執筆者: ginko (2016-7-29)
ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「
東京スター銀行:右肩上がり最大0.3%」です。
さて今朝の日経新聞では、10代にはどんな商品がヒットしているのかをまとめた「U-19ヒットランキング」が発表されておりました。
総合1位は自撮りアプリ「SNOW」・・・知らない。モノ分野1位は「セルカレンズ」・・・知らない。メーク部門1位は「ティント」・・・全く知らない。しかもこの3つはいずれも韓国発ということですね!
韓国と言えば、キムチに焼肉に歓楽街にコピー商品・・・というのはもう何十年も前のイメージなんでしょうねぇ。変われば変わるものです。こうした先入観や偏見にとらわれないダイナミズムこそ若さであり、何事にも「代替わり」が求められる所以なのでしょう。
10年後、20年後の近隣諸国との関係はどうなっているのでしょうね?ポップカルチャーの多様性・寛容性に期待したいと思います。
ちなみに中年(?)ながらがんばっていたユーチューバーのあの方はすでに「オワコン」だとか。食い散らかすような消費もまた・・・若さの特権なのでしょうね。
とは言いつつユーチューバー氏にはがんばっていただきたいと思います。と思って調べたらまだ34才なんですね!全然心配する必要はなさそうです。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、住信SBIネット銀行の「新規口座開設のお客さま限定!円定期預金特別金利キャンペーン」を取り上げました。その名の通り、新規口座限定で定期預金の金利が優遇されるというものですが、その気になる金利はと言うと・・・
■住信SBIネット銀行「新規口座開設のお客さま限定!円定期預金特別金利キャンペーン」
・3ヶ月 : 0.20%
新規口座開設限定ながら3ヶ月もの金利が0.20%になる、というもので、こちらもなかなかの高金利ですね!0.2%台であれば最低限の満足度は得られるのではないでしょうか。
いつもご案内しているように足元の1年もの市場金利は-0.103%とマイナス水準です。これはつまり銀行からすれば預金を集めれば集めるほど損をする状態とも言えるわけで・・・上記金利は採算を度外視した好金利水準ということですね。
その点でも、このキャンペーンに魅力を感じる方もおられるのではないかと思います。
さて投票結果ですが、5つ★満点で、「2.4」。真ん中が3つ★ですから・・・イマイチの評価ということですね。
金利は上記の通り最低限の水準を満たしていると思うのですが、やはり新規口座限定という点が引っかかったでしょうか?
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は8月22日まで。
>>>住信SBIネット銀行の「新規口座開設のお客さま限定!円定期預金特別金利キャンペーン」について詳しくはこちらから
投票:http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1281
前回のコラム:http://www.old-ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=870
今回は、東京スター銀行の右肩上がり円定期を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:3年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。
皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しております。本日の長期金利も-0.275%とやはりマイナスです・・・というか大幅にマイナスです!恐ろしいことです。
それでも預金金利がマイナスになることはないと思いますが、預金者の忍耐の日々はまだまだ続くということですね。まことに残念です・・・。
ちなみに本日、7月29日は日銀で金融政策決定会合が行われております。これによって追加緩和が発表されれば金利には低下圧力、されなければ金利には上昇圧力、ということになりますが、結果は果たしてどうなるでしょうか。
さてそのように金利がなかなか回復しない中で預金者としてとり得る選択肢は、短い定期預金でつないで金利上昇を待つか、逆にこれ以上金利が下がる前に長めの定期預金で金利を固定してしまう、ということではないかと思います。
後者の可能性を探られている方に選択肢に加えていただきたいのが仕組み預金ですね。仕組み預金とは以下のような制約がある預金です。
・途中で解約できない
・満期のタイミングを預金者は選べない(銀行が延長もしくは短縮を決める)
そういった制約がある代わりに金利が高い定期預金というわけです。ではその仕組み預金の代表的な商品の1つである、東京スター銀行の「右肩上がり円定期」の具体的な金利水準はと言えば・・・
■東京スター銀行「右肩上がり円定期」
・最長10年タイプ
当初3年/0.10%
次の3年/0.20%
次の4年/0.30%
以前の水準と比較すれば大きく低下していますね!この金利で10年と言われても躊躇する方の方が多そうです。
とすると「悪い金利」なのかと思いますが、最近募集が再開されたばかりなのに早速、募集を停止しておりますね・・・このような注意書きが掲載されております。
・市場環境の変化により、現在募集を停止しております。
確かに上記の通り最近は長期金利がさらに低下しているわけですが、そのように長期金利が少し低下すると募集ができなくなるほど「良い金利」ということですね。
預金者としてはそうした現実をしっかり認識しておく必要がありそうです。
なお今のところ募集を継続している仕組み預金の1つが住信SBIネット銀行の「プレーオフ」で、その最新の金利はこのようになっております。
■住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」
<フラット型>
・最短1年、最長10年タイプ : 0.23%
<ステップアップ型>
・最長10年タイプ : 当初1年/0.10% → 延長された場合10年目/0.55%
※2016年8月11日まで募集分の条件
よく見れば平均金利は東京スター銀行の右肩上がり円定期とあまり変わりませんが、こちらは募集を継続しているという点では「お得」と言えるかもしれませんね。
参考にしてみてください。
>>>住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」について詳しくはこちら
ではここで主要な銀行の5年もの定期預金の金利をチェックしたいと思います。
■5年もの定期預金金利比較(100万円以上)
・住信SBIネット銀行 0.23% ※仕組み預金、最長10年
・オリックス銀行 0.17%
・あおぞら銀行 0.15% ※インターネット支店
・関西アーバン銀行 0.15% ※インターネット支店
・楽天銀行 0.06%
・住信SBIネット銀行 0.05%
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.03%
・PayPay銀行 0.02%
・ソニー銀行 0.01%
・三菱UFJ銀行 0.01%
商品性や期間が異なるため単純比較はできませんが、この期間の金利水準だけを見れば、オリックス銀行と上記住信SBIネット銀行のプレーオフが好水準と言えそうです。
では、最大0.3%ながら募集が一時停止している東京スター銀行の右肩上がり円定期。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★」としておきます。募集してませんからね・・・投票は8月29日まで。
>>>東京スター銀行の右肩上がり円定期について詳しくはこちら
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
最大0.3%ながら募集が一時停止している東京スター銀行の右肩上がり円定期。あなたの評価は?(投票は8月29日まで)
>>>投票はこちら
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