執筆者: ginko (2016-6-10)
ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「
新生銀行:口座開設だけで1000ポイント」です。
イギリスのEU離脱の是非を問う国民投票に並んで注目を集めているというか、「リスク要因」となっているのが言わずと知れたアメリカの大統領選挙ですね。
大本命と見られていたクリントン女史が苦戦している要因が、共和党候補であるトランプ氏の人気に加え、民主党候補であるサンダース氏の善戦です。サンダース氏が選挙活動を続ける限り、クリントン女史は共和党からだけでなく、民主党内からも批判され続けるわけで、苦戦するのも当然かもしれません。
その民主党内の内輪もめも、クリントン女史が代議員の過半数をようやく確保したことから終息するものと思いましたが・・・なんとサンダース氏は選挙活動を続けるということのようですね。いやはや良くわからない状況です。
そんなわけで泡沫候補であったはずのトランプ氏が大統領となる可能性が徐々に高まっているわけですが、ただ現実的には依然トランプ氏が大統領になる可能性は低いようです。というのも、アメリカは、民主党が優位な州と共和党が優位な州がはっきり分かれていて、最終的な勝敗はいくつかの「どちらでもない州」の結果によって決まってしまう仕組みが出来上がっているからですね。
つまりはそうした州が実質的に勝敗のキャスティングボードを握っているわけで、不公平といえば不公平ですが民主主義というのはそういうものです。
それはともかくとして、その「どちらでもない州」はヒスパニック系住民が多く、ヒスパニックの方々は「トランプが嫌いでクリントンが好き」ということでしょうから、これらの州をクリントン女史が抑えている限り、数字以上にクリントン女史の優位は揺るがない、ということになります。
選挙というのはなかなか奥深いですね・・・果たしてどんな結果となるのでしょうか。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、静岡銀行の円定期預金ウルトラ金利を取り上げました。気になる今回の夏のウルトラ金利はこのようになっております。
■静岡銀行・しずぎんインターネット支店「円定期預金ウルトラ金利」
・1年 :0.22%
今回はシンプルに1年もの定期のみの設定ですが、金利水準としてはトップクラスですね!
0.22%でトップクラスというのも寂しい状況ですが、預金を集めれば集めるほど損になるような状況であり「出血大サービスの金利」というのは間違いありません。
なお一般的な定期預金キャンペーンと異なり注意が必要なのは、この静岡銀行インターネット支店のキャンペーンはいつも募集上限金額を設定していて、今回は「1,000億円」ですが、これに到達すれば、キャンペーンが終了となってしまうという点です。
ただ、前年も含めて最近は「売り切れ」になったことはないと思いますので、あまり神経質になる必要はなさそうです。むしろ留意すべきは8月31日までというキャンペーン期間の方でしょうか。
あくまで一般論ですが、仮に申し込みが殺到すると口座開設に数週間かかる場合もありますので、「絶対利用しよう!」と思われている方は念のために早めに口座開設だけは済ませておくことをオススメいたします。口座開設はタダですからね。
さて投票結果ですが、5つ★満点で、「3.6」。真ん中が3つ★ですから・・・まずまずの評価ですね!
低金利&低評価が定着してしまった今となってはむしろ「かなり良い評価」と言ってもいいのかもしれませんが。
人気が出そうですね。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は7月3日まで。
>>>静岡銀行しずぎんインターネット支店の「円定期預金ウルトラ金利」について詳しくはこちらから
投票:http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1269
前回のコラム:http://www.old-ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=859
今回は、新生銀行の「もれなく1,000Tポイント口座開設キャンペーン」を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:3年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。
皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利は何とマイナス水準まで低下してきました!本日の長期金利も-0.145%とやはりマイナスです・・・恐ろしいことです。
それでも預金金利がマイナスになることはないと思いますが、預金者の忍耐の日々はまだまだ続くということですね。まことに残念です・・・。
さてそのように市場金利については無残な「価格破壊」が起きていますが、一方、うれしい動きと言えばボーナス時期が近づき、いよいよ夏のキャンペーンが出始めておりますね。
そうしたキャンペーンの1つが新生銀行の「もれなく1,000Tポイント口座開設キャンペーン」です。
その名のとおり、口座開設の上、エントリーするとTポイントがもらえるキャンペーンですが、今時「口座開設するだけ」でもれなくプレゼントがもらえるキャンペーンというのはかなり珍しいです。
これまで取り上げてきたようにもらえたとしても「貯金箱」や「メモ帖」レベルでしたからね。とても積極的だと言えそうです。
というわけでその特典はこうなっています。
■新生銀行「もれなく1,000Tポイント口座開設キャンペーン」
・新規口座開設&エントリーでもれなくTポイントを1,000ポイントプレゼント
もちろん、いくら口座開設特典が立派でもその後の金利やサービスがショボければ意味がありませんが、口座開設後にオススメなのが2週間満期預金ですね。
■新生銀行「2週間満期預金」
・2週間:0.05%
0.05%ということで、今の金利水準からすればまずまずの金利です。メガバンクの普通預金が0.001%ですからね!その「50倍」の金利ということになります。
また満期がわずか2週間で来るという点も利便性が高いですね。普通預金代わりとしても利用できます。
これだけでも十分検討可能だと思いますが、新生銀行の場合残高別の優遇制度を提供しておりまして、この2週間満期預金に100万円以上預けると自動的に「新生ゴールド」というステータスとなり以下のような優遇が受けられます。
・他行あてネット振込手数料 : 月5回無料
・円定期の金利優遇
・外貨為替手数料優遇
・住宅ローン優遇
分かりやすいのはネット振込み手数料無料ですが、手数料削減メリットが利息のメリットよりはるかに大きいのは間違いありません。
一応、計算すると、他行宛て振込みの手数料が通常300円だとして、月5回無料というのは月1,500円。年18,000円。元本が100万円とすると、税引き前金利に換算すれば「年2.25%」相当の利回りということになりますね。
月5回いつも使うかどうかは別にしても、0.05%の金利をはるかに上回る経済的メリットがあるということです。
加えてコンビニATMやゆうちょ銀行ATMを利用した時の手数料はそもそも残高にかかわらずいつでも無料ですしね。
こういった点も参考にしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに新生銀行の最近の業績はと言うと、2016年3月期決算は当期利益が約610億円ということで、前年の約679億円からは一歩後退してしまったものの、それでも堅調な業績ですね。
http://www.shinseibank.com/corporate/ir/quarterly_results/quarterly_results_2015/pdf/4qfy15tanshin160511j.pdf
このまま安定した経営を続け、より積極的に預金者に還元していってほしいものです。
ここで最近の1ヵ月未満の預金の金利をまとめるとこんな感じです。
■普通預金~2週間預金金利比較
・楽天銀行 0.10% ※楽天証券との共同口座
・新生銀行 0.05% ※2週間満期
・オリックス銀行 0.04% ※2週間満期
・東京スター銀行 0.02% ※1週間満期
・住信SBIネット銀行 0.01% ※SBI証券との共同口座
・あおぞら銀行インターネット支店 0.001%
・PayPay銀行 0.02%
・ソニー銀行 0.00%
・三菱UFJ銀行 0.00%
しかし、どこも大きく下がりましたね・・・。
ではこの、口座開設するだけでTポイントが1,000ポイントもらえる、新生銀行の「もれなく1,000Tポイント口座開設キャンペーン」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・もれなくプレゼントである点を評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は7月10日まで。
>>>新生銀行「もれなく1,000Tポイント口座開設キャンペーン」について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
口座開設するだけでTポイントが1,000ポイントもらえる、新生銀行の「もれなく1,000Tポイント口座開設キャンペーン」。あなたの評価は?(投票は7月10日まで)
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