銀行.info

銀行関連ニュース

メルマガ「間違いだらけの銀行選び」21年12月号

執筆者: ginko 発行日付: 2021-12-27

12月号の内容はこのようなものです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.銀行最新キャンペーン

https://www.ginkou.info/news/

2.最新ランキング

https://www.ginkou.info/column/20211203.html

3.銀行関連ニュース

https://www.ginkou.info/column/

4.今月の購買力平価

https://www.ginkou.info/column/20211205.html

5.今月の世界の株価収益率

https://www.ginkou.info/column/20211219.html

6.自腹で資産運用中!(15年9ヵ月目)

https://www.ginkou.info/column/20211220.html

7.16年12ヵ月目のひとりごと:
「2022年はどうなる!?」
+19,200本+387万円

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


アドレスのご登録がまだの方は是非ご登録ください。下記アドレスに「空(から)メール」を送るだけ!です。またお友達にもぜひ、ご紹介ください。

sub@ginkou.info




↓メールバックナンバー(2021年11月号)はこちら↓

----------- バックナンバー --------------

ま ち が い だ ら け の 銀 行 え ら び
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
───────────────────────────────────

銀行.info -よりよい銀行をもとめて-

https://www.ginkou.info

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1.銀行最新キャンペーン

https://www.ginkou.info/news/

2.最新ランキング

https://www.ginkou.info/column/20211102.html

3.銀行関連ニュース

https://www.ginkou.info/column/

4.今月の購買力平価

https://www.ginkou.info/column/20211107.html

5.今月の世界の株価収益率

https://www.ginkou.info/column/20211114.html

6.自腹で資産運用中!(15年8ヵ月目)

https://www.ginkou.info/column/20211115.html

7.16年11ヵ月目のひとりごと:
「耐性」
+19,100本+384万円

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

・16年11ヵ月目のひとりごと

───────────────────────────────────

■「耐性」

筆者は90年代のバブル崩壊以降の「失われた30年」の原因は「少子高齢化に伴う日本経済の縮小」だと信じています。

単純にGDPで計測すればこの30年で増加しているものの、諸外国と比較すれば明らかに低成長であり、相対的に見れば日本経済が縮小しているのは間違いありません。

最近では日本の平均給与はお隣の韓国にも抜かれ、ようやく世論も「日本が貧しくなってきたのでは?」と勘づき始めているところかと思います。

先月の当欄で指摘したように日本が貧しくなった直接の影響は「円安」だと思いますが、その円安が引き起こされた原因はやはり少子高齢化ですね。

少子高齢化に伴う消費の縮小=景気の悪化を、財政支出と金融政策で乗り切ろうとした副産物が円安であるということです。

だとすればその対策はシンプルで「子どもを増やすこと」ですね。具体的にはいつもご案内しているように

・3人目以降の子供への経済的支援を増やす。

・移民を増やす。

の2つが重要だと考えています。

そうした中、先日の報道では政府が海外からの熟練工の在留期間を原則5年から無期限に延長することを検討しているとのことでした。

こうした「働き手」を増やすことは少子高齢化対策としてマクロ的にも正しいですし、ミクロ的にも人手不足で困っている業界にはありがたい動きですね。

せっかく育てても5年経つといなくなるようではずっと教育し続けなければいけなくなります。

そんなわけで経済合理性の観点からも、こうした動きを歓迎する人が多いのかなと思いましたが、「意外と」なのか「当然」なのかは分かりませんが、反対する人は結構多いですね。

その理由としては大別すると

・低賃金の外国人労働者が入ってくると日本人の賃金が下がりデフレになる。

・治安が悪化し社会に軋轢が生じる。

の2つでしょうか。

前者についてはそもそも人手不足の業界で特に外国人人材が求められているのだとすれば、日本人の雇用と競合しませんので影響はなさそうです。

それでも低賃金が心配なのであれば、外国人人材の最低賃金を設定しておけばいいだけの話です。

加えてそもそも、これまで国を閉じてきた中でどんどんデフレが進んできたわけですから、「国を開けばデフレになる」と心配するのは滑稽ですらありますね。

デフレを終わらせるのには消費を増やすことが必要で、消費を増やすためには人口を増やすことが必要で、人口を増やすためには移民が有効だというシンプルな考え方です。

他方で後者の「治安」や「軋轢」の問題は偏見に基づくものも多く、また日本人に犯罪者がいないかと言えば全然そんなことはないわけで、冷静かつ客観的に議論を進めるべきテーマです。

しかし「よそ者」を排除しようという姿勢は我々の本能的な恐怖に根差しているところもありますので軽視する訳にはいけません。

焦らず、徐々に在留者を増やしていくと共に、当面は女性に比重を置いて許可を出していくのも手です。女性の方が環境にも言語にも順応性がありそうですし、犯罪率も低そうな気がします。

一応調べてみると日本人の場合、男性の犯罪率は女性のざっくり4倍です(4:1)。とすると移民は当面、「女性一択」で良いのかもしれませんね。

日本の構造的な問題である少子高齢化が、「子育て支援」と「移民」の両面から解決されていくことを祈りたいと思います。

そもそもこのまま少子高齢化が進めば数百年後には日本人は一人もいなくなりますからね。日本人を守ろうとして日本人がいなくなってしまうというのはナンセンスです。

さらに歴史をさかのぼれば、日本人はポリネシア系の縄文人と、中国・朝鮮系の弥生人とのハイブリッドなわけですから、日本人の純血を守ろうとすることもまたナンセンスですね。

いずれにしても好む好まざるにかかわらず、早晩、日本が移民に対して国を開いていかないとやっていけなくなると思います。だとすれば今のうちから精神的にも物理的にも外国人労働者に対する「耐性」をつけておくことが大事ですね。

移民に対する前向きな議論がなされることを期待しています。

さて株式市場の方は特に米国株が好調で、右肩上がりの超強気モードが維持されてきましたが、先週は南アフリカで発見された新型コロナの変異株=オミクロン型に対する警戒感から大きく値下がりしました。

現時点ではオミクロン型に関する情報は少なく、そこまで過剰に反応する必要はないと思いますし、逆に言えば週明けは大きく反発しそうでもありますが、ただ1つ悲観的なことを述べると、「コロナとの戦いは思ったより長く続くのかもしれない」ということです。

来年春には収束しているものと思っていましたが、夏や秋までかかるかも・・・しれません。忍耐強く、我々の免疫と医学を信じるしかなさそうです。

来月のこの時期にはいろいろと落ち着いているといいのですが。もう年末ですしね。

<御礼>

今月もいくばくかの寄付を行いました。

1.植樹活動への寄付 :累計で19,100本相当になりました。
2.震災への寄付 :累計で384万円となりました。

ユーザーのみなさま、当サイトのご活用、ありがとうございます!

2021年11月/本間

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

・お問い合わせ

───────────────────────────────────

□銀行.info
https://www.ginkou.info/

□お問い合わせ
mailto:mail@ginkou.info

□メール登録 - お友達に紹介してください。
mailto:sub@ginkou.info

□配信停止
mailto:unsub@ginkou.info

───────────────────────────────────
Copyright 2005 Ginkou.info. All Rights Reserved.

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

----------- バックナンバー --------------

>>>間違いだらけの銀行えらび ~ 銀行.info<<<

思い立ったら、今すぐこの場で資料請求!



スポンサードリンク

Copyright© 2017 Ginkou.info All Rights reserved.

PAGETOP MENU MENU