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SBI証券:SBIホールディングス債0.48%

執筆者: ginko (2016-12-2)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「 SBI証券:SBIホールディングス債0.48%」です。

今朝の日経新聞を読むと、日本で人工光合成の研究が積極的に進められているとのことです。記事によれば「地球に降り注ぐ太陽光のエネルギーは1時間分で全人類が1年間に消費するエネルギーに匹敵する」とのことですから、エネルギー源としても期待できるわけですが、とりあえずビジネスとして軌道に乗りそうなのが二酸化炭素の分解ですね。

すでに温暖化対策で巨額のマネーが動いておりますので、「エネルギー販売」単体では採算がとれなくても、「CO2処理費用」が得られれば、儲けが出るハードルはグっと低くなります。

まだ夢物語のように聞こえるかもしれませんが、豊田中央研究所の半導体を使った人工光合成では、11年前の変換効率が0.04%だったところ、2015年には4.6%まで高めたということですから期待してしまいますね。

ダイエットと一緒で人間は「○○しない」ということは不得意な一方で「○○する」ということは得意なのではないかと思います。その点でも「CO2削減」よりは「CO2処理」の方向性の方がしっくりきます。

唯一不安なのは、どうも日本からそうした人類の問題をブレークスルーするようなイノベーションが生まれるイメージが湧かないことでしょうか・・・。そうした固定観念もまた、ブレークスルーしていただきたいものです。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、イオン銀行のイオンカードセレクト普通預金金利上乗せを取り上げました。気になる優遇金利はこのようになっています。

■イオン銀行「イオンカードセレクトのおトクな特典」

・普通預金 : 金利上乗せ後0.12%


普通預金0.12%ということですから、今の金利水準からすればもはや「破格」と言って良いですね。

この特典の最大の注意事項は当たり前ですが「イオンカードセレクト」会員のみであるという点です。イオンの買い物客はともかくとして、普段イオンを利用せず、また筆者もそうですが「もうカードはこれ以上いらない」という方々にとっては結構な障壁となりそうです。

しかしながらイオンカードは年会費無料ですし、この金利優遇は金利水準はともかくとして仕組みとしては恒常的に提供されていくと思いますので「金利優遇を利用するためのメンバーズカードのようなもの」と割り切ればより気軽に利用できるかもしれません。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.5」。真ん中が3つ★なので、それを上回るまずまず良い評価ですね。実際のところ4割の方が最高の5つ★を付けております。

ぜひこうした魅力的な金利水準を維持していってほしいものですね。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は12月25日まで。

>>>イオン銀行の「イオンカードセレクトのおトクな特典」について詳しくはこちらから

投票:http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1319

前回のコラム:http://www.old-ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=896

今回は、SBI証券のSBIホールディングス社債を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。

皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

一方、7月末の追加緩和後は「失望」からか長期金利は多少上昇したわけですが、足元ではさらにトランプショックによってアメリカの長期金利が急上昇しており、それにつられる形で日本の金利も上昇しております。

本日の長期金利は+0.045%ということで先週に引き続きプラス金利ですね!かなり上昇してきました。

とすると更なる金利上昇を期待したいところですが、ただ日銀は長期金利の目標値を「0%」に置いており、ここから上昇することはなかなか難しいものと思います。

日銀が許容できる金利水準は+0.05%でしょうか?それとも+0.10%でしょうか?

具体的な水準は今のところ分からないものの、技術的・物理的にはこのような金利の上限を設けることは簡単だと思いますので、やはり金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できないということですね。

いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さて、このように金利が低迷中ではありますが、それでも比較的高い金利が期待できる運用商品がないわけではありません。その1つがSBI証券の取り扱うSBIホールディングス社債です。要はSBIホールディングスが発行する社債ですね。

社債についてはこれまで何度も取り上げたことがありますが、利率は最初から決まっていて、満期になれば元本が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。

が、注意事項としては以下の点が挙げられます。

・途中解約という概念がないので、換金したくなれば市場でその社債を売るしかないが、その時の値段によっては元本割れする可能性がある。

・その会社が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その会社が倒産したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性がある。預金を肩代わりしてくれる「預金保険」のような制度がない。

素人としては特に後者の、発行会社が傾いてしまうリスクというのがよく分からない点ですね。そうしたリスクと見返りに金利は比較的高くなっているのが通例ですが、このSBIホールディングス社債の金利はと言うとこうなっております。

■SBI証券:第35回SBIホールディングス債

・2年:0.48%


期間2年0.5%近い金利ということですから、かなりの高水準ですね!

また、2年後にSBIグループの経営が傾いてしまっている可能性は、直感的にはほぼないと思いますから、その点でも魅力的な気がします。

もちろん、超優良だった企業が一気に破綻が懸念される状態まで転げ落ちてしまうケースはありますし、特に相対的にリスクの大きい金融機関はそういった「突然死」の可能性はゼロではありません。

過剰に怖がる必要はありませんが、「リスクがある分金利が高い」という原則は常に頭に入れておきたいものです。

とは言いながら、この金利はやはり相場よりはお得だと思います・・・加えて。

これまでは高金利を背景にこの社債は「抽選制」だったりするのですが、今回は「先着順」ということで、要するに「早いもの勝ち」です。売り切れる前であれば、買いたいと思った人が必ず買えるというのは精神衛生上良いですね。

もうそろそろ売り切れそうではありますが・・・。

もし買いそびれた方は事前に口座を開設し、「次回」を待っていただければと思います。

ちなみにSBIホールディングスの業績はどうなっているかと言うと、2017年3月期の中間決算での税引き前利益が約173億円ということで堅調です。前年同期が199億円ということで残念ながら減益ですが、今年度は株式相場が低迷していましたからね。そうした中では底堅い業績だと言えそうです。

しっかり利益を稼いでこのSBIホールディングス債のような形で顧客還元が図られることを祈りたいと思います。

では、このSBI証券が取り扱う、2年0.48%のSBIホールディングス社債。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・社債としてのリスクはありますが、期間も短く、高めの金利であることを勘案して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。先着順というのも良いです。投票は1月2日まで。

>>>SBI証券の口座開設はこちらから

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SBI証券が取り扱う、2年0.48%のSBIホールディングス社債。あなたの評価は?(投票は1月2日まで)  >>>投票はこちら

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