まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「＜複数回答可＞２０２０年冬のボーナス、何で運用する？」では・・・

１位：定期預金　７３％
２位：普通預金で様子見　３６％
３位：日本株・日本株投信　２７％
４位：外国株・外国株投信　１８％
５位：国内不動産・国内不動産投信　９％
〃　：その他の運用商品　９％
〃　：ボーナスはない　９％

となりました。１位は「定期預金」で７割ということですね。定期預金人気は相変わらずですが、それでもかなり高い比率です！

コロナ禍で資産防衛色が高まっているということでしょうか・・・個人的には投資のチャンスという気もしますが。

ちなみに昨年夏のボーナスの時の回答結果はこうでした。

１位：普通預金で様子見　６７％
２位：定期預金　５６％
３位：外国株・外国株投信　４４％
４位：日本株・日本株投信　２２％
〃　：ボーナスはない　２２％
６位：海外不動産・海外不動産投信　１１％

やはり相対的に保守的になっている印象ですね。

ではアンケートへの投票がまだの方は投票をお願いいたします。アンケートは1月24日まで。

〔投票〕https://www.ginkou.info/enquete/?p=1063

〔前回のコラム〕２０２０年冬のボーナスの運用先は？


　－－－　Ｇｉｎｋｏｕ　－－－

株で1億円超の資産を築いた“億り人”24人の「2020年の投資成績」を公開！
https://finance.yahoo.co.jp/

ダイヤモンド・ザイの読者274人にアンケートを実施し、「2020年に儲かったか、損したか」「どんな銘柄で儲かり、どんな銘柄で損したか」「コロナ・ショック時にどう動いたか」「2021年にはどんな株を買いたいか」などを聞いている。(※アンケートは2020年10月14～11月20日にウェブ上で実施。回答者274名のうち、男性85％、女性15％。平均年齢51.4歳)

●24人の“億り人”のうち、17人は2020年の利益がプラスに！「損した」と回答した4人もマイナス幅は5～10％にとどまった。

株で1億円以上の資産を築いた“億り人”24人に「2020年の投資成績」についてアンケートをとったところ、回答は以下のとおりだった。

儲かった人が16人と多数派。損した人は4人にとどまったが、損した人の資産のマイナス幅は5～10％と、比較的小さかった。損した人のなかには、コロナ禍が逆風となった「高配当株」や「株主優待株」への投資をメインにしている人が多かったのだが、そのわりには損失の度合いが限定的だったと言えるだろう。

表では、2020年2～3月に発生したコロナ・ショック時の億り人の行動も紹介しているが、圧倒的に多かったのは「銘柄の買い増し・新規購入」。コロナ・ショックの大暴落で損失が膨らみ、新たな投資にまで気が回らなかった人もいるかもしれないが、大きく儲けている人は、その時々で有望な株を買っているのだ。

※抜粋

〔　出典：Ｙａｈｏｏファイナンス　〕

　－－－　Ｇｉｎｋｏｕ　－－－

２０２０年はコロナショックを受けて４年ぶりに投資を再開した筆者ですが、運用成績は当然プラスで、運用残高は追加資金無しでこのように変化しました。

・２０１９年末の運用残高：６０８万３，３９７円

・２０２０年末の運用残高：７０３万８，１５９円

「＋１６％」ということですね。ありがたいと思う一方で、もうちょっと株価の回復ペースが穏やかだったらな、と思わないでもありません。まぁこれはないものねだりです。

日本株や米国株の株価をチェックしてみるとこうなっています。





どちらも期間５年ですが、コロナ前水準を遥かに上回る高値です。このチャートを見ると「バブル」という感じもしなくはないですね・・・だから売る、ということはないですが、今後株価の調整局面は来るでしょうし、むしろ来てほしいという気すらします。

ちなみに上記ダイヤモンド社のアンケートによれば２４人の「億り人」の２０２０年の運用成績はこういうことのようです。



「２倍以上」という人から「－１０％」という人までいるわけですが、筆者の「＋１６％」は・・・ちょうど真ん中くらいですかねぇ。

つまりは「億り人」のみなさんはコロナショックを投資のチャンスと捉えて積極的に投資したということですね。筆者も早くその仲間入りをしたいものです・・・。

というわけで今回の読者アンケートは「２０２０年はコロナショックの割には結果的に株価が大きく上昇しましたが、あなたの２０２０年の運用成績は？」でいきましょう。投票は2月7日まで。

■【読者アンケート】２０２０年はコロナショックの割には結果的に株価が大きく上昇しましたが、あなたの２０２０年の運用成績は？（2月7日まで）
https://www.ginkou.info/enquete/?p=1089