まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「安倍総理の後任は、菅氏・岸田氏・石破氏の３人に絞られたようですが、誰を支持する？」では・・・

１位：菅氏　５０％
２位：石破氏　４０％
３位：誰でも支持しない　１０％

となりました。１位は「菅氏」で５割ですが、２位は「石破氏」で４割となっており、拮抗していますね。石破氏の人気を実感する気もしますし、逆に意外と菅氏も支持されている気もします。

先日の毎日新聞の世論調査でもポスト安倍として最も支持されていたのは菅氏でした。

アベノミクスの継承を訴えている菅氏がとりあえず安倍総理の後を継ぐのは、経済や金融市場への影響を考えても最適と言えるのでしょうね。

まぁ自民党内のほとんどの派閥から支持を得られている現状では、周りがどう言おうと菅氏が安倍総理の後を継ぐのはほぼ確定ですが。

後は１年後の任期切れのタイミングで菅氏が再び総理を続けるのか、別の人に譲るのかが焦点ですね。

そしてその時にいよいよ万年２位の石破氏にスポットライトが当たるのでしょうか。判官びいきの筆者としては石破氏を応援したい気もしますが、「国の顔」としてはもう少し明るいキャラクターの人になってほしい気もします・・・。

いずれにしてもそれまでは「菅総理」のお手並み拝見ということになりそうですね。 全く他人事ではありませんが・・・。

ではアンケートへの投票がまだの方は投票をお願いいたします。アンケートは10月3日まで。

〔投票〕https://www.ginkou.info/enquete/?p=985

〔前回のコラム〕安倍総理の後任は誰が良い？


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みずほ銀行、紙の通帳に手数料
https://www.nikkei.com

みずほ銀行は21日、2021年から紙の預金通帳を発行する際に千円（消費税別）の手数料をとると発表した。通帳を紙からデジタルに切り替えるよう顧客に促す。手続きで印鑑を不要にしたり書類を減らしたりといった取り組みと合わせ、コスト削減と利便性の向上につなげる。

三菱UFJ銀行と三井住友銀行はすでにデジタル通帳を発行し、紙の通帳から切り替えた預金者に現金を贈って移行を促している。銀行は低金利の長期化で経営環境が厳しさを増すなか、デジタル化の加速を迫られている。紙の通帳への手数料の導入では、大手行が追随する可能性がある。

みずほが手数料をとるのは、21年1月18日以降に普通預金や定期預金の口座を開く人などが対象。通帳の余白がなくなり追加で発行する場合も手数料をとる。70歳以上の顧客は対象外。紙の代わりにデジタルの通帳を提供し、パソコンやスマートフォンで最大10年分の明細を表示する。

みずほの口座開設は年80万件弱ある。手数料をとることで紙の通帳の新規発行は約7割減るとみる。紙の通帳には印紙代や人件費など年数十億円の経費がかかる。デジタル化が進めば銀行の負担軽減につながる。

※抜粋

〔　出典：日本経済新聞　〕

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少し前のニュースとなりますが、上記の通りみずほ銀行が２０２１年から紙の通帳を発行する際に１，０００円の手数料を取ると発表していますね。

長引く低金利によって銀行の個人部門はもはや赤字かと思いますので、これもリストラの一環ということです。

紙の通帳には年間数十億円の経費がかかっているとのことですが、そのほとんどは既存の口座のものであって、年間８０万件の新規口座分の通帳が紙からデジタルに変わっても経費削減効果はほとんどないと思いますが、やらないよりはやる方がマシで、それくらい個人部門の収支改善は喫緊の課題ということなのでしょう。

ちなみに筆者もほとんどの口座はネット通帳に移行したと言うか、メインで使っているのはネット銀行なのでそもそも通帳がありません。

その点ではほぼ移行済みですが、ただ仕事関係であったり、公的な手続きには何かと紙の通帳の方が便利な時もあります。

また記録媒体としても紙はなかなか優秀で、見たい時にいつでも閲覧できる利便性も良いですね。

その点では紙の通帳を愛している方も少なくなさそうです。果たして銀行の思惑通り、すんなりデジタル通帳への移行が進むのでしょうか？

というわけで今回の読者アンケートは、「みずほ銀行は２０２１年から紙の通帳について新規発行分を有料にするということですが、通帳は紙がいい？デジタルがいい？」でいきましょう。投票は10月10日まで。

■【読者アンケート】みずほ銀行は２０２１年から紙の通帳について新規発行分を有料にするということですが、通帳は紙がいい？デジタルがいい？（10月10日まで）
https://www.ginkou.info/enquete/?p=990