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SBI証券:東京電力既発債0.202%

執筆者: ginko (2016-11-23)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「 SBI証券:東京電力既発債0.202%」です。

先週の当欄でもご紹介したように金融市場では「トランプ相場」が続いているわけですが、今日はついに為替相場が1ドル=110円まで円安ドル高が進んでいるようです。

アメリカでどんどん金利が上昇し、日米の「金利差」が拡大する中で、このように金利が相対的に高い通貨の価値が上昇していくのはセオリー通りではあるものの動きが急ですね。

そしてそのようにドル高になればなるほどアメリカから雇用が失われていくことになるとすれば、低所得者層の期待を集めたトランプ氏としては何とも皮肉です。

当選後、少なくとも言動はイメチェン中のトランプ氏ですが、政策方針も現実路線にイメチェンするとすれば有権者の失望は必至ですね。

「強いドル」政策をとるのか、「通貨安競争」を仕掛けるのか、そうした為替政策一つをとってもそのスタンスが浮き彫りとなりそうです。具体的に何をして、何をしないのか、何を変えて、何を変えないのか、注目です。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、静岡銀行の円定期預金ウルトラ金利を取り上げました。気になる今回の冬のウルトラ金利はこのようになっております。

■静岡銀行・しずぎんインターネット支店「円定期預金ウルトラ金利」

・1年 : 0.25%
・3年 : 0.27%


今回は3年ものも復活し、1年ものとの2種類のラインナップということですね。金利も夏からアップし、どちらも金利水準としてはトップクラスですね!

出血大サービスの金利」というのは間違いありません。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「4.4」。最高が5つ★なのでそれに肉薄するかなり良い評価ですね!

やはり今は「金利が0.2%を超えてくると高評価」ということになりそうです。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は12月11日まで。

>>>静岡銀行しずぎんインターネット支店の「円定期預金ウルトラ金利」について詳しくはこちらから

投票:http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1315

前回のコラム:http://www.old-ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=893

今回は、SBI証券の東京電力既発債を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。

皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

一方、7月末の追加緩和後は「失望」からか長期金利は多少上昇したわけですが、足元ではさらに、上記でも触れたようにトランプショックによってアメリカの長期金利が急上昇しており、それにつられる形で日本の金利も上昇しております。

本日の長期金利は+0.015%ということで久しぶりにプラス金利ですね!

とすると更なる金利上昇を期待したいところですが、ただ日銀は長期金利の目標値を「0%」に置いており、ここから上昇することはなかなか難しいものと思います。

日銀が許容できる金利水準は+0.05%でしょうか?それとも+0.10%でしょうか?

具体的な水準は今のところ分からないものの、技術的・物理的にはこのような金利の上限を設けることは簡単だと思いますので、やはり金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できないということですね。

いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さて今回ご紹介するのはSBI証券が取り扱う、東京電力社債の「既発債」です。

まず社債の説明ですが、利率は最初から決まっていて、運用期間中は上がることも下がることもありません。そして満期になれば元本と利息が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。

ただ定期預金と大きく違うのは2点あって、1つ目は途中解約という概念がない、ということですね。どうしても換金したくなれば市場でその社債を売るしかありませんが、その時の値段は、その会社の信用力や金利環境によって変わってきます。場合によっては元本割れする可能性があります。

2つ目は預金保険の対象ではない、ということですね。もちろんその会社が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その会社が倒産したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性があります。購入する際にはその会社の信用力・安全度をしっかり見る必要があります。

で、ここまでが「社債」の説明ですが、今回ご紹介するのはその「既発債」ということになります。

既発債とはその名前の通り、「既に発行されている債券」ということで、誰かが換金しようと売りに出した債券ということになります。要するに「中古社債」ですね。車や住宅と違って何か傷がついていたり、経年劣化するということはありませんが。

では、そのSBI証券が取り扱う、東京電力社債の「既発債」の気になる金利はと言うと以下の通りです。

■SBI証券が取り扱う、東京電力社債の「既発債」

・第549回東京電力社債

利率 : 1.699%
利回り : 0.202%
償還日 : 2018/10/17(約2年)


まず目を惹くのが1.699%という利率ですが、残念ながら注目すべきはそちらではなく利回りの方ですね。実際に投資家が得られるリターンはこの利回りの方だからです。

その利回りは0.202%ということで・・・微妙な水準ですね。低いということはないですが高いということもありません。

ちなみに利回りは利率から概ね1.5%ほど低いわけで、期間は約2年ですからそのギャップは全体で約3%ということになります。この差額のかなりの部分は・・・SBI証券の販売手数料ということでしょうね、恐らく。

その点ではこうした既発債ではなく新発債、つまり新規に発売された債券を購入した方が良さそうですが、ただ運用難の今の時代にそう簡単に社債を発行する企業はありませんし、あったとしてもすぐに売り切れてしまいます。

そのように考えると「今買える」というタイミングという点では検討可能と言えるのかもしれません。

ただしもちろん、東京電力の信用力についても十分考慮しておく必要があるのは申し上げた通りです。東京電力の格付けはS&Pによれば「BB-」ということで、一般的に「投資可能」と判断されるBBBを下回っております。

つまりは「投資不適格」と判断される水準なのであって、そのリスクとリターンが噛み合っているのかどうかは慎重に判断なさってください。

先日のNHKスペシャルでも、原発の廃炉コストによって債務超過=倒産してしまうシナリオが公然と語られておりました。避難されている方々を支援していくという意味でも、政府が東京電力を破たんさせてしまうことはないとは思いますが、何があるのかわからないのが政治の世界ですからね。

ちなみに大昔の今は亡き日経金融新聞のコラムで、「投資の神様」のように紹介されていた執筆者の方が、「資金はアメリカ国債と東京電力社債との間でスイッチング取引するだけで十分儲かる」と言ったコメントをされていたのをよく覚えていますが、氏の資金は今頃どうなっているのでしょうねぇ。

まぁ、東京電力が破たんしたわけではないですから満期まで持ち切れば元本は守られているとは思いますが。

ではこの、期間が約2年で利回りが0.202%の、SBI証券が取り扱う東京電力既発債。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・リスクがあり、金利も今一つであることを勘案して「★★」としておきます。低いですね・・・アンケートの投票は12月18日まで。

>>>SBI証券が取り扱う、東京電力既発社債について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html

期間が約2年で利回りが0.202%の、SBI証券が取り扱う東京電力既発債。あなたの評価は?(投票は12月18日まで)  >>>投票はこちら

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