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コロナ対策と正常化、どっちを優先すべき?

執筆者: ginko 発行日付: 2022-07-07

まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「<複数回答可>2022年夏のボーナス、何で運用する?」では・・・

1位:普通預金で様子見 60%
2位:定期預金 50%
3位:外国株・外国株投信 30%
〃:ボーナスはない 30%
5位:国内不動産・国内不動産投信 20%
〃:海外不動産・海外不動産投信 20%

となりました。1位は「普通預金で様子見」で約6割となっています。2位は「定期預金」で5割。このあたりはいつもの定番ですね。

他方で3位に「外国株・外国株投信」が3割に入ってくるなど投資に対する関心も相応に高まっているように感じます。

株価については内外ともに大きく調整しており、初心者にとってはためらう局面かと思いますが、ただ下がっている時期というのは株価が相対的に割安になっているということでもあり、悪くないタイミングかと思います。

■日経平均



■S&P500



とは言いつつ、今後の成長があまり期待できない日本株に投資するのかと言われれば個人的にはネガティブですし、では海外株かと言うと今は歴史的な円安水準ですからね。

今後、アメリカの金利の上昇が止まれば、猛烈な円高への巻き戻しも十分考えられます。

■ドル円



そう考えると・・・もう少し様子を見るか、あるいは毎月5万円ずつ、毎月10万円ずつと言った形でタイミングを分散しながら投資するのが良さそうです。

相場の先行きは誰にも読めませんからね。

ちなみに半年前の2021年冬のボーナス時のアンケート結果はこうでした。

1位:普通預金で様子見 60%
2位:定期預金 50%
3位:外国株・外国株投信 30%
4位:国債 10%
〃:日本株・日本株投信 10%
〃:外国債券・外国債券投信 10%
〃:国内不動産・国内不動産投信 10%
〃:海外不動産・海外不動産投信 10%
〃:その他の運用商品 10%
〃:ボーナスはない 10%

https://www.ginkou.info/enquete/?p=1329

ただ今回とそこまで大きな変化はないですね。みなさんの投資が報われることを祈っております。

ではアンケートへの投票がまだの方は投票をお願いいたします。アンケートは7月30日まで。

〔投票〕https://www.ginkou.info/enquete/?p=1482

〔前回のコラム〕
2022年夏のボーナスの運用先は?


 --- Ginkou ---

コロナ感染、2週間で3割増 「BA.4」「BA.5」世界で猛威
https://www.nikkei.com/


世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は6日の記者会見で、世界で確認された新型コロナウイルスの新規感染者数がこの2週間で30%近く増えたと明らかにした。オミクロン型の新たな派生型である「BA.4」「BA.5」が欧米で主流となってきていると指摘し、感染対策を引き続き徹底するよう呼びかけた。

派生型の流行を背景に各国で感染者数が増えている。米国では5月中旬以降、新規感染者数は10万人前後と高い水準で推移している。米疾病対策センター(CDC)は2日までの1週間のコロナ新規感染のうち「BA.5」が53.6%、「BA.4」は16.5%を占めたと推計した。

英国でも6月以降増加傾向が続く。英保健安全局は「BA.4」「BA.5」が感染者の過半を占めるとみている。テドロス氏は、多くの国でコロナ検査態勢が縮小していることから、実際の感染者数は報告数より多い可能性があるとの見方を示した。

※抜粋

〔 出典:日本経済新聞 〕

 --- Ginkou ---

気が付けばコロナの新規感染者がまた増え始めていますね。日本全体ではこういう感じになっています。



確かに足元で突然上昇していることが分かります。第6波と比較すればまだその数は少ないですが、気になる傾向ですね。

その原因としては「梅雨明けに伴う換気の減少」や「マスク外し」と言ったこともないわけではないのでしょうけれど、とは言えこんな急速な拡大は説明つかないと思いますので、やはり上記記事の通りオミクロン株の派生型が広がっているのではないかと思います。

重症化率の低いオミクロン株であったことは不幸中の幸いと言えるのかもしれませんが、重症者数と新規死者数をそれぞれチェックするとこうなっています。





重症者数は全国でわずかに68名、死者数も16名となっています。少ないですね。

もちろん誰一人死なない状況というのが理想ではありますが、コロナがあろうとなかろうと毎年140万人の方がなくなっているのが現実であり、つまりは毎日どこかで4,000人近い方がお亡くなりになっているわけで、とすると「コロナ関連死」だけに注目するというのは如何にもバランスを欠いています。

全体の1%もないわけですからね。

加えて、またコロナ対策が始まり、観光・旅行・飲食・イベントと言ったコロナ不況業種に逆風が吹くのは可愛そうという思いもあります。

そろそろコロナ対策は各自の判断に委ね、対策を強化したい人はすればいいし、多少のリスクを受け入れてでも正常化させたいという人は正常化させていくということでいいのではないでしょうか?

コロナ重症リスクは年齢や持病の有無によって異なりますのでなおさらですね。

もう2年も我慢したわけですから、このままコロナリスクと共存しながらの正常化でいいのではないか、というのが筆者の意見です。

屋内マスクくらいは継続してもいいのでしょうけれど。

と言う事で今回の読者アンケートは、「オミクロン派生型の登場で再びコロナ感染が増えていますが、重症者数はまだ少ないままです。今後、コロナ対策と正常化、どっちを優先すべきだと思う?」でいきましょう。投票は8月7日まで。

■【読者アンケート】オミクロン派生型の登場で再びコロナ感染が増えていますが、重症者数はまだ少ないままです。今後、コロナ対策と正常化、どっちを優先すべきだと思う?(8月7日まで)
https://www.ginkou.info/enquete/?p=1487



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