ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「
楽天証券:国債で最大50万円プレゼント」です。
昨年夏から今春までの世界の金融市場の動きを振り返ると、主に「中国経済の減速」と「アメリカの利上げ懸念」を受けてこのようなトレンドでした。
・円安ドル高、資源価格下落、海外株価下落、国内株価下落
しかし春以降、アメリカの中央銀行であるFRBが金利引き上げのペースを弱めることを示唆したことから、少なくとも「アメリカの利上げ懸念」は大きく後退しています。とするとこれまでの逆の動きが起こるわけですから、こうなります。
・円高ドル安、資源価格上昇、海外株価上昇、国内株価下落
前者の場合は海外株価下落の影響で、後者の場合は円高の影響で、どちらにしても国内株価は下落するというのがなかなか悩ましいですが・・・。
そうした中、4月のFRB会合の議事要旨が公開されました。それによると6月にも2回目の利上げがありえるとのことで、再びアメリカの利上げ懸念が強まっております。とすると昨年のこうした動きが再燃するということですね。
・円安ドル高、資源価格下落、海外株価下落、国内株価下落
もちろん金融市場はそう素直には動かないものの、本当にアメリカで利上げが再開されるとなれば為替相場にしても、株価にしても、資源価格にしても、変動が大きくなっていくものと思います。上がる分にはいいですが、大きく下がる事態には要注意ですね。イギリスやアメリカをめぐる政治リスクもありますし・・・。
ご留意ください。
※WTI原油相場
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、ゆうちょ銀行の新生活応援!キャンペーンを取り上げました。気になるその特典はこのようになっています。
■ゆうちょ銀行「新生活応援!キャンペーン」
給与コース
・A賞:10万円以上の新たな給与振込 / 抽選で3,000名に現金1万円
・B賞:3万円以上の新たな給与振込 / 抽選で2,000名に現金5千円、抽選で5,000名に現金1千円
若者向けカードコース
・A賞:カード入会+3万円以上利用
/ もれなく現金1千円
・B賞:カード入会+3万円以上利用+給与振込3万円万円以上
/ もれなく現金5千円
まず給与受け取りやカード入会の条件がある時点で他の銀行の口座開設キャンペーンとは一線を画すものと言えそうです。
さらに「給与コース」では賞品が全て抽選であり、抽選は基本的に「当たらない」とすれば残念ながら魅力はゼロですね。
他方、「若者向けカードコース」の方では「もれなく現金1千円」「もれなく現金5千円」と必ずもらえるプレゼントが用意されているわけですが、上記の通り、カードを入会して、3万円以上使って、さらに給与振込先に指定しないといけない、となればハードルはかなり高いです。
さて投票結果ですが、5つ★満点で、「1.7」。真ん中が3つ★ですから、低評価ですね(苦笑)!
さらにこれまた投票数も少ないです。
ただ三井住友銀行の口座開設キャンペーンの評価が1.4、三菱UFJ銀行の口座開設キャンペーンの評価が1.6でしたからそれよりは上ですね。
今のところ口座開設キャンペーンの評価としては、みずほ銀行>ゆうちょ銀行>三菱UFJ銀行>三井住友銀行となっています。
だからどう、ということはありませんが・・・。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は6月13日まで。
>>>ゆうちょ銀行の「新生活応援!キャンペーン」について詳しくはこちら
投票:http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1263
前回のコラム:http://www.old-ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=856
今回は、楽天証券の取り扱う個人向け国債を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:3年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。
皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利は何とマイナス水準まで低下してきました!本日の長期金利も-0.075%とやはりマイナスです・・・恐ろしいことです。
それでも預金金利がマイナスになることはないと思いますが、預金者の忍耐の日々はまだまだ続くということですね。まことに残念です・・・。
さて、そのように預金者からすればなかなか目ぼしい運用先がない状態ですが、そうした中で人気を集めているのが個人向け国債です。報道によればこの4月は応募額が2,749億円だったようですが、これで3ヶ月連続で2,000億円を超え、2014年2~4月以来、とのことです。
その「個人向け国債」について、これまでは魅力の理由について以下のように説明してきました。
・金利が通常の定期預金に比べてマシなことに加えて、「変動金利タイプ」も用意されていて、市場金利が上昇すればダイレクトに運用利回りも上昇するからです。
しかし今はこう言い換えた方がよさそうです。
・制度設計上、いくら長期金利がマイナスになっても0.05%以下にはならないからです。
つまり預けっぱなしにしておいても金利がマイナスになる懸念がない、ということです。加えて変動金利タイプの場合、仮に世の中の金利が上昇すればそれに連動して利回りが上昇していくというメリットも得られます。
実際のところ、これまで何度かご案内してきたように、「マイナス金利時代の運用方法」として、FPなどの専門家がこの「個人向け国債」を推奨しておりますが、その理由はそういうことなのですね。
と言うことで今回は個人向け国債を取り上げたいと思いますが、個人向け国債のフルラインナップは以下の通りです。
・3年固定金利
・5年固定金利
・10年変動金利
そして今月の気になる金利はと言うと以下の通りです。
■個人向け国債
・固定3年タイプ :0.05%
・固定5年タイプ :0.05%
・変動10年タイプ:0.05%
3商品ともに0.05%となっておりますが、これはつまり制度上の最低金利に到達した、ということですね。
「これ以上下がらない」という点をどう評価するかで、この国債の評価も変わってきそうです。
なお、これらの中では商品性からは「変動10年タイプ」が一番魅力的なわけですが、上記の通り金利上昇メリットを狙えることに加えて、1年経てばいつでも中途解約でき、中途解約時のペナルティも重くないという利便性も魅力と言えそうです。
ペナルティは平たく言えば「過去1年分の利息を放棄すること」ですが、ただここまで金利が下がると、「もはやどうでも良い」と思われる方の方が多いかもしれません・・・。
また、もし読者のみなさまが有り余るほどの預金をお持ちの場合、預金を1,000万円ずつ分散して預けるのは大変でしょうから、信用力のある国債を利用するのが便利ですね。
なお、個人向け国債は多くの金融機関で購入できますが、楽天証券では、口座開設の上、各種取引で最大110,000円相当のポイントがプレゼントされるキャンペーンが実施されています。
これらも金利の一部として計算すれば、利回りはさらに上昇しますね。
>>>楽天証券の口座サービスについて詳しくはこちら
ただし残念ながらこの「11万プレゼント」の対象商品に個人向け国債は入っておりませんが、別途こういったキャンペーンが用意されています。
■楽天証券「 個人向け国債お買付キャンペーン」
・10万円以上の買付額面1万円ごとに、20ポイントプレゼント
・買付額面 10万円 : 200ポイント
・買付額面 50万円 : 1,000ポイント
・買付額面 100万円 : 2,000ポイント
・買付額面1,000万円 : 20,000ポイント
最大ポイントである50万ポイントもらおうと思えば2億5,000万円の国債を買う必要がありますが(笑)、それはさすがに非現実的だとしても50万円で1,000ポイント、100万円で2,000ポイント、といった形で利用できそうですね。
>>>楽天証券「
個人向け国債お買付キャンペーン」について詳しくはこちら
どこでも購入できる国債ではありますが、どうせ購入するのであれば、こうした少しでもお得なオマケがついてくる金融機関を選択してはいかがでしょうか。
ではこの、変動金利タイプの金利が0.05%となり、最大で50万円相当のポイントがもらえる、楽天証券が取り扱う個人向け国債。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・他にはない魅力的な商品性と、金利がこれより下がらないという安心感を評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は6月20日まで。
>>>楽天証券が取り扱う個人向け国債について詳しくはこちら
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
変動金利タイプの金利が0.05%となり、最大で50万円相当のポイントがもらえる、楽天証券が取り扱う個人向け国債。あなたの評価は?(投票は6月20日まで)
>>>投票はこちら
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