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ソニー銀行:夏の特別企画1年0.2%

執筆者: ginko (2016-8-26)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「 ソニー銀行:夏の特別企画1年0.2%」です。

毎週取り上げてきたオリンピックが終わりました。振り返ってみればたった2週間とちょっとの、しかし史上最大のメダル数と多くの感動をもたらした夢のような時間でしたね。

開会式が始まってもなお全く盛り上がらなかった筆者ですが、今や完全に「リオロス」と言った状態です。お盆休みの終了と共に同じように「ロス」を感じている人は少なくないのではないでしょうか。パラリンピックでそうした心の隙間を埋めることにしましょう。

しかし今回の数多くの「伝説の一戦」によって、4年後の東京オリンピックへのハードルは相当上がったでしょうねぇ。400mリレーの銀メダルといい、連日連夜の逆転劇と言い、間違いなく「出来すぎ」でした。選手への期待も否応なく高まると思いますが、プレッシャーを糧にがんばっていただければと思います。

そうしたわけで(?)当サイトの更新も遅れがちとなっておりますが・・・そろそろ目を覚まして現実に向き合っていきたいと思います。

その「現実」という点では早速、日銀関係者が頭を抱えるような指標が発表されておりますね。今日発表された7月の消費者物価指数はマイナスで、5ヶ月連続&3年4ヶ月ぶりの大きな下落ということです。

いよいよデフレに逆戻りですね・・・安倍政権&黒田日銀にとっては完全に「赤点」状態です。夏休みはもう残りわずかですが、この「宿題」にどう答えるのでしょうか。

・・・消費者としてはデフレというのは決して悪いことではありませんが。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、東京スター銀行の「スターワン円定期預金プラス」を取り上げました。「店頭限定」であることに加えて「300万円以上」という2つのハードルによって相対的な高金利が期待されるわけですが、具体的な金利水準としてはこうなっています。

■東京スター銀行「店頭限定:スターワン円定期預金プラス」

・1年 : 0.03%~0.40%


1年もの金利が最大0.4%とかなりの高水準ですね!

その金利上乗せ条件ですが、すでにご案内した「店頭限定」と「300万円以上」の2つに加えて以下のようなマトリックスが用意されております。



これをすべて把握するのは東京スター行員でも難しいのではないかと思いますが、恒常的に0.4%を目指すとなると以下のような組み合わせでしょうか。

・投信、外貨、ローン商品の残高が200万円以上 : 6ポイント
・50歳以上 : 2ポイント


これで8ポイントですね。仮に投信も外貨もローンも嫌だという場合はこんな感じでしょうか。

・東京スターの定期預金が満期 : 4ポイント
・預金残高が1,000万円以上 : 2ポイント
・50歳以上 : 2ポイント


さらに新規客なので満期はない、という場合はこんな感じでしょうか。

・新規口座開設 : 2ポイント
・前日残高が1,000万円以上 : 2ポイント
・この定期への預け入れが1,000万円以上 : 2ポイント
・50歳以上 : 2ポイント


つまり新規に口座開設の上、一旦口座に1,000万円以上入金し、翌日以降に東京スター銀行店頭に行って預金設定すれば8ポイントになる、ということですね。

さて投票結果ですが、5つ★満点で、「3.0」。真ん中が3つ★ですから、まさに「ちょうど真ん中」ということになります。

ただ投票数が少ない上に分散するという何とも評価に困る結果です。それだけ仕組みがややこしいということなのかもしれませんが。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は9月19日まで。

>>>東京スター銀行の「スターワン円定期預金プラス」について詳しくはこちら

投票:http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1291

前回のコラム:http://www.old-ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=876

今回は、ソニー銀行の夏の特別企画を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。

皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しております。本日の長期金利も-0.075%とやはりマイナスです・・・。

ただ先週もご案内しましたが、以前の-0.3%前後と言った極端なマイナス水準からは上昇し、合理的に説明できる水準に戻ってきました。日銀の「マイナス金利深堀期待(懸念?)」が後退している、ということなのでしょう。

しかし上記の通り今日発表された、退潮著しい消費者物価指数を見れば、どこかで新たな追加金融緩和が実施される機運が高まっているのは間違いありません。

そうなると残念ながら金利は再び低下することになりますので、預金者の忍耐の日々はまだまだ続くということです・・・トンネルの出口は全く見えません。残念なことです。

さてそのように金利全体が低下する中で、頼みの綱は「いつも高金利を維持している定期預金」と「期間限定で提供される円定期キャンペーン」の2つですが、今回取り上げるのは後者の、ソニー銀行の「夏の特別企画  円定期特別金利」ですね。

その気になる金利はと言うと・・・

■ソニー銀行「夏の特別企画 円定期特別金利」

・6ヶ月:0.20%
・1年 :0.20%
・2年 :0.20%


今時、定期預金の高金利の目安は0.1%台に低下しており、その点では十分検討に値する金利水準と言えそうですね!

足元の1年もの市場金利をチェックすると「-0.038%」まで低下していますので、そこから見ると「抜群の高金利」と言っても良さそうです。

つまりは積極的に預金を集めているように感じるわけですが、久しぶりにソニー銀行の決算書をチェックしてみると2016年6月末現在の預金量は1兆9,081億円となっており、その1年前の2015年6月末現在の預金量は1兆8,722億円ということですから微妙に増加していますね。

ただ一方で3ヶ月前にあたる2016年3月末と比較するとこの時は1兆9,235億円とのことで154億円ほど減少しています。

とりあえず預金が増えなければ銀行としてマイナス金利を払う必要はないわけですから、「預金残高を減らさない程度に」0.2%という金利を付与しているのかもしれませんね。

ちなみに気になる利益の方は、同じ2016年4~6月期決算で5億円となっており、前年同期の12億円から大きく減少しているようです。とりあえず黒字であれば問題ないとは思いますが、ちょっと気になりますね。

では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

・新生銀行 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・あおぞら銀行インターネット支店 0.20%
ソニー銀行 0.20% ※キャンペーン金利
・オリックス銀行 0.15%
・住信SBIネット銀行 0.15% ※キャンペーン金利
・関西アーバン銀行 0.15% ※いちょう並木支店
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.14% ※新規顧客向け、3ヶ月
・東京スター銀行 0.10% ※6ヶ月
・新生銀行 0.05% ※2週間満期
・楽天銀行 0.04%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.01%


やはりソニー銀行の金利はトップクラスということですね。

ではこの、6ヶ月・1年・2年もの円定期預金の金利が0.20%となるソニー銀行の「夏の特別企画 円定期特別金利」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・相対的に高金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。

つまり満点ですね。投票は9月26日まで。

>>>ソニー銀行の「夏の特別企画  円定期特別金利」について詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html

6ヶ月・1年・2年もの円定期預金の金利が0.20%となるソニー銀行の「夏の特別企画  円定期特別金利」。あなたの評価は?(投票は9月26日まで) >>>投票はこちら

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