ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「
楽天銀行:円定期3ヶ月0.1%、2年0.15%」です。
東芝の経営が揺れております。アメリカの原発事業で多額の減損が発生し、債務超過に陥るということです。特に上場企業としては債務超過はアウトですね・・・。
今後スポンサーを見つける必要があるわけですが、仮にまた海外資本が買収となると、再び日本人に馴染み深いメーカーが「外資系」に変わることになります。日曜夕方のあの国民的アニメ番組もスポンサーが変わるのですかねぇ。
もちろん東芝社員の方々はエリートばかりだと思いますので青天の霹靂でしょうけれど、経済はそのように古い企業が倒れ、新しい企業が育つことでダイナミズムを維持しています。どんなに有名な企業に勤めていても決して安穏とはしていられないということですね。度重なる電機メーカーの苦境も決して偶然ではありません。
そもそも会社の平均寿命は何年なのでしょうか?10年?20年?30年?正確な数字は把握していませんが、倒産まで至るかどうかは別にして、少なくとも「右肩上がりの時期」というのはそれほど長いものではないと思います。その点では民間企業のサラリーマンとしては、変化を予見し、変化に対する準備を入念に行い、変化を冷静に受け入れ、変化をチャンスに変える心構えが必要そうです。
言うのは簡単ですけれど・・・。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、
SBJ銀行の円定期預金を取り上げました。韓国の
新韓銀行の日本法人である
SBJ銀行ですが、通常金利はこのようになっています。
■SBJ銀行「円定期預金」
・1年:0.15%
・3年:0.25%
・5年:0.30%
これだけでも
かなりの好金利ですが、
新規口座開設者には
上限100万円ながら、更なる金利優遇プランが用意されています。その「
ミリオくん
特別金利キャンペーン」を利用すると金利はこのようになります。
■SBJ銀行「ミリオくん 特別金利キャンペーン」
・1年:0.30%
0.3%という金利水準はなかなか無いと思いますので
お得ですね!ほとんどの方はSBJ銀行の口座をお持ちではないと思いますので、このチャンスに口座開設を検討してみてはいかがでしょうか。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「
3.7」。真ん中が3つ★なので
まずまず良い評価ですね。
ただ金利水準の割に評価が低かったのは・・・やはり「
韓国系」と言う点でしょうか。
どこの国も最も仲が悪いのは隣の国だったりするわけですが、つい最近までの「
韓流ブーム」を思い出すと残念な気もしますね。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は3月10日まで。
>>>SBJ銀行「ミリオくん
特別金利キャンペーン」について詳しくはこちら
投票:http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1348
前回のコラム:http://www.old-ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=910
今回は、
楽天銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:3年)
2013年4月初旬の「
異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは
超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに
大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された
追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「
最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。
皆さんよく御存じの「
マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利は
マイナス水準まで低下しました。
ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「
失望」からか長期金利が大きく上昇したわけですが、さらに
トランプショックによってアメリカの長期金利が急上昇しており、それに連動する形で日本の金利も上昇しております。
加えて最近のトランプ大統領の「
円安批判」もあり、本日の長期金利は
+0.095%と再び節目である「
0.1%」に近づいています。
0.1%を超えると、再び日銀は
指値オペを実施するのでしょうか?注目したいと思います。
やはり金融緩和が継続している間は
大幅な金利上昇は期待できないということですね。いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。
さて本題に戻りまして、2月に入り冬の定期預金キャンペーンが徐々に姿を消していく中ではありますが、「
逆張り」的に優遇金利を提供する銀行がないわけではありません。
その1つが
楽天銀行ですが、その「
円定期預金特別金利キャンペーン」の気になる金利はと言うと・・・
■楽天銀行「円定期預金特別金利キャンペーン」
・3ヶ月:0.10%
・2年 :0.15%
これまた内容まで「
逆張り」的ですね!おそらく先日まで実施していた「
6ヶ月0.11%」の定期預金キャンペーンと重複しないようにした結果、このような特殊な(?)ラインナップになったものと思います。
残念ながら金利水準については、多くの読者の方からすれば物足りないのではないかと思いますが、それでもメガバンクの金利と比べれば
かなりの高金利であるのは間違いありません。
また、2月17日現在の2年ものの市場金利は
+0.050%と低水準であり、それを大きく上回るという点も評価しても良いかもしれません。つまり銀行からすれば「
赤字覚悟」だと言うことですね。
ここで楽天銀行の最近の業績をチェックしてみると、2017年3月期の第3四半期累計では経常利益が
139億円、当期利益が
99億円となかなか
堅調です。黒字と赤字の間を行ったり来たりしていたイーバンク時代を思い起こせば、こうした利益を安定的に計上できるようになっているということだけで隔世の感があります。
引き続き安定経営を続けながら、顧客還元に努めてほしいものです。
では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。
■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)
・新生銀行 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.30% ※新規顧客向け、3ヶ月
・SBJ銀行 0.30% ※新規客向け
・オリックス銀行 0.20%
・住信SBIネット銀行 0.20% ※キャンペーン金利
・ソニー銀行 0.18%
・楽天銀行 0.15% ※2年
・関西アーバン銀行 0.15% ※いちょう並木支店
・東京スター銀行 0.10% ※6ヶ月
・新生銀行 0.05% ※2週間満期
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.01%
楽天銀行の金利は
まずまずの好金利水準と言った感じでしょうか。
ではこの、3ヶ月ものが0.10%、2年ものが0.15%となる、楽天銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「
★★★★」くらいにしておきます。投票は2月17日まで。
>>>楽天銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
3ヶ月ものが0.10%、2年ものが0.15%となる、楽天銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」。あなたの評価は?(投票は3月17日まで)
>>>投票はこちら