７月号の内容はこのようなものです。

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４．今月の購買力平価

https://www.ginkou.info/column/20220710.html

５．今月の世界の株価収益率

https://www.ginkou.info/column/20220717.html

６．自腹で資産運用中！（１６年４ヵ月目）

https://www.ginkou.info/column/20220718.html

７．１７年７ヵ月目のひとりごと：
「最大の供養」
＋１９，８００本＋４０５万円

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３．銀行関連ニュース

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４．今月の購買力平価

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６．自腹で資産運用中！（１６年３ヵ月目）

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７．１７年６ヵ月目のひとりごと：
「デマはすぐそばに」
＋１９，８００本＋４０５万円

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・１７年６ヵ月目のひとりごと

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■「デマはすぐそばに」

参議院選挙が２週間後に迫っています。ただ恐らく選挙結果に大きなサプライズはなく、自民党が大勝し、野党第一党は維新ということになるのではないでしょうか。

立憲はシニアに強いようですので、意外と踏ん張るのかもしれませんが、とは言え選挙全体の流れを変える力はありませんので、やはり「結果は予想通り」ということになりそうです。

その点では今回の参院選に大きな争点はない・・・はずですが、ただネットの記事を見ていると別の争点を見つけてしまいました。

１つ目はれいわ新選組で、「法人税が消費税に置き換えられた」という主張です。要するに法人税減税を進める一方で消費税増税を進めたために、結果的に法人税が消費税に置き換えられ、大企業は私腹を肥やす一方で庶民の生活は苦しくなっている、と言った話かと思います。

実は筆者もこうした主張を半ば信じていて、「法人税が消費税に置き換わったわけではないにせよ、そう見えるのは不都合な真実だな」と感じていたわけですが、実際に法人税と消費税の動きを並べてみると、確かに２０００年くらいまでは

・法人税が減り、消費税が増える

動きをしてきた一方で、２０００年ごろからは

・法人税も、消費税も増える

という形に変わってきています。そもそも法人も消費税を払っているわけですし、売上が増えれば消費税も法人税も増えるでしょうから、逆相関ではなく相関した動きをするのは当然ですね。

あやうくデマに騙されるところでした・・・。

２つ目は「参政党」で、こちらは「反ワクチン陰謀論で人気を集める」ということですから世も末という感じですね・・・。

候補者の１人である武田邦彦氏はテレビでもおなじみの有名な方ですが、

・放射能デマ
・反ワクチン
・反ウクライナ

と「デマと陰謀論のデパート」とこき下ろされています。筆者はそれらの主張を直接目にしたことはないのですが、氏の「反カーボンニュートラル」の主張は何度も目にする機会があり、「あれれ、おかしなこと言ってるな」と思ったものですが、なるほど「デマと陰謀論のデパート」と言う事なら納得できます。

氏を人気コメンテイターに据えたテレビ局やタレントの罪も大きそうですね。

他にも「反ウクライナ」の神谷宗弊候補と松田学候補、「反ワクチン」の吉野敏明候補がいるようなので薄気味悪さを感じます。

ちなみに電話ベースでの調査によると支持率は今のところ

・れいわ新選組：１．８％
・参政党：０．７％

となっており完全な泡沫政党ではあるものの、とは言え議席を取るようなことがあれば改選される迄の６年間、事ある毎にデマと陰謀論を聞かされることになり考えただけでウンザリです。

我々有権者の良識が問われていると言えそうです。

しかしなぜ人は分かりやすいデマや陰謀論に惹かれてしまうのでしょうね？社会への不満や認知の歪み、被害妄想、選民思想など理由はいろいろありそうですが、日本だけでなく世界で問題になっているところを見ると、普遍的な課題だと言うことですね。自覚しておきたいものです。

というわけで今回の参院選では泡沫政党の動向もチェックしたいと思います・・・。

さて株式相場はと言うと、６月発表されたアメリカのインフレ率が思いのほか上昇し、「インフレショック」とも言える形で株価は大きく下落しました。

おひざ元の米国株が大きく下落したのは当然として、日本でも日本株のみならずＲＥＩＴも下がりました。Ｊ－ＲＥＩＴについてはアメリカのインフレの影響などほとんど全くないようにも思いますが、下がる時は一緒ですね。短期的なマーケットの動きに理屈などないのかもしれません。

そうしたわけで内外の株価は全くもって不冴えですが、インフレが永遠に続くことはありませんし、海外の利上げが永遠に続くこともありません。それこそ７月発表のアメリカのインフレ率が下がれば相場の雰囲気もガラリと変わると思います。

こういう状況の時は「ただ待つだけ」の一択ですね。

利上げが行きすぎるとリセッションのリスクも高まりますが、しかしそれは経済が強い証左でもありますから、悲観的になりすぎる必要もないと思います。

そもそもすでに大きく下がった後なので今さらジタバタしても仕方がないというのもあります。

長期投資の力を信じ、一喜一憂せず、株価の回復をのんびり待ちたいと思います。

＜御礼＞

今月もいくばくかの寄付を行いました。

１．植樹活動への寄付　：累計で１９，８００本相当になりました。
２．震災への寄付　：累計で４０５万円となりました。

ユーザーのみなさま、当サイトのご活用、ありがとうございます！

2022年6月／本間

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