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SBI証券:オリックス既発債0.17%

執筆者: ginko (2016-10-21)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「 SBI証券:オリックス既発債0.17%」です。

これまで何度も取り上げてきたアメリカ大統領選挙ですが、いよいよ最終盤ですね。

昨日の最後の討論会でもクリントン氏が優勢だったようですし、世論調査でもジリジリと差を広げているようですので、このまま行けばクリントン氏の勝利ということになりますが、何か1つ大きなスキャンダルがあれば状況は一変するでしょうし、何といっても予想が大きく覆ったBrexitの例もありますので、最後まで目が離せそうにありません。

これまでの言動を見る限りトランプ氏に世界最強の大統領となる資格はなさそうに思えますが、決めるのはアメリカ国民ですね。賢明な判断がなされることを祈りたいと思います。

ちなみにアメリカ大統領選挙で面白いのは、伝統的に共和党が強い州と、伝統的に民主党が強い州が最初から決まっており、勝敗の行方は「激戦州」の結果で決まるわけですが、今回の「激戦州」は10のようで、全体の選挙人の内訳はこのようになっています。

・クリントン氏優勢 : 260
・トランプ氏優勢 : 170
・流動的 : 108

つまり流動的な州のほぼ全てを取らないと厳しいわけで・・・世論調査以上にトランプ氏は劣勢だということですね。

果たしてどのような結果となるのでしょうか。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、楽天証券の取り扱う、福岡市公募公債(10年)を取り上げました。金利はと言うと・・・

■楽天証券/福岡市平成27年度第5回公募公債(10年)

・10年:0.060%


下がりましたねぇ。1年前の10分の1と言った水準です。マイナス金利の破壊力を実感します・・。

ただそれでも足元の長期金利がマイナスであることを考えれば「破格の金利」と言えるのでしょうけれど。

楽天証券では1万円から購入できるようですので、気になる方は検討してみてください。

さて投票結果ですが、5つ★満点で、「2.0」。真ん中が3つ★なのでそれを下回る残念な結果ですね。

ただ金利と期間とのバランスを考えれば・・・そのように低い評価となるのも当然のような気がします。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は11月14日まで。

>>>楽天証券が取り扱う福岡市公募公債(10年)について詳しくはこちら

投票:http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1307

前回のコラム:http://www.old-ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=888

今回は、SBI証券のオリックス既発債を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。

皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ7月末の追加緩和後、長期金利は上がったり、やっぱり下がったりと少し不安定な動きとなっておりますね。9月に発表された新しい金融緩和の枠組みもまだ市場に浸透していない気がします。

本日の長期金利は-0.070%ということでやはりマイナス水準ですね。先週より下がっております・・・。

金利が上昇しない限りいくら枠組みを変更しても預金者にとっては意味がありません。いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が上昇することを願いたいと思います。

さて今回ご紹介するのはSBI証券が取り扱う、オリックス社債の「既発債」です。

まず社債の説明ですが、利率は最初から決まっていて、運用期間中は上がることも下がることもありません。そして満期になれば元本と利息が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。

ただ定期預金と大きく違うのは2点あって、1つ目は途中解約という概念がない、ということですね。どうしても換金したくなれば市場でその社債を売るしかありませんが、その時の値段は、その会社の信用力や金利環境によって変わってきます。場合によっては元本割れする可能性があります。

2つ目は預金保険の対象ではない、ということですね。もちろんその会社が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その会社が倒産したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性があります。購入する際にはその会社の信用力・安全度をしっかり見届ける必要があります。

このオリックス社債は「無担保」ということですから尚更です。

で、ここまでが「社債」の説明ですが、今回ご紹介するのはその「既発債」ということになります。

既発債とはその名前の通り、「既に発行されている債券」ということで、誰かが換金しようと売りに出した債券ということになります。要するに「中古社債」ですね。車や住宅と違って何か傷がついていたり、経年劣化するということはありませんが。

では、そのSBI証券が取り扱う、オリックス社債の「既発債」の気になる金利はと言うと以下の通りです。

■SBI証券が取り扱う、オリックス社債の「既発債」

・第178回オリックス株式会社無担保社債

利率 : 0.552%
利回り : 0.168%
償還日 : 2021/6/16(約5年)


まず目を惹くのが0.552%という利率ですが、残念ながら注目すべきはそちらではなく利回りの方ですね。実際に投資家が得られるリターンはこの利回りの方だからです。

その利回りは0.168%ということで・・・微妙な水準ですね。低いということはないですが高いということもありません。

ちなみに利回りは利率から概ね0.4%ほど低いわけで、期間は約5年ですからそのギャップは全体で約2%ということになります。この差額のかなりの部分は・・・SBI証券の販売手数料ということでしょうね、恐らく。

その点ではこうした既発債ではなく新発債、つまり新規に発売された債券を購入した方が良さそうですが、ただ運用難の今の時代にそう簡単に社債を発行する企業はありませんし、あったとしてもすぐに売り切れてしまいます。

そのように考えると「今買える」というタイミングという点では検討可能と言えるのかもしれません。

ただしもちろん、オリックス社の信用力についても十分考慮しておく必要があります。同社の最新の無担保社債の格付けは「A+」ということで率直に言って「ピカピカ」ですが、しかし金融会社は常に「突然死」のリスクを抱えていますからね。

そうしたリスクがあるからこそ相応の金利になっているという点をお含みおきいただければと思います。

ではこの、期間が約5年で利回りが0.168%の、SBI証券が取り扱うオリックス既発債。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・リスクがありつつも相応の金利であることを評価して「★★★★」としておきます。

アンケートの投票は11月21日まで。

>>>SBI証券が取り扱う、オリックス既発社債について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html

期間が約5年で利回りが0.168%の、SBI証券が取り扱うオリックス既発債。あなたの評価は?(投票は11月21日まで)  >>>投票はこちら

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