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コロナが落ち着くのはいつ?

執筆者: ginko 発行日付: 2021-07-28

まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「10月から銀行間の振込手数料が引き下げられ、メガバンクのネット振込も従来の220円から160円前後に引き下げられる見込みですが、この振込手数料引き下げは魅力的?」では・・・

1位:魅力的ではない 82%
2位:魅力的 9%
〃:どちらとも言えない 9%

となりました。1位は「魅力的ではない」で約8割ですね。まぁ・・・魅力的ではないですよね・・・回数制限があるにせよ、振込手数料無料の銀行も多くなってきましたし。

手数料が下がること自体は良いことだと思いますが、単なる業界と金融庁の自己満足という感も強いです。

銀行のリテール事業が赤字なのであれば仕方ないのかもしれませんが、もう少し本気で個人顧客のことも考えてほしいものです。

ではアンケートへの投票がまだの方は投票をお願いいたします。アンケートは8月21日まで。

〔投票〕https://www.ginkou.info/enquete/?p=1229

〔前回のコラム〕
メガバンクの振込手数料引き下げは魅力的?


 --- Ginkou ---

都内重症者、40~50代が5割 高齢者、接種で悪化抑制 感染は20~30代過半
https://www.nikkei.com/


新型コロナウイルスに感染して重症化する年代が高齢者から40~50歳代に移る傾向が顕著になってきた。東京都の重症者に占めるこの年代の割合は5割と最多になった。新規感染者では20~30歳代が5割と多い。都内で医療逼迫が起きた1月の「第3波」とは様相が異なる。高齢者はワクチン接種が進み、症状悪化の抑制効果が出ている。中年層のワクチン接種の迅速化や、若い世代の人流対策などが重要になる。

厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」は28日、全国の新規感染者数が27日までの1週間で前の週に比べて1.54倍と増えた状況について「これまでに経験したことのない感染拡大になっている」と指摘した。22日からの4連休の影響に触れ「今後の報告数が上積みされる可能性も留意する必要がある」とも言及した。

都内の新規感染者数は28日、3177人と2日連続で最多を更新した。年齢層別にみると第3波とは異なり、新規感染者数だけで状況を把握しにくい様子が浮かび上がる。60歳以上が占める割合は1月下旬ごろに2割を超えていた。足元では5%になっている。

重症者数は28日時点で80人だった。増加傾向とはいえ、新規感染者が2000人超だった1月の160人の半分ほどにとどまる。重症化しやすい高齢者の感染を抑えているためだ。政府のまとめによると、2回目の接種を終えた65歳以上の高齢者の割合は27日時点で70%となった。その効果が出ている。1月は60歳以上が重症者の8割を占めていたが、足元では4割ほどに低下している。

足元の重症者は、40~50歳代の比率が5割と最多だ。新規感染者の比率ではこの年代は3割弱にとどまる。新規感染者で全体の5割を超えるのは20~30歳代。若年層は相対的に症状が軽いことが多く、重症者に占める比率は1割にも満たない。

こうした状況もあり、厚労省によると、26日時点の病床使用率は42%にとどまる。8割を超えた1月のように最も深刻な「ステージ4」に達する状況にはない。

厚労省によると4回目の緊急事態宣言後(7月18~24日)は、レジャー目的での都内の人出が発令前(4~10日)比16%減にとどまる。5月の3回目の宣言では4割減っていた。専門家組織は「感染拡大を防ぐに至っていない」と強調。「危機感を行政と市民が共有できていないことが最大の問題」と警鐘を鳴らす。

※抜粋

〔 出典:日本経済新聞 〕

 --- Ginkou ---

ここに来てまたまたコロナの感染者数が増えてきていますね。足元の新規感染者数はこのようになっています。



大きく増加しているわけですね!ワクチン接種も順調に進みこのまま収束していくのかと思っていましたが、なかなかにしつこいです。

感染力の強いインド型の拡大もあるのでしょうね。

その点では、第4波が落ち着いたタイミングでオリンピックを開催できたというのは不幸中の幸いだと言えそうです。今回の第5波の渦中だと世論の反発も相当強かったのではないかと思います。

ただ感染の中身を見てみるとやはりこれまでとは大きな変化があります。まず死亡者数は増えていません。



これはもちろんワクチンの効果です。都内の重症者数を見ても60代以上はこれまでと比較して大きく減少しています。



60代以上の新規感染者も大きく減少しています。



つまりは今回の第5波は「ワクチンを受けていない人の感染」ということですね。とすると解決策はワクチン接種のスピードアップしかありません。

現状のワクチン接種の状況はこのようになっています。



とは言いつつ順調に接種が進んでおり、その点では沈静化は時間の問題ですね。数字で見るとこうなっています。



2回接種が完了した人は3,300万人で、総人口の4分の1ということですね!1日100万のペースで接種が進めば1ヶ月後には全人口の半分で2回目接種が終わるわけで、そうなってくると目に見えて感染者数は減ってくるものと思います。

もう少しの辛抱です・・・。

とは言いつつさらにワクチン接種のスピードアップを進めるのであれば、今は使用を留保しているアストラゼネカ製のワクチンを希望者に使用するというのも手ですね。

また今後の課題としては、ワクチン承認のスピードアップも改善が必要です。1ヶ月前倒しで大規模接種を始められればオリンピックの観客開催も可能だったかもしれません。

パンデミックは小さいのも含めれば10年に1回起きていますから、 しっかり改善していきたいものです。

というわけで今回の読者アンケートは、「足元ではコロナ感染の第5波が起きている状況ですが、ただコロナワクチンの接種が順調に進めば収束は時間の問題とも感じます。コロナが落ち着くのはいつと思う?」でいきましょう。投票は8月29日まで。

■【読者アンケート】足元ではコロナ感染の第5波が起きている状況ですが、ただコロナワクチンの接種が順調に進めば収束は時間の問題とも感じます。コロナが落ち着くのはいつと思う?(8月29日まで)
https://www.ginkou.info/enquete/?p=1234



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