ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「
SBI証券:ソフトバンク既発債0.8%」です。
豊洲新市場への移転問題が揺れていますね。筆者は、既に出来上がっているわけですし、今の築地市場が衛生的とはとても思えませんのでとっとと移ってしまえば?という意見ですが政治もマスメディアも許す気はないようです。
空気中のベンゼン量は築地市場の方が高いという話ですし、別に地下水を使うわけではないのですから地中のことにそこまで神経質になる必要があるのか疑問です。すでに新市場の周りにはマンションなども出来、多くの人が住み、働いているわけですが、特に健康被害の話を聞いたことがありません。
しかしそもそもの疑問は、盛り土とコンクリートとどちらが安全なのか誰も答えていないという点ですね。確かに盛り土をしていると説明しながら盛り土をしていなかった、というのは問題がありますし、その責任の所在を明らかにし、再発防止に努めることは大切なことです。
ただそうした透明性の議論と安全性の議論は全く別の話ですね。我々が知りたいのは、では盛り土ではなく「コンクリート&地下空間」として、どちらが安全であるかという点です。
仮に後者であれば結果オーライですし、そうでないにしても地下空間にさらなる遮蔽物で対応すれば同等以上の効果が得られるのではないでしょうか?盛り土にそこまでの遮蔽効果があるとも思えませんし・・・。
いずれにしても科学的ではないイメージ論・感情論で移転問題が宙ぶらりんになるのは見るに堪えません。その間にも刻一刻と都民の血税が費消されているわけですからね!まぁ、筆者の意見は相変わらず少数派なのでしょうけれど・・・。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、楽天証券の取り扱う個人向け国債を取り上げました。今月の気になる金利はと言うと以下の通りです。
■個人向け国債
・固定3年タイプ :0.05%
・固定5年タイプ :0.05%
・変動10年タイプ:0.05%
3商品ともに0.05%となっておりますが、これはつまり制度上の最低金利に到達した、ということですね。
「これ以上下がらない」という点をどう評価するかで、この国債の評価も変わってきそうです。
なお、個人向け国債は多くの金融機関で購入できますが、楽天証券ではこういったキャンペーンが用意されています。
■楽天証券「秋の個人向け国債お買付キャンペーン」
・合計買付金額に応じて、以下ポイントをプレゼント
・10万円以上100万円未満 : 合計買付金額×0.2%
・100万円以上500万円未満 : 合計計買付金額×0.3%
・500万円以上 : 合計買付金額×0.4%
なかなかのポイントバック率ですね!さらに目ざとい方は方はこう考えるかもしれません。まず0.4%のポイントをもらっておいて1年後に解約すれば「1年0.4%の運用ができるのではないか?」と。
筆者の理解する限り・・・それは可能そうです!個人向け国債は1年経てば解約でき、そのペナルティも1年分の利息ですから損失は発生しません。
さて投票結果ですが、5つ★満点で、「3.3」。真ん中が3つ★ですのでそれを上回るまずまずの評価と言えそうです。
上記キャンペーン「込」での評価、と言うことでしょうか。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は9月16日まで。
>>>楽天証券が取り扱う個人向け国債について詳しくはこちら
投票:http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1297
前回のコラム:http://www.old-ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=880
今回は、SBI証券のソフトバンク既発債を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:3年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。
皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しております。本日の長期金利も-0.035%とやはりマイナスです・・・。
ただ先週もご案内しましたが、以前の-0.3%前後と言った極端なマイナス水準からは上昇し、合理的に説明できる水準に戻ってきました。来週の日銀会合でまとめられる「これまでの緩和策の総括」に対する懸念が増している、ということなのでしょう。
しかし退潮著しい消費者物価指数を見れば、どこかで新たな追加金融緩和が実施されるのは間違いなさそうです。
そうなると残念ながら金利は再び低下することになりますので、預金者の忍耐の日々はまだまだ続くということです・・・トンネルの出口は全く見えません。残念なことです。
さて話を元に戻して今回ご紹介するのはSBI証券が取り扱う、ソフトバンク社債の「既発債」です。
まず社債の説明ですが、利率は最初から決まっていて、運用期間中は上がることも下がることもありません。そして満期になれば元本と利息が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。
ただ定期預金と大きく違うのは2点あって、1つ目は途中解約という概念がない、ということですね。どうしても換金したくなれば市場でその社債を売るしかありませんが、その時の値段は、その会社の信用力や金利環境によって変わってきます。場合によっては元本割れする可能性があります。
2つ目は預金保険の対象ではない、ということですね。もちろんその会社が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その会社が倒産したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性があります。購入する際にはその会社の信用力・安全度をしっかり見届ける必要があります。
このソフトバンク社債は「無担保」ということですから尚更ですね。
で、ここまでが「社債」の説明ですが、今回ご紹介するのはその「既発債」ということになります。
既発債とはその名前の通り、「既に発行されている債券」ということで、誰かが換金しようと売りに出した債券ということになります。要するに「中古社債」ですね。車や住宅と違って何か傷がついていたり、経年劣化するということはありませんが。
では、そのSBI証券が取り扱う、ソフトバンク社債の「既発債」の気になる金利はと言うと以下の通りです。
■SBI証券が取り扱う、ソフトバンク社債の「既発債」
・第47回ソフトバンクグループ株式会社無担保社債
利率 : 1.36%
利回り : 0.806%
償還日 : 2020/6/18(約4年)
まず目を惹くのが1.36%という利率ですが、残念ながら注目すべきはそちらではなく利回りの方ですね。実際に投資家が得られるリターンはこの利回りの方だからです。
それでも0.806%と1%近いわけですから十分検討可能と言えそうですね。
ちなみに利回りは利率からちょうど0.5%低いわけで、期間は約4年ですからそのギャップは全体で約2%ということになります。この差額の大部分は・・・SBI証券の販売手数料ということでしょうね、恐らく。
その点ではこうした既発債ではなく新発債、つまり新規に発売された債券を購入した方が良さそうですが、ただ運用難の今の時代にそう簡単に社債を発行する企業はありませんし、あったとしてもすぐに売り切れてしまいます。
そのように考えると「今買える」というタイミングという点でも検討可能と言えるのではないでしょうか。
ただしソフトバンク債についてはいつもご案内しているように、カギとなるのは当然のことながらソフトバンクの信用力ということになります。ソフトバンクはアーム社を買収するなど、絶賛「水ぶくれ」中ですからね。
結果的にソフトバンクの格付けはS&Pが「BB+」、ムーディーズが「Ba1」と、投資適格を下回る「ジャンク債」水準にまで低下しています。JCRという日本の格付け機関は引き続き「A-」と投資適格の判断をしていますが、正直甘いですね。というか甘すぎです。
4年以内にソフトバンクが倒産してしまう可能性は・・・低いとは思いますが、ゼロではありません。こちらの社債を検討される方は「ジャンク債を購入する」というリスク感覚を強くもって投資の可否を慎重にご判断いただければと思います。
孫氏の後任もいなくなりましたしね・・・。
ではこの、期間が約4年で利回りが0.806%の、SBI証券が取り扱うソフトバンク既発債。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・リスクがありつつも比較的好金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。筆者も甘いです。
アンケートの投票は10月16日まで。
>>>SBI証券が取り扱う、ソフトバンク既発社債について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
期間が約4年で利回りが0.806%の、SBI証券が取り扱うソフトバンク既発債。あなたの評価は?(投票は10月16日まで)
>>>投票はこちら
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