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2021年、為替相場は円高?円安?

執筆者: ginko 発行日付: 2021-01-28

まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「現状の金融政策が維持される限り長期金利は-0.2%~+0.2%の間で動くことになりますが、現在+0.03%の長期金利は1年後に上昇すると思う?低下すると思う?」では・・・

1位:変わらない/0% 50%
2位:上昇する/0.2% 20%
〃 :上昇する/0.1% 20%
4位:低下する/-0.1% 10%

となりました。1位は「変わらない/0%」で5割ということですね。なるほど。みなさん金利上昇は全く期待していないということですね・・・。

個人的にはここからコロナ禍が収束していくという点でも、各国の債務膨張が意識されていくという点でも、金利が上昇していくと考えるのが自然かなとは思いますが、ただ今はイールドカーブコントロールが効いていますからね。多少、上昇したとしても「だいたい0%くらい」というのもまた真実ではあります。

今後大きく金利が上昇するとすれば日銀がイールドカーブコントロールを放棄した時ですが・・・インフレ率2%を目指す限りはそれは難しいですね。

わずかな金利の変動があったとしても、「低金利がまだまだ続く」というのは間違いありません。

ではアンケートへの投票がまだの方は投票をお願いいたします。アンケートは2月21日まで。

〔投票〕https://www.ginkou.info/enquete/?p=1099

〔前回のコラム〕
2021年、金利は上がる?下がる?


 --- Ginkou ---

円、遠のく「100円突破」 米金利上昇でドル安一巡
https://www.nikkei.com


円相場は2021年前半に1ドル=100円を突破する――。昨年末から外国為替市場で広がった円高予想が急速に揺らいでいる。米国のバイデン次期政権が積極的な財政拡大策を示し、物価上昇の見通しも高まったことで米長期金利が一段と上昇。日米金利差が今後も拡大する可能性が高まるなか、投資家はドル安継続シナリオの再考を迫られている。

新型コロナウイルスの感染が広がった20年の為替市場では円高・ドル安基調が続いた。米連邦準備理事会(FRB)がコロナ禍に対応するため大規模な金融緩和を打ち出し、ドルを売る動きが広がった。市場ではFRBの緩和継続などを背景に21年も円高・ドル安が進み、年前半に円が対ドルで100円を超えて上昇するとの見方が多かった。

だが21年に入ると様相は一変した。米南部ジョージア州で実施された連邦議会上院の決選投票で民主党が勝利し、民主党が大統領職と上下両院の多数派を獲得する「トリプルブルー」が実現した。米長期金利が節目の1%を超えて急上昇(国債価格は下落)し、日米金利差の拡大により円高・ドル安の流れに歯止めがかかった。

財政出動に積極的な民主党が主導権を握り、米国ではさらなる財政拡大への期待感が高まる。バイデン氏はコロナ対応として1.9兆ドル(約200兆円)規模の経済対策案を発表したほか、2月にはインフラ投資などの経済再建案を示す方針だ。野村証券の小清水直和氏は「米長期金利は年間を通し1.3%程度までゆるやかな上昇基調が続きそうだ」とみる。

米国で市場の期待物価上昇率を示すBEI(ブレーク・イーブン・インフレ率)が足元で2%を超えていることも長期金利の上昇を後押しする。パウエル議長をはじめFRBの幹部からは長期金利上昇に警戒感を示す発言は出ていない。今のところ緩やかな金利上昇は黙認する構えだ。

クレディ・アグリコル銀行の斎藤裕司氏は「対ドルの円相場は先行き、105円近辺まで下落余地がある」と話す。円高・ドル安のリスクを意識してきた為替市場だが、21年はむしろ円安への揺り戻しを警戒すべき年になるかもしれない。

※抜粋

〔 出典:日本経済新聞 〕

 --- Ginkou ---

株価予想→金利予想と来て、最後は為替予想というわけですが、今年の為替相場はどうなるでしょうか?

恐らく株価や金利以上に予測が難しいのが為替相場だと思いますが、セオリー通りに考えれば上記記事でも指摘されているように

・アメリカ国債増刷→アメリカ金利上昇→アメリカドル上昇

という流れを予測するのが自然かと思います。

国債増刷による金利上昇は、背景に米国債の安全性に対する懸念があるわけで、要するに「悪い金利上昇」であり、そう考えると米ドルはむしろ下がってもいいはずなのですが、為替相場は短絡的なのか、「金利上昇→為替相場上昇」ということになっています。

いずれにしてもアメリカの長期金利は確かに反転して上昇基調となっており、こうした流れが続くようであれば円安ドル高となるのは間違いなさそうです。

■アメリカ長期金利



とは言いつつ、ドル円相場はまだハッキリとした「円高トレンド」ではあります。

■ドル円相場



冒頭ご案内したように当たらないのが為替相場ですからね。コロナの影響が相対的に少ない日本に引き続きマネーが流れてきて円高が進むということもあり得ます。

つまりは為替相場が今後どうなるのかは、やっぱりよく分からないということです。

というわけで今回の読者アンケートは「じわじわ円高が進んでいるドル円相場ですが、今後は反転して円安トレンドになるという見方が増えてきています。現在104円のドル円は1年後に円高になると思う?円安になると思う?」でいきましょう。投票は2月28日まで。

■【読者アンケート】じわじわ円高が進んでいるドル円相場ですが、今後は反転して円安トレンドになるという見方が増えてきています。現在104円のドル円は1年後に円高になると思う?円安になると思う?(2月28日まで)
https://www.ginkou.info/enquete/?p=1105



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