まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「裏金問題で久しぶりに強い追い風が吹く中で、立憲民主党の新代表は誰が良い？」では・・・

１位：野田元総理　５４％
２位：良いと思う人はいない　２３％
３位：枝野前代表　１５％
４位：泉代表　８％

となりました。１位は「野田元総理」で５割ですね。なるほど。読者の方はどちらかというと保守寄りということですかね。

筆者も風貌・人格・政治スタンスなどを考慮して「野田氏推し」ではありますが、世の中の人気はどんなものなのでしょう？安倍元総理の追悼演説で再度脚光を浴びた感はありますが、とは言え一般市民の認知度はそこまで高くない気がします。

ただ選ぶのは立憲民主党の党員ですし、カネにまつわるスキャンダルもなさそうですしね！「野田立憲」ができるなら、次の衆院選では筆者は立憲に投票しますかね・・・自民党にはお灸が必要です。

しかし仮に自民党の総裁が石破氏や小泉氏といった人気者が選ばれると雰囲気がガラリと変わることになります。

アメリカの大統領選挙もバイデン氏の撤退で大きく流れが変わりましたからね。

政治の世界は一寸先は闇です。果たしてどういう結末を迎えるのでしょうか。

ではアンケートへの投票がまだの方は投票をお願いいたします。アンケートは9月21日まで。

〔投票〕https://www.ginkou.info/enquete/?p=2058

〔前回のコラム〕立憲民主党の新代表、誰が良い？

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コイン高騰、異例の弁済率
https://www.nikkei.com

マウントゴックスの倒産手続きを巡っては、ビットコインの急騰で債権者に対する弁済率が異例の高さになる見込みだ。自分の財産がどうなるかよく分からないまま10年間も待ち続けるのは債権者に不利益といえるが、今回は金銭面だけをみると結果的に大きな得になりそうだ。

数回に分けて弁済を受けているある債権者は、当時約200万円で取得したビットコインが、最終的には2000倍の約40億円相当になって返ってきそうだという。住宅ローンも抱える一般的なサラリーマンだが、事情に詳しい関係者によると、こうした「億り人」は多数出ているもようだ。

民事再生の平均弁済率は1割弱、破産はほぼゼロとされる。今回は例外的に高い弁済率だ。

弁済された仮想通貨を現金化して得た収益は税法上「雑所得」とされ、確定申告が必要だ。税率は一律10%の住民税を含めて15～55%。国税OBで仮想通貨に詳しい坂本新税理士は「税額計算に必要な取得価額が分からないなどの相談が多い。適切な納税に向け、専門家に相談するのが大事だ」と話す。

〔　出典：日本経済新聞　〕

　－－－　Ｇｉｎｋｏｕ　－－－

誰がどう見てもポンジスキームであり、チューリップバブルである仮想通貨ですが、何度も暴騰・暴落を繰り返しながら、どっこい今でもちゃんと生き残っていますね。久しぶりにビットコインのチャートをチェックするとこうなっています。



ｇｏｏｇｌｅのチャートで最大を選ぶと２０１６年５月６日が始まりとなっていますが、この時点ですでに４万８，６２０円ですね。調べてみると使用開始は２００９年１月ということですから、すでに１５年も生き延びていることになります。すごい。

さすがにここまで生き残ればもう半永久的に残っていくということでいいんですかね？どんなものでしょう。

ちなみに２０１６年に４万８，６２０円だったものが足元では８５７万円ですから約１８０倍です！夢がありますね・・・。

そんな夢の仮想通貨ですが、上記記事によれば２０１４年に倒産した仮想通貨交換業者であるマウントゴックス社の債権者への弁済が、１０年待って異例の弁済率になっているということです。

具体的には当時２００万円で購入したビットコインが、最終的には２０００倍の４０億円になって返ってきそうとのことですね！２０００倍と言われてもピンと来ませんが、４０億円と言われればその巨額さが実感できます。

いきなり一生遊んで暮らせるだけのお金が手に入ると人はどうなってしまうのでしょうね？また怪しい投資に引っ掛からないよう祈るばかりであります。

とは言いつつ結果論で言えば最近投資した人を除けば、ビットコインに投資した方が良かったのは間違いありません。２０００倍と言わず、１８０倍と言わず、１０倍でも資産形成に大きなプラスとなったはずです。

ただ筆者が１０年前に戻って２００万円でビットコインを買うかと言われれば・・・やっぱり買わない気がします。本質的に無価値なものに投資する気味悪さと「理解できないものには投資しない」というスタンスがかなり強固な壁となりそうです。

１０年前でも買わないのですから、今ならいわんをやです。これから暴落する可能性はさほど大きくないと思いますが、とは言いつつ今８５７万円のビットコインが将来、８，５００万円になるのか８５万円になるのか誰にも分かりません。

繰り返しになりますが本質的には無価値ですからね！

筆者はマウントゴックス長者を指をくわえて眺めるのみです・・・。

と言うことで今回の読者アンケートは、「仮想通貨交換業者マウントゴックスの清算処理で、２００万円投資した人に４０億円が戻ってくるケースもあるようですが、仮想通貨は買って良かった？買わなくて良かった？」でいきましょう。投票は9月28日まで。

■【読者アンケート】仮想通貨交換業者マウントゴックスの清算処理で、２００万円投資した人に４０億円が戻ってくるケースもあるようですが、仮想通貨は買って良かった？買わなくて良かった？（9月28日まで）
https://www.ginkou.info/enquete/?p=2062