まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「コロナショックが落ち着き、不動産投資に底打ちの兆しが出ているようですが、不動産投資に興味ある?ない?」では・・・
1位:興味ない 67%
2位:興味ある 33%
となりました。1位は「興味ない」で約7割ですね。ただ個人的には「興味ある」と答えた人が約3割もいることが驚きです。
いやでも「大家さん」への憧れはみんなあるわけで、これくらい興味があるのは当然なのかもしれません。
ただ問題なのは前回のコラムでもご案内したように不動産投資は100%自己資金で始めてもまず儲からないということですね。儲かったとしても30年で見れば年0.5%みたいな感じになってしまい、それならノーリスクの定期預金で十分そうです。
さらに言えば不動産ローンを利用すると「絶対赤字」だと言うことです。
やはり不動産投資はインフレ経済が実現されないと難しいのかもしれません。インフレになれば金利も上がるので、やっぱり儲けるのは難しいかもしれませんが・・・。
ではアンケートへの投票がまだの方は投票をお願いいたします。アンケートは8月8日まで。
〔投票〕https://www.ginkou.info/enquete/?p=946
〔前回のコラム〕不動産投資は魅力的?
--- Ginkou ---
2020年夏のボーナス支給の実態調査
https://www.orixbank.co.jp/
この夏のボーナスは、前年と比べていかがでしたか?50.9%を占めたのが、「変わらない(変わらなそう)」でした。夏のボーナスの査定期間は、前年10月から今年3月末までというのが一般的。この期間は、コロナウイルスの影響を大きくは受けていないため、前年と同程度のボーナスを支給する企業が多かったのでしょう。
さて、次はボーナスの使い道を見てみましょう。ボーナスの使い道を調査したところ、トップは「貯蓄(預貯金)」で、62%の人が選択しました。やはり日本人は貯蓄が大好き。おおむね予想どおりの結果でした。
では、ボーナスを預貯金や投資に回す人は、どんな商品にお金を振り向けているのでしょうか?最も多かったのが「普通預金」の68.5%、次いで「定期預金」の39.1%でした。やはり、まずは預貯金という声が圧倒的です。では、投資についてはどうでしょうか。「株式」が26.1%、そして「投資信託」が18.5%と続きます。
また、これから挑戦してみたい商品も調査しました。まずは「株式」の44.5%、そして「投資信託」の29.1%と続きます。
夏のボーナスを、長い人生の資産形成を考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
※抜粋
〔 出典:オリックス銀行 〕
--- Ginkou ---
夏のボーナス時期で投資や運用について考えている人が増えているかもしれませんね。上記の通りオリックス銀行でその夏のボーナス運用に関するアンケート調査を実施したようでその内容を抜粋すると、まず支給金額についてはこのようになっています。
ほとんどの人が「変わらず」か「減った・出なかった」という残念な結果ですね。コロナショックの現状を考えれば当然かもしれませんが。
次にボーナス資金の使い道はこのようになっています。
預貯金が6割ですね。割と堅実なのは銀行の調査だからかもしれません。
ではボーナスのうち、いくらくらいを預貯金に回すかと言うとこうなっています。
6割を超える方が、3割以上を預貯金もしくは投資に回すということですね。やはり堅実です。
ではその具体的な運用先はと言うとこうなっています。
普通預金が7割ということは・・・金利に期待していないということですかね・・・。
株式や投資信託は2~3割となっており、そんなものかなと思います。タイミングとしては投資してもいい時期かとは思いますが。
他方でFXや仮想通貨が1割近くいてどうなんでしょうね?FXは統計的には儲かりませんし、仮想通貨はそもそも資産なのかどうかというのも微妙なところです。
多額の資金を溶かしてしまわないようご注意ください。
というわけで今回の読者アンケートは、「コロナショックが落ち着き、不動産投資に底打ちの兆しが出ているようですが、不動産投資に興味ある?ない?」でいきましょう。投票は8月16日まで。
■【読者アンケート】<複数回答可>2020年夏のボーナス、何で運用する?(8月16日まで)
https://www.ginkou.info/enquete/?p=951
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