まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「装い新たに始まったNIKKEI
Financial 銀行ランキングでは1位がPayPay銀行、2位が楽天銀行、3位が住信SBIネット銀行となりましたが、この結果に納得できる?」では・・・
1位:納得できない 75%
2位:納得できる面もあれば納得できない面もある 17%
3位:納得できる 8%
となりました。1位は「納得できない」ですね。そりゃそうでしょう。PayPay銀行も楽天銀行も当サイトのランキングでは下位ですからね・・・。
実際のところ、金利面でも手数料面でも特筆すべきものはありません。
今までの日経金融機関ランキングが問題あったからやめたのでしょうけれど、これだったら何も変わりませんね。
いつも言っていますが、日経はまず自分の作ったランキングの「顧客満足度」を調査してほしいものです。
ではアンケートへの投票がまだの方は投票をお願いいたします。アンケートは5月25日まで。
〔投票〕https://www.ginkou.info/enquete/?p=1974
〔前回のコラム〕納得感ゼロの日経銀行ランキング、今年の1位は?
--- Ginkou ---
衆院3補選、自民全敗 立民が全勝
https://www.nikkei.com
衆院東京15区、島根1区、長崎3区の3補欠選挙が28日、投開票された。自民党は2つの不戦敗を含めすべての小選挙区で敗北した。立憲民主党は東京15区で新人、島根1区と長崎3区でそれぞれ元職が当選し、3戦全勝した。日本維新の会は候補を立てた2選挙区で立民に敗れた。
小選挙区制で初の選挙だった1996年の衆院選以降初めて、島根1区の議席を自民以外の政党が獲得した。
補選の結果は岸田文雄政権に打撃となり、自民党総裁の任期満了を9月に控える首相の衆院解散の戦略に影響を及ぼす可能性がある。
※抜粋
〔 出典:日本経済新聞 〕
--- Ginkou ---
28日に行われた衆議院の補欠選挙は、東京・島根・長崎の3区だったわけですが、結果的に裏金問題の逆風を受けて自民党は全敗しました。
そもそもそのうちの2つには候補者を立てていませんでしたので、この結果に驚きはありませんが、驚きだったのはいずれも立憲民主党の候補が勝利したことですね!
流れや勢いからは、自民党の受け皿は維新なのかと思っていましたが、どっこい立憲の底力をあなどってはいけないということですね。
自民党の政策に対して「是々非々」の維新は「自民寄り」と映ったのかもしれません。政策はともかく「アンチ自民」なら立憲というのは分かりやすい選択肢なのでしょう。
では現在の自民党と立憲民主党の支持率がどうなっているのか気になるところですが、日経新聞の調査によればこうなっています。
何かの間違いかと思ってしまいますが、自民党の支持率は変わらず、確かに立憲は増えているものの、その分だけ維新が減るという野党同士の食い合いが起こっていることが分かります。マジですか。
もちろん野党の1つに批判票が集中することで死票が少なくなり、自民党に効果的にお灸を据えることができるようになりますが、ただ自民党の支持率が下がっていないのは意外ですねぇ。
外交や安全保障、経済などを考慮すれば結局は自民党、ということになるのですかね。
処分が済んで裏金問題も一区切りついたと考える人も多少はいるのかもしれません。
では筆者がどこに投票するかと言うと・・・本当にこの調査結果の支持率なのであれば立憲ですかねぇ。野党票が分散して喜ぶのは与党だけですからね。
衆議院の解散総選挙は一体いつになるのでしょうか。
と言うことで今回の読者アンケートは、「衆議院の補欠選挙は自民党が全敗、立憲民主党が全勝ということで意外にも立憲民主党が支持を受けた形ですが、あなたなら次の衆院選、どこに投票する?」でいきましょう。投票は6月1日まで。
■【読者アンケート】衆議院の補欠選挙は自民党が全敗、立憲民主党が全勝ということで意外にも立憲民主党が支持を受けた形ですが、あなたなら次の衆院選、どこに投票する?(6月1日まで)
https://www.ginkou.info/enquete/?p=1979
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