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住むなら都心?郊外?田舎?

執筆者: ginko 発行日付: 2022-09-22

まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「投信保有は老若で20倍の格差があるとの指摘もありますが、あなたは投信を持っている?持っていない?」では・・・

1位:持っている 80%
2位:持っていない 20%

となりました。1位は「持っている」で8割となっています。すばらしい!

当然、世の中の平均よりもはるかに高いと思います。

日本株はバブル崩壊以降、長い長い低迷の日々が続きましたが、アベノミクス以降、順調に上昇し、この間に投資された方は十分儲かっているのではないでしょうか?日本株の過去10年の動きはこのようになっています。



日経平均は約3倍になっているわけですね。

次にアメリカ株はと言うとこうです。



S&P500は2.5倍と言った感じでこの10年で言えば日本株の方に軍配が上がるというわけですか・・・ちょっと驚きです。

いずれにしてもこのような株価の上昇基調を考慮すれば、やはり今投資信託を持っている方は十分なリターンを得ていそうですね。

足元の株価は調整気味ですが、長期的な資産形成の必要性を考慮すれば投資信託の活用は重要です。

インデックスファンドのような筋の良い投資信託への投資が増えることを期待したいと思います。

ではアンケートへの投票がまだの方は投票をお願いいたします。アンケートは10月15日まで。

〔投票〕https://www.ginkou.info/enquete/?p=1536

〔前回のコラム〕
投信を持っている?持っていない?


 --- Ginkou ---

マイホーム、郊外人気再燃
住宅地価、14都道府県で上昇 立地・環境で選別進む
https://www.nikkei.com/


国土交通省が20日発表した2022年の基準地価で、住宅地が上昇した都道府県は14と前年から倍増した。東京近郊のほか、福岡市や札幌市など再開発が進む地方の中核都市とその周辺の伸びが目立つ。好立地や好環境の住宅地に人気が集まる一方で、東北や四国といった地方は下落が続き「二極化」も進む。

都内のスタートアップに勤める30代の女性は21年夏、夫婦で神奈川県鎌倉市のJR大船駅近くに分譲戸建てを買った。4LDKの間取りに広い庭があり、週末は海や山でアウトドアを楽しめる。平日は在宅勤務で、東京都心に出る場合でも1時間かからない。

新型コロナウイルス流行下での働き方の変化などが購入を後押しした。都内で分譲マンションなども検討したが、「都会と自然のバランスがいい鎌倉は背伸びして都内で高額物件を探すよりもライフスタイルにぴったりだった」と話す。

31年ぶりの全国平均の住宅地上昇は、好立地の都市近郊がけん引役となった。神奈川県では鎌倉市(1.3%上昇)のほか、茅ケ崎市も2.5%上がり、湘南エリアでプラスが目立つ。埼玉県でも東京都心へのアクセスがいい川口市(2.4%上昇)などが伸びた。

「比較的割安な都心部周辺や郊外の好立地にマイホームの選択肢が広がり、需要の受け皿となった」。不動産サービス大手のジョーンズラングラサール(JLL)の大東雄人氏は分析する。住宅の種類では、広さや部屋数にゆとりがある戸建ての人気が高い。

※抜粋

〔 出典:日本経済新聞 〕

 --- Ginkou ---

2022年の基準地価が発表されました。その結果はこのようになっています。



住宅地は全国平均が31年ぶりにプラスに転じたということですね!東京や大阪などの中心都市では2000年代のミニバブルからすでにプラスだったのではないかと思いますが、地価上昇が全国に広がり、ようやく全国平均がプラスになったということですね。

とは言いつつその内訳を見ると地方圏はまだ-0.2%となっており、全てのカテゴリーがプラスになるのにはもう少し時間がかかりそうです。



もちろん、仮に地方圏が全体としてプラスになったとしても、個別にはマイナスのエリアはずっと残り続けるのでしょうけれど。

さてこのように地価が上昇していくとなると気になるのが都心脱出の動きですね。地価が上昇すれば物件価格も高くなるわけですから、割高な都心の不動産は敬遠され、郊外の不動産が選好されるのではないか、ということです。

実際のところ上記記事によれば、そうした「都市近郊」の地価上昇が全体を引っ張ったと指摘されています。

他方で、ここ数年は地価上昇とは全く別の理由のコロナ禍によって、安くて広めの郊外物件が人気という特殊な状況もありました。リモートワークを前提にすれば通勤時間より広さの方が重要になるのは当然です。

要するに地価上昇を背景にした都心脱出は当面続くのでしょうけれど、コロナ禍を背景にした都心脱出は一時的であり、そのうちまた都心回帰に戻っていくことになりそうです。

そう考えるとこれからも「都心脱出」が続くのか、それとも「都心回帰」に戻るのか、気になるところですね。

おそらく「都心脱出」も「都心回帰」も両方起こる気がしますが・・・つまりは近郊を含めた「都市圏」に人口が集中し続けるということです。果たしてどうなるでしょうか。

と言う事で今回の読者アンケートは、「郊外の地価上昇で住宅地価の全国平均が31年ぶりにプラスとなりましたが、あなたが住むなら都心?都心近郊?郊外?田舎?どれ?」でいきましょう。投票は10月22日まで。

■【読者アンケート】郊外の地価上昇で住宅地価の全国平均が31年ぶりにプラスとなりましたが、あなたが住むなら都心?都心近郊?郊外?田舎?どれ?(10月22日まで)
https://www.ginkou.info/enquete/?p=1542



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