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オミクロンはただの風邪?

執筆者: ginko 発行日付: 2021-12-23

まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「<複数回答可>2021年冬のボーナス、何で運用する?」では・・・

1位:普通預金で様子見 60%
2位:定期預金 50%
3位:外国株・外国株投信 30%
4位:国債 10%
〃:日本株・日本株投信 10%
〃:外国債券・外国債券投信 10%
〃:国内不動産・国内不動産投信 10%
〃:海外不動産・海外不動産投信 10%
〃:その他の運用商品 10%
〃:ボーナスはない 10%

となりました。1位は「普通預金で様子見」で約6割です。2位は「定期預金」で5割。このあたりは王道ですね。

ただ今回は3位に「外国株・外国株投信」がランクインしてきているのが印象的ですね。

昨今の米国株の上昇を踏まえれば投資家のみなさんが強気になるのも当然かもしれませんが、かく言う筆者も外国株にほぼほぼ集中投資しておりますので人のことは言えません。

今後日本が貧しくなっていくとすればなおさら、海外への投資は重要になってきますね。

みなさんのリスクテイクが報われることを祈っております。

ちなみに夏のボーナスのアンケート結果はこうでした。

1位:普通預金で様子見 55%
2位:外国株・外国株投信 36%
3位:定期預金 27%
4位:ボーナスはない 18%
5位:日本株・日本株投信 9%
〃:国内不動産・国内不動産投信 9%
〃:海外不動産・海外不動産投信 9%
〃:その他の運用商品 9%

あいや、夏の時も「外国株・外国株投信」は人気だったわけですね。

夏に投資された方はそれなりに上昇しているのではないでしょうか。

ではアンケートへの投票がまだの方は投票をお願いいたします。アンケートは1月15日まで。

〔投票〕https://www.ginkou.info/enquete/?p=1329

〔前回のコラム〕
2021年冬のボーナスの運用先は?


 --- Ginkou ---

南ア研究所、オミクロン型で重症化「7~8割低く」
https://www.nikkei.com/


新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」が最初に報告された南アフリカで、オミクロン型は重症化するリスクが低い可能性があることが22日、分かった。南アの国立伝染病研究所の研究者が報告した。オミクロン型は感染者が入院したり重症になったりする可能性が70~80%低いとした。新規感染者数がピークを過ぎた可能性があるとも指摘した。ロイター通信などが伝えた。

南アではオミクロン型がハウテン州で11月に初めて報告されてから急速に感染が拡大した。同研究所はさらに研究が必要としつつ、1日当たりの新規感染者や陽性率が減っているとし「ハウテン州ではピークを過ぎた」との見方を示した。

南アの1日当たりの新規感染者数は12月に入って急増し12日に3万7千人を超えたが、21日は1万5千人あまりに減っている。感染者数に比べ、入院につながる例はさほど増えていない。同研究所は報告書で、オミクロン型に感染した場合はオミクロン型以外の感染例に比べ入院や重症に至る可能性は70~80%低いと指摘した。ただ入院患者が重症化するリスクには違いがないとした。

スコットランドのデータを分析した英エディンバラ大の研究者らは、オミクロン型に感染して入院する可能性はデルタ型に比べて約3分の1に下がるとの研究結果をまとめた。ただ、オミクロン型の感染力は強く、「重症者の数そのものは増える恐れがある」と指摘している。

※抜粋

〔 出典:日本経済新聞 〕

 --- Ginkou ---

発見されたばかりのオミクロン型ですが、もうすでに大阪で市中感染が始まっているということですから驚きです。

日本はご存知の通り島国ですので、空港と港の検疫を強化すればいくらでも水際対策ができそうなものですが、100%全員に100%完全なPCR検査を実施するのは難しいということなのでしょうね。

加えてそもそもPCR検査で感染者を完全に洗い出すのは難しいのかもしれません。ウイルスが増殖前であれば発見できずにすり抜けてしまうことも十分あり得そうです。

いずれにしても今後日本でオミクロン型が広がっていくのは間違いなさそうです。

できれば、1月~2月の入試シーズン、そして3月~4月の卒業・入学シーズンは何とか切り抜けたいものですが、オミクロンの感染力はかなり強そうですので新春の日本を直撃するのでしょう・・・。

海外ではすっかりオミクロンがデルタを上回って感染しているようですので要注意です。



もはやアメリカでもイギリスでも7割超がオミクロン型ということです。

ただ一方で、先日のコラムでもご案内したように、毒性が強いかと言うとどうもそういうことではなさそうです。上記記事にもあるように、南アフリカの状況は

・オミクロン型は感染者が入院したり重症になったりする可能性が70~80%低い。

・新規感染者数がピークを過ぎた可能性がある。

ということで、何ともうピークアウトした可能性があるということですね。



慌てて3回目のワクチンを打たなくても、オミクロン型自体が毒性の低い天然のワクチンである・・・と言うのはさすがに語弊があるとしても、そこまで過敏になる必要はない気がします。

南アフリカの死者数も全く増えていませんし、感染者が増えているアメリカとイギリスの死者数はこのように推移しています。



今のところこちらも死者数は増えていません

このままオミクロンが「ただの風邪」として終息してほしいものですね。

と言う事で今回の読者アンケートは、「ついに日本でも市中感染が始まったオミクロン型ですが、確かに感染力は強いものの、感染が拡大している南アフリカ、アメリカ、イギリスでは死者数は増えておらず、そこまで怖がらなくてもいいような気もします。あなたはオミクロン型が怖い?怖くない?」でいきましょう。投票は1月23日まで。

■【読者アンケート】ついに日本でも市中感染が始まったオミクロン型ですが、確かに感染力は強いものの、感染が拡大している南アフリカ、アメリカ、イギリスでは死者数は増えておらず、そこまで怖がらなくてもいいような気もします。あなたはオミクロン型が怖い?怖くない?(1月23日まで)
https://www.ginkou.info/enquete/?p=1334



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