まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「IMFの2021年の成長率見通しでは米国が6.4%、中国が8.4%と高水準になっている一方で日本は3.3%と予想されています。あなたが投資するなら日本株?アメリカ株?新興国株?」では・・・
1位:アメリカ株 50%
2位:分からない、どれとも言えない 20%
3位:日本株 10%
〃:新興国株 10%
〃:投資はしない 10%
となりました。1位は「アメリカ株」で5割です。なるほど。まぁ確かにこれまでの株価推移を見ればアメリカ株に魅力を感じるのは当然です。
■S&P500
ただそうは言いつつ最近の上昇はさすがに「バブル感」もありますね。実際、バブルなのでしょうけれど・・・。
少しでも株価に経済成長が追いつき、バブルが破裂した時のショックを軽減してほしいものですね。
一方で新興国株はそこまで人気がないのは意外です。成長率を見れば新興国は依然魅力的だとは思いますが。
アフターコロナを見据えた長期的な投資観が求められているのでしょうね。
ではアンケートへの投票がまだの方は投票をお願いいたします。アンケートは5月7日まで。
〔投票〕https://www.ginkou.info/enquete/?p=1153
〔前回のコラム〕投資するなら日本株?アメリカ株?新興国株?
--- Ginkou ---
ペイペイ決済、昨年度20億回超
https://www.nikkei.com/
スマートフォン決済のPayPay(ペイペイ、東京・港)は12日、2020年度(20年4月~21年3月)までの1年間で同社の決済サービスの利用回数が20億回を超えたと発表した。19年度(8億回)の約2.5倍になった。新型コロナウイルスの感染拡大によるキャッシュレス決済の需要拡大や、還元キャンペーンなどの施策が寄与した。
〔 出典:日本経済新聞 〕
--- Ginkou ---
今月に入りジャパンネット銀行がPayPay銀行へと名前を変えましたね。ヤフオクドームもPayPayドームへと名前を変え、ヤフーグループのPayPay普及に対する本気度が伝わってきます。
そのうち、ソフトバンクホークスもPayPayホークスへと名前が変わるのではないでしょうか。
個人的にはPayPayって響きはいかにもチープで全然馴染めないのですが、まぁそのうち慣れていくのかもしれません。
そのPayPayですが、上記記事にある通り2020年度の利用回数は20億回ということで、前年度の2.5倍になったということです。20億回が多いのかどうかはよく分かりませんが、とりあえず子どもとシニアは忘れてターゲット顧客が6,000万人くらいいるとすると、平均して1人あたり年間33回≒月3回ということですから、かなり普及している感はありますね。
実際には10人に1人が月30回使っているという感じなのでしょうけれど。
ちなみに電子マネーの決済件数は2019年に62億回ということなのでそう考えると20億回というのは健闘していますね!
「インフキュリオン決済動向調査」という調査があるようでその結果を見るとこのようになっています。
PayPayはQRコード決済ということだと思いますが、確かに利用経験としては大躍進していることが分かります。他にもこんな結果が発表されています。
QRコード決済の中ではPayPayが圧倒的な首位ということですね!なるほど。
個人的にはポイントが欲しければクレジットカードでいいし、利便性なら電子マネーの方が勝っていると思いますが、PayPayはその中間を狙っていくということなのですかね?
言い換えれば、両者からシェアを奪っていかないといけないわけですが、その成否はヤフー、そしてソフトバンクがどこまで顧客還元に力を入れるかにかかっているのでしょう。
筆者は今のところ使う予定はありませんが、健闘を祈りたいと思います。
というわけで今回の読者アンケートは、「PayPayの2020年度の利用回数は前年度2.5倍の20億回と成長していますが、あなたはPayPayを使ってる?」でいきましょう。投票は5月15日まで。
■【読者アンケート】PayPayの2020年度の利用回数は前年度2.5倍の20億回と成長していますが、あなたはPayPayを使ってる?(5月15日まで)
https://www.ginkou.info/enquete/?p=1159
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