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４．今月の購買力平価

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５．今月の世界の株価収益率

https://www.ginkou.info/column/20220813.html

６．自腹で資産運用中！（１６年５ヵ月目）

https://www.ginkou.info/column/20220815.html

７．１７年８ヵ月目のひとりごと：
「反社は反社」
＋２０，０００本＋４１１万円

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７．１７年７ヵ月目のひとりごと：
「最大の供養」
＋１９，８００本＋４０５万円

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・１７年７ヵ月目のひとりごと

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■「最大の供養」

先月の当欄では、参議院選挙は「泡沫政党の動向が争点」などと今から振り返れば牧歌的なことをつぶやいていましたが、安倍元総理が銃殺されるという極めてショッキングな事件によって選挙の様相が全く変わってしまいました。

結果的には安倍元総理への同情票が上積みされたのか、自民党の圧勝で終わりましたね。

安倍元総理の悲願の１つは憲法改正だったと思いますが、自身の死によって改憲勢力が発議に必要な議席数に到達するというのも運命的なものを感じます。

安倍元総理の「数の力」を背景にした強引とも思える政治は、タカ派的な政治スタンスもあって賛否が分かれるところだと思いますが、しかし特に議論を呼んだ安全保障関連の各施策については今となっては「安倍さんが正しかった」と言えそうです。

ロシアがウクライナに侵攻するという戦後の世界秩序をぶち壊しにする暴挙は、安倍元総理にとっても想定外だったのではないかと思いますが。

逆に多くの方が認めている功績と言えば、積極的な外交による日本のプレゼンスの向上でしょうか。あの難物のトランプ元大統領とも良好な関係を築いていましたし、少なくとも表面的にはプーチン大統領とも親密でした。

安倍元総理の死にあたっては多くの国が深い弔意を示していましたし、諸外国の政治家や安全保障の専門家が安倍元総理の信念や政治哲学を高く評価していたという話を今さらながら聞くと、日本国民の１人として誇らしい気持ちとなります。

経済面で言えば、否定する人も多いですが、しかし結果だけを見ればアベノミクスは有効な政策だったと思います。まがりなりにもデフレから脱却し、株価も大きく上昇し、失業率は下がり、給与も上昇しました。

特に給与については半ば圧力をかける形で大企業に賃上げを飲ませたわけで、これは安倍元総理にしかできなかったことなのではないかと思います。

今でも「モリカケ問題」や「桜を見る会問題」に引っ掛かる人がいますが、９年近い在任期間においてスキャンダルらしいスキャンダルはこれくらいであって、直接的に利益をフトコロに入れるようなことはなく、女性問題と言った醜聞もなかったことは個人的にはむしろかなり清廉だったんじゃないかと思ったりもします。

そういう意味では安倍元総理の最大のスキャンダルは、皮肉にも凶弾の原因となった「旧統一教会との関係」と言えるのかもしれませんね。

当初は「無関係の安倍元総理を誤解して銃撃した」と解説されていましたが、今では「安倍元総理と旧統一教会との間に一定の互恵関係があった」という認識が広まっている状況かと思います。

旧統一教会は「反共・保守的な政治スタンス」「潤沢な資金」「組織票」と言った点で、政治側としても有用だった面があるのかもしれませんが、他方で「天皇を教祖にひれ伏させる」「日本を金の成る木として教団の資金源とする」と言った考え方はどこからどう見ても「反日」です。

旧統一教会と国内政治との癒着は、安倍元総理の祖父である岸元総理の時代から始まっているようで、また実際に旧統一教会のバックアップを得ている議員は大臣レースでも有利ということだったようですが、しかし保守系議員と「反日集団」が結びつくというのはすぐには納得できません。

この点についてはもう少し分かりやすい解説を待ちたいと思います。

とは言いつつ旧統一教会によって犯人の家庭が壊されたのは事実でしょうし、問題があるというか問題しかない「霊感商法」が今も続けられているのもまた事実だと思います。

安倍元総理に多少の責任があるのかないかの議論はさておき、これを機会に搾取系のカルト教団を根こそぎ取り締まってほしいものですね。改憲と共に、それが安倍元総理への最大の供養となりそうです。

さて株式相場はと言うと、足元では堅調に推移し、いよいよ底入れされ始めたかのような印象を受けます。

確かに原油や小麦と言った資源価格は既にピークアウトしているように見えますので、今後のインフレ率の低下→利上げの終了と言った流れを見通せば、株価に強気になるのも分かる気がします。

ただ一方でインフレ率のピークアウトは秋以降になるという見方もあり、それが正しいとすれば株価の調整局面はもう少し続きそうです。

つまりは今後上がるのか、まだ下がるのか「よく分からない」ということではありますが、ただ中長期的に見れば株価がどこかで回復していくのは間違いなさそうで、悲観的になる必要は全くないように感じます。

コロナ明けのタイミングで不景気になるというのも実感に合いませんしね。コロナバブルが一掃されればやはりその後は上昇が続くのではないでしょうか。

期待したいと思います。

＜御礼＞

今月もいくばくかの寄付を行いました。

１．植樹活動への寄付　：累計で１９，９００本相当になりました。
２．震災への寄付　：累計で４０８万円となりました。

ユーザーのみなさま、当サイトのご活用、ありがとうございます！

2022年7月／本間

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