ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「
ゆうちょ銀行:新生活応援キャンペーン」です。
シャープはホンハイに買収されたわけですが、今度は三菱自動車がルノー日産に買収されることになりました。
ただ三菱自動車の場合は完全に自分が蒔いた種ですのであまり同情の余地がないことに加え、このままでは破綻のリスクもあったことを踏まえれば買収はむしろ歓迎すべきことだと言えるかもしれません。
補完関係としても三菱の強みが「SUV+軽」×「東南アジア」であることを踏まえれば、ちょうど日産が弱いところを補ってくれるわけで完璧な組み合わせですね!
仮にこのディールがルノー日産にとって「安い買い物」であるとするなら、ゴーン氏はやはり「持っている」ということになるのでしょうか。もちろん、その成否は今後三菱自動車がどれだけ立ち直れるかにかかっているわけですが。
しかしこうした大企業の凋落を目の当たりにすると、日本の製造業が競争力を失いつつあるのは間違いなさそうです。だとすれば大赤字を発表した東芝もやがては外国企業の軍門にくだることになりそうですね。それを期待しているわけではもちろんありませんが。
アメリカやイギリスなど、製造業亡き後の先進国は何で儲けているのでしょうか?IT?金融?観光?サービス?詳しいことは不勉強ですが、筆者も含め10年後・20年後も現役でいたいというか、現役でいなければいけない人はここらでしっかり日本経済の行く末に思いを馳せておいた方がよさそうです。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、三菱UFJ銀行の新生活に新口座!キャンペーンを取り上げました。気になるその特典はこのようになっています。
■三菱UFJ銀行「新生活に新口座!キャンペーン」
・抽選で100名にディナーカタログ「smart
box」ダイニングをプレゼント
・外れた中から抽選で500名に現金1,000円をプレゼント
こちらはすでに取り上げた三井住友銀行やみずほ銀行と違って「もれなくプレゼント」がないですね。全て抽選です。とすると基本的には「当たらない」わけで・・・魅力は大きく下がってしまいます。
三井住友銀行の貯金箱や、みずほ銀行のメモ帳がほしいのかどうかというのは微妙なところですが、それでも何ももらえないよりは良いのは間違いありません。たぶん。
そうしたわけですでに筆者の評価はかなり低いわけですが、一応、景品をチェックしてみると一等賞はディナーカタログ「smart
box」ダイニングということですね。ネットで簡単に検索すると販売価格は16,900円ということなのでそれなりに商品価値はありそうです。
さて投票結果ですが、5つ★満点で、「1.6」。真ん中が3つ★ですから、低評価ですね(苦笑)!
さらにこれまた投票数も少ないです。
ただ三井住友銀行の口座開設キャンペーンの評価が1.4でしたからそれよりは上ですね。
今のところ口座開設キャンペーンの評価としては、みずほ銀行>三菱UFJ銀行>三井住友銀行となっています。
だからどう、ということはありませんが・・・。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は6月6日まで。
>>>三菱UFJ銀行の「新生活に新口座!キャンペーン」。について詳しくはこちら
投票:http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1261
前回のコラム:http://www.old-ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=854
今回は、ゆうちょ銀行の新生活応援!キャンペーンを取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:3年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。
皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利は何とマイナス水準まで低下してきました!本日の長期金利も-0.115%とやはりマイナスです・・・恐ろしいことです。
それでも預金金利がマイナスになることはないと思いますが、預金者の忍耐の日々はまだまだ続くということですね。まことに残念です・・・。
さて、そのように銀行からすれば運用先がますます減っているわけで、もはや「新しい預金はいらない」という状態ですが、とは言いつつ今は新生活がスタートする時期であり、数十万という若者が社会人デビューを果たし口座開設ニーズが高まる季節でもあります。
そんなわけで今回も前回に引き続き、この時期に盛り上がるであろう「新規口座開設キャンペーン」を取り上げてみたいと思います。
第4弾は、ゆうちょ銀行の「新生活応援!キャンペーン」ですね。気になるその特典はこのようになっています。
■ゆうちょ銀行「新生活応援!キャンペーン」
給与コース
・A賞:10万円以上の新たな給与振込 / 抽選で3,000名に現金1万円
・B賞:3万円以上の新たな給与振込 / 抽選で2,000名に現金5千円、抽選で5,000名に現金1千円
若者向けカードコース
・A賞:カード入会+3万円以上利用
/ もれなく現金1千円
・B賞:カード入会+3万円以上利用+給与振込3万円万円以上
/ もれなく現金5千円
まず給与受け取りやカード入会の条件がある時点で他の銀行の口座開設キャンペーンとは一線を画すものと言えそうです。
さらに「給与コース」では賞品が全て抽選であり、抽選は基本的に「当たらない」とすれば残念ながら魅力はゼロですね。
他方、「若者向けカードコース」の方では「もれなく現金1千円」「もれなく現金5千円」と必ずもらえるプレゼントが用意されているわけですが、上記の通り、カードを入会して、3万円以上使って、さらに給与振込先に指定しないといけない、となればハードルはかなり高いです。
高評価を得るのは難しそうですね。
ちなみにとっても気になるのが「若者向けカード」というフレーズですね(苦笑)。もちろん「若者向け」なのでしょうし、「おじさん・おばさんはお断り」ということなのでしょうけれど、こうした言葉を顧客向けに利用しますかね?社内会議で利用された言葉がそのまま使われてしまったのでしょうか・・・。
若者という概念自体あやふやですしね。25歳は若者でしょうか?28歳は?30歳は?35歳は?若者と言える場合もあるでしょうし、そうでない場合もあります。
ということでこの「若者向けカード」を調べてみるとこういうことですね。
ここでも躊躇なく「若者向け」という言葉が使われているわけですが、それぞれのカードの説明を見ると申し込める年齢が
・満18歳~満29歳
となっております。であればそう書くべきですよね。「18歳から29歳までのカード」「29歳までのカード」「20代のためのカード」などなど。
あるいは「フレッシャーズのためのカード」でもいいのではないでしょうか?
・・・と、これまた話がそれておりますが、どちらのカードも無料条件があるとは言え年会費が有料である点を踏まえても、このキャンペーンの魅力は低いですね。
ただし。
あえてこのゆうちょ銀行のキャンペーンのメリットを挙げるとすれば、予算規模が極端に大きいということですね。給与コースだけで賞品の総額は4,500万円となります。
みずほ銀行のキャンペーンの賞品総額が1,000万円、三菱UFJ銀行と三井住友銀行のキャンペーンの賞品総額がそれぞれ200万円ちょっとすると約5倍~約23倍の規模、ということになります。
とすると多少は評価しても良いのかもしれません。
まぁでもわざわざ給与振込に指定して何も当たらなければショックが大きそうではありますが・・・。
と言うことでこの、給与振込先に指定すれば抽選で最大1万円が当たる、ゆうちょ銀行の「新生活応援!キャンペーン」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・ハードルが高めということもあって「★」としておきます・・・ゴメンナサイ。投票は6月13日まで。
>>>ゆうちょ銀行の「新生活応援!キャンペーン」について詳しくはこちら
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
給与振込先に指定すれば抽選で最大1万円が当たる、ゆうちょ銀行の「新生活応援!キャンペーン」。あなたの評価は?(投票は6月13日まで)
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