ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「
静岡銀行:円定期1年0.22%」です。
ついに増税延期が正式に発表されてしまいました。財政再建派の筆者としては誠に残念です。今朝の日経新聞では今回の増税延期について「次の世代より次の選挙」と評しておりましたが全くその通りですね!
まぁその新聞社も自分たちはちゃっかり軽減税率の対象にしてもらって増税負担から逃れようとしていたわけですから、全く人のことは言えないわけですが。
ちなみにあえてこの「次の世代より次の選挙」というよくできた寸評に突っ込みを入れるとすれば2つあります。1つ目はこの現実逃避のしっぺ返しは「次の世代」ではなく、「自分たちの世代」の間に来る可能性が高いということですね。
何事もやったことは自分に返ってくる、ということなのでしょうけれど、ただ「自分の尻は自分で拭く」という点ではむしろそうあるべきなのかもしれません。
2つ目は、確かにこのタイミングでの増税延期発表は夏の参議院選挙対策であるのは明白ですが、「2年」ではなく「2年半=2019年10月まで」の延期というのは3年後、つまり2019年夏の参議院選挙対策であるのも間違いありません。
さらにその間に衆議院選挙も1回くらいはさむとすれば、「次の選挙」対策ではなく、「3回分くらいの選挙」対策ということですね。こんな露骨な延期理由を本当に認めてしまっていいのでしょうかねぇ。
ちなみに同紙が行った「社長100人アンケート」ではこのようになっています。
・評価する : 37.7%
・どちらともいえない : 35.9%
・評価しない : 26.4%
お金に余裕のある社長さん達ですら増税延期を評価しているわけですから、この国の財政再建への道のりは長いですね・・・。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、楽天銀行の口座開設キャンペーンを取り上げました。内容としてはこういうことですね。
■楽天銀行「口座開設キャンペーン」
・期間:2016年3月15日~6月30日
・特典:1.口座開設&給与の受け取りでもれなく1,000円
2.抽選で10名に30,000円
「もれなくプレゼント」が設定されている点はよいですね。現金1,000円というのは、他行の貯金箱やメモ帳と比べてはるかに魅力的です。
ただ一方で給与受け取りの設定が必須というのはかなりハードルが高いですよね。筆者も楽天銀行のようなネット銀行をメインバンクにした場合の利便性というのは今一つ正確に把握しておりません。たとえば、ガス料金や水道代などの公共料金の自動引き落としに対応しているのでしょうか?
また、震災等の非常事態の場合、より頼りになるのはリアル銀行のような気がします。
そもそも、口座開設と同時にそうした給与受け取りの判断をすること自体がかなり難しいですね。やはり数ヶ月使ってみて問題なさそうであればメインバンクにしていく、というのがあるべきステップではないでしょうか?
後者の特典2についても当選者がわずか10名ですからね!まず当たりません。もう少し当選者を増やしましょうよ・・・。
さて投票結果ですが、5つ★満点で、「2.3」。真ん中が3つ★ですから・・・今ひとつですね!
ただ、みずほ銀行の口座開設キャンペーンの評価が「2.0」、ゆうちょ銀行が「1.7」、三菱UFJ銀行が「1.6」、三井住友銀行が「1.4」でしたから、それらよりは上ですね。
つまり、口座開設キャンペーンの評価としては、楽天銀行>みずほ銀行>ゆうちょ銀行>三菱UFJ銀行>三井住友銀行の順番だということです。
だからどう、ということはありませんが・・・。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は6月27日まで。
>>>楽天銀行の口座開設キャンペーンについて詳しくはこちら
投票:http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1267
前回のコラム:http://www.old-ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=858
今回は、静岡銀行の円定期預金ウルトラ金利を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:3年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。
皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利は何とマイナス水準まで低下してきました!本日の長期金利も-0.100%とやはりマイナスです・・・恐ろしいことです。
それでも預金金利がマイナスになることはないと思いますが、預金者の忍耐の日々はまだまだ続くということですね。まことに残念です・・・。
さてそのように市場金利については無残な「価格破壊」が起きていますが、一方、うれしい動きと言えばボーナス時期が近づき、いよいよ夏の円定期預金キャンペーンが出始めておりますね。
そうした円定期預金キャンペーンの1つが静岡銀行の「円定期預金ウルトラ金利」です。
半年ぶりに登場の静岡銀行のインターネット支店であるしずぎんインターネット支店の定期預金キャンペーンですが、そのネーミングは前回に引き続き例の往年のヒーローにあやかり「ウルトラ金利」となっています。ブランディング的には微妙ですが(笑)、昭和世代の印象には残りそうです。そこを狙っているのかどうかはわかりませんが。
その静岡銀行ですが、その名の通り日本経済の要の地域の1つである静岡県を本拠に置き、地方銀行の中でベスト3に入る業容を誇っています。つまり静岡だけでなく、日本を代表する地方銀行とも言えるわけですね。
念のため2016年3月期の連結決算をチェックしてみると当期利益は479億円と前年から20億円減少したものの、引き続き多額の利益を計上していることが分かります。
その地方銀行の雄である静岡銀行のインターネット支店ではここ最近、夏と冬とで上記の通り積極的な定期預金キャンペーンを実施するのが慣わしとなっているわけですが、気になる今回の夏のウルトラ金利はこのようになっております。
■静岡銀行・しずぎんインターネット支店「円定期預金ウルトラ金利」
・1年 :0.22%
今回はシンプルに1年もの定期のみの設定ですが、金利水準としてはトップクラスですね!
0.22%でトップクラスというのも寂しい状況ですが、1年ものの市場金利は今や-0.07%のマイナスですからね。つまり預金を集めれば集めるほど損になるような状況であり「出血大サービスの金利」というのは間違いありません。
なお一般的な定期預金キャンペーンと異なり注意が必要なのは、この静岡銀行インターネット支店のキャンペーンはいつも募集上限金額を設定していて、今回は「1,000億円」ですが、これに到達すれば、キャンペーンが終了となってしまうという点です。
ただ、前年も含めて最近は「売り切れ」になったことはないと思いますので、あまり神経質になる必要はなさそうです。むしろ留意すべきは8月31日までというキャンペーン期間の方でしょうか。
あくまで一般論ですが、仮に申し込みが殺到すると口座開設に数週間かかる場合もありますので、「絶対利用しよう!」と思われている方は念のために早めに口座開設だけは済ませておくことをオススメいたします。口座開設はタダですからね。
ではここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利をチェックしたいと思います。
■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)
・新生銀行 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・静岡銀行インターネット支店 0.22% ※キャンペーン金利
・あおぞら銀行インターネット支店 0.20%
・オリックス銀行 0.20%
・関西アーバン銀行 0.15% ※いちょう並木支店
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.14% ※新規顧客向け、3ヶ月
・東京スター銀行 0.10% ※6ヶ月
・ソニー銀行 0.07%
・新生銀行 0.05% ※2週間満期
・楽天銀行 0.04%
・住信SBIネット銀行 0.03%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.01%
やはり静岡銀行の金利は1年ものとしてはトップクラスですね!
ではこの、1年ものが0.22%となる、静岡銀行しずぎんインターネット支店の「円定期預金ウルトラ金利」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・上位の金利であることを勘案して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は7月3日まで。
>>>静岡銀行しずぎんインターネット支店の「円定期預金ウルトラ金利」について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
1年ものが0.22%となる、静岡銀行しずぎんインターネット支店の「円定期預金ウルトラ金利」。あなたの評価は?(投票は7月3日まで)
>>>投票はこちら
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