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関西アーバン銀行:1年0.15%

執筆者: ginko (2017-3-3)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「 関西アーバン銀行:1年0.15%」です。

当サイトでも注目していたトランプ大統領の議会演説が終わりました。残念ながら新しい内容はほとんど全くなく、筆者自身はかなりガッカリでした。特に事前に氏自身が「近日中に驚くべき税制改革の発表をする」と発言しておりましたので尚更期待していたわけですが、完全に肩透かしということですね・・・。

とするとアメリカの株価も「下げ」で反応する・・・かと思いきやNYダウは初の21,000円超えということで、思いっきり好調です!要するに金融市場は今回の議会演説をかなり好意的に受け止めたということですね。

何だか甘すぎる気がしますが、その主な要因は「大統領らしい発言・ふるまいだった」ということのようです。そんな理由ありますかね?(苦笑)

期待値が低いと後がラク、ということなのかもしれませんが今一つピンと来ません。やはりそうした「雰囲気」というのは英語で直接感じないと伝わってこない気がします。英会話・・・精進しますかねぇ。

ただ一方でトランプ大統領の影に隠れがちですが、アメリカ経済も世界経済も全体的に好調に推移しているというファンダメンタルズ要因も大きいですね。アメリカの失業率も最低水準です。「雇用を守れ!」とのことですが、統計的には「完全雇用」に近いんですけれど・・・。

そうしたこともあって今朝の日経新聞によれば、世界の株式の時価総額が最大水準に迫りつつあるとか。分からないものですねぇ。筆者自身の株価見通しは引き続き悲観的ですが、このまま株価も世界経済もどんどん上昇していくのでしょうか?



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、SBI証券のソフトバンク社債を取り上げました。気になる金利はと言うと・・・

■ソフトバンク株式会社/7年もの無担保社債

・7年:2.03% ※仮条件


仮条件は「1.75%~2.35%」ということで、レンジの真ん中あたり、つまり2.05%前後になる可能性が高いとご案内しましたが、結局「2.03%」で落ち着いたようですね。

さてこの社債の購入を検討する場合にカギとなるのは、当然のことながらソフトバンクの信用力、ということになります。ソフトバンクはスプリント社やアーム社を買収するなど、絶賛「水ぶくれ」中ですからね。例の10兆円(20兆円?)ファンドもソフトバンク社の財務諸表に反映されるのでしょうか?

結果的にソフトバンクの格付けはS&Pが「BB+」、ムーディーズが「Ba1」と、投資適格を下回る「ジャンク債」水準にまで低下しています。JCRという日本の格付け機関は引き続き「A-」と投資適格の判断をしていますが、正直甘いですね。

7年以内にソフトバンクが倒産してしまう可能性は・・・低いとは思いますが、ゼロではありません。こちらの社債を検討される方は「ジャンク債を購入する」というリスク感覚を強くもって投資の可否を慎重にご判断いただければと思います。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.7」。真ん中が3つ★なのでそこそこ良い評価ですね!

とするとそれなりに好調に販売が進みそうですが果たしてどうなるでしょうか?今日から発売のようですが、その売れ行きにも注目ですね。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は3月24日まで。

>>>SBI証券の口座サービスについて詳しくはこちら

投票:http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1352

前回のコラム:http://www.old-ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=913

今回は、関西アーバン銀行の関西アーバンダイレクト定期預金を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。

皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇したわけですが、さらにトランプショックによってアメリカの長期金利が急上昇しており、それに連動する形で日本の金利も上昇しております。

足元では+0.080%ということでまたちょっと上昇しましたね。

となると更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。実際、長期金利が0.15%まで上昇した局面では日銀が「指値オペ」を行い、直ちに0.1%以下の水準まで長期金利を引き下げています。

やはり金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できないということですね。いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さて今回は、関西アーバン銀行のダイレクト専用支店「いちょう並木支店」が取り扱う「関西アーバンダイレクト定期預金」です。

支店名が「いちょう並木」なわけですから、桜の開花が近づくこの時期であろうと当然、HPでは「いちょう並木」がデザインされており、季節感がまるでありませんが、まぁ、それも個性といえば個性と言えなくもありません。

そんな「いちょう並木支店」の関西アーバンダイレクト定期預金ですが、気になる金利はこういうことになっております。

■関西アーバン銀行いちょう並木支店「関西アーバンダイレクト定期預金」

・100万円以上
1年:0.15%
3年:0.15%
5年:0.15%

・300万円以上
1年:0.15%
3年:0.15%
5年:0.15%


金額別金利」を採用していますが、全ての金額、そして全ての期間において「0.15%」が適用されておりますので、今のところ意味はありませんね・・・。

それはともかく、定期預金金利の低下が極限まで進んでしまった現状では、0.15%という水準は高金利です。

また、この金利水準をずっと維持していると思いますので安心して預けることができるのもメリットと言えるかもしれません。特に冬の定期預金キャンペーンが終了したこのタイミングでは相対的に魅力が増していると言えそうです。

ちなみに関西アーバン銀行ですが、その名の通り大阪を拠点とする地方銀行です。

2004年に関西銀行関西さわやか銀行が合併して誕生した、比較的、新しい銀行と言えるかもしれません。

資本関係としては三井住友銀行が株式の49%を保有しているほか、三井住友銀行のグループ会社が株主に名を連ねており、実質的に三井住友銀行の子会社ですね。三井住友銀行の戦略的なドミナント銀行ということなのでしょう。

実際、2010年には滋賀県を拠点とするびわこ銀行を吸収合併するなど、着実にドミナント戦略を進めています。

その関西アーバン銀行ですが、報道によれば今度はりそなグループ傘下の近畿大阪銀行との合併が検討されているようですね!もちろんそれによって信用力が揺らぐということはおそらくなく、むしろ強化されるのではないかと思いますが、ただこの「関西アーバンダイレクト定期預金」のような高水準の金利設定が維持されるかと言うと微妙そうです。

と言うのもおそらくこの近畿大阪銀行との合併はこれまでのような「吸収合併」ではなく、「対等合併」が予想されるからですね。とすると新規顧客獲得戦略やインターネット戦略もガラガラポン=一旦、白紙になる可能性はそれなりにありそうです。

今からこの定期預金を始めるとして、満期である1年後や3年後にはその答えが出ていそうですね。「高金利継続」を期待したいですが果たしてどうなるでしょうか。

ではここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利をチェックしたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

・新生銀行 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.30% ※新規顧客向け、3ヶ月
・SBJ銀行 0.30% ※新規客向け
・住信SBIネット銀行 0.20% ※キャンペーン金利
関西アーバン銀行 0.15% ※いちょう並木支店
・オリックス銀行 0.12%
・東京スター銀行 0.10% ※6ヶ月
・新生銀行 0.05% ※2週間満期
・ソニー銀行 0.05%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.01%


やはり関西アーバン銀行の金利はまずまずの好水準ですね。

ではこの、1年もの金利や3年もの金利が0.15%となる、関西アーバン銀行の「関西アーバンダイレクト定期預金」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・相対的に金利が高いことを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は4月3日まで。

>>>関西アーバン銀行の「関西アーバンダイレクト定期預金」について詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html

1年もの金利や3年もの金利が0.15%となる、関西アーバン銀行の「関西アーバンダイレクト定期預金」。あなたの評価は?(投票は4月3日まで)  >>>投票はこちら

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