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あおぞら銀行:6ヶ月0.15%、1年0.20%

執筆者: ginko (2016-7-1)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「 あおぞら銀行:6ヶ月0.15%、1年0.20%」です。

世界の金融市場も、そして筆者もまだイギリスの国民投票の結果を引きずっておりますが、今回問いかけられたのは「民主主義というのは果たして正しいのかどうか」というなかなか深淵な命題です。もちろん、有名なあの方がおっしゃったように「民主主義というのは最悪な政治体制である。これまで試された他のすべての政治体制を除いては。」という言葉通りだとは思いますがポイントとしては以下3つでしょうか。

1つ目は「今回の離脱という選択が正しかったのかどうか」という点です。もちろん、足元では株価が大きく下がり、ポンドも大幅安の状態ですから「間違っていた」という印象を受けますが、離脱派の人々もそうした短期的な混乱は織り込んでいたわけで、本当の評価は5年後・10年後にわかります。

そして物事の成否は、「選択」よりも「その後の努力」の方がはるかに大切ですね。「選択」だけで成功するなら筆者も含め多くの人が「ダイエット」にも「貯金」にも「英会話」にも成功しているはずです。離脱派の方々の奮起を期待したいと思います。

2つ目は「今回の選択が熟慮の上、なされたものか」という点です。投票結果を受けて、「EUとは」という検索が増えたようですし、多くの離脱派の方が投票を後悔している、という報道もされておりますが、まぁこれは相当なバイアスがかかっているでしょうからね。真に受けるわけにはいきませんが、しかし軽率な選択が重大な結果を招いたのだとすると、民主主義の怖さを示していると言えるかもしれません。

3つ目は「ほぼ同数の人が残留に投票した」という事実です。1票でも多ければ勝ちは勝ち、というのが民主主義のルールではありますが、本当に勝者がすべて持って行ってしまっていいのか、というのは大いに疑問です。

こういう時こそ「足して2で割る」といった政治の調整力が求められている気がしますが、国民投票という結果が出てしまった以上、そういうわけにも行かないですね。とするとそもそも「国民投票をしてよかったのか?」と思ってしまいますが、そこに疑問を持ってしまうと民主主義の否定につながっていきますね。もちろん、そういう考え方もあるのかもしれませんが。

翻ってみれば日本でも参議院選挙や都知事選などが続きます。選挙ポスターを見る限り半分くらいは「トンデモ候補者」なわけですが、もし民主主義が誤作動を起こせばそうした候補者が当選する可能性もゼロではありません。一票の重みをしっかり認識した上で、熟慮の末、投票したいものです。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、楽天銀行の「円定期預金 夏のボーナスキャンペーン!」を取り上げました。その気になる金利はと言うと・・・

■楽天銀行「円定期預金 夏のボーナスキャンペーン!」

・1年:0.12%


今回はシンプルに1年もののみ、という設定ですね。「0.12%」という金利水準は多くの読者の方からすれば物足りない水準ではないかと思いますが、それでも他の銀行の金利と比べれば相対的に好金利であるのは間違いありません。

それなりに預金が集まるのではないでしょうか。

さて投票結果ですが、5つ★満点で、「3.0」。真ん中が3つ★ですから、前回の住信SBIネット銀行の定期預金キャンペーンに続き、これまたちょうど真ん中ということですね。なるほど。

現在の読者の皆さんの期待値としては、この1年=0.12%あたりが「基準値」ということなのかもしれませんね。参考にしたいと思います。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は7月24日まで。

>>>楽天銀行の「円定期預金 夏のボーナスキャンペーン!」について詳しくはこちらから

投票:http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1275

前回のコラム:http://www.old-ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=864

今回は、あおぞら銀行インターネット支店のあおぞらネット定期を取り上げたいと思います。

ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。

皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利は何とマイナス水準まで低下してきました!本日の長期金利も-0.230%とやはりマイナスです・・・というか大幅にマイナスです!恐ろしいことです。

上記の通り英国民投票の結果を受けて、ということなのでしょうけれど、今後の動きが気になるところです。

それでも預金金利がマイナスになることはないと思いますが、預金者の忍耐の日々はまだまだ続くということですね。まことに残念です・・・。

さてそのように市場金利については無残な「価格破壊」が起きていますが、一方、うれしい動きと言えばボーナス時期となり、いよいよ比較的有利な定期預金金利が出始めておりますね。

その1つがあおぞら銀行です。

あおぞら銀行はいつも高水準の定期預金金利が人気ですが、そのインターネット支店では、さらに有利な定期預金や普通預金を提供しています。その、あおぞら銀行インターネット支店が取り扱う「あおぞらネット定期」の気になる金利はと言うと・・・

■あおぞら銀行インターネット支店/あおぞらネット定期 ※2016年7月1日現在、税引き前

・6ヶ月 : 年0.15%
・1年 : 年0.20%
・3年 : 年0.15%
・5年 : 年0.15%


引き続き好水準を維持しているわけですね!中でも1年0.20%が目を惹きます。3年もの・5年もの金利はそれより低いわけですから、これは「戦略的な金利設定」ということになるのでしょう。

つまり赤字覚悟の出血大サービスということです。

実際いつもご案内しているように、足元の1年もの市場金利は「-0.078%」とマイナスですね!銀行からすれば市場から資金を調達すれば「お金がもらえてしまう」状態ですから、わざわざ預金に好金利をつける必要はありません。

その点でもやはり上記金利は顧客基盤の維持・拡大のための戦略的なもの、ということなのでしょうね。

ちなみにあおぞら銀行の業績ですが、直近の2016年3月期決算では、当期利益が435億円と好調を維持しています。前年同期が437億円ということですので、ほぼ同額ですね。

業績・信用面でも特に問題はなさそうです。

http://www.aozorabank.co.jp/ir/library/2015/pdf/2015_4q_01_j.pdf

健全な経営を続け、1日でも長くこのような相対的に有利な金利を維持してほしいものですね。

では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

・新生銀行 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
あおぞら銀行インターネット支店 0.20%
・オリックス銀行 0.15%
・住信SBIネット銀行 0.15% ※キャンペーン金利
・関西アーバン銀行 0.15% ※いちょう並木支店
・ソニー銀行 0.15%
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.14% ※新規顧客向け、3ヶ月
・楽天銀行 0.12% ※キャンペーン金利
・東京スター銀行 0.10% ※6ヶ月
・新生銀行 0.05% ※2週間満期
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.01%


あおぞら銀行の金利はやはりトップクラスの水準ですね。

ではこの、6ヶ月ものが0.15%、1年ものが0.20%となる、あおぞら銀行インターネット支店のあおぞらネット定期。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・相対的に好金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は8月1日まで。

>>>あおぞら銀行インターネット支店のあおぞらネット定期について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html

6ヶ月ものが0.15%、1年ものが0.20%となる、あおぞら銀行インターネット支店のあおぞらネット定期。あなたの評価は?(投票は8月1日まで)  >>>投票はこちら

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