執筆者: ginko 発行日付: 2021-12-09
まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「シンクタンクの予想によれば民間企業のこの冬のボーナス予測は-0.4%~+0.8%とバラバラですが、あなたのこの冬のボーナスは増える?減る?」では・・・
1位:減る 45%
2位:ボーナスはない 27%
3位:変わらない 18%
4位:増える 9%
となりました。1位は「減る」で約5割です。なかなか厳しいですね・・・。
ただ非製造業はコロナ不況業種を中心に苦戦している一方で、製造業は意外と調子が良いという話も聞きます。実際はどうなのでしょうね?
実際の支給額の調査結果が出てくれば検証したいと思います。
今回のテーマにも関わってきますが、来年の夏のボーナスはぜひ「正常化」してほしいものです。
ではアンケートへの投票がまだの方は投票をお願いいたします。アンケートは1月2日まで。
〔投票〕https://www.ginkou.info/enquete/?p=1318
〔前回のコラム〕2021年冬のボーナス、増える?減る?
--- Ginkou ---
オミクロン型感染力、デルタより強く 専門家試算
https://www.nikkei.com/
新型コロナウイルスの新たな変異型「オミクロン型」は、国内感染の主流になっているデルタ型よりも広がりやすいとの試算を京都大学の西浦博教授らがまとめた。
オミクロン型が最初に見つかった南アフリカのデータを分析したところ、1人の感染者が何人にうつすかを示す「実効再生産数」がデルタ型の4.2倍となった。
〔 出典:日本経済新聞 〕
--- Ginkou ---
オミクロン株が発見されたのは11月26日のようですが、それ以降の金融市場の反応はヒステリックなものがありましたね。世界的に株価が急落しました。
日本政府もすぐに「帰国便の新規予約停止」という荒っぽい対策を発表しました。
この措置については批判も多くすぐに撤回されましたが、他方で岸田政権の支持率は上昇し、世論のゼロコロナ志向が浮き彫りになった感があります。
まぁ確かにここまで感染者が減ったのであれば一度くらい「新規感染ゼロ」の日を見たい気もしますが。
さてそのオミクロンですが、今のところ
・感染力は強い
・重症化リスクは低い
と言った傾向が指摘されていますが、とは言えまだ発見されて2週間ですからね。より正確な把握にはもう数週間必要なのではないかと思います。
ただヒステリックに反応した株式市場はすっかり楽観的に戻ったようで、日本株とアメリカ株はこのように推移しています。
■日経平均
■S&P500
特にアメリカ株についてはもうオミクロンなど終わってしまったかのような株価トレンドですね。実際にはこれからなのですが・・・。
しかしこうした動きが、「我々が徐々にコロナに慣れつつある証左」と言うことなのであれば心強い気もします。
どんな形であれ、感染症はいつか克服されますからね。
正常化が進むことを期待したいと思います。
その正常化の目途ですが、これまで来年春くらいと思っていましたが、オミクロンのような新型株のリスクを考慮すると来年夏~秋くらいですかね。
みなさんはいかがお考えでしょうか。
と言う事で今回の読者アンケートは、「新型株であるオミクロン型の発見でコロナの正常化は後ろ倒しになった感がありますが、コロナが落ち着くのはいつだと思う?」でいきましょう。投票は1月9日まで。
■【読者アンケート】新型株であるオミクロン型の発見でコロナの正常化は後ろ倒しになった感がありますが、コロナが落ち着くのはいつだと思う?(1月9日まで)
https://www.ginkou.info/enquete/?p=1324
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