ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「
三井住友銀行:口座開設キャンペーン」です。
本日の報道によれば明治安田生命が企業年金の受託を停止するようですね。現状の予定利率は1.25%ですが、そうした運用利回りを確保することが難しいというのが理由です。
すでに日本生命や第一生命も数年前から受託を抑えているようですから「マイナス金利」だけが要因ではないのでしょうし、企業からしても上乗せ負担を考慮すれば積極的に企業年金をスタートさせる環境ではないでしょうから実害は少ないのかもしれませんが、しかし改めて「運用難」を実感するニュースと言えそうです。
預金者の立場からすればこうした状況は気持ちも財布も将来の見通しも冷え込ませるもので景気には悪影響ではないかと思うのですが、それでもこうした金利低下は「お金を借りて投資をする、積極的な人」をサポートするもので景気全体にはプラスという解釈がなされています。
でも本当にそうなのですかね?
日本のように個人だけでなく企業もまた「貯金体質」である点を踏まえればいっそ金利を引き上げた方が景気が刺激されるような気もします。
また、高金利通貨は短期的には「通貨高」になるものの、中長期的には「通貨安」となりますので、仮に円安を望むのであれば金利を上げた方がむしろ良い、という理屈もあります。
そもそもバブル崩壊以降、25年以上金融緩和を続けてきてこの数年を除いては目覚ましい効果がなかったことを踏まえれば、どこかで利上げを試してみるというのも手のような気がしますねぇ。経済というのはそこまで合理的なものではないですからね。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、じぶん銀行(現auじぶん銀行)のプレミアムバンク
for auを取り上げました。親会社の片方がKDDIということもあり、au利用者には手厚い優遇プログラムが用意されているわけですね。具体的にはこういうことです。
■じぶん銀行(現auじぶん銀行)「新規限定デビュー応援プログラム:au利用者限定」
・3ヶ月 : 通常金利0.04% + 特別金利0.20% = 0.24%
出来上がりが0.24%ということでかなり魅力的になってきます!
さらに3ヶ月後の受け皿も用意されていてau利用者に限り、特別な1年もの定期預金が提供されています。
■じぶん銀行(現auじぶん銀行)「プレミアムバンク for au:au利用者限定」
・1年 : 通常金利0.05% + 特別金利0.10% = 0.15%
1年で0.15%ということですから、まずまずの金利水準と言えます。今ならトップクラスと言うべきかもしれませんが。
さて投票結果ですが、5つ★満点で、「3.2」。真ん中が3つ★ですから、それを少し上回る結果と言えますが・・・投票数は圧倒的に少ないですね(苦笑)。
やはりauユーザーと比べると多数派であるdocomo+ソフトバンクユーザーからすれば「自分たちには関係ない」ということなのでしょう。当たり前ですが。
後は肝心のauユーザーがどう評価するかですが・・・今のところそれほど高評価、ということでもなさそうですね。なぜでしょう?0.15%では納得できない、ということなのでしょうか。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は5月15日まで。
>>>じぶん銀行(現auじぶん銀行)の「プレミアムバンク
for au」について詳しくはこちらから
投票:http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1255
前回のコラム:http://www.old-ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=850
今回は、三井住友銀行の新生活応援口座開設キャンペーンを取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:3年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。
皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利は何とマイナス水準まで低下してきました!本日の長期金利も-0.125%とやはりマイナスです・・・恐ろしいことです。何と下限であるはずの-0.1%も下回っていますね。
それでも預金金利がマイナスになることはないと思いますが、預金者の忍耐の日々はまだまだ続くということですね。いやはや。
さて、そのように銀行からすればもはや「新しい預金はいらない」という状態ですが、とは言いつつ4月は新生活がスタートする時期であり、数十万という若者が社会人デビューを果たし口座開設ニーズが高まる月でもあります。
そんなわけで今回は珍しく、この時期に盛り上がるであろう「新規口座開設キャンペーン」を取り上げてみたいと思います。目ぼしい定期預金キャンペーンが見つけづらくなったというのもありますが・・・。
ただ実際にチェックしてみるとそれほど大々的に実施されている感じでもありませんね。ネット銀行などの場合はデリバリーコストを考えればモノよりマネーということになりますが、数百円プレゼントしたところで大した効果はないという考え方があるかもしれませんし、あるいは、目指すべきは「すでに資産形成した人」であって「これから資産形成する人」ではない、という本音もありそうです。
ということで結果的にリアル銀行が中心となりそうですが、まず第1弾は締切が4月28日に迫った三井住友銀行の「新生活応援口座開設キャンペーン」です。
もちろん当サイトの読者の中で、これからメガバンクに口座を作ろうとされる方は少ないとは思いますが、それはともかくとしてこの口座開設キャンペーンのプレゼント内容はこのようになっています。
■三井住友銀行「新生活応援口座開設キャンペーン」
・もれなく「ミドすけ貯金箱」プレゼント
・抽選で500名に「等身大ミドすけ」プレゼント
うん、いりません(笑)。貯金箱など使ったことはないですし、ぬいぐるみも趣味ではありません。そもそも「等身大」ってどれくらいの大きさなのでしょうね?30cm?50cm?1m50cm?
まぁ、ぬいぐるみに関してはオークションで転売すれば多少の利益が出るかもしれませんが。
さらに500名という規模もショボイですね。仮に1体あたりの原価が1,000円だとすると予算は50万円ということになります・・・町の商店街でももう少し予算規模が大きいのではないでしょうか?
そうしたわけで全くその気にならない筆者ではありますが、もらえないよりは恐らくもらえた方がよく、三井住友銀行で口座開設を検討されている方は積極的にご活用ください。
ちなみに・・・三井住友銀行のイメージキャラクターはいつの間にか上記「ミドすけ」に変わっているのですね!いつから始まったキャラクターなのでしょうか。
というわけで調べてみると「2014年に登場」とのことです。全く知りませんでした・・・。
これまで大手銀行はディズニーやらキティちゃんやらドラえもんやらスヌーピーやらといったマスコットキャラクターを愛用してきたわけですが、恐らく2000年代の銀行再編を機に廃れていった気がします(ディズニー&キティちゃんはまだ現役ですが)。
一時は女優などのイメージキャラクターの採用すら縮小されたと思うのですが、グルっと回って再びマスコットキャラクターが登場するというのは興味深いですね。確かにこうした愛らしいキャラクターがいれば、三井住友銀行のアグレッシブなイメージも中和される・・・ような気がします。
なおミドすけの身長は66.6cmということでした。なるほど。それ以上の感想はありませんが。
またミドすけの25cmサイズのぬいぐるみは現在、オークションで何と7万円で出品されておりますね!かなり強気な設定ですが、もし本当にそれに応える落札者がいるのだとすれば、筆者が思う以上に上記「等身大ミドすけ」の市場価値は高そうです。
繰り返しになりますが、落札する人がいれば、という話ではありますが・・・。
ではこの、もれなく「ミドすけ貯金箱」や、500名に「等身大ミドすけ」がプレゼントされる、三井住友銀行の「新生活応援口座開設キャンペーン」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★」くらいですかね?
その合理的な根拠を聞かれると苦しいですが・・・投票は5月22日まで。
>>>三井住友銀行の「新生活応援口座開設キャンペーン」について詳しくはこちら
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
もれなく「ミドすけ貯金箱」や、500名に「等身大ミドすけ」がプレゼントされる、三井住友銀行の「新生活応援口座開設キャンペーン」。あなたの評価は?(投票は5月22日まで)
>>>投票はこちら
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