ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「
みずほ銀行:みずほ新生活キャンペーン」です。
昨日の日銀の金融政策決定会合では、新たな金融緩和策を期待するマーケットに対して「まさかの」ゼロ回答となりました。お蔭で大きく円高株安が進んでいますね。
このタイミングで円高株安に張っていた方は大きく儲けたでしょうね。かく言う筆者も今月号のメルマガでご案内したようにその可能性があると睨んでおりましたので残念なことをしました(笑)。まぁ後からでは何でも言えるわけですが、今のところ投資資産はかなり身軽になっておりますので次回はちょっと参戦しようかな?と思ったり、思わなかったり。
ちなみになぜ円高株安を予想していたかと言うと、その理由は以下2つです。
1.市場の期待値を超える追加緩和策は考えづらく、だとすれば追加緩和策を実施したとしても「事実」による利益確定で円高株安になる。
2.仮に市場の期待値を超える追加緩和策であってもマイナス金利政策による影響を見ればわかるように、「黒田バズーカ」の神通力がかなり薄れてきている。
ただ上記認識が正しいとすれば、結局、緩和策を実施してもしなくても「円高株安」となるわけで、今後の緩和策の効果を高める上でも「ゼロ回答」というのはアリだと思います。
もちろん預金者からすれば、1日も早く金融緩和が終了して金利が正常化することを祈るわけですが。
※ドル円チャート
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、三井住友銀行の新生活応援口座開設キャンペーンを取り上げました。
もちろん当サイトの読者の中で、これからメガバンクに口座を作ろうとされる方は少ないとは思いますが、それはともかくとしてこの口座開設キャンペーンのプレゼント内容はこのようになっています。
■三井住友銀行「新生活応援口座開設キャンペーン」
・もれなく「ミドすけ貯金箱」プレゼント
・抽選で500名に「等身大ミドすけ」プレゼント
うん、いりません(笑)。貯金箱など使ったことはないですし、ぬいぐるみも趣味ではありません。そもそも「等身大」ってどれくらいの大きさなのでしょうね?30cm?50cm?1m50cm?
まぁ、ぬいぐるみに関してはオークションで転売すれば多少の利益が出るかもしれませんが。
さらに500名という規模もショボイですね。仮に1体あたりの原価が1,000円だとすると予算は50万円ということになります・・・町の商店街でももう少し予算規模が大きいのではないでしょうか?
そうしたわけで全くその気にならない筆者ではありますが、もらえないよりは恐らくもらえた方がよく、三井住友銀行で口座開設を検討されている方は積極的にご活用ください。
さて投票結果ですが、5つ★満点で、「1.4」。真ん中が3つ★ですから、圧倒的に低評価ですね(苦笑)!
さらにこれまた投票数も少ないです。
銀行側のニーズが低く、利用者の関心も低いとなれば・・・こうした口座開設キャンペーンが縮小するのも当然かもしれませんね。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は5月22日まで。
>>>三井住友銀行の「新生活応援口座開設キャンペーン」について詳しくはこちら
投票:http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1257
前回のコラム:http://www.old-ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=851
今回は、みずほ銀行のみずほ新生活キャンペーンを取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:3年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。
皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利は何とマイナス水準まで低下してきました!本日の長期金利も-0.085%とやはりマイナスです・・・恐ろしいことです。
それでも預金金利がマイナスになることはないと思いますが、預金者の忍耐の日々はまだまだ続くということですね。いやはや。
さて、そのように銀行からすればもはや「新しい預金はいらない」という状態ですが、とは言いつつ4月は新生活がスタートする時期であり、数十万という若者が社会人デビューを果たし口座開設ニーズが高まる月でもあります。
そんなわけで今回も先月に引き続き、この時期に盛り上がるであろう「新規口座開設キャンペーン」を取り上げてみたいと思います。
第2弾は締切が5月13日に迫った、みずほ銀行の「みずほ新生活キャンペーン」ですね。気になるその特典はこのようになっています。
■みずほ銀行「みずほ新生活キャンペーン」
・店頭での口座開設で、たい焼き型メモ帳をプレゼント
・口座開設+ログイン等で1,000名にAmazonギフト券5,000円プレゼント
・口座開設+ログイン等+クレジットカード作成で500円プレゼント
まずたい焼き型メモ帳ですが・・・
いりませんねぇ(笑)。
新人がミーティングなどでこのメモ帳を取りだしたら即説教となりそうですしね。みずほ銀行の新人はこのメモ帳を使っているのでしょうか?
しかも、なぜみずほ銀行が「たい焼き」なのか全くわかりません。もちろんCI上、これでなくてはならないという確固とした理由があるのでしょうけれど、利用者に伝わらなければ絵に描いた餅と言えます。
みずほ銀行と言えばキャラクターはキティちゃんであり、サッカー日本代表のオフィシャルスポンサーですね。とするとそのどちらか、もしくは両方を利用するのが普通なのではないでしょうか?
ただ全体の予算規模がざっくり1,000万円程度だとすると、ノベルティでの利用料を払う余裕がないということかもしれませんが(苦笑)。
銀行全体では数千億円を稼いでいるのですけれどねぇ。
とは言いつつ先週取り上げた三井住友銀行の口座開設キャンペーンの予算が100万円未満とすれば、その10倍はありそうと言えるわけですが。
なおメモ帳はともかくとして、期待するのはAmazonギフト券5,000円の方ですね。5,000円あれば結構なモノが買えます。
とすると、あまり真面目に計算するものではないかもしれませんが(笑)、この「1,000名」という人数がどれくらいの倍率かがポイントとなってきます。
毎年の新社会人はざっくり100万人くらいでしょうか?メガバンクの口座数がそれぞれ数千万とすれば、少なくとも1割くらいのシェアはありそうです。だとすれば母集団は10万、ということになります。
10万人に対して1,000人。当選確率は1%。抽選の設計としては概ね妥当なラインという気がしますね。
仮に新社会人の数は思ったより少なく50万人としても、当選確率は2%。50人に1人。大体そんなものでしょうね。
2分の1の確率であるジャンケンですらなかなか勝てないとすれば1%にしても2%にしても「当たらない」という点は変わりませんが、それでも少なくとも500名に「等身大ミドすけ」がプレゼントされる三井住友銀行の口座開設キャンペーンよりはマシと言えそうです。
別に三井住友銀行に恨みがあるわけではありませんが。
ではこの、たい焼き型メモ帳や、1,000名にAmazonギフト券5,000円がプレゼントされる、みずほ銀行の「みずほ新生活キャンペーン」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★」くらいですかね?
これまた合理的な根拠があるわけではありませんが・・・投票は5月29日まで。
>>>みずほ銀行の「みずほ新生活キャンペーン」について詳しくはこちら
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
たい焼き型メモ帳や、1,000名にAmazonギフト券5,000円がプレゼントされる、みずほ銀行の「みずほ新生活キャンペーン」。あなたの評価は?(投票は5月29日まで)
>>>投票はこちら
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