですが。

<御礼>

今月もいくばくかの寄付を行いました。

1.植樹活動への寄付 :累計で17,100本相当になりました。
2.震災への寄付 :累計で324万円となりました。

ユーザーのみなさま、当サイトのご活用、ありがとうございます!
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