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移民は歓迎?歓迎しない?

執筆者: ginko 発行日付: 2020-10-15

まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「一時期よりテレワークは後退しているようですが、あなたはテレワークは好き?嫌い?」では・・・

1位:好き 50%
2位:体験したことがない 30%
3位:どちらとも言えない、分からない 20%

となりました。1位は「好き」で5割ですね!なるほど・・・筆者もテレワークには賛成ですが、ただZOOMなどのテレビ電話は苦手だったりします。

加えてちょっと相談したい時にテレワークは不便というのもありますね。

ただそれでも「好き」という方が一定割合いるということは、案外このまま定着していくのかもしれませんね。

嫌い」と回答された方はいませんし。

災い転じて、ではありませんがコロナ禍が「テレワーク元年」ということになりそうです。

ではアンケートへの投票がまだの方は投票をお願いいたします。アンケートは11月8日まで。

〔投票〕https://www.ginkou.info/enquete/?p=1010

〔前回のコラム〕
テレワークは好き?嫌い?


 --- Ginkou ---

ドイツ、10年ぶりに人口減少 移民流入急減で
https://www.nikkei.com


新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を受けて移民の流入に急ブレーキがかかったドイツで、人口が10年ぶりに減少に転じた。13日に公表されたデータでは、近年の人口の伸び悩みがいっそう深刻になっている現状が浮き彫りになった。

独連邦統計局によると、ドイツの人口は2020年1~6月期に4万人減少して8310万人となった。欧州最大の経済国ドイツで人口が減少するのは10年7~12月期以降で初めてだという。

ドイツの人口が減少に転じた主因は、感染が世界的に拡大した3月以降に他国から流入する移民が急減したことにある。

今年1~6月期の移民流入数は29%減の52万9000人で、流出数は22%減の45万5000人だった。

したがって、移民は同期に7万4000人純増したことになるが、前年同期の純増数16万7000人の半分以下にとどまる。

ドイツではここ数年、低出生率に起因する人口の自然減が進んでいたが、政府が15~16年の難民危機時にイスラム教徒など100万人以上の移民受け入れに合意したこともあり、移民が大量に流入して自然減を補っていた。

ドイツに大量に流入した移民は、大家族を好むシリア出身者が多い。さらに、独政府が育児支援を手厚くしたほか、育児休業の取得を推進する方針を打ち出した。その結果、1人の女性が一生に生む子どもの平均数を示す合計特殊出生率は07年の1.33から10年後には1.57まで上昇し、欧州連合(EU)加盟国の平均をわずかに超えた。

ところが、ドイツの出生率はここ数年で再び低下し始めている。移民の純増ペースも近年は鈍化し、人口の減少傾向に拍車をかけている。

ドイツの移民純増数は19年に2割近く減少し、32万7000人をわずかに上回る程度になった。11年以降で最も少なく、過去最高の110万人超を記録した15年には遠く及ばない。

一方、85歳以上の高齢者は1999年の120万人から19年には240万人に倍増し、65歳以上の人口増加率50%を大幅に上回るペースで増えている。そのため、国の年金費用や医療費が押し上げられている。

※抜粋

〔 出典:日本経済新聞 〕

 --- Ginkou ---

何となく見て見ぬふりをされているように感じているのが人口問題ですね。日本の人口はついに減少し始めました。

人口が永遠に増え続けるというのは環境問題や資源問題を考えれば問題がありますが、他方で人口が減り続けるというのも困ったものです。最終的には日本人が消滅してしまうことになりますからね。

解決方法としては色々ありますが、割とドラスティックに効果がありそうなのが、3人目や4人目の子供に月10万円といった支援金を支給することですね。そうすることによって経済的な問題で3人目以降を諦めていた夫婦に大きな後押しとなります。

無制限に支援金を支給するとビジネスとなってしまい、子育て自体が歪んでしまいそうですが、例えば「3人目に限る」「3~4人目に限る」と言った形にすれば大きな問題なく定着していきそうな気がします。

もしそうなれば1人当たり2,000万円近い税金が投下されることになりますが、ただ生涯の納税額はそれよりはるかに多いのは間違いありませんので、ソロバンの上でも辻褄は合いそうです。

とは言いつつ、まだそこまで社会のコンセンサスが広がっていないとすれば、より現実的なのは移民の拡充ですね。先進国では人口は減少しつつあるものの、世界全体では人口はまだ増え続けているわけで、とするとその増加分の一部を受け入れることで人口を維持することは十分可能となります。

上記記事ではドイツの移民事情が取り上げられていますが、コロナ禍で移民の流入が減少したら人口が減った、ということですでに「移民依存社会」となっていることが分かります。

ただ経済的な観点だけはうまく行かないのが政治であって、異なる文化の移民が増えれば増えるほど社会の軋轢が増していくことになります。

特に日本のように同調圧力の強い社会では、移民が馴染むのには相当な時間がかかるでしょうね。

加えて宗教問題人種問題も日本人が苦手とする分野です。テロの可能性もゼロではありません。移民を受け入れるということはそうした社会問題も受け入れるということであり、受け入れる側にもそれなりに覚悟が必要だということです。

筆者自身は移民受け入れ拡大には賛成ですし、そもそも日本人のルーツ自体が大陸系とポリネシア系の移民の子孫のようなものですので自然なこととすら感じますが、読者のみなさんはどう考えるでしょうか?

というわけで今回の読者アンケートは、「人口減少が始まった日本では移民の受け入れ拡大は必然のような気がしますが、あなたは移民を歓迎する?歓迎しない?」でいきましょう。投票は11月15日まで。

■【読者アンケート】人口減少が始まった日本では移民の受け入れ拡大は必然のような気がしますが、あなたは移民を歓迎する?歓迎しない?(11月15日まで)
https://www.ginkou.info/enquete/?p=1014



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