ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「
SBI証券:クレディセゾン債5年0.3%」です。
イトーヨーカ堂グループの中興の祖であり、セブンイレブン創業者とも言える、セブン&アイ・ホールディングスの鈴木会長が引退を発表しました。自身が主導したセブンイレブンの井阪社長を退任・交替させる人事案が否決されたことに伴う「逆切れ引退」と言っていいのかもしれません。
その記者会見の詳細を読みましたが、憶測と一方的な糾弾に終始しており、絶対的君主とその取り巻きたちによる異様に閉鎖的な文化を垣間見ることができました。結局のところ「老害」だったと言えそうですがどうなのでしょう?
今後、「カリスマ亡き後」でも飛躍できるのかどうかで氏の本当の手腕が分かるのでしょうし、井坂社長ほか現スタッフの実力が試されることになります。
ただ一方で鈴木氏が本気で辞めようと思っているのかどうかはよく分からない面があります。単に自分の権威を示すために株主やステークホルダーを揺さぶっている気もしますね。だとすればなおさら社員の方々は頑張っていただきたい気がします。いつかは世代交代しないといけないわけですからね。もう賽は投げられました。
しかし大塚家具やロッテのドタバタを見るとこうした内紛やお家騒動は普遍的なものなのでしょうね。むしろそうした「洗礼」を受けてこそ真の強いリーダーが現れる気がします。つまりは偉大な経営者の最後の「お努め」は、老害をまき散らし、ヒールとなって「旧世代の仲間もろ共倒幕されてしまうこと」ということなのかもしれません。
とすると・・・晩節にそのような「革命」の引き金を引いた鈴木氏というのはやはり名経営者なのかもしれませんね。もちろん本人が意図したことではないでしょうけれど・・・。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、SBI証券のSBIホールディングス社債を取り上げました。気になる金利はと言うと・・・
■SBI証券:第8回SBIホールディングス債
・2年:0.75%
仮条件の段階では約0.85%と予測しましたが、実際には約0.75%になったようです。需要が大きく金利が低めでも大丈夫だと判断された、ということですかね。
それはともかく期間2年で1%近い金利ということですから、かなりの高水準ですね!
しかしながら抽選期間が極めて短いのですね。今回は4月4日(月)12:00から4月5日(火)15:00までの実質1日しかなく、あっさり終了しました。
どうしてもこの債券に投資したいという方は口座を開設し、購入用の資金を入金した上で「次回を待つ」というスタンスで臨んでいただければと思います。
さて投票結果ですが、5つ★満点で、「3.8」。4つ★近い、かなり良い評価ですね!投票も最高の5つ★と4つ★に集中しています。
格付けとしてはBBBですので必ずしも良いわけではなく、むしろ投資できるギリギリの水準であるわけですが、金利には換えられないということですね・・・。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は5月1日まで。
>>>SBI証券の口座開設はこちらから
投票:http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1251
前回のコラム:http://www.old-ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=846
今回は、SBI証券の取り扱うクレディセゾン社債を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:3年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。
皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利は何とマイナス水準まで低下してきました!本日の長期金利も-0.06%とやはりマイナスです・・・恐ろしいことです。
それでも預金金利がマイナスになることはないと思いますが、預金者の忍耐の日々はまだまだ続くということですね。いやはや。
さて、このように金利が劇的に低下している中ではありますが、それでも比較的高い金利が期待できる運用商品がないわけではありません。その1つがSBI証券の取り扱うクレディセゾン社債です。そのまんまですが、株式会社クレディセゾンが発行する社債ですね。
社債については先週も取り上げたわけですが、利率は最初から決まっていて、満期になれば元本が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。
が、注意事項としては以下の点が挙げられます。
・途中解約という概念がないので、換金したくなれば市場でその社債を売るしかないが、その時の値段によっては元本割れする可能性がある。
・その会社が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その会社が倒産したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性がある。預金を肩代わりしてくれる「預金保険」のような制度がない。
素人としては特に後者の、発行会社が傾いてしまうリスクというのがよく分からない点ですね。そうしたリスクと見返りに金利は比較的高くなっているのが通例ですが、このクレディセゾン社債の金利はと言うとこうなっております。
■SBI証券:株式会社クレディセゾン第58回無担保社債
・5年:0.15%~0.45%
残念ながらまだ仮条件ですが、この上限と下限の中間くらいの金利で収まるとすれば約0.30%となります。今日、正式な金利が決定するようですのでご興味がある方はチェックしてみてください。
それはともかく期間5年で0.3%の金利ということですからそこそこの水準という感じでしょうか。
また、5年後にクレディセゾンの経営が傾いてしまっている可能性は、直感的にはほぼないと思いますから、その点でも検討可能な気がします。
もちろん先週もご案内しましたが、超優良だった企業が一気に破綻が懸念される状態まで転げ落ちてしまうケースはありますし、特に相対的にリスクの大きい金融機関はそういった「突然死」の可能性はゼロではありません。
繰り返しになりますが、「リスクがある分金利が高い」という原則は常に頭に入れておきたいものです。
ちなみに販売期間は4月11日(月)12:00から4月22日(金)14:00までとなっておりますが、おそらく販売当日もしくは翌日くらいで売り切れてしまうのではないかと思います。
発行額も200億円とこの種の債券としては少なめですしね。
煽る気は一切ありませんし投資には慎重な判断が必要ですが、どうしてもこの債券に投資したいという方は早め早めに申し込まれた方がよさそうです。
ちなみにクレディセゾンの業績はどうなっているかと言うと、2015年4月~12月期決算は362億円の黒字決算となっています。前年同期が401億円ということで残念ながら減益ですが、それでも底堅い業績だと言えそうです。
実際のところ格付けも先週のSBIホールディングスの「BBB」を数段階上回る「A+」となっています。だからこそSBIホールディングスより金利が低いわけですが、このあたりはリスクとリターンがトレードオフの関係になっていることを実感できます。
いずれにしても今後も引き続きしっかり利益を稼いでこうした個人向け社債のような形で個人投資家に多様な運用機会を提供していってほしいものですね。
では、このSBI証券が取り扱う、5年約0.3%のクレディセゾン社債。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・社債としてのリスクはありますが、高めの格付けとまずまずの金利であることを勘案して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は5月8日まで。
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https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
SBI証券が取り扱う、5年約0.3%のクレディセゾン社債。あなたの評価は?(投票は5月8日まで)
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